高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

命の道を

□議長公務 式典・イベント 視察・研修会 / 2020年2月13日

高速自動車道市議会協議会 第46回定期総会に出席

20200212_230826792_iOS12日(水)、東京千代田区の“都市センターホテル”で開催されました「高速自動車道市議会協議会 第46回定期総会」に会員市の議長として出席してまいりました。

総会は、会長市である富山県魚津市の議長のごあいさつからはじまり、来賓あいさつ、そして、「高速道路に関する最近の話題」として、国土交通省道路局高速道路課長より講演がありました。

講演での、“この日の話題”として、⑴高速道路ネットワーク整備について、⑵スマートインターチェンジについて、⑶中京圏料金体系の見直しについて、参考として令和2年度道路関係予算案などが報告されました。

講演終了後、事務報告ののち協議に入り、⑴平成30年度会計決算について、⑵令和2年度活動方針案について、⑶令和2年度会議・要望活動日程案について、⑷令和2年度予算案について、⑸その他と進みました。

中でも、活動方針案については、高規格幹線道路等により形成される高速道路ネットワークは、物流や観光などによる経済効果をもたらすほか、地域間交流を活性化させるなど、地方創生を支え、国土の均衡ある発展に寄与する重要な社会基盤である。

また、救急患者の搬送時間の短縮等により、広域救急医療を支えるほか、震災などの災害時には、救援、復旧活動のための緊急輸送路として使用されるなど、「命の道」としての役割を果たしている。

しかしながら、高規格幹線道路網の進捗率は全国で85%に達したものの、整備が大幅に遅れている地域など未整備区間が多く残されていることから、効果が最大限に発揮されていない状況にある。

このことから、高規格幹線道路網の早期整備に向けた必要財源の確保や、高規格幹線道路を補完する地域高規格道路の早急な整備などが求められており、さらに、高速道路の整備の推進と同時に、既存施設における老朽化対策も急務となっている。よって、下記の目標及び活動方法により、その実現を図るこことする。

重点目標として、⑴高規格幹線道路網14,000キロメートルの早期整備、⑵未整備区間の早期解消による国土の均衡ある発展の実現、⑶暫定2車線区間の4車線化の早期実現、⑷予防保全による老朽化対策の促進、⑸頻発する自然災害に備えた災害対策等の強化とされました。

本市では、  平成30年3月に高槻JCT・IC~神戸JCT(43・1km)の全線が開通し、現在は、令和5年を目指して、高槻JCTから八幡京田辺JCTの完成に向けて取り組んでいるところです。

また、大津JCTから城陽JCTも同年完成を目指しており、名古屋と神戸を結ぶ約170キロメートルの高速自動車国道が完成するのも遠くないよう。

協議については、さらに進み役員改選、新旧会長市あいさつと続きました。令和2年度の新会長市は東海部会の静岡県御殿場市の議長が就かれ、高槻市も次年度は、“理事市”としての役割をいただくことになっております。