富山型デイサービス
1日目、富山市役所内で「富山型デイサービス」の概要説明を受けた後、
現地視察で特定非営利活動法人「にぎやか」を訪問しました。
坂井由佳子理事長が熱き思いで運営されている「にぎやか」では
赤ちゃんからお年寄り、そして障がいのある方や子育て中のお母さんたちなど、
誰もが気軽に立ち寄れる、そんな雰囲気があふれている施設です。
木の温もりでいっぱいの施設内に入ってみると、普段のまま、
ありのままの日常の姿でお出迎えです(^.^)b。
見学者のためのガイドも利用者さんたちが行ってくれます。
認知症になっても、障がいがあっても地域の中で
自分の居場所がある事が、そして、家族のように触れ合う人、
支えてくれる人のいる安心した空間が如何に重要かということを
肌で感じることができました。
理事長の坂井さんからも直接お話しを伺いながら、
その腹の決まり方に感服しました。
覚悟のある人間が行動に打って出ると、
こんなにも理想に近い環境が実現できるものかと正直、驚きました。
このような富山型といわれるデイサービスの他に、
認知症デイサービス施設の「かっぱ庵」なども運営し、
家族のように終末期から看取りまで優しく寄り添う姿が
これから構築する地域包括ケアシステムが
このように進んでいけばいいのですが、現実は・・・。
少しでも、理想に近い立川市のシステムになるよう
検討していきたいと思います。