Archive for 2017年 5月 12日
ブラインドサッカー講演・体験会
立川市立第九中学校で開催された「ブラインドサッカー講演・
体験会」に行ってきました。
ブラインドサッカー協会の小島氏から、障がい者スポーツの種目や
ブラインドサッカーのルール・歴史についてお話しいただきました。
ブラインドサッカーがパラリンピックの競技となったのは
アテネオリンピックからだそうです。
8チームが参加枠で、現在日本チームは世界ランキング8位。
2020年の東京オリンピックへの期待が膨らみます!
ブラインドサッカーは、視覚障がい者も健常者もアイマスクを
着用することで同じ条件の下、プレーすることも可能です。
5人制のフットサルとしておこないますが、ゴールキーパーは
視覚障がいのない選手です。
音の鳴るサッカーボールを使用してテニスコートの大きさのコートで
プレーしますが、選手同士がぶつからないように「ポイ」という
掛け声を出しながら動かなくてはなりません。
講演では、「障がいとは何か」」「障がいとは個性ではないか」
「苦手で出来ない事は補い合えば大丈夫」等のお話もあり、
真摯に耳を傾ける生徒一人一人が「障がい」について向き合い、
理解を深めるとても良い機会となりました。
講演のあとの体験会では、ブラインドサッカー日本代表の寺西選手の
パフォーマンスで会場は一気に盛り上がりました(^。^)b
その後、各クラスの代表がアイマスクを付けて音の鳴る
ボールを操り、その難しさを実感していました。
以前、私はブラインドサッカーの普及を通して、
障がい者スポーツへの理解を深めていけないかと
一般質問で取り上げました。
こうした形で進んできて、嬉しく感じます。
今後、障がいのある人もない人も共に行える
スポーツ種目、ブラインドサッカーの競技人口が
増えていく事を期待します。