雨水貯留施設 完成後の視察
高槻市の浸水被害の軽減を目指して
昨日は公明党議員団で、6月末に完成した「雨水貯留施設」の視察をさせていただきました。
平成24年8月14日、本市に1時間当たり110mmの集中豪雨が降り、247箇所の床上と597箇所の床下の浸水被害に遭いました。
議員団としましても直後から豪雨対策の要望活動を行ってきましたので、この度の完成した姿には、まちの防災・減災の構築に心から感動をした次第です。
本市は、平成25年2月に「高槻市総合雨水対策基本方針」、27年2月に「高槻市総合雨水対策アクションプラン」を策定。目標として、浸水被害から人命の安全を図ることと。できる限り都市機能の確保や個人財産の保護を図り、浸水被害の最小化を目指すことなど。しっかりと取り組んでいただきました。
貯留できる容量は2万リューベーで、既往最大、大阪府下随一とのこと。31年一次開園予定の安満遺跡公園の地下に建設され、仕組みとしては高槻東二号幹線の地下に埋設されている直径3・2mの下水管より、大量の降雨があった場合、上流からの雨水が貯留槽に流れ込み、一時貯留され、本管への流入に対して負担軽減をさせます。
約60cmのマンホールから施設内(地下)にも入らせていただき見学。地上には脱臭設備等も設置され、内外とも下水の臭いを感じさせない設備となっていました。
貴重な体験をさせていただき感動でした。関係職員の皆様、大変お世話になりました。
雨水貯留施設工事 <高槻市ホームページ