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□議長公務 視察・研修会 議会活動 / 2019年8月27日

議会だより編集委員会の行政視察

IMG_2193「議会広報と議会だよりの編集について」のテーマで、21日(水)初日に長野県長野市議会、翌22日(木)は佐久市議会を視察させていただきました。

長野市では、寺沢副議長からごあいさついただき、佐久市では吉川委員長にごあいさつと、ご説明をいただき、両市には大変お世話になりました。

はじめに長野市は、人口376,491人(令和元年7月1日現在)で、面積834・81キロ平方メートルのまち。“ながの市議会だより”は市内全世帯等158,900部を年4回発行されています。

一般質問の掲載については、創刊が平成5年で刊行以来行われており、質問議員全員が対象となっています。

市議会の議員数は39人で“議会報編集委員会”は8人。一般質問の前日に編集委員会を開催し、紙面構成など質問議員に通知をされています。

質問議員が自ら執筆されますが、特に編集委員会として、問答等が適当かどうか、編集方針に沿って作成されているかを確認されます。

課題として、自己主張のアピールだけでは、これまでの形式と異なることから、議会運営委員会で協議・決定し、申し合わせ事項として明確化され、編集方針に沿った形式で刊行されているということでした。

本市では従前から、市内全世帯164,200部を、年6回発行。昨年の議会運営委員会での議会改革の議論に基き、一般質問については、選択制から全議員の掲載に向けて話し合い、今年度は6月と9月の定例会分で全員掲載の形式で試行実施しているところです。

申し合わせ事項を編集方針として、質問議員が執筆。年度途中ということもあり(予算が決まっていることから)、質問議員の人数によって行数が変動することになっています。

次に佐久市ですが、人口98,908人(令和元年6月1日)で、面積423・51キロ平方キロメートルのまち。“佐久市議会だより”は“ギカイの窓”の愛称で、市内全世帯に35,300部を年5回発行されています。

市議会の議員数は24人で、“広報広聴委員会”は副議長はじめ各委員会委員長と選出議員の構成され、特別委員会として、任期2年の設置をされているところが印象的でした。

また特集記事など、当番表により委員が取材されていて、広報広聴に注力されていることがわかりました。

本市では“議会だより編集委員会”として、正副議長と議運構成会派からの選出委員7人の計9人で任期は1年となっており、“雑記帳”など編集委員がタイムリーで季節感のあるコラム的な記事を作成しています。

それぞれのまちの特長を生かした“議会だより”、他市の利点を学ばせていただきながら、これからも、高槻市議会らしい、より質の高い内容を、市民の皆さんにお伝えしていくことが大切なことだと感じています。