Archive for 2018年 8月
8月10日(金)は、群馬県高崎市を訪問し、空き家対策事業を研修しました。
高崎市は、平成18年に5町村と、平成21年に1町と合併し、人口約37万人の県内最大の都市となり、平成23年4月に中核市に移行しました。面積は、459.16㎢。
市内住宅戸数 約178,220戸、空き家戸数 約26,450戸内未管理空家 9,220戸。
未管理空家9,220戸を市職員が現地調査、特別措置法に基づく特定空家は無し。
高崎市空き家緊急総合対策事業を、平成26年6月から開始した。
事業内容:
制度1:空き家管理(清掃・除草等)助成金 補助率1/2(上限20万円)
制度2:空き家解体助成金 補助率4/5(上限100万円)
解体後税奨励金 解体翌年の固定資産税増額分を交付
制度3:空き家解体跡地管理(除草等)助成金 補助率1/2(上限20万円)
制度4:地域サロン改修助成金 補助率2/3(上限500万円)
制度5:地域サロン家賃助成金 補助率4/5(上限月額5万円)
制度6:空き家活用促進改修助成金 補助率1/2(上限250万円)
制度7:定住促進空き家活用家賃助成金 補助率1/2(上限月額2万円)
倉渕・榛名・吉井地域に限定
制度8:空き家事務所・店舗改修助成金 補助率1/2(上限500万円)
制度活用実績:26年度222件、27年度235件、28年度219件、29年度219件
制度の中、約7割が解体助成金が占める、年間2億円~1億円(全額市単独負担)。
平成3年開館の駅前にある市立美術館を見学させて頂きました。手塚治虫氏のマンガに
感銘して漫画家になった「萩尾望都」さんのSF原画展が開催されていました。
8月9日(木)に、東京都武蔵野市のクリーンセンターを視察しました。
武蔵野市は、施策の計画、展開に当たって早くから市民参加を標榜し、先駆的に取組んできた自治体で、面積10.98㎢、人口145,022人、世帯76,107世帯。
他市との共同でのごみ処理場建設を断念し、市独自で市民参加方式で市役所の隣地に建設され、昭和59年に稼働したクリーンセンターの老朽化に伴い、
新クリーンセンターが、平成29年4月から本格稼働、ごみ発電やガスコージェネレーション発電、太陽光発電などの設備を備え、災害時の市役所災害対策への電力供給を可能とし、循環型都市づくりの新たな拠点としての役割を担っています。
視察当日は平日でしたが夏休みでもあり、市民ワークショップが開催され、一般市民の見学者や大学生のゼミ研究も行われていました。
DBO(公設民営)方式を採用し、建設費約110億円、10年間の長期運営経費約110億円。
全連続焼却式ストーカ炉:120t(60t×2炉)、全国トップレベルの排ガス規制値クリア。
2018年8月7日(火)16:00
国土交通省4階 大臣室にて
宝塚市の平成31年度における、道路関係予算について
国からの交付金確保について、要望いたしました。
内容としては、平成31年度予算編成に対する要望として
1.社会基盤整備に必要な予算の総額確保
中長期的な見通しを持って、計画的に社会基盤整備が推進できるよう
国全体の公共事業関係予算の総額の確保をお願いいます。
2.重点要望事業
(1)街路事業の整備推進
宝塚市の幹線道路網を形成する、都市計画道路・荒地西山線〔小林工区〕
(平成8年度~平成34年度に延伸予定)の整備に必要な予算総額の確保をお願いします。
内容:鉄道との立体交差化(アンダー)の前後区間幅員27mの整備
軌道西側の大型工事区間の早期実施に努める
全体事業費:11,500百万円(残事業費1,330百万円内国費732百万円)
(2)道路事業の整備促進
緊急輸送路に位置付けられた市道1509号線(桃堂峠工区)整備事業の早期完成に向け、
必要な予算の確保をお願いします。
内容:急勾配が連続し、冬季は道路凍結することや、法面保護工など自然災害対策も
併せ、緊急性が高い工区である。
全体事業費:880百万円(国費458百万円)桃堂峠工区600百万円(国費318百万円)
(3)住宅市街地総合整備事業の促進
阪神・淡路大震災でインフラ不足が課題となった仁川地区において、災害に強いまちづくり
を進めるため、住宅市街地総合整備事業(仁川地区)に係る予算の確保をお願いします。
内容:都市計画道路競馬場高丸線鹿塩工区 平成29年度~32年度
同 仁川宮西町工区 平成29年度~35年度
総事業費:6,000百万円(国費3,000百万円)
石井啓一国土交通大臣からは、昨年に引き続きの予算要望ですね、都市計画道路 荒地西山線について
荒地(あれち)という言葉から、当時は本当に荒地だったんでしょうね、早くきれいな花が咲くような
まちづくりにしましょう。中川市長が本来の土俵で働けるように願ってます。ともいわれた。
競馬場高丸線については、UR都市機構の仁川団地建替え第二期の解体や民間分譲に関して、大型
車両が通れる幹線道路の完成を望まれていると、私の方から意見を述べました。
今回の陳情活動に関して、地元宝塚市在住の伊藤孝江参議院議員の紹介で大臣要望の時間調整をお願いして実現しました。