高槻市の公開放射線測定
本市では、市民の安全・安心に役立てるために、市内の空間放射線率(1時間あたりの空間放射線量)を3ヶ月に1回(年4回)測定し、ホームページで公開をしています。
先日、市民の方から高槻市の放射線について市民相談を頂き、早速、環境保全の担当課に相談、取り組み内容の説明を受けて、ちょうど今日が公開測定日でしたので見学をさせて頂きました(担当課の皆さんお疲れ様でした)
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目的は、前述した通りですが、年4回、樫田支所(田能)、萩谷総合公園(萩谷)、安満公園墓地(安満御所の町)、環境化学センター(殿町)、消防大冠分署(辻子)、富田支所(富田町)、三箇牧支所(三島江)、五領公民館(五領町)、市役所本館(桃園町)の9箇所で測定を行い、市役所本館前が公開測定箇所となっています。
写真の機器を使用(エネルギー補償型γ線用シンチレーションサーベイメータ)し、空間放射線量(γ(ガンマ)線)を測定します。1mの高さに固定して、90秒を5回測定し平均値を取ります。2名体制で一人が測定、一人が記録係りです。0.07、0.08と単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)です。
市のホームページに実測平均値「高槻市の空間放射線量の測定結果等について」が公開されていますので、是非ご覧頂ければと思います(本日の測定値公開は後日)
注記として、ホームページには東日本大震災による福島第1原子力発電所事故以前の、大阪府における高さ1メートルでの空間線量率の過去の平均値の範囲(1996年4月~2009年3月)は0.07~0.108μSvですと記されています。
ちなみに大阪府における放射能水準調査につきましては、高槻市のホームページからリンクされていますが、茨木市、寝屋川市、東大阪市、富田林市、泉佐野市、大阪市東成区で測定されています。
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このブログにつきましては正確性が大切だと感じますので体験と事実のみをお伝えさせて頂きたいと思います。