高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

「困った・・・」を「よかった」に

いいね!!たかつき お知らせ / 2016年6月10日

平成27年度版 コミュニティソーシャルワーカー(CSW)活動報告集より

20160609_050228507_iOS社会福祉法人高槻市社会福祉協議会の取り組みです。活動報告集発行にあたってのコメントの抜粋ですが、「CSWは様々な困りごとを抱えた方々に寄り添い解決できるよう、伴走型の支援を行なっています。何らかの事情で孤立している方や、課題が複雑で解決への道筋がたてにくい方、そして「制度の狭間」にある方などからの相談に対応し、個別支援を行ないます」と。

実は私も、制度の狭間で孤立し困っている方の相談をお受けする事があります。高齢化等が進展する中で、行政支援の重要性を感じているところですが、解決困難な事象も増えてきている昨今で、専門的な知識での対応は、今後、益々、必要になってくると思います。そんな時にCSWの支援活動は心から安心できるものだと感じます。

活動報告集という形で表され、その役割やケースヒストリー等が紹介されていますので情報共有できれば幸いだと感じています。

《CSWの役割》
地域に出向いて話をうかがい、地域の資源やサービスを活用しながら、悩みや困りごとの解決を手助けする相談員。社会福祉士・精神保健福祉士などの資格を持つ相談員が、日頃の暮らしの中で困ったこと、悩んでいること、誰に話したらいいか分からないことなどの相談にのり、一緒に課題の解決を目指します。

《相談について》
年齢、内容を問わずご相談できます。活用できる制度やサービスを探しながら、解決の手立てを考えていきます。例えば、ひきこもりの家族がいるが、どこに相談していいかわからない。入院しているが、退院後の生活が不安等。他にも、介護のこと、子育てのこと、暮らしのこと、様々な手続きのことなどがあります。

《連絡先》
高槻市社会福祉協議会 地域福祉課 CSWまで
住所:高槻市城西町4番6号  電話:072-674-7497

《事例を通して~CSW活動報告~》例えば、生活を立て直すための支援としてご紹介されています。
60歳男性の場合。妻の他界後はひとり暮らし。親族はいるが遠方。日々の支援は困難。債務があり、弁護士に相談している。弁護士からCSWに相談。

生活が苦しいので家賃の安いところに引越したい。しかし目が不自由で手続きが一人ではできない。

(支援前)
引越ししたいけど、お金がないし、目も悪いので不安「困った・・・どうしよう」

(CSWによる支援後=転居前)
CSWが本人に同行⇒不動産業者、引越し業者、生活福祉資金貸付、生活・介護支援サポーター

(CSWによる支援後=転居後)
本人は地区福祉委員会・ふれあい食事サービスに参加でき、CSWが本人と地区福祉委員会に支援・連携を行いフォロー

(担当者の感じたこと)
債務返済、日々の生活費などで貯蓄することが困難で、高額な家賃ながらも転居することができないでいた事例。CSWの大きな特徴「つなぎ」の支援を行い本人に寄り添う支援を行うことができたと感じる。

物件探し、引越し業者の選定は本人の意思を尊重し、視覚障がいのある本人にとって意思決定しやすい環境をつくれるように配慮した。また、社協では地域住民に向けて様々な福祉事業を展開しているが、まだまだ周知されていない部分も多くあるので、CSWの活動を通してPRしていくことも重要だと感じた。

複雑になっていく社会の中で、一人に寄り添い、様々なサービスにつないで頂けるCSW(福祉の専門職)の取り組みは、本当に大切なことだと感じます。

紫陽花がキレイですね!

□公明新聞 党活動 / 2016年6月10日

皆様おはようございます。

雲ひとつない青空のスタート。紫陽花等もキレイです。皆さん、お気を付けて行ってらっしゃい*\(^o^)/*

今日から高槻市議会6月定例会がはじまります。

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