令和元年度 高槻市コミュニティ市民会議定期総会へ
コミュニティ市民会議の定期総会開催にあたり、市議会を代表してごあいさつに伺いました。皆さま方には、平素より地区コミュニティ活動の推進、並びに、地域住民の福祉の向上や豊かな地域社会の実現に、多大なるご尽力をいただいておりますことに、厚くお礼を申し上げます。
昭和51年の結成以来、住みよいまちづくりの実現に向け、着実な歩みを続けられ、現在では、全地域を網羅した32の地区コミュニティを構成員とする組織にまで発展を遂げられました。改めまして、その長年にわたるご尽力に対しまして、深い敬意と感謝を申し上げます。
近年、人口減少や少子高齢化、核家族化の進展など社会経済情勢の変化や人々の価値観、ライフスタイルが多様化し、住民のニーズや地域の課題も非常に複雑・多様化してきておいります。
また、昨年は大阪北部地震や台風21号など、多くの災害に見舞われましたが、自治会が果たした役割など、改めて地域における人と人とのつながりの大切さや、災害に対する日頃からの備えの大切さが見直されています。
災害に係る被害の軽減を図るためには、市民一人ひとりが平素より災害に対する備えをするとともに、「自分たちのまちは自分たちで守る」という住民一人ひとりの防災意識を高めること、そして、住民同士の連帯感や信頼関係によるコミュニティ意識の高い地域社会づくりが必要であり、自治組織の果たす役割への期待がますます大きくなってきているものと存じます。
市議会といたしましても、今後とも、市民の皆さまのご理解とご協力のもと、「高槻に住みたい、高槻に住んでよかった」と実感していただけるような地域のまちづくりの実現に努力してまいります。
皆さま方におかれましても、本日の定期総会を契機として、今後とも、コミュニティ活動を積極的に推進していただくとともに、地域福祉の向上にご尽力いただきますようお願い申し上げます。
そして、高槻市コミュニティ市民会議様のますますのご発展と、皆さま方のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
コミュニティ推進室 <高槻市ホームページ