平成28年度に供用開始された新ホーム等の現地視察
本日は、公明党議員団としてJR高槻駅の新ホーム等の視察をさせていただきました。JR西日本と高槻市の関係者の皆様には、ご多忙の中、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
平成28年3月に供用開始されたJR高槻駅の新ホーム、昇降式ホーム柵、西口改札など供用がはじまり一年以上が経過していますが、改めて、これらの安全性や快適性の観点から見学をさせていただきました。
資料によりますと、高槻駅での乗降者数は一日12万7千人で、JR西日本管内で第10位(平成27年度実績)といわれています。
これまでの課題としては、乗降者数の多さから、狭小なホームでは、階段に乗降客が集中して集まってしまうことなど、ホーム上での安全性確保とスムーズな流動に大きな課題を抱えておられました。
そこで、課題解決に向けて多くの要望が集まり、“都市・地域交通戦略推進事業(JR高槻駅ホーム拡充事業)”が決定、その対応方針として、乗降人数に見合ったホーム空間の確保をすることで混雑緩和を図り、安全性と快適性を向上させることを目的に取り組まれてきました。
結果、整備効果としては、混雑の解消や安全性・回遊性が向上したとのことで、改めて重要な事業であったということと、現状の安全で安心な事業運営に感動をした次第です。
また、これまでの取り組みでは、事業計画より平成25年度の詳細設計から平成28年3月の共用開始まで、JR西日本や高槻市等の多くの関係者のご尽力で完成できたことに敬意を表する思いにも。(事業費は国・市・JR=各1/3)
構内の最大の特徴としては、“バリアフリー化設備等整備事業”での“昇降式ホーム柵”、ホームからの転落防止や扉枚数、扉位置の異なる車両に対応するなど、JR西日本管内では本格導入第1号とのことで、安全性が確保できているところに大きな喜びを感じました。他にも新ホームへのエスカレーター等や新西口改札内のスロープ設置なども見学をさせていただきました。
以上の安全対策はもちろん重要なことですが、新西口改札口側の構外に設置された“電車の時刻表や構内図”(写真)など、駅を利用する上での快適性や利便性も大いに活かされていることや、時刻表等が構外に設置されている取り組みは事例が少ないとお聞きして、高槻駅ならではの取り組みにも感動をしたところです。
また、平成28年3月の“特急はるか”の停車や今年3月の“サンダーバード”の停車など利便性が大きく進み、さらに、今後の取り組みとして、既存ホームへのホームドア設置にも期待を寄せるところです。
高槻市とJR西日本が、バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞!(平成29年1月13日) <高槻市ホームページ
公明新聞一面に 開発進む 新型ホームドア <あきひログ