向こう三軒両隣
地域の防災訓練へ
行楽の秋、地域では様々な行事が行われています。地元自治会はバスツアー、私は行けなかったのですが、皆さんお気をつけて、楽しんできていただきたいと思います。本当は行きたかったのですが・・・でも天気になって本当に良かったですね。
今朝は少し肌寒さを感じながら、いつものバス停交差点から私もスタート。バスツアーへ行かれる方々のお見送りも。
さて、今日は地元コミュニティセンターで、防災訓練が行われました。大事なことですね。妻はスタッフとしてお手伝いに。
たくさんの地域の方が参加され、連絡協議会役員の皆さん、方面隊等の皆さん、お疲れ様でした。濱田剛史市長もご多忙の中かけつけて来られ、皆さん喜ばれていました。
私も開会に当たり、ごあいさつをさせていただきました。はじめに、大阪北部地震や台風21号で被災された皆さまへの心からのお見舞い。そして平成7年1月17日、5時46分。皆さん憶えていますか!?と、震度7で大きな被害に遭った阪神・淡路大震災。あの日から約23年。
防災訓練では適切にできても、いざとなった場合は戸惑うことも多いのではないでしょうか!? そこで自助・共助・公助は皆さんご存知の通り大切な取り組みです。自分や家族を守る「自助」、今日の訓練のように地域で守り合う「共助」、公の機関が市民の生命を守る「公助」があります。何かあったら市役所に連絡されると思いますが、公助としての救助には時間差が生じます。
そこで最近、注目されているのが「近助(向こう三軒両隣)」です。
阪神・淡路大震災で生き埋めになった約35,000人のうち近隣住民が助けたのが約77%、防災関係機関が助けたのが約19%といわれています。亡くなった方の96%が地震発生後約14分以内に亡くなりました。このことからも、「共助」「近助」の意識が重要だと思います。
どうか今日の訓練は、皆さんと協力し合いながら、私も真剣に学ばせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。と
訓練は、受付からはじまり、担架の使い方から簡易担架のつくり方(物干し竿と毛布)、備蓄品であるマットの紹介、自治会自主防災組織の皆さんによる消火器の使い方訓練、簡易テントの紹介や使い方、アルファ化米のカレーライスの配給等々。午後からは暑くなってきました。
終了後、役員の皆さんと後片付けをして、反省会も。今日の半日、本当にお疲れ様でした。次は来年2月10日の高槻市全域大防災訓練でお会いしましょう。