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「点字こうめい」創刊40年

□公明新聞 党活動 / 2020年11月5日

公明新聞〈3面〉2020/11/05 巻頭メッセージ 福祉刊行物の継続 意義深い

59F60A2F-6BEA-4D89-89AD-0C20331E4689公明党の視覚障がい者向け機関誌「点字こうめい」が、11月発売の第81号で創刊40年を迎えました。と今日の公明新聞記事をご紹介。

ここでは創刊40年に寄せた山口那津男代表の巻頭メッセージと、今号の主な内容を紹介します。

点字こうめいの内容は、公明新聞電子版か「公明出版サービス」のサイトで読むことができます。

■(巻頭メッセージ)福祉刊行物の継続 意義深い/公明党代表・山口那津男

公明党が刊行する「点字こうめい」が、今号で創刊40年を迎えました。これまで支えてくださった読者をはじめ、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。

かつて視覚障がいのある方々と一緒に、サクランボ狩りへ行ったことがあります。農園側の配慮で実がある枝まで手を引いてくれて、共に楽しい時間を過ごすことができました。

「生まれて初めて自分で実を取って、その場で食べる経験をしました」と口々に喜んでいる光景を目にして、視覚障がいのある方にとって「触れる」という行為は、社会との重要な接点であると再認識した思い出があります。

今、新型コロナウイルス感染防止のため、人との間隔を取る生活が推奨され、視覚障がいのある方々にとっては、これまで以上に日々の暮らしに不自由を感じる場面が多いと推察します。

コロナ禍にあって、公明党に「特別定額給付金の通知書類に音声コードを付けてほしい」との要望があり、多くの自治体が導入しました。

また、家賃支援給付金についても、当初は誓約書には自筆のサインが必要でしたが、公明党の推進で代筆が認められるようになりました。コロナ禍の克服に向けて、誰一人取り残さない――。公明党はこの決意で今後も働き続けます。

結党以来、「大衆福祉」の推進役を担ってきた公明党が、点字による出版物を刊行し続けてきたことは大きな意義があります。今後も「点字こうめい」は、読者の皆さまへ有益な情報を伝える媒体としての役割を果たしてまいります。

■(特集)本誌の制作過程をルポ/「私わ」など独特の規則で点訳

2020-11-05今回の「特集」は「『点字こうめい』ができるまで」と題し、本誌の制作を依頼している東京都新宿区の日本視覚障害者団体連合(日視連)点字出版所を訪ねました。

点字こうめいは、党の機関紙・誌に掲載した記事の転載ではなく、全てオリジナルの原稿で構成されています。

記者が執筆した原稿はメールで日視連へ送られ、点字化(点訳)されます。点訳は意味や発音を考慮してスペースを入れたり、本来は「私は」と表記するところを発音通りに「私わ」とするなど、独特のルールに基づいて行われます。

点訳された原稿は、点字プリンターで紙に仮印刷した後、触読する人と送信原稿を確認する人が2人一組になって点訳ミスがないか読み合わせていきます。

校正に問題がなければ、二つ折りにした亜鉛板に点字製版機で点字を打ち込んで原版を作ります。その後、専用の点字用紙をはさんで印刷しますが、この段階で間違いを見つけた場合は、原版を金づちでたたいて修正し、原版を完成させます。

同出版所の中山敬課長は、「点字こうめいは毎回、点訳しながら読んでいて非常に興味深く、ためになる」と言います。10年ほど前から購読している東京都世田谷区の大竹博さんも、「最新号のデータは公明党のホームページでも公開されていて、急いでいる時などは読み上げソフトを利用できるので便利」と語っていました。

特集の後半では、日本点字図書館の田中徹二理事長が、音声訳の現状と点字文化の継承などについてコメントしています。

■「特別寄稿」「人間登場」「話題」も充実の内容

各界の著名人がメッセージを寄せる「特別寄稿」。今回は医師で作家の鎌田實さんが、「コロナに負けない工夫を~体を動かし、人とつながろう~」との一文を寄せ、コロナ禍で大切なのは「物理的には離れていても、社会的につながっていること」と呼び掛けています。

全盲や弱視で活躍している人を紹介する「人間登場」は、全盲のシンガー・ソングライターとして、熊本県を拠点に活動する大山桂司さんを取り上げました。

熊本地震の被災地や高齢者施設などで精力的に歌を届ける大山さん。音楽活動の傍ら、視覚障がい者が線路に転落した際の対処法を考える体験会を主催し、障がい者が暮らしやすい街づくりを模索しています。

このほか、視覚障がい者に関する社会の動きを伝える「話題」では、暗闇や音のない世界で視覚や聴覚に障がいのある人の日常を体感できる日本初の施設「ダイアログ・ミュージアム『対話の森』」を紹介。

公明党の最近の動きをまとめた「公明党フラッシュ」は、新型コロナでダメージを受けた国民の暮らしを守る主な支援策を解説しました。