今日の公明新聞
公明、選対本部を設置/山口代表、9選挙区、比例800万票めざす
今日から4連休がはじまりました。子どもたちも夏休みでご家族で過ごせる貴重な時間ですね。19日の海の日が22日へ、10月の第2月曜日(スポーツの日)が23日へ。明日は東京五輪の開会式となっています。オリンピック・パラリンピック開催に伴っての4連休です。
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公明党は21日午前、東京都新宿区の党本部正面玄関前で山口那津男代表、石井啓一幹事長らを中心に、「第49回衆議院選挙対策本部」の看板掛けを行い、今秋までに実施される次期衆院選の必勝を期して「結束も固く前進しよう!」と誓い合った。
その後、党本部で開かれた中央幹事会で山口代表は、衆院議員の任期満了(10月21日)まで3カ月となったことを踏まえ、「選挙に臨む側として(自民、公明両党の)選挙協力も現場で進めながら、選挙への備えをしっかりと進めてまいりたい。
私自身が先頭に立ち、勝利に向けて全力で頑張っていく決意だ」と力説した。その上で、目標として候補を擁立する小選挙区9人の全員当選と比例区800万票の獲得をめざすと強調し、「党の総力を挙げ、団結して進んでいこうではないか。頑張ろう!」と力強く呼び掛けた。
衆院選に挑む公明党予定候補は、第8次公認時点で小選挙区9人、比例区26人の計35人。
公明党は今月8日、全国県代表懇談会を開き、コロナ禍での実施が見込まれる衆院選の目標達成に向け「容易なことではないが、それを突破、達成する道は必ずある」(山口代表)として、短期決戦と心得て決意新たに各地での取り組みを加速させている。
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東京五輪 あす開会式
宮城、静岡、茨城除く 全会場が無観客 東京五輪2020+1
東京五輪は新型コロナウィルスの影響による史上初の1年延期を経て、新設された国立競技場で23日夜に開会式を迎える。1964年大会以来、57年ぶりに日本の首都に戻ってきた世界最大のスポーツ大会。
開催都市の東京都が緊急事態宣言下にある中、コロナ禍の異例の開催となる。大会には北朝鮮を除く205か国・地域(ロシア選手は個人資格参加)、難民選手団を合わせて約1万1000人の選手が参加する予定。
開会式に先立って21日に競技がはじまり、口火を切ったソフトボールの1次リーグ開幕戦で日本がオーストラリアに勝利した。国内の聖火ランナーはコロナの影響により、20都道府県で公道での走行が全てもしくは一部取りやめになった。
最終日の23日には都庁の都民広場で到着式が実施され、夜に国立競技場での開会式で聖火台に最終点火される。
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コロナ克服へ世界の連帯発信/記者会見で北側氏
公明党の北側一雄中央幹事会会長(副代表)は21日、東京都新宿区の党本部で記者会見し、開幕に先立ち同日に福島県などで競技が始まった東京五輪について、「世界中で新型コロナの感染が広がる中、成功させることは、とても大事だ。
国際社会、世界が一致してコロナを克服していくという発信ができればいい」との見解を示した。その上で、東京五輪でアスリートが活躍する姿を通じて「未来に対する希望や喜びが世界中に発信されるのは重要だ。
全世界の人たちに少しでも希望を持っていただけるような大会にしてもらいたい」と語った。
大会関係者に感染者が出ていることには、「きちんと検査を行っている証拠だ」と指摘。「検査をしっかり行うとともに、万が一、陽性者が出た場合でも、さらに感染拡大につながらないよう大会組織委員会など関係者は、しっかり対応してもらいたい」と述べた。