Archive for 2011年 7月
東京都多摩職業能力開発センター
午前10時より、立川市議会として都立多摩職業能力開発センターを視察しました。
今年、4月に開校(昭島市 旧都立立川短期大学跡地)の同センターは、屋上緑化などにも取り組みながら、技術習得のために良く工夫をされた校内となっています。新設された「三次元CAD科」や「住宅リホーム科」「計測制御システム科」など、機械、建築、電気関係、さらに自動車塗装、調理科と多くの科目が用意されています。この日も、若い世代から熟年層の方まで技術習得に真剣に取り組まれている姿が印象的でした。就職が大変な時代にあって、こうした事業の活用はとても有効であると感じました。今後、中学校の生徒さんたちにも見学の機会があれば、物づくりや仕事をするといった事のイメージが持てるのではないかとも感じました。
お昼をはさんで、午後から農業振興会の生産者の方たちの畑を視察させていただきました。今回はトマトのハウスとブルーベリー畑の2ヶ所を見学。終了後、市役所に戻り生産者のみなさんと意見交換会をおこないまいた。まだまだ学ぶべき事が沢山あると改めて実感しました。都市農業の存続の為に必要な販路の拡大に応援していきたいと思います。
無事に帰ってきました
石巻市のボランティア活動より無事故で帰ってきました。今回は、旅行会社が企画したバスツアーを利用。 何かお手伝いをしたいけれど、どうしたらいいのか・・・。と考えていた私には、ぴったりの企画でした。夜の11時50分に池袋を出発。一路、石巻へと向かいました。
翌朝、予定より早く着いたので海岸付近までいきました。その惨状は、100日を過ぎた今なお色濃く残っています。今後、復興までには膨大な時間とどれだけの人の力が必要となるのでしょうか。「石巻市ボランティアセンター」となっている石巻専修大学に向かう途中、小中学校に登校している児童、生徒の姿が・・・。この現状の中で日常生活は営まれていくのですね。
専修大学では、テントで宿泊しながらボランティア活動をしている方もいました。私たちは、4つのチームに分かれて、側溝の清掃作業の担当です。町内会長さんからの感謝の思いが溢れるご挨拶を頂き、いざ作業現場へ・・・。雨の予報がはずれた大晴天のもと、さわやかな汗(?)を流しながらの作業となりました。
がっちりと重い側溝のふたを男性陣が頑張って開けていき、中に堆積しているヘドロを土のうに詰めていきました。昼食を挟んで、3時までの作業。途中、地元の方たちも手伝ってくれたり、終始和やかな雰囲気でした。大きな事故もなく、夜中の12時を過ぎた頃に自宅へと戻りました。 わずか24時間の動きでしたが、たくさんの事を感じた一日となりました。
川の水はまだ濁っていましたが、山の緑は深く、澄み渡った空に浮かぶ真っ白な雲・・・。そこには故郷の風景がありました。東北の皆さんの穏やかな日常が一日も早く戻られる事を心より願っております。機会を見て、再び東北の地へ行きたいと考えています。