バックナンバー 2015年 10月
地域の山々色づき始めました。
我が町内では、いつもここから黄色が入ります(写真中央)。
今日は一気に寒くなり始めました。夏の背広で街頭に立つと、もう厳しい感じです。皆様お気を付けください。
午前中は電子町内会の運営委員会と町内会新聞編集会議。
その後、緊急告知FMラジオから屋外拡声器をつなぐ工事の完成現場確認、イノシシ被害の稲刈り前田んぼ確認、不法投棄(食品残渣?)が続く現場確認等などを済ませました。
午後から、訳あってガス機器の展示会場へ。
日頃お世話になっているご家族に、偶然にもお会いでき、ラッキーでした。
会場で抽選できるというので並びました。私の前の人、30回まわしたのですが白玉(最下位順位)ばかり。
次、私は10回。回すうちに、係りの人が何度も鐘を打ち鳴らし、恥ずかしいくらいでした。黄色が3回、緑が1回。こういうのは初めてですな。
私の前にガラガラと回した人、大変お気の毒でした。チラリとその方の顔を見ると、あれっ、どこかで見たような。あれっ、似ている。もしや・・。場内の席に戻っていたその人を探して、思い切って声をかけた。
「すみません。Sさんですか?」
「そうです」と、うなづく。
「オー、わし、田尻!」
今日の感動はこれです。
しばし、盛り上がりました。
40年ぶりの矢掛中学、矢掛高校の同級生でした。
さすがにS君は田尻の頭の毛が少なくなっているので、「わからんかった」らしい。
しかし、40年ぶり。還暦直前。我ながら、よくわかったものだ。
すぐに復元するということは、やっぱり、あの時代、よかったんだろうな。もちろん、今も!です。
今日の感動は二つです。
一つ目、親しくしお世話になっている方が、末期ガンと闘っています。
突然のことでした。今日は、病院からご自宅にお帰りとのことでしたから、お邪魔してきました。ガンは国民病で二人に一人はガンになる。そして、三人に一人はガンで亡くなる。自分だけは例外ということはあり得ないのです。
お元気なご様子で、安心しました。その時の様子を伺いました。
複数の内臓に腫瘍があると告げられ、「それはガンのことじゃないのか?」とドクターに問い詰め、そうだと言わせた。どれくらい持つのかと聞いた。「あと4ヶ月・・」と。
医者が驚いたそうです。「こういう時、皆顔色が変わります。あなたは全く落ち着いておられる。」
「人間死ぬときには死ぬ。別に死ぬのは怖くない。」と答えたそうです。それから、葬儀の段取り等すべて手配を済ませたそうです。
私もこのようにありたい。強く思いました。
帰る際、外までお送りいただき、お見送りもいただいた次第です。
立派です。
二つ目、午後、地元で家屋火災の一報が入りました。
急いで、車を走らせました。幸いなことに、煙だけで済んだようです。小さなお子さんも病院へ搬送されましたが、大事には至らないと思われます。
火災現場に一番に駆け付けたのは、地元消防団の分団長です。(先日、町内会運動会で操法訓練実演の指揮を執っていただいたばかりです。)
分団長が玄関ドアを開けると、小さな子供が出て来たと聞きました。
煙が出ていると通報したのも、近くの工場で働く地元住民です。
たまたま分団長は現場近くの田んぼで稲刈りをしていましたから、誰よりも早かったようです。私が到着した時には、地元消防団員の方々が残ってくださっていました。もちろん、消防、警察の方々が後々まで始末をしてくださっていました。
やっぱり地元なんですね。地域なんですね。難しい理論でも何でもなくて、我が地域を自分たちの手で守る。本当に頼りになります。私は過去、何度もこのような場面に遭遇してきました。ホースを肩に、誰よりも早く火災現場に駆けつけてくださった団員。「消火栓はどこな!」あの光景。
台風時に山からの流水が勢いよく集落に向けて流れ始めた。土のうをつく必要があり、依頼しようとした正にその時に、見回りの消防団車両が目の前に出現(まさにこの表現のまま)した時のこと。忘れません。
心からの感謝と感動をお伝えしました。
今日は、素晴らしい瞬間に居合わせました。生涯忘れないでしょうね。
行きつけの駅前の食堂ですが、お好み焼きのお客さんで込み合っていました。最近は、Uさんお一人で厨房に立っていますが、さすがに今日は間に合いません。つい先日、お好み焼き屋を廃業されたばかりの、お近くのKさんに応援依頼。走ったのは、常連のお客さん(男性)。その方、待っていた私に、お茶を入れて、ご飯とおかずを出して、ホントに恐縮でした。到着したKさんが厨房に入る。UさんはKさんに「あんたキャベツ刻んでェ」。早速、Kさんのサクサクとキャベツを刻む手慣れたリズミカルな音。混み合う店内、最後は一見のお客さんまでお膳を出すのをお手伝い。実に温かい店内でした。
驚くことなかれ。
店主Uさん(写真右)は90歳。この道60年。
急きょの応援部隊Kさんは92歳。お好み焼いて65年。
お二人とも、戦中戦後の困難を乗り越えて、私(58歳)が生まれる前からお好み焼いてます。
お二人が厨房で、忙しく働いているお姿を拝見していると、お客さんまで温かく、和やかで、私は今日一日丸ごと得した幸せな気分です。
高齢社会とは幸齢社会です。高齢者が幸せを感じる社会です。で、さらに今日は、周りにいるみんなが同じように幸せを感じることを体感しましたね。ほんとに凄い!
昨年は台風のため中止でした。
今日は町内会運動会。予定した通りに、地域にある多様な団体(岡山刑務所、市消防団東牧石分団、特別養護老人ホーム牟佐げんき、牧石小学校、牟佐保育園、岡山市危機管理室、シニアクラブ牟佐、子供会、婦人部、電子町内会、ボランティア)にも協力(協働)いただいて無事故で開催できました。有難いことです。
前回から、防災・減災運動会の意義を込めて、車イスの避難リレーや炊き出し・救援物資配給訓練もやってます。
今年は地元消防団東牧石分団による操法訓練の実演をお願いしました。一般的に市民が目にすることのない操法訓練を、地域住民の前で真剣に立派に取り組んでいただきました。併せて消防団員募集も。これで消防団員が増えれば言うことなし。
支え合う地域づくり、さらに進めませう。