高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

奇跡を起こした人

□公明新聞 党活動 / 2021年1月9日

公明新聞「北斗七星」

05295A77-FEBD-4111-B148-16F930483B7F8日(金)、公明新聞の北斗七星の内容に感動。

「私の心が歌い出した」。ヘレン・ケラーが手に流れる水の名前を「WATER」であると知った瞬間の気持ちを後にこう表現している。

◆その後、3カ月で約400語の単語を覚えたヘレンは、見えない・聞こえない・話せないという三重苦を乗り越え、米最難関の大学で学問を習得。

全米各地、世界各国を巡り障がい者福祉の向上に尽力した。その偉大な生涯は彼女の教育に人生を捧げたアン・サリヴァン先生の存在なくして考えられない。

◆しかし、サリヴァンが幼児期の数年間、失明していたことはあまり知られていない。手術で視力を回復し、最優秀の成績で学校を卒業した若きサリヴァンに、ヘレンへの教育を求める依頼があった。

障がいを克服した自身の経験を踏まえ、手に指で文字を書いて対話する指話を駆使し、大学の授業もヘレンの横に座り伝え続けたサリヴァン。

その献身ぶりは「奇跡を起こした人」と称賛された◆サリヴァンの死後、各国を巡った講演旅行では戦前戦後を通じて日本にも3度訪れている。

ヘレンの自伝を翻訳した親友・岩橋武夫の招きだ◆「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています」と語ったヘレン・ケラー。

コロナ禍の今、どんな難局も助け合うことで乗り越えていける。そういう社会を築きたい。