バックナンバー 2011年 8月

末娘がどこからか戴いてきたメダカの卵が孵り、もうこんなに大きくなっています。毎朝、餌をあげると美味しそうに食べる姿を見てると癒されます。水草の成長にも驚いています!

今夜は隅田川花火大会ですが、自治会役員として地元団地の屋上解放に立ち合います。

8月20日土曜日、錦糸町でおこなわれた打ち合わせの後、四つ目通りに出たところでジャズの調べが聞こえてきました。私が寄った時は、立志舎高校のブラスバンドが一生懸命に演奏をしていました。たくさんの老若男女が聴き入っていました。(^^♪

8月19日は子育ての駅、通称「てくてく」を視察しました。外から写した写真ですが、左から丸・三角・四角のユニークな形の建物になっていました。

 

 

 

 

 

長岡市教育委員会子ども家庭課の担当課長さんより、詳細な話が聞けました。長岡市は数年前より、子ども家庭課を区長部局から教育委員会に移したそうです。そのことにより、幼少期より教育委員会が携われることになり、充分な取り組みが出来ていると言われていました。

しかも、「てくてく」では一時保育もおこなっているとの話でした。広い敷地にユニークな施設があり、この日も沢山の方が訪れていました。

課長のご厚意により、他2施設も紹介していただきました。ここは、一時保育施設も完備した「ちびっこ広場」です。

最後に行ったのは、市民防災センターと併設されている「ぐんぐん」でした。屋内・屋外に防災機能を持った建物の中に子育て広場がありました。とても勉強になりました。

8月18日、防災機能を兼ね備えた長岡市立東中学校を視察に訪問しました。

佐藤忠弘校長、自らパワーポイントを駆使して説明をして頂きました。教科教室型校舎として教科別に教室を移動するスタイルの勉強方法を取っており、心配をするめんもあったが、自分で動くことで考え方が広がったり、学年間の交流が増えたりしたそうです。

校内も案内して頂きました。この写真は、音楽室の機材室に入った時、ご近所の琴を教えていた方から戴いた物を大切に授業に使わせて頂いているとの説明でした。地域の方に愛されている中学校だと感じました。

防災設備の説明にも力が入っていました。ビッグルーフと言う屋根つきの大きな広場があり、車両の出入り等もスムーズになっていました。

となりの体育館にも暖房設備があり冬場の雪深い地方ならではの設備が見受けられました。

ガス設備で驚いたのは、普段は都市ガスを使用しているのようですが、災害時は供給元の上部にプロパンガスに変換できる仕様になっていることでした。暖をとったり、隣にある給食室のガス供給に使ったりと、防災機能を考慮した設備だと感じました。また、電源に関しては非常用自家発電設備ではなく、電源車での供給を考えているとのことでした。

中越大震災を教訓と地域の皆さんの声をもとに造られた学校は様々な方に支えられ、共に連携しあって今日の姿があるように思われました。墨田区にもこのような学校を造るべきだと感じました。

最後に長時間にわたり、現場説明をして下さった佐藤校長先生に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

終戦66年目の8月15日、霞ヶ浦平和記念公園内にある予科練平和記念館に行ってきました。昨年、開館された「空」を思わせる建物は空間をうまく取り入れたものと感じました。

入館をすると、入隊から始まり特攻に終わるまでの7つのコーナーがあり、映像を駆使した訓練風景や現地の方の体験談など戦争と平和を考えさせられるものでした。

初めて訪れましたが、予科練に入隊した青少年は制度が始まって終戦までの15年間で約24万人、うち約1割の飛行練習生が戦地に赴き、なかには特攻隊として出撃したものも多くおり、戦死者は8割の約1万9千人にものぼったそうです。

隣接している、雄翔館(予科練特攻隊の遺品等を展示している記念館)にも寄りました。

この地を訪れる2日前、平和を語る公明党創立者の随筆には次のように書かれていました。

ブラジルの天文学者モウラン博士との語らいで強く一致したことがある。権力者は安閑と座し、何の罪もない青年が戦場に送られる。この理不尽な歴史を、断じて繰り返してはならないという一点である。

戦争の犠牲になるのは、いつも青年だ。そして青年の母たちである。ゆえに、”嘆きの母”を出さぬため、青年が強くなるのだ。平和への連帯を広げゆくのだ。とありました。

雄翔館の展示の中に、母親にあてた特攻隊員の最後の手紙がありました。お国の為に身を処す決意と母に対する御礼が何通もありました。この手紙を受けっ取った母親の思いを考えると戦争の悲惨さがひしひしと伝わってきました。

「人間が人間らしく平和に幸せに生きること」の希望を叶えるためにがんばってまいります。

      

         

本日より、大横川親水公園にて開所となった「すみだ特設観光案内所」付近を歩いていた時、本所吾妻橋方向より、あづちゃんがこちらに向かって歩いてきました。14時近くだったので、担当の人も団扇で扇ぎながら一緒に歩いていました。「暑い中ご苦労様です」と思わず声をかけました。

熱中症に気をつけて!!これからも暑いと思いますが、ガンバッテください。

8月6・7日でおこなわれた、立花一丁目団地まつりで役員として参加をさせて頂きました。8日の子ども神輿では、かつぐ皆さんの安全警備をおこないました。

6日は曇りベース、7日は少し雨が降りましたが、何とか無事に無事故の団地祭りを終えることが出来ました。開催前には様々な意見が出ましたが、来て下さった皆さんの笑顔を見たときに開催して良かったと思いました。

 

7月30日、前日の山形市から米沢市に移動をして、米沢市でもレンタサイクルを借りて移動をしました。米沢市上杉博物館の見学に訪れ、上杉鷹山公の藩内改革を学ばせて頂きました。

米沢市の視察に行くに当たり、第3期 米沢市教育・文化計画(案)を読んで質問をさせて頂きました。いくつかの質問と答えをご紹介します。

Q1➔子どもに対する上杉鷹山公への(郷土の誇りとして)認識向上のという意味で、幼少期、小中学校で取り組んでいる事がありますか?(副読本以外で)

A1➔小学校3・4年生の社会科では特に自分たちの住んでいる地域学習を中心に行い、その中で、鷹山公の業績や現在の生活とのかかわりについて学習していきます。また、鷹山公の言葉「なせばなる なさねばならぬなにごとも なさぬは人のなさぬなりけり」は常に子どもたちの、めあてとして意識されております。

Q2➔「実学性の重視」のなかで、米沢チャレンジウィークとして中学生が、4~5日連続して職場体験をするとありますが、この事業の実施前後で生徒の取り組みの変化を何かの形で公表していますか?また、それに対し講評などはどのようにおこなっていますか?

A2➔米沢チャレンジウィークは、キャリア教育として、中学生が職場体験学習を行うものです。この事業を行うにあたり、実施協議会を設置しております。実施協議会では、実施前には計画を立てると共に、実施期間中には中学生が職場体験をしている事業所を見学し、実施後は反省を行います。また、まとめのリーフレット(本事業の評価)を作成し、保護者や協力事業所などに配布すると共に、実施前と実施後に市の広報に記事を載せ、市民に広く周知しています。

Q3➔「生きる力を育む学校教育」を目標に掲げ、基本理念は変えずに取り組むようですが『めざす子ども像は』、「がってしない子ども」であり、「おしょうしな」の心を再確認し、感謝の気持ちを表せる、暖かな人間関係を構築していくとありました。今後10年を掛けて、どの部分が「がってしない」と判断されるのか、また数値目標もあれば教えてください。

A3➔数値目標などはありません。生きる力を育むとはこれからの教育に求められていることであり、国の学習指導要領や山形県の教育振興計画とも十分目標を共有できるものと考えています。しかしながら、本市の子どもたちの実態を考えたときに、生きる力を育むために必要なのは「心のたくましさ」であり、あきらめずに努力や挑戦しようとする心を育てることであると考えました。新のたくましさ・強さとは、一人で達成できるのものではなく、多くの人に支えられ、多くの人を受け止めて、はじめて強さにたどり着くものと考えます。そこで、「がってしない(たくましい へこたれない)」と「おしょうしな(ありがとう)」という米沢の方言を取り上げて、この2つがバランスよく子どもたちの中で育てていけるようにしていきたいと考えています。

「なせばなる なさねばならぬなにごとも なさぬは人のなさぬなりけり」との名言を地域学習の基本として、小学校低学年から教えていく姿勢は素晴らしいと感じました。我が区もこのような視点を大切にしていく教育を推進させて行きたいと思いました。

7月29日、昨日の仙台視察を終えて、午前中に山形駅に到着。午後より山形市観光案内センターにて無料のレンタサイクルを借りて、山形市総合学習センターの視察に向かいました。

霞城公民館と併設をされている、半円形の建物半分に総合学習センターが入っており、教育関係者の研修や教育相談及び市民の文化・芸術等の講座など、総合的な学習の場になっているとの説明でした。教育相談事業に力を入れており、不登校児の相談や言語障がい児の相談など、様々な相談体制と共にそれに携わる関係者の交流や指導などを活発におこなっていました。また、理科教育のセンターも入っており、親子研修や実技講習なども盛んにおこなわれているとのことです。教育の情報ネットワークシステムの集中化もおこなっており、市内各学校への情報教育支援事業も充実しているとのことです。大変参考になりました。区にも総合学習センターの推進を図っていくべきだと感じました。

7月28日、仙台市に行政視察に行きました。お忙しい中、防災課長が墨田区と締結している防災総合支援協定について、被災時の災害対策本部の動きなどを詳細に教えてくれました。特に感じたことは、大都市圏での相互応援体制がしっかりしており、12日には神戸市、13日には横浜市の先遣隊が、道路のルート情報など、今後の物資の配送の仕方などの情報も素早く対応をしてくれたこと。一方で迅速な対応を阻害した要因として、マスコミにも放映されていたが、重油の不足(特に非常用発電用)と通信手段の不足があったとのこと。(防災行政用無線機は、停電時20時間は持つが電気回復前にバッテリー切れを起こしてしまった。また一通話3分の制限があることなど)様々な意見を聞かせて頂き、応援体制や備品の準備体制について参考にさせて頂きました。

午後からは、若林区の被災地を現地視察させていただきました。2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校や土台だけが残された荒野など、茫然としてしまいました。被災地での一日も早い復興を祈ります。

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墨田区 高橋正利
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