まだまだ油断は
緊急事態宣言 大阪、兵庫、京都を解除
(公明新聞より)政府は21日、新型コロナウィルス感染症対策本部を開き、流行が落ち着いたと判断した大阪、兵庫、京都の関西の3府県で緊急事態宣言を解除した。
埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏4都県と北海道では宣言を継続する。
安倍首相は、「新規の感染者は確実に減少しており、医療のひっ迫状態も改善傾向にある。今の状況が継続されれば、25日にも専門家に評価してもらい、解除も可能となるのではないか」との認識を示し、外出自粛などへの協力を継続するよう求めた。関西3府県では「感染拡大を防止しながら、社会経済活動を再開する新たな日常がはじまる」と述べた。
西村経済再生担当相は、関西3府県は解除の目安の、「直近1週間の10万人当たりの新規感染者が0・5人以下」をいずれも満たしており、解除が妥当と判断されると語った。
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市ホームページ(21日更新)には、特別措置法による緊急事態宣言の解除について((新型コロナウイルス関連)として
4月7日、内閣総理大臣から新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出されましたが、5月21日に、大阪府に対する緊急事態宣言が解除されました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市民の皆様には、引き続き、国・府・市から発信される正確な情報をもとに、対応・行動してくださいますようお願いします。
引き続き、感染拡大を予防する「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、接待を伴う飲食店など、これまでにクラスター(集団感染)が発生した施設や「三つの密」を避けるとともに、不要不急のレジャーなど、府県をまたいだ移動を控えてください。
また、市では、「高齢者の命を守る!高槻市新型コロナ防衛アクション」を策定し、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方の感染を防ぐことで大切な命を守るとともに、医療崩壊を防ぎつつ、社会経済活動を維持するための取組を進めます。
とされていて、大阪などは解除されましたが、新型コロナウィルスがなくなったわけではありません。全国でも感染者累計が17,000人超と報道されているように、まだまだ油断できません。
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同日の公明新聞には、世界の感染者は500万人超、新型コロナ、一日の増加数、過去最多との記事。
日本時間21日、累計500万人を超えたと伝えています。世界保健機構(WHO)によると、過去24時間での増加数は10万人超えと過去最多を記録。
欧米で勢いが鈍化する中、中南米で深刻化していると。4月はじめに100万人に達した世界の感染者は、1か月半余りで5倍に。
WHOのテドロス事務局長は20日、中低所得国での猛威に懸念を示し、「パンデミック(世界的流行)の道のりはまだ長い」と強調したといわれているように、世界的にはまだまだ厳しさを感じます。