平成26年6月17日

人口減少時代に備えての政策提言書

岡山市民未来創生プラン

~新たな“生(いのち)”が育まれるまちづくり~  

 

私たち公明党岡山市議団は、去る5月16日(金)、大森市長に 政策提言書「岡山市民未来創生プラン」を提出しました。

この政策提言書は平成23年度に市民1万人の「『岡山のまちづくり』」に関する調査」を実施し、平成24年度、平成25年度と調査、分析を重ねてきたものです。このほどプランの概要版の印刷が完成しましたので、プランの内容を記者の皆様に発表させていただくことといたしました。プランのコンセプトは表題に込めました。人口減少時代に備えて、岡山市が発展し続けるために必要なプランの実現を提言しています。市民の皆様とともに実現に向けて取り組んでまいりたいと決意しております。

岡山市議会基本条例に明記された「政策提言」を、公明党岡山市議団が先頭を切って作成した意義は大きく、「公明党岡山市議団ローカルマニフェスト」と呼ぶにふさわしい内容と自負しております。

 

1.基本コンセプト

(1)表題の「岡山市民未来創生プラン」について

    市民の皆様が岡山市の未来のまちづくりを、市民協働で創生する道筋を示しその実現を支えるプランです。

(2)副題の「人口減少時代に備えての政策提言書」について

    岡山市は人口160万人の岡山大都市圏の中心に位置します。岡山市の人口は現在、減少していませんが、ゆっくりと必ず到来するその時に備えて、現在から取り組んでいかなければならない施策、政策を示した中期的な視野に立つプランです。

(3)副題の~新たな“生(いのち)”が育まれるまちづくり~について

    結婚、出産、育児の環境を整備し、誰もが輝くまちづくりを推進するプランです。

(4)プランの象徴

    岡山城や後楽園ではなく、西川緑道公園(多様な市民が創る表現の場)です。

2. 浮かび上がった岡山市の現状から新たなまちづくりへ

  (1)岡山市の人口構成は?

                 アラ30、アラ40世代の人口の山が団塊世代よりも大きい。

        (2)岡山市を構成する人達って?

             「『岡山のまちづくり』に関する調査」でわかったのですが、岡山市民は岡山市外から来た人達がほぼ半数です。

        (3)アラ30、アラ40世代女性の結婚についての意識は?

      「結婚するのは自由です」が94.3%です。

3.3つのプラン

 プラン1:岡山駅を起点とする「OKAYAMAビッグプレイゾーン」の再開発

    プラン2:「日本一子育てしやすいまち、女性が働きやすいまち・OKAYAMA」の創生

    プラン3:岡山市内の多種多様な既存施設を活性化させる「市民協働ネットワーク」の構築

4.プランは三層構造

 3つのプランの中核が、女性、出産・子育て、教育を支えるプラン2です。

       そのために必要な生活基盤がプラン1であり、使いやすい施設と施策と情報の整備がプラン3です。この3つは相互に関連し、連動することによって少子高齢・人口減少社会を支えるまちづくりの全体を示しています。

内容は、市議団ホームページに掲載準備中です。

Twitter
サイト管理者
岡山市 田尻祐二
tajiri@mug.biglobe.ne.jp