有効利用されている
スラグという資材を知り
「スラグ」とは、溶融スラグ、廃棄物溶融スラグとも呼ばれるそうで、廃棄物や下水汚泥の焼却灰等を1300℃以上の高温で溶融したものを冷却し固化させたもののこと。
近年では建設・土木資材としての積極的な活用が進められているそうです。
溶融・固化することにより、高熱でダイオキシンや揮発性の重金属が無害化されるというメリットがあり、コンクリート用や、道路用の骨材として制定されているとも。
コストの面からもU型側溝やその蓋、歩道と車道の境界を示すブロックなどに利用されていると記されています。
本市では、特別な使われ方(?)がされているみたいで、雑草が繁茂するところに、除草後、スラグを10~15cmの厚みに敷き詰めることで、スラグどうしの間に空間ができ、雑草が生えにくくなるようです。
生えても根が張りにくく、そのため抜きやすいとのことで、雑草の繁茂に苦慮していた地域では、“スラグ”の実証実験として半年間行い、その効果を確認し、有効利用されているとのことです。
先日、周辺地域で同様の市民相談をいただいき、相談・検討の結果“スラグ”を利用してみようということに決定したところです。広範囲なので敷設には少し時間がかかりそうですが。