Archive for 2013年 9月
9月7日(土)したまち演劇祭提携公演「父と暮らせば」を鑑賞してまいりました。
井上ひさし作品で、広島の原爆で家族を失った少女が心の中の父との会話で、幸せになってはいけないというトラウマ的な自問自答の中、そうではなくて生きて幸せにならなくてはいけないとの結論に達します。
亡くなられた方との対話は不思議なもので、自身の心の格闘の様や、様々な経験や体験から亡くなられた方と対話が成り立つものかと感じさせられました。
私も尊敬する父といつも夢の中や心の中で対話をしております。
今回の鑑賞で新しいものや確認させられたことがたくさんあり、大変貴重な経験をさせていただきました。
また一つ人生が楽しく思えるようになりました。ありがとうございます。
8月28日より9月9日(月)まで、銀座松屋8階イベントスクエアにて「生誕90年池波正太郎展」が開催されております。
鬼平犯科帳や仕事人・藤枝梅安、剣客商売などたくさんの時代小説を書かれた、浅草生まれの池波正太郎先生です。
たくさん展示物を拝見させていただき、「人」の洞察の鋭さを感じながら本当に「人」を深く愛された作家であることを勉強させていただきました。
作家のほかに、絵画や旅行などにも興味を持たれていたそうです。
昔から私も読んだり見させていただいたりして参りましたが、浅草の大先輩から改めて、いわゆる「人生の達人」さを勉強させていただきました。
展示の開場時間は、10時より20時まで(入場は19時半まで)*最終日は入場16時半までとなっております。
9月1日(日)台東区ジュニアオーケストラ第33回定期演奏会が行われました。
はじめに和田教育長より団長としてのご挨拶がありました。
「この夏霧ヶ峰合宿を行い、演奏の上達だけではなく、心構えからはじまり、団体活動の意義やルールを小学校4年生から高校3年生の幅広い年齢層の中でしっかりと学んできました。ともすれば薄れがちな価値観など団員全員が一致団結してめいっぱいに力を入れて練習してまいりました。どうぞ素晴らしい演奏をご堪能ください。」
交響曲第6番 口短調Op.74「悲愴」/チャイコフスキーなど難しい曲も挑戦され、私も時間を忘れるほど感動させていただきました。
皆さんの益々のご成長を心よりご祈念申し上げます。