公明新聞「北斗七星」より
4日(木)公明新聞「北斗七星」の記事、“「私は決して失望などしない。どんな失敗も新たな一歩となるからだ」とは発明王・エジソンの言葉だ。
◆先日放送されたNHKの番組「奇跡のレッスン」を見て、この名言を思い出した。各分野で活躍するトップレベルの“最強コーチ”が子どもたちに1週間の特別授業を行う番組。
今回は将棋の森内俊之九段(永世名人)が、横浜市立中学校の将棋部の生徒たちを指導した
◆レッスンで森内九段は、2009年のNHK杯決勝で圧倒的優勢だった最終盤で詰めの一手を誤り、羽生善治名人(当時)に「50年に1度の逆転負け」と報道されるほどの敗北を喫した映像を紹介。
生徒たちに解説しながら、実際には指せなかった詰めの最善手を学ぶ教材にしたのだ。
◆普通なら思い出したくもない大失敗を振り返り、「一番大事な所で間違ってしまって悔いの残る将棋でした。痛恨の一局、鮮明に覚えています」と述懐。
負けたことを糧に進んでいくことの大切さを生徒たちに伝授。さらに一人一人が弱点を克服し長所を伸ばせるよう、練習対局の中でアドバイスしていた。
◆長期化するコロナ禍。誰もがストレスを抱えている。しかし未曽有の事態に思考停止になり挑戦を避けていては、未来は開けない。状況の変化に対応し、失敗からも多くを学んでいく「知的柔軟性」を身に付けたい。”
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この日の“北斗七星”に、「文字は人を救う」とは、このことだと感動しご紹介。
ある面では、コロナ禍にあっても人々は文明の利器を用いて、ZOOMアプリやLINE等で、ZOOM〇〇会など人とのつながりをつくり前進して行こうとされている方々をニュース等で見ました。団結こそ力。すごい知恵だと感じます。
私の好きな言葉に、「断じて負けない」、「心こそ大切」、「建設は死闘 破壊は一瞬」、「ピンチこそチャンス」、そして「人間が満足を覚ゆるのは努力にあり、成功においてではない。十分な努力は完全なる勝利である」(マハトマ・ガンジー)があります。
「私は決して失望などしない。どんな失敗も新たな一歩となるからだ」(エジソン)も・・・諦めない心、勇気をいただける言葉。今日から明日へ、「断じて勝利を!!」との思いに。
どんなに辛いことがあっても明るい未来が必ず来ると信じて。「冬は必ず春となる」、とともどもに前進していきたいと思いす。
将棋の“歩”のように一歩一歩前進、いつかは“と金”に
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ところで、将棋と言えば・・・
令和3年3月1日、令和3年3月高槻市議会定例会の開会に当たって、濱田市長が本会議場で述べた内容に
“本市は平成30年に公益社団法人日本将棋連盟と包括連携協定を締結し、様々な取組を協力して進める中、大阪市内にある関西将棋会館の本市への移転について提案しておりましたが、先月22日、日本将棋連盟の臨時棋士総会において、関西将棋会館を本市へ移転する方針が決定されました。
関西将棋会館は、全国から棋士が集い、年間を通して対局が繰り広げられる日本将棋連盟の西日本唯一の拠点施設であり、移転により、本市の知名度の飛躍的な向上も期待できることから、将棋のまちづくりを推進している本市にとって大変喜ばしく、心から歓迎するものです。
今後、日本将棋連盟と覚書を締結するなど、関西将棋会館の移転に向けた取組を進めてまいります。”
高槻から未来ある多くの棋士が生まれることを期待しています。