高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

衆院本会議で代表質問

□公明新聞 党活動 / 2017年1月30日

衆院本会議で井上義久幹事長 公明新聞

衆院は24日、本会議を開会。安倍晋三首相の施政方針演説に対する代表質問を行った。要旨として、自公政権のもと、近年、日本は生産年齢人口が減る一方で経済成長を実現している。女性や高齢者の活躍など日本の持つ潜在力を引き出すことで活力ある日本の未来を切り開くことができると強調。

さらに成長と分配の好循環を確実なものとし、地方創生や社会保障の安定と充実などの課題に果敢に挑戦することで社会の隅々にまで、「希望がゆきわたる」社会の実現をと訴えた。

【経済再生・成長戦略】
経済成長のけん引力となる技術革新(イノベーション)を少子高齢化や人口減少社会などの課題解決にいかす「課題解決型」のイノベーション創出に重点的に取り組むべきと提案。
・高齢者ドライバーの事故を防ぐ自動ブレーキの普及
・設備投資の後押し
・新技術を担う人材の育成など

地域経済の底上げによる地方創生の実現に向け、地域資源を生かした商品・サービス開発、販路拡大の後押しなど。農業については、収入保険創出や中山間地域の所得向上支援、都市農業の振興、他にも肥料や農薬など資材価格の引き下げ、流通の合理化などの改善を着実に推進。

【働き方改革】
・長時間労働の是正については、罰則付きの時間外労働の上限規制を定める法改正を提唱。
・退社から次の出社まで一定時間を空ける勤務間インターバルの導入に向けた法規制の検討。
・非正規雇用の処遇改善では、非正規労働者の正社員化を促すキャリアアップ支援を主張。
・賃金など正社員との不合理な待遇差の解消に向けたガイドライン案の実効性を確保などを進め、同一労働、同一賃金を実現すよう迫る。(安倍首相:関連法案の早期国会提出を目指す)

【社会保障】
・70歳以上の高額療養費見直しが予定されていることから、一人一人の生活実態に即したきめ細かな配慮をと指摘。(安倍首相:低所得者への医療費自己負担の上限額を据え置いたことなど説明)
・低年金者に対する年最大6万円の福祉的給付の早期実施を提案。
・がん対策では、生存率が上がり、治療と就労の両立が課題。がん対策基本法(昨年12月改正)にも患者の就労支援やがん教育推進が盛り込まれた、今夏、策定される次期がん対策推進基本計画に法改正の趣旨を反映するよう求める。

【教育支援】
・子どもたちの可能性を開く、教育支援の拡充を強調。奨学金の拡充など(安倍首相:2017年度は無利子奨学金を拡充、返済不要の給付型奨学金を創設する。今後も必要な財源を確保し、教育費負担の軽減に取り組む)

【復興、防災・減災】
・東日本大震災の被災者に寄り添い続けると決意(人間の復興を成し遂げる)
・自然災害の脅威から国民生活を守る防災・減災対策の強化(熊本地震や台風豪雨、今後の首都直下型地震や豪雨被害など懸念)/(石井国交相:巨大地震や水害など、ハード・ソフト対策を総動員する必要性にふれ、災害から国民の命と暮らしを守るため、総力を挙げて取り組む)

経済再生 潜在力生かせ 課題解決型技術革新進めよ 非正規の処遇改善 長時間労働是正が急務 被災者に寄り添い、復興加速へ 衆院本会議で井上幹事長 <公明新聞 2017/1/25

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