災害時における動物救護活動に関する協定
平成24年8月6日、立川市は東京都獣医師会多摩西支部と「災害時における動物救護活動に関する協定」を締結しました。
今や家族の一員ともいえるペットの存在は、災害時の避難の際に飼い主さんたちにとっての大きな課題、心配事でもあります。この事について、私も何度も一般質問で取り上げてきました。
そして、まずは東京都獣医師会多摩西支部との一日も早い「災害時における動物救護活動に関する協定」の締結をと訴えてきました。この協定は、ペットとの避難行動の環境を整えていくための第一歩です。
【協定の締結内容は次の通り(立川市HPより抜粋)】
災害が発生した場合、立川市から東京都獣医師会多摩西支部へ、下記に挙げる活動への協力を要請します。
(1)負傷した動物への応急処置
(2)負傷または被災した動物の保護及び管理
(3)動物の死亡及び身元の確認
(4)立川市の実施する動物救護活動に対する指導及び公衆衛生活動に関すること
(5)救護活動に必要な医薬品やペットフードなどの物資調達の協力
災害が発生した場合、ペットも人と同じように被災します。
人の食料などに加えてペットフードも備蓄しておく、ケージなどに入ることを嫌がらないように躾けておく、タグやICチップなどを利用して個体識別ができるようにしておくなど、ペットのための備えも大切です。