あの日忘れず、未来へ 各地で追悼 復興への祈り
12日(金)公明新聞より、“東日本大震災の発生から10年目を迎えた11日、澄み切った早春の空に朝日が昇り、被災地は柔らかな光に包まれた。
福島県いわき市の薄磯海岸の浜辺には、朝焼けの海に向かって祈る女性の姿があった。
どうか安らかに――。宮城県亘理町の荒浜防災公園では、慰霊碑に向かい犠牲者へ鎮魂の祈りをささげる人が相次いだ。
午後2時46分。地震発生時刻には各地で黙とうが行われた。岩手県宮古市田老地区の防潮堤では、市立田老第一小学校の児童が、追悼と復興への願いを込めて、大空へと風船を放った。
いまだ困難が続く被災地の人々は、あの日を忘れず、未来へと進み続ける。=東日本大震災取材班”
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風化防止 誓い合う 政府主催式典に山口代表ら出席
“東北地方を中心に未曽有の被害が出た東日本大震災から10年を迎えた11日、政府主催の追悼式が東京都千代田区の国立劇場で営まれた。
天皇、皇后両陛下、菅義偉首相ら三権の長、公明党の山口那津男代表、石井啓一幹事長のほか、遺族代表ら約210人が出席。
地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙とうし、犠牲者に哀悼の意をささげるとともに、風化の防止を誓い合った。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されたため、2年ぶりの開催。政府主催の追悼式は今回で最後となる。
首相は式辞で「復興は着実に進展している」と強調。一方でコロナ禍もあり住民生活はなお苦しいとして「福島の本格的な復興・再生、東北復興の総仕上げに全力を尽くす」と表明した。
天皇陛下はお言葉で、「被災した地域の人々に末永く寄り添っていくことが大切であると思います」と述べられた。”
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あの日を忘れない・・・
改めて震災で亡くなられた方々に心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。あの日を忘れず、未来へ進みたい。
宮城県北部で大地震「東北・関東方面の被災された皆様へ心からお見舞いを」 <あきひログ(2011年3月12日)
東日本大震災 <あきひログ