2015年7月22日~23日、宇都宮市と郡山市に視察に行きました。
宇都宮市
誇全国に誇れる・選ばれる街づくり事業
平成19年、市長の提案により宇都宮市民が誇りや愛着が持てるような事業を探し出し平成25年度は81の取り組みを政策審議室で市長を中心に各部長が意見を出して決まったものである。始めから日本一を目的とした取り組みではなく、①独自性②先駆的③トップクラスの類型を総合判断しているそうです。ある意味の「0予算事業」であり、再発見を促す事業である。毎年7月に取りまとめているとのことです。
宇都宮ブランド戦略
この事業は、「宇都宮ブランド推進協議会」が中心になって、官民一体として取り組んでいるそうです。人口少減時代、地域間競争の中で都市の実力をめざし、積極的な情報発信をしていく事業です。広告関係の会社にメディアプロモーションを委託し、他の人から見た宇都宮の良い処の再発見や市民を巻き込んだ、「知ってもらい」「参加・体験してもらう」そのうえで、市外の人たちにも積極的にPR している最中とのことです。餃子だけではない、ジャズとカクテルの街として再認識してもらえるよう頑張っています。「住めば愉快だ宇都宮」を全面に出していました。
郡山市
産後ケア事業について
26年8月1日からスタートした事業であり、以前は福島県内3か所の助産所でおこなっていたそうです。事前のニーズ調査と議会からの声が多かったこともあり、実現をしたとのことでした。予算的には内閣府の補助金である「地域少子化対策交付金」を利用しているそうです。ショートステイとデイケアの2事業があり、今後は助産所も増える予定となっているそうです。また、里帰り出産の方も利用が出来るようになる予定だそうです。まだ、約1年しか経っていない事業なので、利用者は想定よりも少ないそうですが、これからPRも含め、初産の方と乳児の保健指導に力を入れていくそうです。参考にさせて頂きました。
堺市における小中一貫教育について調査をおこないました。来年度より、小中一貫教育が制度化されますが、1か所で先行実施、もう1か所は来年度からおこなわれるそうです。
特に、中一ギャップの解消が図れるとの期待がありましたが、徐々に少なくなっているとのことでした。
更に、東京大学准教授、藤江康彦氏の指導により、小中一貫教育推進リーダーを配備、中学校の教員リーダーが小学校に出向き小学校の授業を実施、小中学校の交換授業交流など様々な点で学力向上を含め推進をしているとのことでした。参考になりました。
岡崎ビジネスサポートセンターについて、中小企業に対する支援の方法を学ぶために調査をおこないました。
富士市産業支援センター(f-Biz)の良い手法を取り入れ、相談者と一緒になって考えてアドバイスをすることが重要。
様々な事例を聞きました。①相談者が気付かない、真のセールスポイント・強みを発見②広報戦略の立案、ブログ、SNSの活用提案③ターゲットを絞り込み、メニュー改善の提案。などなど、相談者と同じ目線でアドバイスをしていることが素晴らしいと思いました。
各種サポートやセミナー等も全て無料でおこなっています。平成25年10月スタートをして、相談件数は当初目標の3倍に達した。
「行列のできる相談所」になっているとのことでした。解決期間の長短はあるにせよ、このような場所があるということが大切だと思いました。
2015年7月1日19時より、中小企業センター5階会議室にて、立花支部党員会を開催しました。
区政報告・プレミアム商品券について・耳つぼマッサージ・都政報告と盛り沢山でした。
各コーナーとも、活発な質疑応答がおこなわれました。次回は11月下旬以降に開催予定です。
天気が悪い中でも、80人以上の方に参加いただきました。ありがとうございました。