7月22日、茨城県つくば市にある、NPO法人「リヴォルヴ学校教育研究所」が運営をするライズ学園を視察しました。
※ライズ学園とは既存の学校にうまく適応できずにいる子供たちのための小さな学校です。
読み書き困難の疑似体験をしながら、小野村 哲(おのむら さとし)代表にお話を伺いました。
①常にwhatとwhyを考え、子供たちの心に寄り添った支援策を探っている。
②子供たちを常に第一に考える、本人の希望をしっかり確認しながら作業を進めている。
③学習面においても、個に応じた指導法を工夫している。(目標設定は「プラス1」)
④対立から共育へ、自分を責めず・他人を責めず・感謝の心を養う
*皆さんのおかげでこの施設があると教えています。完璧な人間はいない、助け合いの気持ち、人生は結果オーライ、不登校になったが、ここに来て未来が開けたことを考えるべきである。将来、税金を払える人になっていただきたい。社会に出て頂きたい。と訴えていました。
*100人の児童生徒がいれば、100通りの指導・支援方法があってしかるべきである。人と違っていてもいいんだよ!との考え方は今までの教育の流れを変えていく、一つの希望が見えているようでした。また、代表は公教育を否定はしません。ただ、乗り物に例えれば、向こうは大型バス、こちらはタクシーです。個々の特徴を生かした教育の原点を見た思いがしました。
※最後に、このような教育環境を広げるために、子育ての終わったお母さん方や学校の指導主事さん等に、養成講座を受けて頂き、一人でも多くの方が子供と一緒にやることが大切だと言っていました。また、実施の場所としては、児童館を積極的に活用し、教育コーディネーターを配置すべきであるとの提言もいただきました。
今後、墨田区や教育委員会、児童館を運営している各種法人などに提案をしていきます!
7月19日、墨田区立川にあるストックヤードに、食品トレーリサイクルの視察をおこないました。当日は雨が降ったりやんだりで、数日続いた暑さは和らいでいたものの、普段は1mほどしかシャッターを開けられないとのことで、作業環境の改善がなされるよう考えていかなければならないと思いました。
2年前、新庄市の食品トレーリサイクルの視察をおこない、わが党が障がい者の就労支援を訴えさせていただきました。本年4月より「手をつなぐ親の会」の方、3人前後で職員2人とともに白色とカラートレーの仕分け作業をおこなっているとのことです。3か月が経ちやっと慣れてきたとの感想も聞かれましたが、まだまだ汚れたまま出す人も多いとのこと!清掃事務所の方も大変だと思いますが、きれいなトレーを出すように周知をしてほしいと思いました。
本日、4箇所の区内視察に行ってきました。
1、庁舎5階 防災センター
担当課長の話では、今日いっぱいで屋外スピーカーの調整は完了したとのことです。今後、震度4以上の地震が発生した場合、自動的に放送が流れるそうです。
2、庁舎1階 地上デジタル放送相談窓口
地上デジタル放送開始日まで、残り11日となり相談者も増えているそうです。当日正午、アナログテレビはブルー画面の注意情報画面に切り替わり、25日の午前0時以降は砂の嵐になってしまうとのことです。ご注意を願います!
3、旧西吾嬬小学校・旧曳舟中学校
大学誘致予定地を視察しました。旧両校とも一部は使用をしている状態でした。大学誘致選定審査会も予定通り進捗しているようです。
4、すみだ女性センター
委員の中から、名称問題について質問が出ました。東京都内では、うちの区を含めて3区のみになり、そのうちの1区も変更に向かう予定とのこと、我が区も以前から改称の質問もあることから、検討をしていくとのことでした。なお、昨年より引き続き、暴力根絶と被害者支援の象徴である「パープルリボン事業」の普及を図るとの話もありました。充実した区内視察をすることができました。
企画総務委員会副委員長として参加しました。
内容は、以下の通り
1、議案
(1)予算
平成23年度墨田区一般会計補正予算
(2)条例
職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
(3)契約
ア 庁舎リフレッシュ計画に基づく熱源設備改修工事(その1)請負契約
イ 錦糸小学校耐震補強その他工事請負契約
ウ 言問小学校校舎耐震補強その他工事請負契約
エ 第四吾嬬小学校校舎耐震補強その他工事請負契約
オ 錦糸公園再整備工事(その3)請負契約
カ 特別区道墨58号路線(桜橋通り)道路景観整備工事(その1)請負契約
キ 特別区道墨111号路線(言問通り)道路景観整備工事(その1)請負契約
ク 物品の買い入れについて
2、報告事項
(1)両国公会堂活用事業者の再募集について
(2)入札・契約業務の運用基準見直しについて
以上の件を審議しました。
まずはじめに、一般会計補正予算の中で、高齢者熱中症等対策事業費について質問をしました。
真夏日が続く中で、補正予算が執行され、ネッククーラー(首周り冷却用品)はいつごろ高齢者の手元に届くのですか?
担当部長は今月末頃との答弁。
それでは遅すぎる、区長に対し先決事項を利用してでも早急に対処すべきでは?と問うたところ
区長から、そんなにかかるとは思ってもいませんでした。早急に手を打つように指示します。と答弁!
次に、地デジ対策について質問しました。
7月24日以降の対策について、画面が砂の嵐になってしまう恐れのある世帯の把握と特に、高齢者に対しての体制について聞きました。
担当課長の答弁は、区全体で98%の世帯に対しては何らかの対応をしている。24日を過ぎても対策が取れていない世帯に対しては、1ヵ月ほどの猶予期間を持って対応をしていきます。高齢者に対しては懇切丁寧に対応していきます。との答弁でした。
これからも、区民目線で質問をおこなっていきます。
6月30日19時より、プレスセンターホールにて開催された、産経新聞主催の大手町ニュースカレッジに参加をしました。
講師は東京大学地震研究所広報アウトリーチ室助教、大木 聖子先生でした。
世界の地震の約10%が日本で起きており、3月11日から余震は減ってきているものの、当日午前中に起きた長野県の震度5の地震などは、誘発地震に当たるとの解説がありました。
地震予知の話では、「どこで」「どのくらいの大きさ」は大体つかめるが、「いつ」起きるのかを知るのが難しく、今回の地震が想定できなかった事については、「過去の地震を参考にしているにもかかわらず、地震予知研究は過去の地震の調査に重点を置いていない」と反省の弁を述べていました。
今後の避難訓練に対しては、緊急地震速報を利用して、児童や生徒の居る場所に応じた訓練を行わなければ、臨機応変な避難は出来ないと強調されていました。
家具転倒防止器具・ガラス飛散防止フィルムの重要性も訴えていました。今後とも、我が党が率先をして、時代に合った防災対策や避難訓練のあり方などを訴えていきたいと思いました。