【議事録】R05第2回定例会


 
【もくじ】
本会議・一般質問(令和5年6月6日)
文教委員会(令和5年6月20日)

※議会改革特別委員会(令和5年6月21日)での発言は省略します。立川市議会ホームページの会議録検索システムでご覧いただくことができます。
 



 

本会議・一般質問(令和5年6月6日)

 
◆12番(瀬順弘君) 公明党の瀬順弘です。一般質問を行います。
 今回、プロジェクターの使用を申し出ておりましたが、使用いたしません。
 それでは、1項目め、防災対策についてです。
 先日、公明党立川市議団で阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承し、防災・減災の実現のために必要な情報を発信することを目的とした阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターを見学いたしました。地震破壊のすさまじさを感じさせる映像、ジオラマ模型で再現された震災直後の町並み、震災関係の資料展示などを見学し、この震災当時、大阪に住んでいた私は、ボランティア活動などで目にした悲惨な光景を思い返す機会となりました。
 本年は、1923年の関東大震災から100年の節目でもあり、改めて防災・減災をしっかりと進めていかなければならないと強く感じたところでございます。
 小項目一つ目、避難所について何点か伺います。
 内閣府が策定する避難所運営ガイドラインには、キッズスペースの設置を検討するとの項目があります。子どもたちは災害時に混乱や不安を感じやすく、安全な場所で遊びながら心を落ち着けたり、ストレスを発散したり、学習をする場を設け、子どもの日常性の回復と心身の健全な発達を支えることが重要であります。
 内閣府の平成28年度避難所における被災者支援に関する事例等報告書には、震災の影響から自傷行為をする子どもも見られたため、子どもが安心できるスペースや遊び場の確保などが必要であるとの声が上がったとの記載があります。
 そこで伺います。
 立川市では、災害時の避難所においてキッズスペースというものは位置づけられているのでしょうか。
 新型コロナウイルス感染症の蔓延以降、避難所においても感染者への対応や感染リスクを低減させる運営が求められてきました。立川市においては具体的にどのような対応をされてきたのかお示しください。
 本年5月8日より、新型コロナウイルス感染症は感染症法上の分類が5類へと移行され、それまでの様々な制約が大きく変化をしております。避難所における感染症への対応は5類移行後どのようになるのかお聞かせください。
 立川市の人口に関する統計資料では、本年1月1日現在の外国人住民は5,124人、全市民の約2.8%となります。100人の方が避難所に来たとすれば、そのうち二、三人は外国人がいるという割合になります。
 避難所では、名簿作成や必要な支援を把握するため、避難者カードを記入いただきますが、このカードには外国語表記のものがあるのでしょうか。なければ作成しておくべきと考えますが、いかがでしょうか。
 また、避難所には、立入禁止や使用不可など、必要に応じて掲示物が貼り出されると思います。これらの外国語の併記などが必要と考えますが、いかがでしょうか。
 昨年の決算特別委員会で第四小学校の防災備蓄倉庫について取り上げました。倉庫が校舎の2階にある、狭いなど、大変不便で移設してほしいとの話が地元地域から出ております。私からも様々な提案をさせていただきましたが、検討の経緯や進捗状況についてお示しください。
 先週末、記録的な大雨があり、全国各地で甚大な被害が発生をいたしました。亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げます。
 立川市においては5か所の避難所を開設するなど、夜を徹して住民の命を守るため対応いただいた職員の皆様に心から感謝を申し上げます。
 市は、6月3日午前4時30分、土砂災害の発生のおそれから、風水害時に第1段階で開設する4か所の避難所を開設されました。このうちの一つである立川競輪場は、令和3年4月の地域防災計画の修正によって集合棟が風水害限定指定避難所に位置づけられ、同時に車両による一時的な退避場所として立川競輪場第二駐車場を運用することが明記をされました。
 しかし、私が実際に行ってみたところ、第二駐車場は閉鎖されており、集合棟周辺の門も閉まっておりました。私は開設されていないものと思い、帰途につきました。このとき競輪場の避難所についてはどのような対応をされていたのかお示しください。
 小項目の2番目、個別避難計画について。
 令和3年5月20日に施行された改正災害対策基本法で、自力での避難が難しい高齢者または障がい者のための個別避難計画の作成が努力義務とされました。
 立川市では、令和3年度から個別避難計画の作成に取り組んでいただいていると思いますが、これまでの作成状況についてお聞かせください。
 次に、オストメイト支援について。
 ストマ装具や消耗品の購入で経済的負担が大きい、日常生活用具給付制度の基準額ではストマ装具の交換頻度を我慢せざるを得なく生きる尊厳が失われているなど、様々なオストメイトからの切実な声をいただき、現在の給付額が果たして適当であるのかという疑問を抱かざるを得ません。
 そこでまず、日常生活用具給付におけるストマ用装具の基準額の変遷についてお示しください。
 また、経済的な負担があるとの声、経済的支援を拡充してもらいたいとの声は市にも届いているのでしょうか。お聞かせください。
 令和3年2月に、私は一般質問でこの基準額に関して質問をし、基準額以内で申請される方もいらっしゃる、個々の状態により差異があるものと認識しているとの旨の答弁がありましたが、実際に基準額よりも少なく申請される方はどれぐらいいらっしゃるのかお示しください。
 日常生活用具給付は、ストマ用装具以外にも様々な種目があります。ストマ用装具以外の給付を受けておられる方などから経済的負担が大きいとの声はあるのでしょうか。お示しください。
 3点目、学習館の貸出備品について。
 小項目1番、利用者からの要望について。
 令和4年度の市政に関するアンケート調査では、日頃から何らかの学習活動を行っていますかとの問いに、月に数回以上行っているとの回答が約33%、日頃から文化芸術に触れる、文化財などを鑑賞する、または自ら文化芸術に関わる活動をする機会がありますかとの問いには約45%の方がある、どちらかといえばあると回答されています。多くの市民が生涯学習、文化芸術、コミュニティの活動を行っている、関わっていらっしゃるということが分かります。
 これらの活動の場として市が整備・提供しているものが地域学習館・学習等供用施設であり、これらの活動における市民に最も身近な施設であるというふうに言えるかと思います。
 同じ調査の自由記述欄では、学習館・地域館はコミュニティの中心になるので、ますます充実してほしいとの意見もありました。
 私も施設や設備のこと、利用に関すること、備品のことなど、多くの御意見、御要望を市民の方からもいただいております。
 今回は学習館に絞ってお聞きしたいと思いますが、利用者から新たな備品を導入してほしい、現在の備品を変更・更新してほしい、修繕してほしいなど、貸出備品に関する要望について市へはどのような声があるのかお示しください。
 4点目、マンションの適正管理について伺います。
 小項目一つ目のマンション適正化推進計画についてです。
 近年、分譲マンションにおいて、建物の老朽化と居住者の高齢化という二つの老いが進行し、築40年を超える高経年マンションは今後も増加する見込みとなっております。マンションが適正に管理されなければ、外壁の剥落や地域の居住環境にも大きな影響を及ぼす可能性があり、前回定例会でも立川市におけるマンションの適正管理に対する取組などお聞きをいたしました。
 その取組の一つとして、立川市は令和4年度に6戸以上の分譲マンションの管理組合を対象とした分譲マンション実態調査を実施されました。この調査結果からどのような傾向や、また課題があったのか具体的にお聞かせください。
 5点目、交通の課題について。
 一つ目の自転車用ヘルメットについてお伺いいたします。
 警視庁の調べによると、自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合の2.3倍も高くなるそうであります。
 そこで国は、道路交通法を改正し、本年4月1日から年齢を問わず自転車利用時のヘルメット着用を努力義務としました。私も4月1日以降、自転車に乗るときにはヘルメットを着用しておりますけれども、まだまだ着用される方、少ないのではないかと感じております。
 立川市は、自転車利用者のヘルメット着用状況についてどのように見ておられるのかお聞かせください。
 ある損害保険会社の調査では、ヘルメットを着用しない理由の第2位は、着用している人が少ない、第1位がヘルメットを着用する必要性を感じない、着用しても安全だと思わないとのことでありました。
 ヘルメット着用に関する話題は報道等でも多く取り上げられており、今年の春の全国交通安全運動における運動重点の一つに自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底が掲げられるなどしておりますが、着用の必要性についてはさらなる周知啓発が必要と考えます。
 これまで立川市としてヘルメット着用に関して取り組んできたことがありましたらお聞かせください。また、今後の周知啓発として何か考えていることがありましたら併せてお聞かせください。
 小項目二つ目の富士見町・柴崎町の交通不便についてお伺いをいたします。
 令和4年3月の路線バスのダイヤ改正によって、主に富士見町・柴崎町を経由して立川駅の北口・南口を結ぶ立72系統が大幅減便となり、最終バスが午後2時前後となりました。通院や買物などで駅周辺に出ても帰りの便がないなど、大変不便で困っているという声が私のところに数多く寄せられ、昨年5月の定例会一般質問でこれらの声を御紹介をさせていただきました。そして、特に移動が困難な方々の足の確保を求めたところでもあります。
 このバス路線の減便による市民への影響について、市としてどのような対応をしてこられたのかお聞かせいただきたいと思います。
 立川市は、交通の課題・問題について、交通不便地域だけではなく、交通弱者・移動困難者に対して福祉的な視点での移動手段の在り方についての検討が必要との考えをお持ちだと思いますが、その検討状況はいかがでしょうか。お示しください。
 以上で1回目の質問を終わります。

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○議長(木原宏君) 市長。

◎市長(清水庄平君) 自転車ヘルメット着用状況についてというお話でありますけれども、一部にはヘルメットを着用する自転車利用者も見受けられますが、都知事の記者会見では「都民の着用率についてはいまだ低い状況にある」とコメントされております。
 ヘルメット着用に関する市のこれまでの取組につきましては、市ホームページや法施行直前の広報3月25日号での周知、市営駐輪場をはじめ市内各図書館・学習館や窓口サービスセンター等におけるポスター掲示及びチラシの配布、市役所1階多目的スペースにヘルメット展示コーナーの設置等を行い周知啓発に努めてきたところでございます。
 今後は、これまで行ってきた交通安全講習会などの機会を活用し、交通事故時の被害軽減など、ヘルメット着用の必要性等について周知啓発を図ってまいります。

○議長(木原宏君) 市民生活部長。

◎市民生活部長(神崎恵子君) 防災対策についてお答えいたします。
 避難所におけるキッズスペースの設置の位置づけでございますが、現在市では、各一次避難所において避難所運営マニュアルを整備しており、その中で体育館のスペースレイアウト、校舎内の各教室の使途を定めておりますが、キッズスペースの配置は定めておりません。
 次に、避難所における感染症対策につきましては、令和3年10月に感染症対策を踏まえた避難所運営の補助資料を作成し、事前受付の設置、感染の疑いがある方の専用スペースのレイアウト、避難者の誘導・受入れ等について運営方法を定め、対策を講じてまいりました。
 5類感染症への変更に伴い、本年4月28日付で避難所における新型コロナウイルス感染症の感染対策等について国の通知が発出されました。この通知では、基本的な感染対策については主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることを基本とすること、またこれまで実施してきた基本的な感染対策は引き続き有効なため適切に取り組むことと示されておりますので、本市におきましてもこの内容に沿った対応を行ってまいります。
 次に、外国人への対応についてでございます。
 現在、避難所開設キットに準備している避難者名簿である避難者カードや掲示物につきましては書式を定めておりますが、日本語表記のみ用意しており、外国語のものは用意しておりません。
 避難所運営で支援が必要な外国人に対しては、ボランティア班と連携して対応していくとともに、支援団体等で作成している書式も公表されているものがございますので、今後、整備を検討してまいりたいと考えております。
 次に、四小の防災備蓄倉庫についてでございます。
 校舎内に設置している一次避難所の防災備蓄倉庫については、災害時の利用効率等を考慮して、学校の改修等に合わせて屋外等への再配置を進めております。
 第四小学校につきましては、新たに屋外に防災備蓄倉庫を設置する場合には、建築基準法の要件を確認したところ、校舎西側道路境界の敷地後退を行わなければならず、そのためには体育館の建て替えが必要になるため、現実的には難しい状況です。
 また、校舎1階へ移設することについても検討しましたが、使用可能な部屋がなく、校舎内での移設も難しい状況となっておりましたが、その後、新学校給食共同調理場の運用開始に伴い、校舎1階の給食室の一部が使われなくなり、防災備蓄倉庫として活用できる見込みであることから、引き続き関係者等と調整を図っていくこととしております。
 次に、先日の大雨警報に伴う競輪場の避難所の対応でございます。
 市は、6月3日土曜日、午前零時2分に大雨警報が発令されたことを受け、水害に対する避難情報の判断・伝達マニュアルに基づき、警戒レベル3・高齢者等避難を発令し、午前4時30分に、風水害時に第1段階で開設する4か所の避難所を開設しました。夜間の避難は危険が伴うため、日の出時刻を参考に午前4時30分に開設することといたしましたが、立川競輪場においても夜間に限られた人員での対応だったため、立川競輪場第二駐車場及び集合棟は開設せず、直接正面脇の門より場内に車両を入れ、避難者を受け入れる対応といたしました。
 続きまして、マンションの適正管理でございます。
 市内分譲マンションの管理状況や課題等を把握・整理し、推進計画の策定等、今後のマンション施策展開検討の基礎資料とするために令和4年度にアンケート調査を行いました。調査対象件数286件に対する有効回答数は157件で、回答率は54.9%でした。
 本市の傾向としましては、20年を超えるマンションが80.9%であり、そのうち築年数が40年を超えるマンションが31.2%となっていることが分かりました。また、マンションの戸数は20戸未満が29.3%と最も多く、続いて21戸から40戸が26.8%であることも分かりました。
 本市の課題でございます。
 令和2年度から東京都の管理状況届出制度が始まり、昭和58年以前に建てられた6戸以上の分譲マンションの届出を確認する中で、管理状況があまり好ましくないマンションが見受けられることは認識しておりましたが、今回のアンケート調査で問題点は何かとの問いに、特に問題点はないとの回答がある一方で、管理組合役員の成り手不足や役員の高齢化、長期修繕計画を作成していないとの回答があり、これらを具体的な課題として認識いたしました。
 以上です。

○議長(木原宏君) 福祉保健部長。

◎福祉保健部長(五十嵐智樹君) まずは防災対策、個別避難計画の実績についてでございます。
 令和3年度におきましては、中部たかまつ地域包括支援センターと東部わかば地域包括支援センターの協力を得まして、モデル実施として避難行動要支援者2名の方の個別避難計画を作成いたしました。
 また、令和4年度におきましては、特に優先度が高いと判断される土砂災害警戒区域に居住していらっしゃる避難行動要支援者20名を対象といたしまして、社会福祉協議会に委託を行い、作成に取り組み、7名分を作成いたしました。残りの13名につきましては、施設入所の方が7名、残念ながら未同意であった方が5名、亡くなられた方が1名でございました。
 続きまして、オストメイト支援についてでございます。
 まず、ストマ用装具の基準額についてでございます。
 ストマ用装具費用の助成につきましては、障害者総合支援法に規定されている地域生活支援事業に基づき行われており、その基準額は平成18年10月に国から市町村の判断へと移行されております。
 本市における現在の基準額は、多摩26市とほぼ横並びの額でございまして、消化器系が1か月当たり8,858円、尿路系が1か月当たり1万1,639円となっており、平成18年に国から以降されたときの基準額と同額となって来ております。
 続きまして、基準額に対する声ということでございますが、ストマ用装具に対する基準額の増額につきましては、日本オストミー協会三多摩支部や市内の当事者団体から御要望をいただいているところでございます。
 次に、ストマ用装具費用の支給数などの実績でございますけども、令和4年度の下半期分といたしまして、令和4年10月にストマ用装具費用の支給決定を受けた方は全体で259名でございました。そのうち基準額未満の方の数でございますが、38名、その占める割合は14.7%でございました。
 次に、日常生活用具の他の種目についての御要望ということでございますが、現在、日常生活用具におけるストマ用装具以外の種目の基準額につきまして御要望はいただいていないところでございます。
 以上でございます。

○議長(木原宏君) 教育部長。

◎教育部長(齋藤真志君) 地域学習館の貸出備品についてです。
 地域学習館に寄せられる声として、ピアノの調律に関する要望については年間数回ございます。
 そのほか、音響・映像関係機器に関する要望などをいただくことがございます。
 以上です。

○議長(木原宏君) まちづくり部長。

◎まちづくり部長(野澤英一君) 交通不便についてでございます。
 路線バスの減便につきましては、交通事業者が市民の利用に大きく影響を与えないよう配慮し、また会社の経営上必要なものとして行っていると理解しておりますが、令和4年3月のダイヤ改正の際には、平日午後2時以降の便が全て減便になり、市民の方にも影響があったものと推測されます。
 市では、ダイヤ改正後、立72系統の路線バス運行事業者である西武バス株式会社に対し減便の経緯等のヒアリングを行うとともに、令和4年5月議会での一般質問の趣旨をお伝えしたところ、土日・祝日の運行を取りやめる代わりに、平日午後の便を復活させる旨の御報告をいただき、本年4月1日のダイヤ改正に至ったところでございます。
 また、市ではこれまで、地域ごとの移動ニーズの把握に努めつつ、様々な移動サービス・形態についても情報収集を進めてまいりました。また、福祉的な視点を含めた移動手段の在り方については、民間活力や地域力といった視点も含め、検討を続けてきております。
 以上です。

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◆12番(瀬順弘君) 御答弁いただきましたので、2回目の質問をさせていただきます。
 まず、防災対策について、避難所の関係です。
 現在の避難所運営マニュアルにはキッズスペースは位置づけられていないという御答弁でした。キッズスペースをしっかりと位置づけていただきたい、早急に検討していただきたいと思いますが、見解をお聞かせください。
 避難所における感染症対策については、5類移行後も感染症対策を踏まえた避難所運営が継続をされるという趣旨の御答弁だったかと思います。5類になりまして、避難所も以前の運営に戻ると思っていらっしゃる地域の方もたくさんいらっしゃいます。そのようなお声もお聞きをしております。
 今後も感染症対策を踏まえた運営が継続をされるということを避難所運営に携わる方々に早急に周知をし、いざというときに無用な混乱が生じないようにしていただきたいと思いますので、要望しておきます。
 避難者カードや掲示物の外国語対応については整備を検討していただくということで、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 言葉の支援についてはどのように対応するのでしょうか。特に発災初期にはボランティア等の支援も受けられないと思います。外国人の御本人もそうですし、運営するスタッフも困ってしまうのではないでしょうか。コミュニケーションを取るための対応など考えておられればお聞かせいただきたいと思います。
 第四小学校の防災倉庫については、新たな備蓄スペースの見込みが立ったというようなことで関係者と調整を行っていくということで御答弁いただきました。ありがとうございます。
 現倉庫と新たなスペースと、恐らく分散した備蓄になると思いますので、移設する物品、運搬のルートなど、地域の皆様と丁寧に協議しながら進めていただきたいと思います。
 旧多摩川小学校の防災備蓄倉庫は地上階にありますが、多摩川洪水浸水想定区域内にあるため、浸水時には備蓄品が水につかってしまいます。地元からも、校舎上階の浸水しない場所へ備蓄品を移設してもらいたいとの要望が随分以前から出ておりますけれども、検討、対応の状況についてお聞かせください。
 6月3日の立川競輪場の避難所の開設については、状況に応じた対応であったということは分かりました。しかし、周知されていることと異なりますと、せっかく行った方が分からずに避難できないということになってしまいますので、今後そのようなことがないようにしていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。
 個別避難計画についてです。
 令和5年度予算にも、避難行動要支援者対策事業、個別避難計画作成手数料が70万円計上されております。本年度も引き続き計画の策定・作成を進めていただくものと思います。令和5年度以降の個別避難計画の作成の予定についてお聞かせください。
 オストメイトの支援について伺います。
 現在の基準額は平成18年に国から移行されたときのままであるというお答えでした。これはもっと言いますと、市へ移行される前についても平成5年を最後にこの基準額というのは見直されておりませんので、約30年変わっていないということであります。
 さて、令和4年度下半期の支給実績において、基準額未満で申請された方が14.7%であるという御答弁いただきました。公益社団法人日本オストミー協会が令和3年に実施したオストメイト生活実態基本調査の結果でも、基準額で間に合っているとの回答が16.2%ということで、市の先ほど御答弁いただいたのと同じ程度の割合でありました。つまり8割以上の方が基準額以上の費用がかかっているというようなことであります。
 また、御答弁で、ストマ用装具以外の日常生活用具給付種目において経済的な負担が大きいなどの、また改善を求めるといった声はないということでありました。日常生活用具給付を受けておられる方のうち、ストマ用装具の給付を受けている方だけが経済的な負担が大きいという声があり、感じていらっしゃるということかと思います。
 令和3年の一般質問で、「障害をお持ちの様々な方に対して、公平に負担軽減に努めていくべき」との市の考え方が御答弁でありましたけれども、公平という点で言えば、経済的負担を感じているストマ用装具の利用者、こういった方の負担軽減を講ずる、基準額をきちんと見直す、こういったことが公平ではないかというふうに思います。
 さて、令和5年度より新宿区がストマ用装具の基準額を見直し、立川市とこれまで同額である消化器系、月額8,858円、尿路系、月額1万1,639円をどちらも月額1万3,000円へと引き上げました。また、東京都内の他の自治体でも基準額の見直しに向けた動きを始めているところがあるとの話も入ってきております。
 オストメイトの経済的負担の軽減、QOL向上のため、立川市も早期に基準額を引き上げていただきたいと考えますが、見解を伺います。
 学習館の貸出備品について伺います。
 管理の状況ということでお聞きしたいと思います。
 先ほど御答弁の中でも、利用者からピアノの調律に関する要望が年に数件あるということでありました。私が最近いただいたお声の一つもピアノの調律についてであります。
 そこで伺います。
 各地域学習館のピアノの配置状況、また調律の状況についてお示しください。
 具体的に私は、高松学習館のアップライトピアノの調律がとてもひどい状況だというお声をいただきました。状況は市で把握されているのかお聞かせください。
 次に、マンションの適正管理について伺います。
 小項目1点目のマンション管理適正化推進計画についてです。
 マンションの管理の適正化の推進に関する法律の改正によって、地方公共団体によるマンション管理適正化を推進するための計画策定や、一定の基準を満たすマンションの管理計画を認定できる制度などが定められました。
 マンション管理適正化推進計画の策定、認定制度の導入については、前回定例会で策定時期を質問したところ「令和5年度中」との答弁があり、早く進めていただきたいと訴えました。その後、策定導入に向けた作業の進捗、今後の予定はどうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。
 小項目二つ目の固定資産税の減額についてであります。
 適切な修繕工事を実施したマンションの所有者の固定資産税を減額することができるマンション長寿命化促進税制が令和5年度に制度化されたと思いますが、具体的な制度内容についてお示しください。
 交通の課題について。
 まず、自転車用ヘルメットのことについて伺います。
 1回目で御紹介しました損害保険会社の調査で、ヘルメットを着用しない理由の第3位が購入費用の負担でした。私たち公明党市議団にもヘルメット購入に対する経済的支援をしてもらいたい、そのような声が市民の皆様から寄せられております。
 東京都は4月下旬、都議会公明党が要請しておりましたヘルメット購入費を補助する区市町村に対する経費の支援を発表しました。これを受け、公明党立川市議団は5月1日、清水市長宛てに自転車用ヘルメットの購入補助を行うよう緊急要望を行いました。早期にヘルメット購入への支援を行っていただきたいと思いますが、我々の要望についてどのように検討いただいているのかお示しいただきたいと思います。
 小項目二つ目の富士見町・柴崎町の交通不便についてです。
 立72系統の減便について、昨年の一般質問の趣旨をバス事業者へお伝えいただき、本年4月のダイヤ改正で平日夕方の便が復活をされました。大変ありがとうございます。
 私のところには、夕方の便が復活したことで買物や通院に安心して行けるようになったというお喜びの声が上がっております。一方で、土日の便がなくなって不便になってしまったという、このような声も届いているのが実態でございます。
 引き続き、地域の方々のお声をしっかりとお聞きしながら、市のほうとも連携を図っていきたいというふうに思っております。
 交通不便地域の問題だけでなく、高齢化社会に伴い交通弱者・移動困難者が増え続ける中、こういった方々の足の確保として、公明党市議団は以前よりデマンド交通の導入を提案をさせていただいております。
 お隣の武蔵村山市では、乗り合いタクシーむらタクが運行されています。対象地域の居住者が自宅と乗降場所を行き来することができるワンボックスカーの乗り合いタクシーです。インターネットや電話等で予約をして利用する、そのような形であります。利用実績を拝見いたしますと、病院、スーパーでの乗降が多く、日常生活の大事な足として活用されている、そんな状況が分かりました。
 デマンド交通については様々な方式があるかと思いますが、とにかく実証実験を導入するなど具体的な検討を早く進めていただきたいと思いますが、お考えをお示しください。
 2回目は以上です。

○副議長(高口靖彦君) 市民生活部長。

◎市民生活部長(神崎恵子君) 避難所についてでございます。
 キッズスペースの設置など、避難所における子どもへの配慮につきましては、女性や高齢者など子ども以外の要配慮者への配慮、感染症対策を踏まえた専用スペースの確保なども踏まえ、今後、避難所運営連絡会等で整理を図ってまいります。
 次に、外国人の対応でございます。
 各一次避難所に配備している避難所開設キットには、絵記号を指さし、意思伝達が可能なコミュニケーション支援ボードを配備しております。やさしい日本語で記載しており、英語も併記されておりますので、これらを活用してまいりたいと考えております。
 次に、旧多摩川小学校の防災備蓄倉庫についてでございます。
 旧多摩川小学校は、震災時の一次避難所として防災備蓄倉庫を整備しておりますが、地域からの要望を受け、2階以上への移設につきまして施設管理者等と調整をしてまいりました。現在、一部の備蓄品を収納できるよう、校舎4階北側の部屋を確保しております。
 今後は、風水害時及び震災時を想定し、どの備蓄品を4階に上げておく必要があるか等を避難所運営連絡会等で検討していきたいと考えております。
 次に、競輪場の避難所対応でございます。
 今回、避難情報は、市ホームページをはじめ、見守りメール、LINE、ツイッターで配信いたしました。
 立川競輪場は、車両による一時的な退避場所としているため、避難情報を発信する際に車両誘導など詳細な情報を案内することで混乱が生じないよう対応してまいります。
 次に、マンション管理適正化推進計画についてでございます。
 国や都が示すガイドラインを基に作成いたしました素案を今議会の総務委員会で報告いたします。8月に素案に対するパブリックコメントを実施し、10月議会において計画原案をお示しした後、11月に計画を策定して認定制度を開始してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

○副議長(高口靖彦君) 福祉保健部長。

◎福祉保健部長(五十嵐智樹君) 個別避難計画の作成予定についてでございます。
 令和5年度から8年度にかけて、多摩川洪水浸水想定区域に居住する要介護1から5、要支援1から2、障害者、高齢者のみの世帯等の約400名を対象といたしまして個別避難計画を策定する予定でございます。
 毎年度ごとに約100名分の作成を予定しており、令和5年度は要介護1から5の方の個別避難計画につきまして、ケアマネジャー等の協力を得て作成してまいります。
 続きまして、オストメイトの関係の装具の基準額につきましては、現在のところ、他の助成とのバランスや事業の持続性などを踏まえた適切な額であると認識しておりますが、仮に、議員のほうから御紹介がありました新宿区のように基準額を増額するとした場合には、どの程度立川市において増額をするのが適当なのかということを判断するために、全体的な利用実態等を把握するための調査が必要になると考えられ、効果的な調査手法の構築などに課題があるものと考えております。
 以上でございます。

○副議長(高口靖彦君) 教育部長。

◎教育部長(齋藤真志君) 六つの地域学習館のピアノの配置状況でございますが、柴崎学習館には3台配置しており、内訳はグランドピアノ、アップライトピアノ及びデジタルピアノが各1台となってございます。
 西砂学習館、高松学習館、錦学習館及び幸学習館には各2台ずつ配置しており、内訳はグランドピアノ及びアップライトピアノが各1台となってございます。
 砂川学習館にはアップライトピアノを1台配置しておりますが、改修工事の期間は上砂児童館に仮配置して放課後子ども活動に活用していただくこととしております。
 なお、調律については、ピアノ1台につきおおむね年平均2回程度行っております。
 御指摘いただきました高松学習館のアップライトピアノでございますが、昭和55年製のものとなっております。令和5年3月の調律の報告では、弦、鍵盤、ハンマー、チューニングピンなどの項目について要修理とされてございます。このほか、ピアノ線が巻いてあるピンの緩みがひどい、経年劣化による消耗が大きいとの指摘のほうをいただいております。
 以上です。

○副議長(高口靖彦君) 財務部長。

◎財務部長(下河辺康君) 固定資産税の減額制度の概要についてでございます。
 大規模修繕工事を実施したマンションで一定の要件を満たしている場合、令和6年度以降の家屋の固定資産税が1住戸当たり100平方メートルまでを限度に3分の1減額され、減額の適用は1回限りとなっております。
 減額の適用を受けるためには、築後20年以上が経過している10戸以上のマンションで過去に一度は大規模修繕工事済みであること、修繕積立金の額を認定基準まで引き上げていること、令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間に2度目以降の大規模修繕工事が完了していること等の条件がございます。
 なお、申請に当たっては、マンション管理適正化計画に基づく認定制度により認定を受ける必要があります。
 以上でございます。

○副議長(高口靖彦君) まちづくり部長。

◎まちづくり部長(野澤英一君) まず、自転車ヘルメットについてでございます。
 市といたしましては、東京都が新たに区市町村に対する支援としてヘルメット購入補助を実施したことを契機に、市民のヘルメット着用率向上を目的とした自転車ヘルメット購入補助を年齢による制限を設けることなく全市民を対象として実施することといたしました。
 詳細につきましては、環境建設委員会で御報告するとともに、関連する補正予算を今議会に提出してまいります。
 次に、オンデマンド交通などの新たなシステムの導入に当たりましては、地域公共交通会議でも様々御意見がある中で、その形から入るのではなく、地域ごとの移動の在り方、地域ごとの生活像・移動像といった移動の実態を把握した上で、地域にふさわしい移動手段の確保が必要であると考えております。
 そのため、市といたしましては、令和6年度から東京都の持続可能な地域公共交通実現に向けた事業費補助金を活用し、地域ごとの移動の実態等を調査した上で、令和7年度以降に地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく地域公共交通計画を策定してまいりたいと考えております。
 実証実験も含めた新たなシステムの導入につきましては、これらの検討を踏まえ進めていくものと考えております。
 以上です。

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○副議長(高口靖彦君) 瀬議員。
   〔12番 瀬 順弘君登壇〕

◆12番(瀬順弘君) それでは、3回目の質問を行います。
 まず防災対策についてであります。
 避難所に関連したところでは、旧多摩川小学校の備蓄倉庫を4階に部屋を確保していただいたということで、具体的な物品の検討を地域とされていくということであります。こちらのほうもぜひ丁寧に進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 小項目2番目の個別避難計画についてであります。
 御答弁で、計画は令和8年度までに400名分の作成を進めていくということでありました。かなりの人数だと思います。個別避難計画で指定された避難所に行ったときに、定員を超えていて受け入れられないということはないんでしょうか。避難所は計画的に指定をされるのでしょうか。実効性の担保が重要と考えますが、課題などどのように認識されているのかお聞かせください。
 オストメイト支援について伺います。
 先ほど御答弁の中でも、仮に基準額を見直すとした場合、利用実態の調査が必要であるということ、またこの調査については効果的な調査・手法について構築が必要であるというような課題も御答弁されました。確かに、基準額に対する不足の実態というのは給付申請の手続等で市が把握できるものではないことは承知をしておりまして、調査が必要ということは理解をいたします。
 そこで、現在基準額の見直しを検討している世田谷区、利用実態をどのように把握しようとしているのかお聞きしたところ、ストマ用装具等を扱う販売店に対してデータの提供を求めているそうです。販売店は、基準額を超えた分も含め全体での購入、このような実態を詳細に把握を当然されております。
 立川市においても、販売店へ協力をあおぐなどして経済的負担の実態、早急に把握していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 学習館の貸出備品について伺います。
 高松学習館のアップライトピアノについて、要修理の項目がたくさんあるというようなこと、中でもピンの緩みがひどいという指摘があったということでありました。ピンの緩みがあるということは張っている弦が緩んでいくということですので、これでは幾ら調律してもすぐに狂ってしまう、利用者からも指摘されるということはよく分かります。貸出備品でありますので、適切に対処されるよう要望しておきます。
 次に、柴崎学習館地下のホールにありますプロジェクターについて伺います。
 交換ランプがないというお話を聞きました。使用中にランプが切れたらどうするのか、そのような心配をされておりました。このプロジェクターは保守点検など定期的に管理をされているのでしょうか。お示しください。交換ランプがないというのは本当でしょうか。ないならば、なぜないのかお聞かせください。
 このプロジェクターは、開館時から配備されているとするともう10年近くとなりますので、本体の更新も必要ではないかなと思いますので、御検討いただきたいと思います。
 その上で、もし利用中に使用できなくなった場合に備えて代替機を用意するなど、対応をちゃんと考えておいていただきたいということでこれまでお願いをしてまいりましたが、もし使用中にランプが切れた際、どのような対応になるのかお示しをいただきたいと思います。
 マンションの適正管理について伺います。
 固定資産税の減額制度について、先ほどの御答弁の中で、申請に当たって、マンション適正化管理推進計画に基づくマンション管理計画認定制度による認定が必要というようなことでありました。また、同じ答弁の中で、認定制度は11月開始を目指して作業中ということでありました。
 減額の適用は令和5年4月1日からの2年間で2回目の大規模修繕工事が完了していることという条件があり、既にこの対象の期間に入っておりますが、認定制度が開始する前に工事が完了したマンションはどうなるのでしょうか。認定制度が創設されていないため申請できなかった、そのような場合には遡って減額を適用していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
 交通の課題について、自転車用ヘルメットについて伺います。
 ヘルメット購入補助、助成の事業を実施するということで御答弁いただきました。検討を進めてこられ、実施を決めていただいたこと、大変にありがとうございます。
 詳細は環境建設委員会で報告されるとのでしたので、1点だけお伺いしたいと思います。
 私のところに、早くヘルメットを購入した人が補助を受けられないのは不公平じゃないか、早く購入した真面目な人が損をしたと感じるようなことのないように考えてもらいたいというお声がありました。率直なお声だと思います。
 例えば、早く購入した方にも遡及するとか、何らかの方法でこういった不公平感を持つ市民がいらっしゃらないような、そしてこの大事な補助事業ということですので、皆さんに喜んでいただける形でぜひ事業をスタートしていただきたいと思いますが、こういったことに対して何かお考えがありましたらお示しください。
 私の質問は以上です。

○副議長(高口靖彦君) 福祉保健部長。

◎福祉保健部長(五十嵐智樹君) まず、個別避難計画の実効性に関する課題認識でございますが、予定避難場所の調整などについては、議員御紹介のとおり課題であると認識させていただいております。
 今後、個別避難計画の作成の過程で見えてくる課題を整理させていただき、避難行動要支援者が円滑に避難できる方法を防災課などと検討していきたいというふうに考えているところでございます。
 続きまして、オストメイト支援、ストマ用装具の基準額についてでございます。
 実態把握の調査につきましては、御紹介のありました世田谷区の調査の内容や基準額の考え方について聞き取りを行った上で、今後参考とさせていただければと考えております。
 以上でございます。

○副議長(高口靖彦君) 教育部長。

◎教育部長(齋藤真志君) 地域学習館に設置してございますプロジェクターについてでございます。
 地域学習館のプロジェクターは保守契約を結んでおりませんので、不具合が生じたときにはその都度対応をすることとしてございます。
 御指摘がございました柴崎学習館の講堂の埋込み式のプロジェクターについてでございますが、こちらは御紹介のとおり平成26年に同館が開館したときから配備しておりますが、同プロジェクターは製造中止から一定期間が経過しており、交換ランプは入手できないことを確認してございます。
 このことから、講堂以外での利活用のほうもしておるところでございますが、持ち運び式の代替機のほうを用意しております。
 なお、この代替機は画素数が1,280×800画素、明るさ3,200ルーメンとなってございます。
 交換ランプが切れたときの対応でございますが、講堂のプロジェクターが使用できなくなった場合は、お申出をいただければ代替機を用意することとしており、このことは窓口を委託している職員とも情報共有をしておるところでございます。
 以上です。

○副議長(高口靖彦君) 財務部長。

◎財務部長(下河辺康君) 固定資産税の減額の遡りましての認定についてでございます。
 固定資産税の減額につきましては、改修後3か月以内に申告いただくこと、なお、3か月を超えて申告した場合においても、期間内に申告書の提出がされなかったことについてやむを得ない理由があると認められるときは適用を受けることができることとされております。
 現在、マンション管理適正化推進計画の策定前であるため、認定通知書の交付が遅れ、そのことを理由に工事完了から3か月以内の期間内に申請できない場合には、このやむを得ない理由があると認められるため、遡って減額を適用することとなります。
 以上です。

○副議長(高口靖彦君) まちづくり部長。

◎まちづくり部長(野澤英一君) ヘルメットの購入助成についてでございます。
 自転車利用に伴う交通事故時の安全確保のため、率先してヘルメットを着用いただいている市民の皆様には大変感謝を申し上げるところでございます。
 本年4月に改正道路交通法が施行されたところですが、報道等でも着用率が低いといった状況から、ヘルメットの着用率の向上を目的に実施したいと考えておりますので、既に御購入いただいた方々への遡及を適用する予定はございません。
 一方、一般財団法人製品安全協会の消費生活用製品の安全性を認証する制度でありますSGマークのついた自転車等用ヘルメットの被害者救済制度の有効期限は購入日より3年間と定めており、今回、事業期間を令和8年度末までとすることで、既に御購入いただいた方の買換え需要にも対応し、自転車ヘルメットの着用定着にも資するものと考えております。
 以上です。

○副議長(高口靖彦君) 以上で、瀬議員の質問は終わりました。

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文教委員会(令和5年6月20日)

 

報告7 立川市新学校給食共同調理場の整備について 
報告11 滝ノ上会館中規模改修工事について

 
◆委員(瀬順弘君) それでは、新共同調理場と滝ノ上会館の中規模改修についてお伺いしたいと思います。
 まず、新共同調理場ですけれども、資料の7-2出していただきまして、全体のスケジュールがこちらのほうで示されております。学校改修工事のところの8月の下旬ぐらいからのところですか、点線で改修工事が四小、八小は引き続き工事を実施と、その他、令和6年度以降も工事を予定というふうにあるかと思います。
 実際には2学期から給食の配食はスタートしているという中で受入れ側の工事が続くということだと思いますが、その工事の内容とか、配食に影響がないのかどうか、そのあたりもお示しいただきたいと思います。

◎教育総務課長(小林直弘君) 調理場で作った給食を受け入れるための学校改修工事ということで、一般質問でも御答弁させていただきましたが、現時点でまだ八小が契約業者が決まっていないというところでございますが、先日、受注ができると口頭で御回答いただいている業者と現場を確認して、まず八小については、給食の配膳に必要な最低限の改修というところを夏休みに実施いたします。ただ、そこが夏休みだけで終わらないというようなところがございますので、そこはまた引き続き八小については工事を行っていくようなところでございます。
 四小については、給食室が北側のところにあるんですが、もともと四小については夏休みだけで工事が完了しないというところがございました。2学期の配送については、四小の北東側にある門から給食を入れて、それで配膳室に運ぶというような形で、今、2学期から運用を開始するということで工事を行っております。
 その後に、最終形では道路の北側のところから、ちょうど校舎の真ん中ぐらいですか、そこから最終的には給食の配送車を入れて、食缶を下ろして、配膳室に運ぶというようなところを、3学期から予定しておりますので、その改修工事を四小と八小は引き続き実施するというようなところでございます。
 また、今回、改修工事が夏休みにぎゅっと絞られたところで対応していくというようなところでございますので、大きな釜とか、必要最低限な改修工事だけを行うというところでございます。空いたスペースとか、そういったところもまた学校として別の用途で使いたいとかというところもございますので、それについては6年度以降に工事を実施していければというふうに考えてございます。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 では、当面2学期中は北東のところの角の門ですか、あちらから搬入ということですけれども、そうすると、あそこ、車が入れる門じゃないと思いますけれども、車はどっか、門の前にでも停車をして下ろすような感じでしょうか。私の勘違いであればすみません。トラックがどの位置に着いて、実際に下ろすのか教えてください。

◎教育総務課長(小林直弘君) ちょっと分かりづらい御答弁で申し訳ございません。
 北東の門から子どもの安全対策もきちんとやりながら、車を中に入れて、そこで食缶を降ろして、学校の中に運ぶというようなところでございます。
 以上でございます。

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◆委員(瀬順弘君) 分かりました。安全に、ぜひ行っていただければと思います。ありがとうございます。
 次に、滝ノ上会館の中規模改修工事についてお伺いしたいと思います。
 スケジュール(予定)ということで資料には書かれているかと思います。8月中が1か月間ですか、全館休館で、あとはこのスケジュールでいきますと、先ほどの御説明でもあったとおり、1階、2階と時期をずらしてということで、少しでも利用できる部屋を生かしたいという御配慮かなというふうに思いますけれども、このスケジュールについては、管理運営委員会とこの状態で、要は工事やっていないところは貸すというような形のきちんとした合意ができて、利用者の方に周知されているということでよろしいんでしょうか。
 周知の状況とか、実際のスケジュールで言う工事していないところを使えるのかどうかというところをお示しください。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) こちらに市の職員がおりませんので、管理運営委員会の方が運営している指定管理者の施設でございます。ですので、そこは意思疎通をしっかり取りながら、役員会あるいは運営委員会等に参加しながら、こういった形で決めてきたところでございます。
 ただ、実際の周知については、自治会の方々には、この部屋が使える使えないという細かいところまでの部分については、今後の説明会、記載のとおり、6月24日の説明会でそこは御説明したいというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 1階を工事しているときは2階が使える、2階を工事しているときは1階を使える可能性が、このスケジュールでいくとあるかと思いますけれども、そうなると、例えば1階は使えるから使っています、2階は工事していますというときに、大きな音が出るような工事とか、会館利用者に影響があったりすると、そんな大きな音出るんだったら、結局は使えないわというようなこともあるかと思うんですけれども、そのあたりも含めて、使える場所についても注意事項があったりとか、そういうところは丁寧に周知していただきたいなと思いますけれども、そのあたりはいかがでしょうか。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) 学習等供用施設の初めての中規模改修でございまして、大きな施設ではございません。利用に供しながらということで、音も、ある程度想定されます。
 現に、昨年度行った錦学習館の中規模改修工事でも、いながらやったときに、そういった音が、やはりうるさくて活動ができないというお話もいただいたこともございます。
 ですので、まずその方が何のために利用するかということを確認して、音が出ることも説明をしながら御理解いただいた上で、そこはしっかり説明していきたいなと思っています。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 そのあたりも、ぜひ管理運営委員会の皆さんとも、説明の仕方なんかもしっかりと打ち合わせて、お願いしたいと思います。
 それで、今回の改修工事に当たって、昨年9月に一般質問をさせていただいたときに、ここの会館、これまでスリッパを使用して、履いたまま階段の上り下りというのが非常に危ないということで、そのあたりの検討として土足の利用を、改修のときには検討するというようなお話があったかと思います。
 資料のほうでも主な改修内容のところで、玄関の改修のところに土足使用ということで書かれていますけれども、利用の範囲が全部土足になるのか、それから各諸室の中まで土足になるのか、それからあそこ、畳の部屋が1階に1部屋、2階に1部屋あると思いますけれども、そこの利用の際は靴はどうなるのかお示しいただきたいと思います。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) 基本的には全て土足ということになります。ただ、畳の部屋だけは靴を脱いでいただいて、はだしで入っていただくという、そういう仕様になってございます。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 ちょっと細かいことで恐縮ですけれども、靴を脱いでということで、1階だと、定員、ちょっと忘れましたが、80人から100人ぐらい入ると思うんですが、靴を入れる靴箱といいますか、棚みたいなのができるのか。今、結構使う方、部屋の前に皆さん、畳なのでスリッパ脱いで入るんですけれども、だんだんスリッパの上を歩いて部屋に入るみたいな形で、ずらっと並んじゃうんですね。
 靴だと、そういうわけにいかないと思うので、このあたりの対応は考えていらっしゃいますでしょうか。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) 確かに、1階の和室広くて、今、現状スリッパ置くスペース、それほど多くはないです。
 ですが、そこは靴を脱いでいただく、あと端にスリッパを少し置く棚が若干ございます。そこの改修が今できるかどうかというのを考えていきたいなと思っておりますので、そこに幾つか靴が入れられるかどうかというところは見定めていきたいなと思っております。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いします。
 置いている靴を、自分の靴履くのに蹴飛ばされちゃったりとか、自分の靴が元の場所と違うところにあって探せなくなるとか、そういうことのないようによくお話合いをしていただいて、可能な範囲の対応もぜひお願いしたいと思います。
 それから、資料のところにはスロープということで記載をされております。これも一般質問の際にお聞きしたときに、現行の館内入り口のスロープが法の基準よりも勾配が少し大きいということで、そこは是正をする必要があるというようなお話、それから館内の段差についても解消を図っていくというようなことで御答弁がございました。
 これまで一番、よく利用者から出ていたのは、やはり畳の部屋に上がるところが、段差がありますので、そこにという声は昔からあったかと思いますけれども、畳の部屋のところにもスロープがつく、段差解消されるというような対応はされるのでしょうか。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) 畳へ上がるときに少し段差があります。スロープでございますが、実は管理運営委員会の方が自力で作ったスロープがございます。かなり立派なスロープを手作りで作っていただいたことがございます。今、それを現に置いてございますので、それを使っていただくことでお願いできればと思っております。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。では、そのまま、今のやつ利用されるということですね。分かりました。
 それから、改修内容のところで、空調機のことが特に書いていないのかなと思います。空調機についても、今のやつはかなり古いので効きが悪いとか、あと冷暖切替えなので、ちょうど季節の変わり目の時期に、暑いけれども冷房が入らないとか、寒いけれども暖房が入らない、要は切替えが終わっていないと冷房、暖房がかからないというようなことがありますということで、これも一般質問でお聞きしたんですが、そのときは空調についてはどういうものを入れるか検討中だというようなことだったかと思いますけれども、最終的に空調機については更新をされるのか、されるのであればどのようなものになるのかお示しください。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) 最終的に空調のほうは手を入れません。現行のままのものを生かせるという判断がございまして、そのままということでございます。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 効きが悪いとか、そういう声はどうなんでしょうね。多分、私以外の議員も一般質問でも取り上げたことがありますし、私もそういった意味では、工事の中身が決まる前ということで、去年、一般質問でもお話をさせていただいたんですが、これは、じゃこの後、特に問題が出ない、利用者に不便はないという判断で、今回やらないということでよろしいんでしょうか。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) そのように理解しているところでございます。
 以上でございます。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 では、私も引き続き利用者の皆さんの声を聞いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 あと、最後1点、今年度、滝ノ上会館は、防災目的だと思いますが、Wi-Fiを入れることになっているかと思います。
 Wi-Fiの工事がどれぐらいの規模になるのかよく分からないですが、どうせ閉まっている期間があるなら、その間にやっちゃえばいいのかなという気もしますが、そちらの整備については時期が決まっていたり、今回の改修工事の中でされるのかどうか、決まっていればお示しください。

◎生涯学習推進センター長(庄司康洋君) Wi-Fiの工事ですが、二つありまして、中規模改修工事の中でやる配線関係の工事がございます。それが終わってから、サービス業者のほうが工事に入る予定になってございますので、年内ぐらいを想定してございます。
 柴崎会館のほうは、一方で災害が想定されますので、7月ぐらいには想定をしているところでございますが、申し訳ございません、滝ノ上会館については、中規模改修で1階でやる工事とサービス業者がやる工事と両方ございますので、年内をめどに、今、考えているところでございます。
 以上でございます。

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○委員長(わたなべ忠司君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 ただいま、教育総務課より発言の訂正の申出がありましたので、これを許可します。

◎教育総務課長(小林直弘君) 午前中の瀬委員からの、新学校給食共同調理場関係の第四小学校の学校改修に関する御質問への答弁について訂正させていただきます。
 2学期の間に、給食の配送車が第四小学校へ運び入れる門について、北東の角にある門と御答弁させていただきましたが、学校、PFI事業者と調整しまして、当初予定していた北東の角の門ではなく、その門から南側にある西門、通常時に車が出入りする門がございます。その西門に変……(「東です」と呼ぶ者あり)--ごめんなさい、東です。
 その門から南側にございます東門です。通常時に車が入る東門に変更してございます。おわびして訂正いたします。誠に申し訳ございませんでした。
 以上でございます。

○委員長(わたなべ忠司君) 続きまして、生涯学習推進センター長より発言の訂正の申出がありましたので、これを許可します。

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所管事項質問 TOKYO GLOBAL GATEWAYについて

◆委員(瀬順弘君) では私から、TOKYO GLOBAL GATEWAYについて、1点お聞きさせていただきたいと思います。
 こちらは、本会議でも一般質問で取り上げていらっしゃった議員もいらっしゃいますので、簡潔にお聞きしていきながら、最後、市の考え方をお尋ねしたいと思います。
 まず、これまでのTOKYO GLOBAL GATEWAYの利用実績といいますか、活動実績についてお示しいただけますでしょうか。

◎指導課長(佐藤達哉君) 令和3年度以降の実績となりますが、令和3年度は、小学校17校が青海でのTOKYO GLOBAL GATEWAY、以下TGGと言わせていただきますが、TGGを利用し、うち16校が第6学年、1校が第5学年での実施となっております。
 また、実施できなかった2校につきましては、実施する予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、中止をせざるを得ないという状況がございました。
 次に、令和4年度の実績でございますが、小学校全校で実施し、うち18校が第6学年、1校が第5学年での実施となっております。青海のTGGを利用した学校は1校で、ほか18校は、立川市にオープンしたTGG、GREEN SPRINGSのほうを利用しております。
 また、中学校においては、2校で実施をし、2校とも第3学年が青海のTGGを利用しております。
 以上となります。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 行かれた児童または生徒の方からは、いろんな感想なんか多分お持ちだと思いますが、教育委員会のほうで特徴的な感想とかありましたらお示しください。

◎指導課長(佐藤達哉君) 児童からは、やはり楽しかったという声、本当に英語が伝わるというのはすごいなという声とともに、やっぱり日常とは違って臨場感のある場所、空間で英語を使う体験ができてよかったという声だとか、また、これからの英語の学習に対する刺激になったというような声も聞かれたと報告を受けております。
 以上です。
 
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 学校での机上の学びとはまた違う体験をすることの重要性といいますか、効果的な学びにつながっているのかなというふうに思いました。
 令和5年度学校教育の主な取組の中で、基本方針、学校教育の充実の1番、学力の向上、(5)番、外国語教育の推進の中に、コミュニケーション能力の向上ということを目的にTGGを活用するということで、教育の中心的な取組の一つに挙げられているかと思います。
 ここで書かれているコミュニケーションという観点で、TGGの成果・効果、また今後期待されるような取組というのがありましたらお示しください。

◎指導課長(佐藤達哉君) 学校からは、英語でのコミュニケーションが積極的になったといったような声や、また、利用後に英語に対する学習意欲が高まったといった成果の報告も受けております。
 また今後も、このTGGといういわゆる教室、また通常とは違う異なる空間での体験を通して、このコミュニケーションに対する、いわゆる心理的抵抗感だとか苦手意識の克服、また英語に対する学習意欲の向上、そういったものを図る効果があるというふうに考えております。
 
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 本当に、そこで言語を通したコミュニケーションを取っていく中で、人間性すら向上させていく、そんなところにもつながっていくのかなというふうに思います。
 ちなみに、私は英語が全くできませんので、外国人の方が来ると、こそっと逃げて、いかにコミュニケーションの輪に入らないようにするかということで、何とか50年生きてまいりましたけれども、これからの子どもたち、グローバルな社会を歩んでいく子どもたちですので、本当に期待される取組だなというふうに思っております。
 この施設を利用するには、利用料が必要かと思います。調べますと、ある程度の金額なのかなということで考えておりますが、負担の軽減の在り方とか、今、取り組んでいるようなこと、その経費というような観点で、取組ありましたらお示しください。

◎指導課長(佐藤達哉君) TGGの利用料金でございますが、半日コースを利用している学校が多くございます。その半日コースで、小学生が2,970円、中学生が3,190円というふうになっております。
 現在、市内の小学校第6学年での実施に対しては、補助金による一部助成を行っております。
 なお、就学援助費を支給している御家庭に対しては、このTGGの利用費用は、就学援助費の支給対象というふうにもなっております。
 以上です。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
 安いのか高いのか何とも言えませんが、やはり一定の額がかかるということで、低所得の御家庭には負担があるのかなというふうにも思いましたが、就学援助で、校外学習費ですか、活動費か、使えるというようなことも併せて御答弁いただきましたので、そのあたりはしっかりと対応できるのかなというふうに感じました。
 学校から、今、立川にできまして、大変便利になったかとは思いますが、学校の場所、校区によっては、立川駅に出るのに、なかなか徒歩だけでは出られない学校もたくさんあるかと思います。そういった学校はどのように行かれるのか、また交通費がかかる場合、先ほどの就学援助は、交通費の部分も含まれるのかお示しいただきたいと思います。

◎指導課長(佐藤達哉君) 徒歩で行ける学校については、徒歩で参加をしておりますが、TGGまでの距離が遠い学校につきましては、電車やモノレールなどの公共交通機関を利用して、適切に行っております。
 また、その交通費についても就学援助費支給対象のところには、そちらから支給をしております。
 
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。ちょっと細かいところまでお聞きさせていただきました。
 先ほど、最初のときに実績をお示しいただいて、小学校は全校行かれていると、中学校は2校でしたかね、実施されているということで、いろいろ成果、効果、そして子どもたちのお声なんかも含めて、これぜひ中学校も全校行っていただけるといいのかなというふうに思ったりします。
 利用料の負担のことも気になりましたが、就学援助費で交通費も含めて対応できるということなので、そういった意味では、中学生も全校行っていただけるといいのかなというふうに感じたところですけれども、中学校の今後の参加について、お考えなどありましたらお示しください。

◎指導課長(佐藤達哉君) 先ほどお伝えしたとおり、中学校では2校実施をさせていただきましたが、今年度も2校実施予定でございます。
 実施している学校からは、このTGGの利用が、やはり児童だけではなく生徒にとっても非常に貴重な体験となっている、そういった報告を受けております。市としましても、このTGGの利用が生徒にとって貴重で、また有意義な体験となるというふうに認識しておりますので、また中学校長会とも相談しながら、全校での実施に向けた検討も進めてまいりたいと思っております。
 以上です。
 
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 小学校、もう今英語も教科化になっているところもあって、学びも早い段階からスタートしているかとは思いますけれども、それぞれの段階で、また学びの深さとか、理解度も違ってくるかと思いますし、1回の経験を、また次、どれだけまた中学校段階で学んだことをもう一歩生かせるかというような体験にもなっていくかと思いますので、今、全校行けるように検討していきたいということでしたけれども、ぜひそういった形でできるといいなというふうに思っています。
 小学校については、1人1,000円の補助ですかね、そういうのもあって、行きやすい環境になっているかと思います。中学校も、全校というときに、どういう形でできるのか、また御検討いただければと思いますが、一定の配慮も、もし実施される場合には、併せて御検討いただきながら、ぜひ多くの立川の児童生徒が英語の学びを深めていく機会になればと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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