公明新聞「北斗七星(10日)」より
一昨日の公明新聞“北斗七星”から、「健康で長生きしたい」という願望は多くの人が抱く。とりわけ古代から、権力を欲しいままにした支配者は、長寿の欲が強いようだ。
紀元前3世紀に初めて中国を統一した秦の始皇帝は、“不老不死の薬”を探すよう全土に命令を発した。最後は神秘の妙薬と信じて水銀を飲み、それで命を落としたとの説もある。
◆生物である以上、当然、死は避けられない。科学的に見れば、もし、ずっと死なない生物があれば、いつしか環境の変化に適応できなくなり、種そのものが死に絶えてしまうという
◆それを避けるため、誕生と死が繰り返され、多様な子孫を生み出し、後世まで種が生き残れるようにする。「死は進化を実現するためにある」のだそうだ(小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』)
◆私たちの一生を考えても、生は有限であるからこそ、貴重な時間を無駄にせず、目標を実現しようという意欲につながる。時間が無尽蔵に与えられ、何の制約もなかったら、ダラダラと無為に時を浪費してしまうのが人間の性だろう
◆東京都議選の投票日まで、あと24日。決められたゴールに向けて、公明への支持拡大が急務。「あれをやれていれば」という思いを残さぬよう、貴重な時間を有効に使いきりたい。きょう6月10日は、時間の大切さを教える「時の記念日」でもある。
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「時の記念日」は、日本で初めて水時計による時の知らせが行われたことを記念して制定された記念日だそうですね。365日、24時間、悩み多き日々ですが、前を向いて今日を精一杯頑張りたい!!