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8月28日(日)付「東愛知新聞1面より」
田原市総合防災訓練が27日、同市赤羽根文化広場で行われ、自主防災組織をはじめ市内26の団体・機関の約1,000人が参加し、災害発生から応急復旧までの時系列での対応を再確認した。
今回は地震のほか、東日本大震災で甚大な被害をもたらした大津波災害も新たに想定に加えた。
訓練は午前6時に震度6弱以上の大地震が発生、愛知県外海と伊勢、三河湾沿岸に大津波警報が発令されたの想定で行った。
津波訓練は陸上と海上で実施。
近隣の赤羽根、野田、泉校区の自主防災会と消防団が避難呼び掛けと誘導を行った。
また、総合防災訓練へ初参加となる愛知外海漁協は、警報発令時に太平洋沖へ漁船7隻が出漁した想定で行った。
漁協事務所から各船へ無線で連絡し、津波の影響を受けにくい沖にとどまることを伝えた。
ほか、第四管区海上保安本部のヘリが海岸付近の住民やサーファー、釣り人たちに避難を呼び掛けた。
メーン会場の文化広場では発生から24時間以内、それ以降の2段階に分けて約30種類の訓練を行った。
消防車やポンプなどを使った消火訓練、倒壊した建物からの負傷者救出と搬送、負傷者治療の優先順位を決めるトリアージといった急を要するものから、水道管やガス管の復旧作業、災害用特設電話、電力会社の高圧発電車での送電などライフラインの応急復旧を目的にした訓練を次々とこなした。
赤羽根漁港周辺の津波浸水エリアには田畑や温室などが集積する。赤羽根校区コミュニティ協議会の夏目尅佑会長は、「住民が住むエリアは高台にあるが、低地に集まる農作業中の発生が心配。
距離によっては自宅へ向かわず、隣校区の高い場所へ逃げることも意識しておかないと」と話す。
