党公式ユーチューブ番組 「山口なつおチャンネル」より
(今日の公明新聞から) 動画投稿サイト「ユーチューブ」で、国民が知りたいと思うことに公明党の山口那津男代表が答える「山口なつおチャンネル」。
9日に配信された動画では、山口代表が「日本を、前へ。公明党3つの挑戦」をテーマに語りました。
発言の要旨を紹介します。コロナ禍で経済や社会が傷み、ウクライナ情勢で国民も不安を募らせています。
こうした国民の不安を取り除き、安心を届けることが必要となります。
公明党はネットワークの力を生かして、政策実現力を存分に発揮し、日本を前へ進めるため、「3つの挑戦」を掲げました。
■経済再生し賃上げと雇用拡大
【経済再生】
第一の挑戦として、経済を再生し、賃金アップと雇用拡大を図ります。
(これまで公明党は) 物価高から生活を守る対策を推進、実現してきました。国民生活総点検運動を展開し、4300件を超える声を基に緊急提言を2回行い、政府・与党で総合緊急対策を決めました。
その柱は、原油高の抑制や、地方創生臨時交付金を拡充して給食費などの値上げを抑えることなどです。また、補正予算を成立させて、これからの不測の事態に備えました。
第一の挑戦の具体策としては、人への投資を進めます。まずは賃金アップです。公的給与では、看護師や介護士などの給与引き上げを図ります。民間では、税制と補助金を活用して(賃上げを) 促します。
脱炭素化に向け、太陽光、風力、水素などのクリーンエネルギーへの転換も進めます。デジタル化を進めるため、5G(高速大容量の通信規格) などデジタル基盤を整えるとともに、テレワーク、オンライン診療、自動運転などを推進します。
■全世代を守る社会保障を構築
【社会保障】
第二の挑戦として、全世代を守る社会保障の構築を進めます。
これまで(自公) 連立20年の中で、子育て支援策を大幅に拡充し、児童手当の増額や、三つの教育無償化(①幼児教育・保育の無償化②私立高校の授業料実質無償化③大学などの高等教育無償化) を実現しました。
こうしたことを背景に、これからは「子育て応援トータルプラン」を策定し、子育て・教育を国家戦略に高める大きな構想をつくり出します。具体的には、給付型奨学金の拡充、高校3年生までの医療費無償化、出産育児一時金の引き上げなどを進めます。認知症やヤングケアラーへの支援も拡充します。
■平和と安全保障に全力尽くす
【平和と安全保障】
第三の挑戦として、平和と安全保障に全力を尽くします。(ロシアによる) ウクライナ侵略を断固として許さないという決断とともに、避難民への人道支援が重要です。その上で、専守防衛のもと、日米同盟を基軸として抑止力を一層向上させ、必要な防衛力を確保します。非核三原則を堅持し、核兵器禁止条約批准への環境も整備します。