維新実現の真の底力は名もない草の群れの活躍によるもの 過日の公明新聞より
高杉晋作と坂本龍馬 没後150年のタイトル(作家 童門冬二氏)、坂本・自由人で市民的な発想。高杉・長州藩主導型の組織人のサブタイトル。(公明新聞3月25日付け)
坂本と高杉の思想の違いは、ふたりが影響を受けた師によって生じたと。高杉の師は吉田松陰。「萩の一角にある松下村塾から、まず長州藩を変革しよう。そして長州藩の変革によって日本国(幕府)を変革しよう。」と高杉はこの言葉を忠実に守り最後まで長州藩士として行動した。
一方、坂本は土佐の商人郷士の家に生まれ、師は勝海舟や横井小楠。勝の師は佐久間象山、いまでいうグローカリズム(グローバル+ローカル=国境を越えた地球規模の視野と草の根の地域の視点でさまざまな問題をとらえていこうとする考え方)の主唱者。「日本人はすべて地方人、日本国民、国際人の三つの人格を持っている。眼前の身近な問題を考えるのにもこの意識が要る」、そして勝や横井はアメリカのワシントン大統領を尊敬し、「愛民」を目的とする共和(民主)政治を理想としていた。
260年余り続いた徳川幕府が解体され、明治新政府が樹立された直接の導因は「大政奉還」と「王政復古」、大政奉還は坂本によって仕掛けられ、王政復古は高杉の主唱によって実現。幕府解体論は、倒幕(平和的手段・話し合い)と討幕(国内戦争・武力行使)の二つに分かれて実現。
組織人であっても自由人であっても、一つの時代を変えようとする行動には大変なエネルギーが必要だったでしょうね。“名もない草の群れ”は、どうして大きな壁に向かっていったのか。やはり、理想の世の中にするため…
今の時代、当然ながら、私は話し合いで解決することがすべてだと思います。ただし、話し合いをするためには、“知識”が必要です。
価値観はいろいろあると思いますが、知らないことを言い合うのではなく、お互い知識をもって根拠を示すことが大事なことだと感じます。あと思いやりと。
そのためには、例えば師を持つことや信頼できる先輩に指導・相談を受けることも大事なことですよね。何より、自分自身が知識をつける姿勢が大切ですよね。私もがんばらないと!!
話しは変わりますが、春は桜がキレイですね。新年度、新入学、新入団、新入社、配置転換等々、新しい立場、新しい気持ち。期待や不安が入り交じる時期ですね!? 高杉晋作のような生き方(組織)、坂本龍馬のような生き方(自由)、また違う生き方。いろんな生き方があると思いますが、理想の自分自身になるために、理想の社会になるために、しっかり目標をもって、協調しながら、私も一歩づつですが頑張っていきたいと思います。
“みんなが笑顔で暮らせるまちづくりを目指して” 生涯学習・生涯研鑚。
青年の心で挑戦していきたいと思います。