将棋のまち高槻
「将棋のまち高槻」の着実な推進を求める決議 可決成立
24日(木)、本会議5日目、議員提出議案3題が提案されました。⑴ 介護職員の処遇改善に関する手続の簡素化と対象職種の拡大を求める意見書について(高島 佐浪枝 議員)、⑵ 地方創生と感染症対策に資するデジタル化の推進を求める意見書(五十嵐 秀城 議員)、⑶ 「将棋のまち高槻」の着実な推進を求める決議(私)、いずれも公明党議員が登壇し、審議の結果、可決されました。
*
(以下、私の方で提案理由のご説明をした“「将棋のまち高槻」の着実な推進を求める決議”文をご紹介いたします)
議員提出議案第4号、「将棋のまち高槻」の着実な推進を求める決議について、ご賛同議員のご了承をいただきまして、私の方から案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
**
高槻市は歴史的に将棋とゆかりの深い地域である。
高槻城跡からは将棋駒が大量に出土し、本市の貴重な文化財となっており、また明治以降、本市から棋士が排出され、現在も高槻市出身や在住の、本市ゆかりの棋士が多数、将棋界で活躍している。
こうしたことから、将棋は本市を特徴づける歴史文化と言える。
さらに将棋は、集中力・思考力のみならず、礼儀作法や道徳心の醸成といった教育水準の向上への貢献という観点からもその効果は大きいものがある。
そのようなことから、本市は平成30年9月に公益社団法人日本将棋連盟との間で、全国の自治体で初めて包括連携協定を締結し、同協定に基づき、相互連携の下、将棋文化の普及発展に取り組んでいる。
さらに令和3年2月、将棋連盟において、西日本の拠点である関西将棋会館の、高槻市への移転誘致に応じる決定がなされた。
同会館の移転は本市の歴史に残る喜ばしいことであり、本市議会は、将棋連盟の決断に対し、敬意を表するところである。
このように高槻市においては、今まさに全国有数の「将棋のまち」となる条件が十分に整い、市民の機運も高まっているところである。
高槻市民憲章には「高槻は 文化の華を 咲かすまち」とうたわれている。
本市議会は、今後も本市行政と市民、そして将棋連盟が、関西将棋会館の所在する地方自治体として相互に連携を深め、大きな文化の華を咲かせ続けるべく、本市が誇るべき将棋文化を後世に継承するとともに、本市の教育水準向上につなげ、加えて「将棋のまち高槻」と全国から認められ注目されるまちを目指し、将棋文化振興施策を着実に推進することを強く求める。
以上、決議する。 令和4年3月24日 高槻市議会
*
将棋のまち 高槻 <高槻市ホームページ