安全な暮らしのために《11》自転車
防犯対策のコツ グッズ活用し盗難被害防ぐ/安全生活アドバイザー 佐伯幸子
(6日付け公明新聞より) 子どもから高齢者まで自転車は身近な乗り物ですが、運転免許が不要でも「軽車両」ですので、道路交通法を守らなくてはなりません。
ところが「車道の逆走」や、スマホを見ながらの「ながら運転」、よそ見、急な飛び出しなどはよく見る危険行為です。
歩行者やほかの車両にも迷惑をかけ、人命に関わる重大な事故を招くこともあります。
自転車を運転する人は、交通標識や交通法規、安全な運転の仕方などを再確認しておきましょう。
誰でも自転車事故の加害者、被害者どちらにもなり得ます。
自転車保険の加入が「義務」「努力義務」のいずれかは自治体によりますが、「区民交通傷害保険」(保険料年額数千円程度) など自治体による保険もありますので、加入して備えることも大切です。
個人で加入している傷害保険や自宅の火災保険などに、自転車事故を含む「個人賠償責任保険」がセットになっているかも確かめておきましょう。
また、自転車は購入した際も他人から譲り受けた場合も防犯登録は確実に行ってください。
ワイヤーロックやそのほかの自転車用防犯グッズを活用し、防犯カメラのある安全な場所に駐輪して盗難被害を避けましょう。
電動アシスト自転車はバッテリーだけ、高額自転車はパーツだけあるいは丸ごと盗まれることがありますので、駐輪、保管場所には要注意です。
防犯登録済みであれば、個人を特定されないよう自転車に住所・氏名を書くのは避けて、類似したほかの自転車との区別が明確になる工夫をしましょう。
シールやテープ、ペイントを施す、また見えにくい部分に印を付けるなどして、さまざまな角度からの映像や画像を記録しておくと、自分の自転車であることを証明しやすくなります。
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自転車 <あきひログ
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