【議事録】R03第3回定例会
【もくじ】
●本会議・一般質問(令和3年9月2日)
●本会議・議案審議(令和3年9月8日)
●決算特別委員会(令和3年9月10日~15日)
●厚生産業委員会(令和3年9月21日)
本会議・一般質問(令和3年9月2日)
◆4番(瀬順弘君) 皆様、こんにちは。公明党の瀬順弘でございます。
それでは、一般質問を行います。
まず1点目、新型コロナウイルス感染症への対応についてでございます。
質問に入る前に、日々新型コロナウイルス感染症と闘ってくださっている医療従事者の皆様、エッセンシャルワーカーの皆様に改めて心より感謝申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症は、昨年来、感染拡大と減少、再拡大を繰り返し、現在、第5波と呼ばれております。この第5波は、感染者増のスピード、感染者数がこれまでとは比較にならない状況であり、患者の急増から入院病床が逼迫するなど、災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態とも言われる状況であります。
東京都の7日間移動平均の新規陽性者数は、8月19日に過去最大を記録した後、現在は減少傾向となっているようでありますが、全国を見ると、昨日も過去最大の陽性者数となっている地域があり、東京都のモニタリング会議では、都内の主要繁華街の夜間対流人口がお盆明けから増加しているとの報告もあり、状況の悪化が懸念されております。
まず、立川市内における新型コロナウイルス感染症の感染状況はどのような状況なのかお示しいただきたいと思います。
また、この第5波では、家庭内感染による子どもの感染も増えていると言われておりますが、本市小中学生の感染者数はどのような状況かお示しください。
また、保育施設、幼稚園、学童保育所などにおける感染者、また臨時休所・休園の状況についてもお聞かせください。
次に、2点目、学童保育所についてお聞きいたします。
立川市が抱える子育て支援の大きな課題の一つが学童保育所の待機児童であります。
保育の待機児が市の様々な努力でおおむね解消されてきている中、いざ小学校へ入学してみると、学童保育所を利用できず待機児童となってしまい大変に困った、そのような保護者の声が届いてまいります。
第2回定例会の厚生産業委員会において、令和3年度の待機児童について200名を超える状況が報告されました。
そこでまず、近年の待機児童数の状況、推移はどうなっているのか、学童保育所の新設など様々な対応を行ってきていただいていると承知しておりますが、対策の状況はどのようになっているのかお示しいただきたいと思います。
3点目、防災の取組について。
災害時や災害発生前の情報入手手段は、立川市でも様々用意をいただいております。しかし、市民の皆様からお聞きすると、災害、避難の情報の入手元として防災行政無線が大変重要視されている、そのように感じます。直接語りかける放送に真実味を感じるのでしょうか。
重要視されているからこそ、天候や場所によって聞きづらいとの声が多く寄せられ、改善を図るため、令和2年度補正予算で子局スピーカーの改修が計上されました。今年度にまたいだ工事になっているかと思いますが、改修工事の概要、また状況についてお示しいただきたいと思います。
以降、一問一答でお伺いいたします。
○副議長(中山ひと美君) 市長。
◎市長(清水庄平君) まず、新型コロナウイルスに関係する御質問でございます。
令和3年8月26日、東京都モニタリング会議において、感染状況は新規陽性者数が数週間にわたり制御不能な状況が続いている、災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態が続いている、また医療提供体制の限界を超え、救える命が救えない事態がさらに悪化するとコメントしております。
本市においても、現在、新型コロナウイルス感染症患者の増加に伴い、自宅療養者の人数が多い状況が続いております。
自宅療養者はここ数日300人前後で推移しており、特徴といたしましては、高齢者より若い人の感染状況が高く、7月、8月とも20代から40代で約7割を占めております。
次に、昨年から実施しておりました防災行政無線スピーカー改修等工事につきましては、本年6月に完了し、全てのスピーカーを交換するとともに、3子局を新設しました。この工事により、市内全域におおむね75デシベル以上の音量を確保できており、災害時の防災行政無線で発信する情報がより市民へ届くようになったと考えます。
災害時には、見守りメールや市ホームページ、ツイッター、テレビのデジタル放送、防災アプリなども活用し、正確な情報の入手に努め、迅速な行動を取っていただくよう改めてお願いしてまいります。
○副議長(中山ひと美君) 教育長。
◎教育長(小町邦彦君) 新型コロナウイルス感染症の小中学生の感染状況でございます。
今年度の市立小中学校の児童生徒の新型コロナウイルス感染の状況についてであります。
感染者数につきましては、本年8月31日現在、小学生50人、中学生31人、教職員14人、合わせて計95人で、休校につきましては小学校3校で計9日間の臨時休校を行いました。令和3年度の状況でございます。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) まず、保育園等の感染状況でございますが、保育園・幼稚園では、令和3年度8月末時点で園児37人、職員13人の感染報告があり、一部の休園も含めて14施設が臨時休園を行いました。
学童保育所では、児童19人、職員4人の感染報告があり、4施設が臨時休所を行いました。
続きまして、学童保育所についての御質問でございます。
学童保育所の待機児童数は、各年度4月1日現在、平成31年度が211人、令和2年度が295人、3年度が245人となっております。
直近3年間で待機児童が生じている地域を中心に学童保育所の新設、施設の拡大や定員弾力化により受入人数を256人拡大してまいりましたが、入所申請者の増加や定員に満たない空き枠の増加により待機児童の解消には至っておりません。
待機児童への対応といたしまして、サマー学童保育所、児童館ランドセル来館、二小放課後ルームなどの事業を継続するとともに、本年7月20日には定員30人の柴崎第二学童保育所を開設したところでございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) それでは、新型コロナウイルス感染症への対応についてお聞きしていきます。
今、市内の状況、お示しいただきました。引き続きしっかりとした対応が必要だなと改めて感じるところであります。
私ども公明党は、8月23日にこのような状況を鑑み、新型コロナウイルス感染症に関して清水市長へ緊急要望を行わせていただきました。そのときの項目などを中心に質問させていただいてまいります。
まず、小中学校、夏休みが明けて授業が再開されている状況でございます。感染者が急増している中で、学校の感染拡大対策、防止策というのはさらなる徹底が必要かというふうに感じますが、どのような対応をされているのかお示しください。
○副議長(中山ひと美君) 教育部長。
◎教育部長(大野茂君) 学校における感染症対策につきましては、文部科学省が作成しております学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル等に従って実施しております。
具体的には、登校前の検温等により、体調不良時には登校せず医療機関を受診することを御家庭にお願いしているほか、学校では3密の回避やマスクの適切な着用、手洗い、咳エチケットの徹底を図るとともに、感染リスクの高い学習活動の中止、給食時の同一方向を向いての黙食、教室の2方向の窓を開けての換気などに取り組んでおります。
なお、学校における感染症拡大による分散登校や臨時休業等を視野に、各学校においてタブレットPCを活用したオンライン授業の準備も進めているところでございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。様々な対策を取りながら、感染者、またクラスターの発生を抑えていくというようなことで、教職員の先生方も大変気を使いながらしていただいているのかなというふうに思います。
特に健康観察とか、また保護者の方の対応なんかで本当に学校側としても負担が大きいのかなということも感じますし、また換気の状況も、例えば雨天のとき、窓が開けづらいとか、そういうところももしかすると教室としてはあるかもしれません。
こういったところ、例えば、今、飲食店なんかではCO2センサーで換気の状況を計るというようなことをしているようなところもあるかと思います。こういった様々な、新たなところもしっかりと検討していただきながら、万全に万全を重ねてしっかりと対策していただければというふうに思います。
高齢者を在宅介護している方が感染して療養が必要になった場合、また要介護高齢者、一時的に介護施設でお預かりをしていただく制度、高齢者在宅要介護者受入体制整備事業、また障がい者の在宅で介護されている方の感染時には障害者在宅要介護者受入体制整備事業という制度を設けていただいていると思います。
これらは家族介護者の方の安心につながっているんだろうというふうに思いますけれども、これらの利用実績についてお示しいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 在宅要介護者(高齢者)受入体制整備事業の利用状況でございます。
令和2年度は、制度利用の御相談が28件ございましたが、そのうち4件については利用調整まで行いましたけれども、後に陽性となり、入院対応になるなどの理由で実際の御利用に至った事例はありませんでした。
今年度につきましても、8月24日までの時点でございますが、72件の制度利用の御相談はございましたが、今のところ制度の御利用はございません。
障害者につきましての制度の利用についてはございませんでした。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。制度を設けていただいて、御相談を受けていただいているということで、その時点で一つの安心であったりとか、また別のサービスであったり、また入院されたりということで実際の利用にはつながってはいないというような状況でした。それが必要なくて利用につながっていないのか、もしくはそれだけの相談件数があって、例えば条件がなかなか合わないというようなことが何かのもしハードルがあるようなことであれば、もう少し使いやすいような形にしていくことも必要なのかなというふうに思います。
ただ、相談をして、受けていただいている中で一つの方向が出ているのかなというふうに思っていますので、こういった条件のところも時々チェックしていただきながら、この制度をしっかりと運用していただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
感染者の急増に伴って、最初の御答弁でもありましたが、自宅療養者が大変増加しているというようなことが言われております。
スライドを御覧ください。
こちらは、7月1日以降、立川市の療養中の患者の状況であります。その中で、市のホームページの中で宿泊療養や入院、また自宅療養中というような数字をいつも出していただいていると思いますので、私も毎日チェックをしながら確認してまいりました。
患者が急増していく、そのような中で、先ほど言われたとおり、自宅療養の方、大変多い状況だなということが立川市でも言えるということがその数字からはっきりと分かりました。
スライドの使用を終わります。
自宅療養者には、東京都のフォローアップセンターが健康観察、食料品の配送、相談窓口、パルスオキシメーターの貸出しなどの支援を行っておりますけれども、食料の配送やパルスオキシメーターの貸出しというのが大変時間がかかっているというふうに言われております。
そこで、自宅療養している市民が安心して療養できるように、生活物資などの支給を市としてやっていただきたいという項目も先日の緊急要望で市長に提出させていただきました。
早速この取組、始めていただいておりまして、周辺の各自治体でもどんどんとやっているところが増えているかなというふうに思っております。まだ始まって間もないところではありますけれども、これまでの利用状況、もしお示しいただけるようなものがありましたらいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 自宅療養者への食料品等の支援状況でございます。
令和3年8月25日水曜日より開始いたしました新型コロナウイルス感染症在宅療養者への食料等の支援につきましては、8月31日までの7日間の実績でございますが、お申込みいただいた件数が51件、128個のお申込みということで、それぞれの御家庭に配送してきております。
今後のお申込みの状況を見ながら事業を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。
早速大変多くの方に利用していただいているということで、東京都のが届くのが遅いのでというようなことでありますが、本当にその間の困った状態を市として独自で取り組んでいただいているということに感謝申し上げたいと思います。
ほかの自治体では、濃厚接触者の方での申込みができるとか、そのような支援をしている自治体もあります。今御答弁いただいた中では、件数と個数が、はるかに個数が多いというような状況でありましたので、もしかすると申込みをされた方は御家族分もとか、そういったことも柔軟に配慮していただいているのかなというふうに思います。御家族はもうほぼ濃厚接触者になっちゃいますし、濃厚接触者になれば外に行ってお買物なんかもやはりできない状況でありますので、こういったところは引き続き柔軟に対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
この食料品の支援については、市のホームページにも早速掲載もしていただいておりまして、自宅療養者の方、様々不安を抱えて過ごしている中での一つの支援ということになっているかと思いますけれども、東京都のほうではLINEとか電話での健康観察とか、また専用の相談窓口も24時間対応されているというようなこと、また感染された方、同居家族が自宅で気をつけるポイントが書かれた自宅療養向けのハンドブックというのを作成して、ホームページでも公開されているかと思います。
市のほうには、先ほどの独自の支援はホームページで掲載していただいていますけれども、こういった東京都の支援策、こういったものも例えばリンクを貼るなどして、市民の皆様が必要な支援につながっていく、また不安解消につながっていく、そのようなことをやっていただければと思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 新型コロナウイルス感染症検査で陽性となり自宅療養となった場合には、議員お話がありましたように、東京都の自宅療養者フォローアップセンターが個別の状態に合わせた健康面での支援を行っております。
また、令和3年8月より、立川市医師会では、多摩立川保健所と連携いたしまして、必要に応じて医師と電話による診療等が速やかに受けられる体制を構築しているところでございます。
また、本市におきましては、ホームページ、広報、見守りメールで必要な情報の周知を行っておりますが、自宅療養者向けハンドブック等、東京都の制度紹介につきましては今後検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
次に、ワクチン接種事業についてお聞きいたします。
これまで着実に進めていただいているかと思います。現在までの接種率や予約状況など、ワクチン接種事業の状況についてお示しください。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) ワクチン接種の現状についてでございます。
8月30日現在の接種率として、VRSというシステムに入った数が全国共通のものとしてございますので、この率でございますけれども、65歳以上の1回目の接種が終わった方が85.6%、2回目の接種が終わった方が82.6%、64歳以下の方では1回目が終了した方が37.8%、2回目については22.2%となっております。
本市は、かかりつけ医等医療機関での個別接種を基本に、休日や平日夜間に集団接種を行う方式を取っておりますが、医師会等関係機関の御協力をいただき、現在までのところ比較的順調に接種が進んでいる状況でございます。
予約の状況につきましては、9月末までの予約状況を見ますと、1回目では40歳代の方で54.2%、30歳代の方で39.3%、20歳代の方で30%となっており、予約の空き状況としては、現状では10日先ほどまでは予約が取りづらい状況となっておりますが、その先については予約枠に多くの空きがある状況でございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
立川市はもう既に12歳以上の全ての対象の方、予約も取れますし、予約が取れれば接種もできるということで、ニュースなんかを見ておりますと、なかなかまだ若い方は始まらないというような地域もあるようですので、本当に取組が進んでいるのかなというふうに思っております。
そういった意味では、立川市医師会の皆様方、そして職員の皆様方が懸命に努力していただいている一つの成果かなと思っております。感謝申し上げます。
また、今、予約状況のほうもお示しいただきました。9月末時点で若い方が、20代の方が30%ぐらい、30代の方が40%弱ぐらいというような今御答弁があったかと思います。
そういった意味では、しっかりと着実に今後も進めていかなければならないという中で、なかなか、先ほどの御答弁の中でも、10日先までは予約が埋まっているけれども、その先が結構空いているということで、当初、高齢者の方から始まった接種のときには本当に予約が取れないというような状況で、もう毎日毎日、新しい枠が出てもすぐに埋まっちゃう状況であったかと思いますので、そういった意味では、現在予約が取りやすいと言えば取りやすいんですけども、なかなか埋まらないと言えば埋まっていない、そういった状況かと思います。
いろいろなところで接種の機会ができてきている中では、東京都が大規模接種会場というのを非常にたくさん今つくってくださっておりまして、業種別、年代別などで様々な方対象に、対象者もどんどんと広がっている状況であります。お仕事していて、都内のほうが接種しやすいというような方もいらっしゃるかもしれませんし、そういった市民の方でも利用できる場所というのをしっかりと周知していただくことで接種の選択肢を増やしていくというようなことが重要かと考えますと、この東京都の大規模接種会場、積極的に周知をしていただきたいなと思いますけれども、見解を伺います。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 東京都の接種会場につきましては、それぞれの市民の方が利用しやすい場所で接種ができますので、本市としましても、市民が少しでも早期に接種できるよう、ホームページ等を通じた情報提供を図ってまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
大学生であったり、高校3年生であったりとか、また業種でも運送業、清掃業、飲食、建設、葬祭関係と、大変多くの対象を広げていっている状況でありますので、ぜひ積極的に周知していただきたいなと思います。
立川市での接種を促進する意味では、利便性のよい会場というのも設けていただく、例えば周辺のデパートであったり大型ショッピングセンター、こういったところ、また車で行って降りずに打てるドライブスルー接種と、いろいろな方法あるかと思いますけれども、そういったものを増やしていただくとか、また週末・夜間の接種、こういったところを増やしていく、また空き状況を開示していく、そのような様々な形、工夫をして接種率、上げていただきたいなというふうに思いますが、そのあたりの工夫についてはどのようにお考えでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 若者が受けやすい接種場所等についてでございますが、若年層の接種につきましては、接種することに不安を感じている方も少なくないというふうに聞いておりますので、小児科医による相談の機会を設けて、その後に接種する仕組みを設けて実施しております。
また、医療機関の診療時間では接種が困難な方のために、仕事帰りに立ち寄れるよう、立川駅近くの女性総合センターで夜間・週末での集団接種も実施しているところでございます。
その他、市民体育館を利用した大規模接種につきましても行ってまいります。
今後とも、若者の接種率向上に向けましては、他自治体の取組などを参考に検討してまいりたいと考えております。
また、ここで接種が、予約が取りやすい医療機関について、空き状況等についてということでページを設けさせていただきまして、ホームページで周知することを実施しております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
空き状況の公開も始めていただいて、私も拝見いたしました。これはどれぐらいの間隔で更新していただくのか分かりませんが、結構大変な作業だとは思います。分かった上でお願いさせていただいたわけですけども、ぜひそういったものを見て、ああ行けそうだなとか、こういうところがまだ空いているなと、分かったところでしっかりと予約を取っていただけるというようなことにつながっていくかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
若い人向けに東京都が予約不要の接種会場を渋谷に設けました。初日、また2日目も長蛇の列となって、抽せん方式に切り替えたりとか、また新たに予約制の若い世代の方向けの会場も設けられたというようなことであります。
ほかの自治体では、まだ若い方が予約すらできないというようなところもあるんでしょうし、会場の1日の接種数、非常に少ない数に集中したというようなことかなというふうにも思っております。
若い方が接種を受けたがらないとかという報道もありますし、一方でこういった状況を見て、若い人だって打ちたいんだというような話もあったりはしますけれども、立川市でどういう状況かなということで、ちょっと先日、代表者会議で示された資料を見ながら、ちょっと私もいろいろと見ていたんですけれども、予約を開始してから何日目で何%ぐらいというようなところ、それぞれ年代によって予約開始日が異なっていますので、現在の状況でいけば、もう当然高齢者は早くからスタートしていますから率は上がっていますし、若い方はまだ予約が始まったところなので、上がっていないのかなと思いましたので、予約開始日からちょっとプロットしていきますと、やはり傾向としては若い人がなかなか予約をまだ取っていないのかなというような状況かなというふうに私は確認いたしました。
そういった意味では、なぜそういう数字になるのか、数字といいますか、予約率、若い方が上がらないのか、ちょっといろいろな要因が当然あるので、きちんとした分析が必要かなとは思いますけども、例えばお仕事されている方、予約取ったけど急に残業になってキャンセルしないといけない、だからあまりちょっと先の予約も取りづらいなとか、また今日は残業しなくてもよくなって、早く帰れるんだけど、予約していないから接種できないなと、そういう方もやはりたくさんいらっしゃるのかなというふうに思います。
先ほど、10日先までは予約埋まっているけども、その先は結構空いていますというような御答弁ありましたけど、なかなかお仕事されている方、特に今現役世代の方々、あまり先の予定が立てづらいのかなというのもなかなか予約が進まない一つかなというふうに考えます。
そういった意味では、東京都が渋谷に設けたような、予約せずに接種できるような場所、これは立川でもつくってみたらいかがかなと思いますが、どうでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) この接種の予約についてでございますが、本市におきましては、市内医療機関及び集団接種会場ともに事前の予約を取っていただいているところでございます。これは、コロナ禍におけます密状態をつくらないため、またワクチンの供給管理の面からも予約制を取っているところでございます。
ですが、今後とも国や他自治体の取組の情報収集などを行いながら、若者が接種を受けやすい環境をつくるという面で検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いします。
東京都が始めましたけども、狛江市も9月1日、1日、2日、4日、5日と4日間、予約なしの会場を設けるということで、1日、昨日、午前午後各50人、100人分の接種枠を用意して、昨日は63人接種を受けられたというようなことが報道でも出ておりました。狛江市は予約のピークが過ぎたという判断でも気軽に受けられる体制にということでスタートされたということであります。予約の埋まり状況なんかも見ていると、立川市でも同じような形でいけるんじゃないのかなというふうな気もしております。
先ほど検討していただくということでありましたので、ぜひいろいろな情報を集めて前向きに検討していただければというふうに思います。
若い方がよく目にするSNSで、ワクチン接種に関して誤った情報が飛び交っている、それを信じて接種をためらってしまう、そのような方もいらっしゃるというようなことが言われております。もちろん、正しい情報も発信されているとは思いますけども、様々な方に、特に若い方にきちんと正しい情報が届くような工夫が必要かなと思いますが、見解を伺います。
○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 正しい情報の提供につきましては、不安をあおるような情報があることも認識しておりますので、本市といたしましても正確な情報を分かりやすく丁寧に発信するよう努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
今日、午前中、防災無線を聞いておりますと、市長のお声で感染拡大防止の御協力の呼びかけがされていたかと思います。立川市のリーダーがそうやって直接呼びかけをするというのは非常に大事だな、いいことだなというふうに思いながら、じっくりと耳を傾けて聞かせていただきました。
台東区では、区長が早めにワクチンを打ちましょうということを街の大型ビジョンで流して呼びかけをしているそうであります。
立川市も駅の南北に大変大きなビジョンがございますので、ぜひ市長に呼びかけていただくなども一つの工夫として検討していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、コロナ禍におけるデジタル化対応についてお伺いいたします。
立川新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対応方針の第4弾の中で、コロナ禍の社会変容・デジタル化への対応として、地域学習館へのWi-Fi環境の整備を検討すると、検討ですけれども、掲げられております。
これまで、私ども公明党は、地域学習館等公共施設へのWi-Fiの整備、度々求めてまいりましたけれども、この学習館へのWi-Fi整備のこれまでの検討状況をお示しいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 教育部長。
◎教育部長(大野茂君) 生涯学習社会の実現には、市民一人一人の継続した学びが必要であり、コロナ禍により多くの人が1か所に集まれない状況では、生涯学習講座のリモート開催やウェブ会議等が可能となる地域学習館へのWi-Fi環境整備の必要性は高まっていると考えております。
しかし、設置費用などが課題となっており、どのような環境整備が適しているかなど、今後も設置に向け検討を進めてまいります。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。費用の課題というのももう当然にあるかと思います。
学習館全てに、同時にということでなくても私はいいのかなというふうに思っています。これまで何度かお尋ねした中では、例えば携帯電話の電波すら入りづらい学習館があるというようなこともあったかと思いますし、またそれぞれ利用される団体の方々というのはある程度固定化されているのかなと思いますので、こういうものを入れて活用されそうな団体の多いところとか、今申し上げた電波の入りづらいところとか、そういったところからでも順次始めるというような形でもいいのかなというふうに思っております。
今、様々なこと含めて検討していただいているかと思いますので、ぜひ引き続き積極的に検討していただきまして、整備を進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、学童保育所についてお尋ねしてまいります。
子どもが安心して過ごすことのできる居場所として、令和4年度から3校で拡充型放課後子ども教室のモデル実施をされるということで、第2回定例会の厚生産業委員会でももろもろ御報告していただいたところであります。
委員会の中では、その時点では運営方法等の具体的な委託内容などを検討して、年内に委託事業者を決定して契約したい、来年4月からのモデル実施導入を目指すというようなことで予定が示されたところでありますが、これまでの検討もしくは準備の状況についてお示しいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) 拡充型放課後子ども教室につきましては、令和4年4月からの第二小学校、松中小学校、大山小学校でのモデル実施に向け、現在、当該校との調整や、実施要綱、委託仕様書の作成を行っております。
委託事業者の選定方法は一般競争入札を予定しており、準備期間も含め5年3か月の契約期間といたしたく、今議会において令和3年度当初予算の開設準備委託料を減額補正し、債務負担行為による補正予算案の御審議をお願いいたしております。
予算をお認めいただきました後は速やかに事業者を選定し、年内に契約締結を行い、来年1月から学校や地域等とも丁寧に調整しながら運営の準備を進める予定でございます。
市民の皆様への周知は、広報たちかわ9月10日号で事業概要のお知らせを行うとともに、導入校3校で10月に説明会を行い、来年2月以降に学校を通じて登録の御案内を配付してまいります。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
かなり具体的にもう準備の内容にも入っていっているというような状況かと思います。また細かいことは委員会等でもお聞きしていきたいと思います。
現行の放課後子ども教室の運営は、地域の皆様が力を合わせてやっていただいているということで、使命感といいますか、責任感といいますか、地域で子どもを育てようと、そういう熱意を持ってやっていただいているところ、特に充実した運営をされているところはそういう方がたくさん集まってくださっているのかなというふうに思います。
拡充型ということで、事業者と地域の皆様と今後連携や協力しながら運営していくことになるかと思いますけれども、そういった熱心に取り組んでいただいている地域については、運営の携わり方など、特に丁寧に進めていく必要があるかなと思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) 本市の放課後子ども教室の活動につきましては、地域の方々の御尽力に支えられているものと大変感謝いたしております。
拡充型放課後子ども教室の導入につきましては、各地域の運営委員会の皆様へ御説明し、御賛同いただいているところですが、地域ごとに課題も異なりますので、環境整備に時間を要する場合もあるものと考えております。
拡充型教室導入後は、日々の児童の見守りは委託事業者が担いますが、地域の方々が参画する地域交流デーについて、特に現在の活動が充実している地域では、現行の運営委員会の方々と事業の進め方についてさらに話し合う必要があると考えております。
今後、本市の放課後子ども教室の特徴である地域の方々と児童の触れ合いの機会を継続していけるよう、丁寧に調整を進めてまいります。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。本当に皆様の御努力をこれからもいかにつなげていくか、そういうところが大事かなと思いますので、ぜひ丁寧に進めていただきたいと思います。
サマー学童保育所についてお伺いいたします。
待機児童対策として、子どもだけで過ごす時間の長い夏休み、サマー学童保育所、今市内で3か所設けていただいているかと思います。
このサマー学童について、入所できる学年について保護者の方から御意見をいただきました。
通常の学童保育所は、平成27年以降、法律の改正によって6年生まで受け入れるということになっておりますけれども、現在、サマー学童保育所は対象が4年生までということになっているかと思います。その理由についてお示しいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) サマー学童保育所につきましては、待機児童対策として、夏休みの期間限定保育として平成24年度から学校施設を活用して取組を始めました。
入所要件につきましては、活動場所の広さや事業者の運営体制などから定員も限られるため、保育のニーズの高い学年を対象に実施しているところでございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。
そういった中でいただいたお声は、例えば兄弟がいて一緒に過ごさせてあげたいとか、また普段の学校のある日は短時間だけれども、やはり夏休みは長い時間なので高学年になってもやはり心配があるというような保護者の方もいらっしゃるというようなことであります。
定員のこととか、また待機児童対策として行っているので、ニーズであったりとか、いろいろなところで今理由はお示しいただきましたけども、例えば定員に満たない場合、空けておくよりは、そういった方もぜひ受け入れていただけたらなというふうに思います。
令和3年度、今年度、それから令和2年度と3か所ずつのサマー学童の中で、定員に満たないサマー学童保育所があったかと思います。数字確認するとそういう状況でした。
優先度合は低学年のほうということはもちろん理解はできますけれども、お申込みだけでもできるようにしていただいて、そういった形で定員に満たないのであれば、そういった高学年のお子様たちも受入れるようなことができないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) サマー学童保育所につきましては、事業開始時と実施校や環境の変化も今現在ではございますので、改めて課題を整理して入所要件を検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
あともう一つ、夏休み、長い期間で大変利用されている方は助かっているということなんですが、冬休みとか春休みも、夏休みほど期間は長くないにしても、やはり一日子どもが家で過ごさないといけないというような状況は変わらないということで、何とかならないかというようなお声もありますが、こちらのほうはいかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 子ども家庭部長。
◎子ども家庭部長(横塚友子君) 春休み、冬休みの学童保育所の実施についてでございますが、サマー学童保育所の課題の一つに運営事業者の確保ということがございます。運営事業者にとっては短期間の事業となるため、人員確保が困難であり、学校施設での運営には制約もありまして、ノウハウや工夫が求められているところでございます。
春休み、冬休みの期間限定の学童保育につきましては、夏休みよりさらに期間が短くなるために、より事業者の選定が難しくなることから、実施の予定は考えてございません。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。
課題、特に人員の手配というのは以前から言われている一つの課題かなというふうに思います。
これ、逆に考えると、夏休みだけじゃなくて、春から夏休み、冬休みまで、1年間通した形で業務をするのはこの長期休業中ですよというような考え方にするとか、何か工夫をしながらでもできないかなというふうに思います。課題が様々ある中だと思いますので、今後しっかりと研究、検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
防災の取組についてお伺いいたします。
防災無線、全て6月完了ということで、子局のスピーカー改修をしていただきました。
7月中旬に柴崎町にある防災無線の子局が鳴っていないというようなことを市民からお話をいただきまして、市のほうで対応していただきました。
その後、ちゃんと音が鳴るようになったわけですけども、防災無線は保守委託を業者さんのほうにされていると思うんですけども、そういった中でそういったことに気づかなかったのか、対応ができなかったのかというふうに思いますが、その点いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) まず音が鳴らなかったことにつきましては、現場を確認したところ、防災無線のアンテナに木の枝が接触しておりまして、それによりアンテナのコネクターが緩み、接触不良を起こしたということが原因でございました。保守点検の中では、主に機器の動作確認のみというようなことになってございました。定期保守となってございますので、そこまでの確認はできていなかったといったような状況でございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 木の枝が当たってコネクターが緩んで接触不良になったと。この防災無線の重要性を考えると、こんなことあっちゃいけないんじゃないでしょうかというふうに思います。委託の契約でも、今、動作確認だけだというようなことでしたけど、これしっかりときちんと運用されるような形でやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 保守点検の来年度の契約につきましては、緊急対応や音達確認など、非常時の対応や現状の確認についてもしっかり実施することとしてまいりたいと考えてございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
次に、気象警報が鳴ると、見守りメールで、またツイッターで自動で警報が出ましたというのが配信されるというのが導入されまして、先月8月15日、導入後に初めてこれが稼働したかと思います。
スクリーンを御覧ください。
私も見守りメール、ツイッターで警報の関係の情報、受信いたしました。
最初に大雨警報が発表されましたというのが出まして、その次に大雨警報の種類、土砂災害が追加されたというのが出ました。
3通目、これが浸水警戒が、浸水警戒プラス土砂災害注意というようなことで変化がありましたというのが参りました。
四つ目、これが大雨警報が解除されましたということで、計4回、警報に関する内容の情報が発信されました。これは自動で配信されたというふうな認識をしております。
この中で、この三つ目に配信された情報、発表の日時が午前0時39分、ツイッターで配信されたのが午後2時5分、見守りメールはこのさらに5分後であります。
それから、四つ目、警報が解除されましたというのが、解除通知日時18時40分ということで来ていますけれども、履歴を見ますと、警報が注意報に切り替わったわけですけれども、警報が解除されたのは15時12分であります。
こういったことでタイムラグが大変大きい、また先ほどの警報解除の情報というのもちょっと表現としてもよく分からないような表現だと思いますが、その点については市は把握されているでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 議員御案内のとおり、今年度より、気象情報を見守りメール等に連動させて自動配信するシステムを導入してございます。
8月15日日曜日に発信いたしましたメールについてでございますが、警報が発表された1通目は問題なく発信されましたが、情報内容の変更、警報解除の2通目以降につきましては、気象庁の発表の文言との相違や大幅な遅延が生じてございます。
委託事業者に確認したところ、自動配信ができず、職員が手入力で発信したため遅延等があったとの報告がございました。
以上でございます。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 状況を把握されているということで、対策もきちんと考えていただいていると思いますので、二度とこういうことが起こらないようにしっかりとお願いしたいと思います。
今回、避難の情報ではなかったわけですけども、こういった警報の情報を基に市民の皆様は様々な行動を考えていくわけですので、災害情報については正確、迅速、確実というところ、以前から私、何度も取り上げておりますが、きちんと対応できるようにお願いしたいと思います。
次に、まるごとまちごとハザードマップについてお伺いいたします。
前回の定例会でハザードマップの周知、また地域、身近なところでの水害への危機意識の醸成など、そういった意味で、街の中で浸水深などが分かるような掲示をするまるごとまちごとハザードマップの導入を提案させていただきました。
検討したいということでしたが、その後の検討状況いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 浸水想定区域内にございます新生小学校、旧多摩川小学校、立川第八中学校、下水処理場の4施設に浸水深を表記いたしました表示板を11か所設置いたしました。
今後も、身近な公共施設に順次表示板を設置してまいります。これにより風水害に対する市民の関心が高まり、迅速な避難行動につながると考えてございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 早速公共施設につけていただいているということで、やはり目にした市民の皆様、この辺りの地域は洪水時にはこのところまで水が来るんだなと、そういうことを普段から感じることでやはり防災意識が高まっていくのかなというふうに思います。
公共施設はある程度場所が限られているんですが、以前、私も例として出したのは、電柱につけたらどうだろうということで御提案させていただいて、そのあたりちょっとお話聞くと、それなりに費用がかかるというようなお話を聞きました。隣の昭島市さんなんかもされているので、どのぐらいの費用がかかっていますかというのもお話を聞いてみましたけども、ランニングコストも含めて恒常的に経費がかかってくるというようなお話でした。
もしそうであれば、公共施設、市が作った看板を設置したというようなことでありましたので、看板は市で作っていただいて、例えば市民の皆様とか事業者の皆様に自分のところの壁につけていいよとか、フェンスのところにつけていいよとか、そういった形で市民、事業者と協働でそういった取組をしていくというのはいかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 浸水深表示の設置についてでございますが、市では身近な公共施設に設置することといたしましたが、御提案いただきました市民との協働による設置につきましては、市民の防災意識の向上という点で効果があると考えてございますので、地域配備消火器と同様の仕組みができないか検討を進めてまいりたいと考えてございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
お金のこともありますけど、本当に市民の皆様が御協力をいただくという中での意味合いというのも大変大きいと思います。今、具体的に考えていただけるというようなことでしたので、ぜひ進めていただきたいと思います。
避難所についてお伺いいたします。
他の自治体では、届出避難所制度というのを設けているところがあります。この制度は、自治会や自主防災組織、マンションの管理組合などが申請をして、地域の集会所、またマンションの共用施設などを地域の避難所として届け出るというような制度です。
実施している自治体の制度を見ますと、市職員の派遣は行わず、自主的な運営の協力として、必要な資機材の配備であったりとか、例えば毛布や保存水、また非常食の配備、また防災行政無線の個別受信機の配備をしているというような実態もあるわけですけども、そういったところで協力するというような制度がいろいろなところで行われています。
事前に届出をしてもらうことで自主的に避難している方を市も把握することができる、そういったことで公的な支援を受けられない孤立化というのを防ぐことができるというメリットもありますし、地域の中で共助意識が広がる、また突発的に何かの危険性があったときに柔軟に避難の場所を開設することができる。また、今のこの新型コロナの状況を考えると、物理的にやはりスペースをいかに確保するかというのが大きな課題であるかと思いますので、こういった届出避難所制度というのを立川市でもつくってみてはいかがかと思いますが、見解を伺います。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 指定避難所につきましては、多くの市民が避難するため、プライバシーの問題や感染症等のリスクが伴います。
市では、自宅が安全な場合には自宅、安全な場所に住んでいる親戚や知人がいる場合はそこに避難するという分散避難を推奨してございます。
御提案いただきました届出避難所制度につきましては、分散避難の考え方に合致するとともに、市として避難者を把握することができると考えます。
今後、届出避難所制度について、他市の状況も含めて研究を行ってまいりたいと考えてございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いします。メリット、たくさんあるかと思いますし、市にとっても、市民にとっても非常に重要な取組かなと思います。いろいろなところ、やっていますので、ぜひしっかりと研究していただきたいと思います。
防災備蓄についてお伺いいたします。
多摩川の洪水浸水想定区域内に新生小、八中、そして旧多摩と三つの避難所がありますけれども、風水害時にはこの三つの避難所は開設されないというようなことです。
この3か所の防災備蓄倉庫、それぞれにあるわけですけども、いずれも体育館の近くなど地上面に倉庫が設置されていますので、本当に洪水が起こって浸水すると、倉庫の中身、備蓄品というのが全部使えなくなっちゃうというようなことで、建物の上に上げられないかというのが地域でも声が出ております。
市のほうでもそういった声は聞いていただいていると思いますが、こういったこと検討していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 市民生活部長。
◎市民生活部長(大平武彦君) 一次避難所の防災倉庫につきましては、震災時に重い備蓄品を外から取り出しやすいように建物の中から移設を進め、完了したところでございます。
近年、風水害が多くなり、浸水により使用不能となる備蓄品を心配する声につきましては一定理解できますが、施設管理者や避難所を開設・運営する地域の方々と協議を進めていく必要があるというふうに考えてございます。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 施設でも置ける場所があるのかどうかとか、学校の中になるとそういったこともあるかと思います。また、上からいざ使うときに下ろさないといけない、だから使いやすい下に置いていると、今までの考え方はそういうことだと思います。
ただ、地域からやはりそういう心配する声も出ておりますので、地域の協力もいただけるようであれば、しっかりとそういった取組も進めるべきかなと思いますので、しっかりと協議していっていただきたいなというふうに思います。
地域での防災活動の充実、また市民と連携した防災体制の強化を目的に、市民防災組織の希望を受けて公園に防災倉庫を設置する市民防災組織防災備蓄倉庫設置事業というのがあるかと思います。
この要件では、面積200平方メートル以上の市有の公園ということがうたわれているわけでありますけれども、あまり狭いところに大きな倉庫を作るわけにはいかないというのは理解できるんですけども、市所有の土地・公園でなければならないという理由についてお示しいただきたいと思います。
○副議長(中山ひと美君) 基盤整備担当部長。
◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 公園につきましては、都市公園法第16条の規定に基づき、みだりに廃止してはならないとされておりますけれども、仮受けにて取得した都市公園につきましては、貸借契約の終了または解除により権原が消滅した場合には廃止することとなり、公園の廃止に伴い防災倉庫の移設または撤去する必要があるため、市の所有の公園のみに設置を許可するというふうにしております。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。仮受けが終了した場合、また解除された場合のことというようなことでありました。
民間の土地であれば、売買があったりとか、いろいろ相続があったりとか、いろいろなことがあるかと思いますけれども、例えば都営住宅と一緒に整備された公園なんていうのは都の土地になっている、公園として借りているようなところもあるかと思います。
国とか東京都とか、そういうところで一定の条件の中で整備されたものというのはそうそう貸付けが突然終了しますとか、解除します、返してくださいというようなことはないかなと思うので、そういった意味では、公的なところ、国や東京都とかそういったところである程度長期借り入れる見込みがあるというようなところは市の所有じゃなくてもいいような形で、ちょっと柔軟に運用していただけないかなというふうに思います。
なかなか地域の中で公園すらないような自治会というのもやはりありますし、一定の要件で今の面積と市所有というところ、満たせないところというのはなかなかそういった意味では倉庫ができないというようなことになってくるかと思います。柔軟な運用をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(中山ひと美君) 基盤整備担当部長。
◎基盤整備担当部長(平出賢一君) 東京都、国の土地も含めて、市有地以外の公園に防災備蓄倉庫を設置するに当たりましては、個別に地権者への確認というものが必要になってまいります。
また、公園が廃止となった場合の対策など十分と認められる場合には、必要に応じて基準の見直しなど検討はしてまいりたいと思います。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
市民防災組織の皆様、本当に自助の一つの取組としてそういったものを要望されるということですので、可能な条件もいろいろあるかと思いますけども、可能な限りしっかりと協議していただいて、できるだけ柔軟にそういったところ、受入れができるようにお願いしたいと思います。
以上で終わります。
○副議長(中山ひと美君) よろしいですか。33秒あります。
基盤整備担当部長。
◎基盤整備担当部長(平出賢一君) すみません、先ほど、市所有の公園になっている理由はというところで、私は「権原」を「けんばら」というふうに言いましたので、訂正させていただきたいと思います。「けんげん」ということで訂正をお願いいたします。
以上です。
○副議長(中山ひと美君) よろしいでしょうか。
以上で、瀬議員の質問は終わりました。
本会議・議案審議(令和3年9月8日)
令和3年度立川市一般会計補正予算(第6号)
保健衛生総務費について
◆4番(瀬順弘君) 15ページ、衛生費の保健衛生総務費の人事管理、時間外勤務手当、先ほど別の議員からも質疑がありましたが、私も確認させていただきたいと思います。
まず、この時間外勤務手当については、ワクチン接種事業のところに充てるものであるということで、財源を見ますと国費になっておりますので、全額そういう理解、御答弁の中で理解いたしました。
今、ワクチン接種事業、懸命に職員の皆様、頑張っていただいて、進めていただいていると思っております。
昨日も、予約なしで接種ができるところ、スタートするということで見守りメールも届きましたし、ホームページにも掲載されました。そして、先週でしたか、空き状況もホームページに掲載していただいて、先日の更新のときには個別の全医療機関の空きも、空いているところに丸をつけていただいているのをホームページに掲載していただいていました。かなり大変な作業、システムで空きを見ながらホームページのところに書き込んでいくのかなというふうに想像すると、あれやるだけでも相当な時間と労力を使ってやっていただいているのかな、それが全部市民の皆様の接種につながっていくという思いで頑張っていただいているんだなというふうに思っています。そういった作業の積み重ねの中で時間外が発生していくということだと思います。
先ほど、質疑の御答弁で、約1万時間分程度の予算を確保されたと、間違っていなければそのような御答弁だったと思います。もともと、この事業として当初から時間外勤務手当の予算をもともと当初予算で持っていらっしゃると思うので、そういった意味では今回プラスされている部分になるかと思います。
今回のこの補正を入れて、大体1人当たり年間の時間外、これは13人で割っていただくんだと思いますが、大体1人当たり年間の時間外がどれぐらいになるのか、分かれば教えていただきたいと思います。
それから、今、全年齢の12歳以上の方、全ての予約、接種が随時行われていっているところであると思います。今後、その業務がどういうふうになっていくのか、もう本当に当初いろいろな準備から入って、そして動き出したらいろいろな対応があって、そしてこの先、いろいろな業務が続いていくということだと思いますけども、今後、時間外がもう少しすると少し減っていくのかなとか、いやこの状態が年度末まで続きそうだとか、いやもっといろいろなことが起きて増えるかもしれないとか、ちょっと見通し、正確な見通しは難しいと思いますが、どのように見ていらっしゃるのかまず教えていただきたいと思います。
○議長(福島正美君) 行政管理部長。
◎行政管理部長(土屋英眞子君) 時間外勤務手当についてでございます。
年間のところでございますが、申し訳ございません、それぞれ担当として入っている時期がちょっとばらつきがある関係で、1人当たりというところで、年間を通じてというところの計算では、申し訳ございません、手元で今持ってございません。
これから先の部分につきましては、おおむね1人月130時間程度というような形での計算となってございます。
業務のことにつきましては、この予算の計上に当たりましては、7月、8月までのところの状況を見た上で、恐らく計上する前の段階では9月、10月、11月、12月ぐらいまではとにかく非常に多忙であるだろうというところで、数値としては1月以降は少しずつ見込みは少なくはなってございますが、まだこの先、もう1回もしかしたら接種するのかもしれない、どうなるかというところについては見えないという状況で、担当としては本当はもっともっとというような意欲はあったようなんですけれども、それはやはり体のことも考え、また状況も見た上でということで、年度末までのところで計上させていただいたところでございます。
以上です。
○議長(福島正美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
今、130時間という、ちょっと衝撃的な数字かなというふうに思いました。見込みとして1月以降、多少減るかなというような見込みも持って、これが永久に続くわけではないというようなことだとは思いますけれども、かなり負担がかかっているのはもう間違いないだろうなというふうに感じます。
先ほどの議員からもありましたメンタルヘルス、心も、また体も本当に健康が大丈夫なのかなというのを本当に心配するところでありますので、予算をつけたからいいよなんていうことはあり得ない、当然行政の皆さんもそのような思いを持っていただいていると思います。
その上で、先ほどの御答弁でもありました産業医との面談とか、本当に注意しながら、また各所属長の皆様も係員の皆様の状況なんかよく見ながら気をつけていただいているとは思いますけれども、あとほかの部門から職員の応援なんかもワクチン接種についてはいただいているというようなことも以前お聞きしたかと思います。
ちょっと改めて、その応援の体制、どのようになっているのか教えていただきたいのと、産業医の面談等以外でいろいろと工夫していること、気をつけていること、あればお示しいただきたいと思います。
○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 現在、正規職員が13名体制、実際には9月1日からですと12名体制ということになっておりますけれども、他課から応援に来ていた1名が元の部署に戻ったという者が1名おりますので、現行12名でやっております。
また、会計年度任用職員につきましても入っていただいて、事務的なところを担っていただいたり、また割と単純な作業でそのときに集中的にやらなければいけない事務作業などにつきましては、全庁的な応援をお願いして、1日5名程度ずつ入っていただくような日もつくっているところでございます。
特に9月、10月のところは、新型コロナウイルスのワクチン接種について、どうしても夜間と土曜日、日曜日のところの接種を実施するために時間外が大変多くなっておりますが、12人のこの体制になりましたので、夜間については交代で執務するように、全員が出てしまうことがないようにというようなことで配慮しているところでございます。
ただ、柴崎体育館のような大きな会場ですと、いろいろなこともありまして、ほぼ全員が執務するような場合もございますが、土日についてはなるべく交代で休むようにということで対応させていただいているところでございます。
今後でございますが、今まで本当走りながら実際にはやってきているところでございますので、今後、細かいところ、事務も含めながら丁寧に、今までやってきたことの後始末というのではないですけれども、その対応をさせていただかなければいけないことと、やはり3回目のブースター接種についても今話があるところですので、今年度中に何らかの体制づくりについてのお話があるのではないかということも見通しとしては持ちながら体制を組んでいるところでございます。
以上です。
○議長(福島正美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) 分かりました。いろいろと全庁的に協力、応援もしながらやっていただいているのかなというところはよく分かりました。
先ほど御答弁でもありましたけども、簡単な作業、単純な作業なんかはぱっと来た方で応援できるとは思いますけども、例えば医師会さんとの協議であったりとか、医療機関とのいろいろなやり取りであったりとか、ある程度熟知している人じゃないとできないこととかいろいろあるかと思いますので、応援できるところは引き続き本当に全庁で御協力いただいて、進めていただきたいなというふうに思います。
それから、1点、例えば、先ほどちょっと御紹介した医療機関の予約の空き状況なんかも、恐らく今、手入力で調べてされているのかなと。予約システムから直接市のホームページにぼんとデータが飛ぶということはあり得ないと思いますので、そんな作業かなと思います。だから、そういうときに例えばRPAを使ってシステムからもロボットでホームページのほうに流し込むとか、そういうことも考えられるかなというふうに思います。
恐らく、現場の職員の方は、もう目の前にある仕事で、とてもじゃないけどそんなこと調べたり、考えたりする余裕というか、ないのかなというふうにちょっと思ったりしますので、そういう意味では、例えばそういうことをちょっとよく知っている職員の方とか、既にもうAI、RPA、市の業務で導入していただいていると思いますので、そのあたりで少し分かる方が担当のところに行って、どういう業務が一番大変かとか、どういうところで苦労しているかとか聞いていただきながら、ちょっと業者と例えば相談してみるとかという橋渡しとか、そういうマンパワー、時間を取るだけのマンパワーではなくて、そういう部分の応援なんかも必要かなというふうに思いますけども、そういったところというのは今何か体制としてあるんでしょうか。
○議長(福島正美君) 保健医療担当部長。
◎保健医療担当部長(吉田正子君) 体制といたしましては、それに大変特化してそういう情報を持っている方がどこにいらっしゃるのかというのがなかなか分かりづらいところではございます。
今いる職員につきましても、情報推進課等を経由してきた者が何人か入って、そういうシステムを駆使しながらやっているところでございますし、また応援職員の中にはそういうことに強い職員を応援に一時的にお願いしてシステムというか、表集計等々のシステムを作ってもらったりというようなことをしながらやっているところでございますが、今後、それが実際には長く続くということでもない状況でございますので、今回のワクチン接種についてもおおむね10月末から11月には終了できる見込みでやっているところでございますので、そういう効果的なAI等を使えれば、研究する時間がなかなかないというのが実態かなというふうに思うところでございます。
ただ、今後ともいろいろな方の知恵や手を借りながら進めていければというふうに考えております。
以上でございます。
決算特別委員会(令和3年9月10日~15日)
一般会計歳出 2款・総務費
〇採用・任用事務について
〇立川文化芸術のまちづくり協議会支援事業について
〇自転車等対策について
〇視覚障害者対策について
◆委員(瀬順弘君) 4点ほどお伺いしたいと思います。
まず、行政評価908ページ、採用・任用事務についてお伺いいたします。事項別明細は87ページです。
採用試験手数料というものがあります。当初予算よりも約100万円ほど決算が大きくなっているということですけれども、まずその理由をお示しいただきたいと思います。
◎人事課長(徳丸祐豪君) 採用試験委託料が前年対比で大幅増となっている理由でございますが、こちらは、コロナ禍によりまして、一般事務職の筆記試験を従来のように同じ会場で一斉に実施することが難しい状況でございましたので、受験生が指定期間内におきまして、希望の日時、会場で受験する、テストセンター方式に切り替えて実施いたしました。このことによりまして1人当たりの単価が上がり、大幅に委託料が増加したものでございます。
一方で、当初予算でお認めいただいていました試験会場を借り上げるための使用料は皆減となってございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 理由は分かりました。ありがとうございます。
それから、職員採用試験広告料というものが決算で計上されているかと思います。こちらはどういったところに広告を出したとか、どのような状況で使用された費用なのか、お示しいただきたいと思います。
◎人事課長(徳丸祐豪君) 職員採用試験広告料につきましては、技術職員の募集に際しまして、職探しをする多くの方に知っていただき、応募者の増加を図るために、2回にわたって大手転職サイトに掲載をさせていただいたところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
それから、行政評価を拝見いたしますと、課題といいますか、下の評価の部のところでしょうか、採用試験への技術職の応募、あと昇任試験への女性職員の応募を増やすことが課題ということで、技術職の公務員、国も恐らく、都道府県も含めて、今希望者が少なくなっているというような状況があるのかなと思います。
同様に立川市もそのあたりが課題だというふうに捉えていただいているのかなと思いますが、このあたり、現状、例えば、募集して応募がなかったことがあるのかとか、これまでの倍率から見て最近こういう傾向だとか、傾向的なもので結構ですけれども、状況をお示しいただきたいと思います。
◎人事課長(徳丸祐豪君) 技術職の採用試験の動向につきましては、課題となっているものは、特に土木技術、建築技術の2職種の応募者の確保が課題となってございます。令和2年度の応募状況につきましては、建築技術が7名の応募に対しまして1名の合格、土木技術は2回の試験を実施しておりまして、それぞれで3名と4名の応募がございまして、各1名を合格者として採用したところでございます。
お尋ねの中に応募者がいなかったときがあるのかというお尋ねでございますが、応募者がいないという状況はないんですけれども、残念ながら合格者を出すことができずに、もう一度試験を実施するということは過去にあったところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。一般職だと多分もっとすごい倍率の試験をされているのかなと思いますので、そういった意味ではやはり応募者が減っているというような状況かと思います。
それから、合格者を出せなかったときにはもう一度ということで今御答弁がありましたけれども、そうすると、また募集をかけて試験をしてということで、行政側にとっても大変負担が大きくなるのかなというふうに思います。全国的な課題でもあり、なかなか効果的に、これをすれば解消できるというようなものではないかと思いますけれども、もし今後、技術職の募集に際して、また採用に際して何かお考えのこととかがあれば、教えていただければと思います。
◎人事課長(徳丸祐豪君) 技術職の採用試験の受験者を増やすための取組といたしましては、最近では、ユーチューブ立川市動画チャンネルで、これまで掲載しておりました土木技術職に加えまして、建築技術職版を6月に追加させていただいたところでございます。
また、先ほど職員採用試験の広告料のお話もございましたが、より効果の見込める情報サイトへの掲載を進めていくとともに、技術職員に出身大学や知人等への働きかけをお願いするなどといった取組も続けていきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。いろいろ大変な状況のようですけれども、この立川市を担っていただく人材をしっかりと確保できるよう御努力をお願いしたいと思います。
続きまして、行政評価の336ページ、立川文化芸術のまちづくり協議会支援事業についてお伺いしたいと思います。
ここにも文化情報の発信というようなことで立川ビルボードの運営をしているというようなことの記載があります。そのほか、補助金の支給であったりとかアートサポーターの養成講座とか、文化芸術を推進していく人材をつくっていく、情報を発信していく、そのような事業に取り組んでいただいているのかなというふうに思います。令和2年度は、コロナの影響もあっていろいろ大変だったのかなというふうに思います。
資料を頂きました。公明党の5番です。立川ビルボード、まちづくり協議会のホームページについてであります。月ごとのアクセス数と、またホームページの中にはニュースとかイベントとか幾つかのメニューがあって、そこにいろいろな記事が上がっていくというようなことだと思います。それの数字も記載を月別にしていただきました。
ちょっとまずこの資料の見方を教えていただきたいんですが、月別メニューの記事数というほうの数字なんですけれども、例えば、平成30年度の4月、イベントが8で合計が6、その同じ30年度の6月、イベントが6、合計4という、この計というのはどういうふうに見れば。(「差し変わっている」と呼ぶ者あり)--差し変わっている。失礼いたしました。差し変わる前のやつを私は見ていたようでございます。では、そこは結構です。
このアクセス数と記事の掲載数、これについての所感、感想をお示しいただきたいと思います。
◎地域文化課長(比留間幸広君) 先ほどの差し替え版につきましては、すみません。
文化芸術のまちづくり協議会につきましては、委員おっしゃるとおり、市民団体や学識経験者、また企業、行政等で結成された組織でございまして、立川市の文化を下支えするといったような活動をされております。
自主的に活動しておられまして、日当等もなくやっておられるような状況で、立川ビルボードにつきましては、当初、たちまちねっとという、そういったホームページで市とか財団のほうでも入力できたりするような状況だったんですけれども、より増やそうということで、平成26年度に立川ビルボードをそのメンバーで立ち上げようということで、27年度から運用されている状況です。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
では、差し替え後のデータでちょっと今見ましたけれども、例えば令和2年度、ニュースの記事というのが、6月に1件、9月に3件、年間で合計4件の記事なんですね。イベントも、文化芸術のイベント、令和2年度は非常に少なかったかなというふうに思いますが、それでもいろいろなところでやっていたと思いますが、記事は20件、リポートは6件。
立川の文化芸術の情報を収集し、発信していくには、私はちょっと物足りないかなというふうに思いますけれども、このホームページ、今、協議会のメンバーで運営していただいているというような御答弁がありましたけれども、これは何かもう少し充実していこうとか、そのような議論というのは、もう少しちょっと詳しく、令和2年度、どのような議論があったか、お示しいただきたいと思います。
◎地域文化課長(比留間幸広君) 委員おっしゃいますとおり、令和2年度につきましては、このコロナ禍によりましてイベント等が全て中止になってしまっておりまして、運営されている方もアーティストの方等が多いものですから、本業のほうもそちらのほうが大変というような状況でございます。もともと立川の文化の情報をもっと集めたいねというような形から始まったホームページだと思います。
それで、26年度に立ち上げる検討をされまして、27年度で、その当時、いろいろネットに詳しい方ですとか、そういう方もいらっしゃったようなんですが、その皆さんがちょうどちょっとまとまって抜けたような状況がございまして、今1人の方がそれを運営しているような状況でして、いろいろなイベント等がありますと、取材に行って、それをホームページに載せていただけるような状況になっておりますので、また今後、そういった体制についてもまたメンバーの皆さんで協議していきたいと思っております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。決算の額、予算額というのはまちづくり協議会に対する補助金ということで、内容もその中でいろいろなことに使われているんだろうな。多分、そこから事業活動の補助金に出ていく部分が予算の多くを占めているんだと思いますし、ホームページでは、先ほどたしか、ここには費用をかけずに、メンバーの方がやってくださっているというようなことだったと思います。
まちづくり協議会は、様々な目的を持って立ち上がった組織だと思いますけれども、立川の文化芸術を大きく牽引していこう、またいろいろな意味で支えていくアーツカウンシルとしての役割を持ってスタートしていると思います。そういう意味では、一つの大きな柱として、情報の収集、発信というのがこのまちづくり協議会の大きな役割であったかと思いますけれども、この数字だけ見れば、なかなか立川の文化芸術のポータルサイトにはちょっとまだなっていないかなというような気がします。
先ほどのような協議会のメンバーがボランティア的に作業をしているというのも限界があるのかなというふうな気が私は思っておりますので、ちょっとこのあたりはしっかりと議論はしていただきながら、場合によっては必要な予算というのも確保する必要があるのかな。どこかから財源を見つけてくるとか補助金を見つけてくるとか、いろいろなことでしっかりと予算を確保していく必要があるかと思いますので、引き続きここはしっかりとした議論を行っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、事項別明細の123ページ、自転車等対策についてお伺いいたします。
ここに放置自転車等撤去委託料というのがあります。決算額188万6,000円というようなことでありますけれども、これは予算は非常にもっと大きな額だったかと思いますが、執行率、非常に少ない理由についてお示しいただきたいと思います。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 予算の執行が少なかった理由でございます。昨年度の約半分ぐらいでございます。
まず、大きな原因としましては、自転車の利用が、昨年度はやはりコロナの感染拡大によって、特に4、5月が乗り入れが非常に少なくなりました。年間通じて、これは使用料収入もがくんと減りまして、80%ちょっとでございます。年間通しても乗り入れが約80%。約20%、全体で減ってございますので、私ども、駐輪場は今、供給は十分にされているということでございます。そういったこともございますので、乗り入れ自体が少なかったこと、あるいは供給自体が十分であったこと、それらのことから放置自転車区域への放置が少なかったこと、そういったことから放置台数も減ったというふうに認識しているところでございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。コロナの影響で乗り入れも少なくなっているというような状況かと思います。
これは具体的に、そうすると、放置自転車の撤去作業というのは、何日というのか、何時間というのか、何件というのか、ちょっと数え方は分からないですが、実績としてはどれぐらいだったんでしょうか。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 実績でございます。事務事業マネジメントシートで台数を表示させていただいていますけれども、撤去台数1,206台ということで、昨年度のやはり半分程度でございます。
日数としては、平成31年度が110日で、令和2年度は76日でございます。それほど多く減ってはございませんが、実稼働時間としておおむね大体2時間ぐらいで終わるような作業レベルに、放置台数が減ったことによって、例年、3時間、4時間かかっていたところが2時間に減ったということで、私のほうへの報告はおおむね2時間で終わったというような報告ですので、これは委託料の支出は時間単位での契約になってございますので、全体的に圧縮されたというふうなものでございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。31年度の決算が196万6,000円で、若干減っているというようなことだと思います。時間が短くなっても、出る件数なり、いろいろあるんでしょうけれども、昨年度よりも少なくなっているという状況はよく分かりました。
予算なんですが、令和2年度の予算が当初予算で825万取られているかなと思いますけれども、すみません、当初予算の積算根拠、何時間分取っているとか、そのあたりというのをお示しいただけますでしょうか。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 予算の根拠でございますが、例年、実績ベースで予算を取らせていただいております。ですが、やはり立川市は過去に放置自転車がナンバーワンになった時代がございますので若干ちょっと多めにはいただいているところがございますので、若干多めにはなってございます。積算というのよりも、過去の実績に基づいて予算を要求させていただいているところでございますが、現状では少し乖離はしてきているという認識は若干ございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) すみません、ちょっと私が調べ間違えたのかもしれないので、この撤去委託料の当初予算、令和2年度の額、金額を教えていただけますか。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 予算でございますけれども、456万4,107円という予算を計上させていただいております。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ごめんなさい。私、さっき、800とか申し上げた気がしたので、すみません、私の調べ間違いかもしれません。
今、456万ということでお示しいただきましたけれども、決算の実績で見ていくと、平成31年度の決算が196万6,000円、平成30年度の決算が199万円、平成29年度の決算が215万9,000円。2年度より前の過去3年度を見ると、大体ほぼ200万ちょうどぐらいで3年間来ているんですね。それに対して31年度の予算は350万、平成30年度の予算も350万ということで、令和2年度、予算を上げていただいているというような状況だと思いますが、そのような認識でまず間違いないでしょうか。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 撤去ということでございますけれども、この予算を策定する、令和2年度の予算策定をする段階では、コロナというところの部分はコロナ感染状況が起こる前でしたので、当然、予算としては昨年度並み、例年並みというような認識でございます。
加えて、そのときの状況を踏まえますと、やはり放置が非常に多かったという状況がございますので、そういった状況を踏まえましてそういった予算を組ませていただいたという認識でございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) すみません。今、2年度の予算書をちょっとお借りしたんですが、当初予算、これでいくと825万ですね、やはり。私が調べた数字は間違っていなかったと思います。そうすると、今のやり取りが若干どうなっているんだということになりますので、少し違う質問をしますので、いろいろとちょっと探しておいてください。
事項別明細書125ページ、すみません、視覚障害者対策ということで、これは点字誘導ブロック設置工事というものが入って、整備をされる費用かなというふうに思います。
令和元年12月に環境建設委員会で、視覚障がい者の方を含む障がい者の団体の方から、立川駅の北口からアイムまで点字ブロックがつながっていない、途中で切れているということで、公共施設として利用する方、視覚障がいのある方で使う方もいらっしゃるので、何とかならないかというような御要望をいただいて、委員会として、市長のほうにも何とか整備をお願いしますという要望を出させていただきました。これは令和元年なんですけれども、なかなか入ってすぐつくものじゃないと思いますので、その後、令和2年度に入ってどのような検討がいただけたのか、何か状況が分かればお示しいただきたいと思います。
◎道路課長(武藤吉訓君) アイムまでの視覚障害者の点字ブロックの要望の件でございますが、昨年の6月の環境建設委員会におきまして、協議の状況については御説明させておりました。議会からの要望があった後、所有者等を調べた中で、その中でコロナが発生したという状況もあって、権利者の方に市自ら行くのがなかなか難しいという状況もあったんですが、そこは状況を見ながら、昨年6月の環境建設委員会へ報告後、相手方と協議してきましたが、現状としては、設置については大まか、する方向で協議を進めております。
この内容につきましては、今議会の環境建設委員会の中で詳細については説明していきたいというふうに思っています。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。しっかりと要望を受け止めて、またコロナの中でなかなか大変だったと思いますが、協議を進めていただいているということで、詳しい状況は委員会の中で御報告があるということで、私ももう環境建設委員ではなくなっちゃったので、しっかりと会派室でモニターで、もしくはここで傍聴させていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、少し時間を有効に活用いたしましたので、自転車等対策に戻りたいと思いますが、ちょっと一旦、ごめんなさい、私も少し混乱してきましたので、話を少し戻したいと思いますが、予算として、平成31年度350万の予算に対して、令和2年度の当初予算825万、大幅に増えているという、まずこの増えている理由についてお示しいただけますでしょうか。
○副委員長(門倉正子君) それでは、暫時休憩いたします。
〔休憩 午後3時4分〕
〔開議 午後3時19分〕
○委員長(佐藤寿宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
◎交通対策課長(庄司康洋君) 失礼いたしました。先ほどの瀬委員のお問合せに答えさせていただきます。
令和2年度より放置自転車等撤去委託料ということで3年間の長期継続契約をしてございます。そのときの金額が見積りということで出させていただいております。実際の契約額はうんと低くなってございますが、長期継続契約ということでございますので、前年度の実績に比べて、初年度、どうしても金額が大きくなるということがございまして、ギャップが生じているというものでございます。
説明は以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。よく分かりました。なかなか難しい、そうなると、予算書の見方が、これが複数年度契約を前提としているということであれば予算だけが上がってということで、状況はよく分かりましたので、そのあたり、また今後いろいろと教えていただこうかと思います。
それで、今回、このことをちょっと質問させていただいたのは、不用額がそれなりに出てくるという中で、事務事業マネジメントシート、行政評価の485ページを見ますと、課題ということで夜間の放置自転車対策ということが掲載をされておりました。これも以前から夜間とか、あと休日なんかも狙って駅の周りなんかは特定の場所で多いような状況もあるというようなことがあったかと思います。
令和2年度は、コロナの影響で、先ほどの御答弁の中でも、乗り入れ自体が少なくなっているというようなことで放置自転車も少なかったのかなというふうには思いますが、また日常が戻れば、そういった対策というのが必要になってくるというようなこともあるのかなと思いますので、その辺を含めて予算を有効に活用していただきたいという趣旨で質問いたしましたので、よろしくお願いいたします。
以上です。
一般会計歳出 3款・民生費
〇学童保育所管理運営について
◆委員(瀬順弘君) では、手短に行きたいと思います。
事項別明細書223ページ、学童保育所管理運営でお尋ねしたいと思います。
報酬の中で代替指導員報酬というのがございます。正規の指導員の方の代替をするというお役目だと思いますが、どういったときにその代替としてのお仕事をされるのかお示しいただきたいと思います。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 代替指導員でございますが、直営の学童保育所は定員によりまして指導員が3人から6人配置されております。この指導員が休暇を取ったときであるとか、または延長保育のとき、土曜日保育のときにこの代替指導員を配置いたしまして運営体制を確保するものでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。そういった意味では、時間が長くなると出番が増えるのかなというふうにちょっと考えます。
コロナ禍で小学校が臨時休校などしているときには、学童保育所はそういう意味では通常よりもたくさん開けていただいている状況だったと思います。
そういう中で、この代替指導員の報酬が予算よりもかなり少ない額で決算されているというようなことで、そういった意味では、仕事が増えるのかなという思いの中で決算額が少ないということで、ここの理由についてお示しいただきたいと思います。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 決算額の件でございますが、令和2年度におきましては、小学校の臨時休業が4月、5月とありまして、その間、本来であれば一日保育になりますので増えるところではございましたが、そのときは市のほうから極力家庭保育のお願いというのをさせていただきました。それは御家庭の御協力もありまして、かなり児童の保育の人数が減りました。そのため、指導員等が休んだとしても、今配置している指導員で保育することができたというところが一番大きな理由となっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。実際に登所する児童が少なくなっていたというようなことでありました。私の懸念はそれで払拭されました。
あと、そういったコロナ禍の中での非常に精神的な負荷も含めて運営は非常に大変だったと思いますが、そういった意味では円滑に運営ができたということで理解してよろしいでしょうか。所感をいただければと思います。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) コロナの影響で子どもたち、かなりいろいろと影響を受けていました。それに対する一日保育という保育体制もしっかりやっていかなければいけないところだったんですけども、指導員、また代替の指導員さん含め、そのところ、コロナの対策も適切に行い、子どもたちに寄り添った保育ができたものと考えております。
以上です。
一般会計歳出 7款・商工費
〇観光振興事業について
◆委員(瀬順弘君) それでは、観光振興事業についてお聞きしたいと思います。
事項別明細書は295ページ、行政評価516ページ、資料請求させていただきました公明党ナンバー18、フィルムコミッション・ロケーションサービスの状況・実績について資料も頂きました。
行政評価を見ますと、令和2年度に立川ロケーションサービスを立ち上げたということで、これまでフィルムコミッションとして市が直接、また観光協会、そして立川市の中では創造舎、この三者で様々な撮影支援というのをこれまでもやってこられたと思いますけれども、窓口を一本化して、よりサービスの充実を図れないかというのを以前にも一般質問等でも取り上げてきたところでありますので、こういったロケーションサービスが立ち上がったという、大変期待しながら今回この結果を見させていただきました。
まず、フィルムコミッションからロケーションサービスに変わった、2年7月からだったかと思いますけれども、まずこの変わったところで、大きくこういったところでのメリットが出たとか、効果があったとか、また実績がこうなったとか、ちょっと概略として、ロケーションサービス立上げの成果について手短に御答弁をお願いいたします。
○委員長(佐藤寿宏君) 手短にお願いします。
◎産業観光課長(奥野武司君) ロケーションサービスが入ったことによって、まず撮影希望者からの問合せ対応ですとか希望に応じたロケ地探し、また状況に応じた撮影現場への立会い等がワンストップで行われるようになったことで、案件を実施するに当たっての流れが非常にスムーズになったということが一つ。
また、その手続に関しては、撮影者から手数料という形で徴収する仕組みを取っておりまして、その収益の一部が観光協会のほうの財源として歳入にもなっておりますので、観光振興のほうにも循環しているといったところが大きなメリットかなというふうに考えてございます。
また一方で、有料化されたことによって件数が減ったというような影響は出ておりませんので、むしろ実績を重ねるにつれ、業界内での評判も広がり、さらなる問合せにつながっている状況でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
非常にいい面がもう早速に出ているというような状況かと思います。
資料請求させていただきましたけれども、数字も出していただきました。
コロナ禍ということで、特に昨年、年度始まった当初なんかはなかなか外出することすらはばかられるような状況でありましたので、なかなかこういった業界というのも動きが止まっていたのかなというふうに思います。
そう考えますと、その後から動き出しているという数にしてはかなり、今御答弁あったとおり、頑張っていただいているのかなと思います。
テレビなんかも見ていますと、最近いろいろ情報発信も頑張っていただいていて、SNSなんかで、明日のこの番組で立川のどこかで撮影したシーンが出ますよなんていうので、これはどこが出るか分からないから取りあえず見ないといけないとか、録画しないといけないというふうに思わせてくださいますし、実際にテレビの中でそういうシーンが出てくると、本当に立川への愛着が一層増すのかなということで、そういった効果がこれからもっともっと広がっていくのかなというふうに思います。
先ほど、決算ですので、これについて費用がどうなんでしょうかと聞こうと思いましたが、サービスの手数料を頂いて、それが収益にもなっているというようなお話がございました。有料化について特に数字がそれで、件数が減っているということではないということなので、おおむね受け入れられているのかなと思いますけれども、この料金の体系、どういったところでどれぐらいの金額が発生するのかとか、そういったところはお分かりになりますでしょうか。
◎産業観光課長(奥野武司君) このロケーションサービスを運営している事業者のほうで、どういったケースでどういう料金を徴収しているかについては、今現在資料を手持ちで持っておりません。
市としては、立川観光協会と業務提携をして、立川観光協会がこの事業者と提携してやっているというようなことですので、そこの部分については市としてはあまりタッチしていないといったのが実情でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
うまくいっているということで、特段問題ないのかなというふうに思いますけれども、大きなプロダクションとか制作会社さんだと、本当にもうワンストップというのは、お金を払ってでも一遍に済んじゃうというのは物すごく助かっているんだろうなと思いますし、そういった意味では、テレビなんかもたくさん、資料でも作品、例を挙げていただきましたけど、有名な番組もどんどん使っていただいているのかなというふうに思います。
一方で、先日、柴崎学習館で立川の映画文化を何とか復活させようというような、実行委員会の皆さんでやっていただいている映画祭がありまして、私もちょっと見てきました。短編の自主制作映画、コンペをやっていて、全国から200弱の作品が集まったということで、そういう映画文化、自主制作の映像というのも非常にそういう意味では根強い盛り上がりがあるのかなと。一部、自主制作映画が大ヒットしたなんていうのが二、三年前ですか、「カメラを止めるな!」ですか、そんなこともありましたけども、そういった方、なかなか大きなプロダクション、制作会社じゃないと十分な予算のないまま映画を作られるというような方もいらっしゃるのかなと。
ただ、立川でそういう動き、運動をしていただいている地域もあって、本当に立川の文化の一つに育っていくといいなという意味では、そういった方々も使いやすいものになっていくのいいのかなと思っていますけれども、例えば、御相談だけさせていただくというような場合は無料でロケーションサービスの方、無料で御相談だけは受けていただいたりはできるんでしょうか。
◎産業観光課長(奥野武司君) 今御紹介いただいたような、例えば柴崎学習館でやっているコンペだとか、そこに例えば学生が参加したいといった場合の案件に関しては、ロケーションサービスのほう、お金を取らずに対応している状況でございます。
また、地元の企業がプロモーションビデオを撮るといったケースでも、同じように無料で対応している状況でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。大変そういう意味では地域振興にも一役を大きく買っていただいているのかなと思います。
先ほど、事業者さんと観光協会さんが業務提携し、立川市は観光協会さんと連携しているというようなお話ではありましたけども、これ、立川のやはり地域振興、観光振興という面では、市がそういう意味では当然主体的に関わっている部分があって行政評価にも記載していただいているんだと思いますし、先ほどのそういった部分というのも、ぜひ市としてもいろいろな意味で発信していただいて、民間の皆様と一緒に、もっともっとこのサービスを広め、利用していただき、立川のシティセールスにもつながっていくかと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
一般会計歳出 9款・消防費
〇防災訓練推進事業について
〇避難行動要支援者対策事業について
〇避難所機能の整備について
◆委員(瀬順弘君) それでは、事項別明細書331ページ、行政評価433ページ、防災訓練推進事業についてお伺いいたします。
まず、資料請求をさせていただきました公明党ナンバー19です。
こちらのほうで、令和2年度、防災対策に関する新たな事業、取組、また協定ということでお示しいただきました。防災対策、この令和2年度、大変に様々なことに取り組み、改善を図り、そして事業者との協定など、協力体制も充実してきたのかなということで、まず令和2年度の市の防災対策の取組については高く評価させていただきたいと思います。
その中で、風水害時に段階的に避難所を開設して……
○委員長(佐藤寿宏君) 暫時休憩します。
〔休憩 午前10時38分〕
〔開議 午前10時38分〕
○委員長(佐藤寿宏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続けてください。
◆委員(瀬順弘君) 続きです。風水害時、そのようなことで段階的に避難所を開設していただいて、新たに競輪場の集合棟を開設、そしてそれと併せて第2駐車場を開放していただくということで、これまで課題であった車両の一時退避場所、これ私も一般質問でも求めてきたところでありますが、そのようなことも設定していただきました。
周りの方に、実はそこが使えるようになったんですよということで、いろいろとお知らせさせていただきますと、特に多摩川の洪水浸水想定区域の方、競輪場に行こうとすると、南地域から北側に行くということで、あまり場所をそもそも御存じでない方とか、また大きな通り沿いにあるわけじゃないので、どうやって行けばいいんだろうねというような話がよく出ます。
そういったことで、ここの事業の防災訓練推進というところにつながりますけれども、ぜひ防災訓練の中で、せっかくそういう場所を設けていただいたので、実際に車で避難していただいたりとか、そういう車を受け入れる訓練とか、また集合棟のほうに先に同乗者を降ろすのか、車をとめてから歩いていくのかとか、いろいろなこと、市民側にとっても、また避難所運営側にとっても、一度訓練なりシミュレーションがあったほうがいいのかなと思いますが、令和2年度はそのような取組はされましたでしょうか。
◎防災課長(青木勇君) 委員のほうからお話のありました車両による一時的退避場所でございますが、設定のほうは令和2年度のところでさせていただきましたが、訓練につきましては、令和2年度、することができなかったのが実情でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。考えてはいただいたのかなと思います。
令和2年度、そういうことで、実施はできなかったけども、次にやろうとか、そういうところまでは話、検討が進んだのかどうかお示しいただきたいと思います。
◎防災課長(青木勇君) こちらのほうを設定してから、どのように誘導していくのか、場所についても二中の北側に当たりますので、道のほうのこともございます。北のほうから行くのか、もしくは東のほうから入るしかない、そういう場合もあるかというふうに思っております。
私たちのほうでは、今現在、警察署のほうとも、こちらのほう、誘導をどのようにしていくのかも含めて検討を進めるとともに、今年度11月14日に総合防災訓練を今年、立川第二中学校のほうで開催するという形で、その中で浸水想定区域内の住民にお声かけをして、実際に車両で移動してもらうような訓練もやりたいというふうな形で今後詰めていきたいというふうに考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。ちょうど二中でそういった狙いがあって、3年度は二中でされるのかな、設定していただいたのかなと思います。
実際一度やってみれば、市民側にとっても本当に心構えというか、こういうタイミングで行ったほうがいいなとか、行ったときに、こういうふうにその後動くんだなと、よく分かると思いますので、ぜひ円滑に進めていただければと思います。
それから、もう1点、車両の避難に関連して、富士見町にあります東京都の農業試験場、あそこも少し広いスペースがあるので、そこなんかも多摩川浸水想定区域の方、距離的にも近いので使えないかということで、これも一般質問でも御提案させていただいてまいりましたけども、令和2年度、検討とか交渉の状況はいかがでしょうか。
◎防災課長(青木勇君) 今、委員のお示しいただいた富士見町の農業試験場のところでございますが、防災課としましては、東京都のほうに駐車場までを使わせていただきたい、退避する場所を作らせていただきたいという形でお願いしているところでございますが、今現在、回答のほうはまだ来ていない状況ではございます。
ただし、そこだけではなく、市内まだまだ足りないというふうに考えておりますので、ほかの場所も民間事業者とも交渉を進めている段階にあります。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
2年度、競輪場の駐車場を設定していただいて、同様にそのことを引き続き考えていただいているという状況はよく分かりました。市民の安全のためにぜひよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、事項別明細書335ページ、行政評価597ページ、避難行動要支援者対策事業についてお伺いいたします。
これも公明党請求資料の19番、災害時の協定ということで示していただいておりますが、令和2年度、災害時、避難の必要な方をタクシーで移送していただく協定、新たに1社追加されたということで、多分2年の前半、31年度中に1社していただいたかと思います。2年度に1社というようなことだと思います。
これで2社になったということだと思いますけども、今年度、また新たに2社、協定を結んでいただいたということで、大変ありがたいなというふうに思います。そちらは3年度の話なので、引き続き頑張っていただいているということで、感謝申し上げたいと思います。
これも提案して、実現していただいてから、何度か取り上げてまいりましたけども、協定が締結されて、きちんと有効に機能していくのかというところで、これまでも何度か質問させていただいてまいりました。
以前お聞きしたときには、支援の必要な方、電話で確認して、必要な方をタクシー手配をして移送していただくというようなことだったと思いますけども、支援の必要な方、そういうことで市から連絡して確認するということで間違いないか、まず御答弁をお願いいたします。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) ただいま委員がおっしゃいました要支援者につきましては、電話で事前に確認してまいりたいと考えているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) すみません、事前にというのはどういうタイミングでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 例えば、以前、2年前にございました台風19号のような大きな災害が起きそうなときに、事前に電話で確認を取らせていただきましたが、同様のように考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 災害の前にということですね。分かりました。
これは例えば段階でいうと、どういう段階でその電話作業を始めるとかいうのはきちんとルール化されているんでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 基本的にレベル3に相当する状況になりましたときに動き始めたいと考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。きちんとこのタイミングで動くというのも決められているということで、一つ安心いたしました。
支援の必要な方、災害時避難行動要支援者の方だと思いますが、行政評価見ますと、平成31年度、5,536人、令和2年度、4,873人ということで、名簿の精査をされて対象者が少し減少しているというようなことが行政評価のほうにも掲載されておりました。
以前、質問で、多摩川の洪水浸水想定区域の中にその要支援者が何人ぐらいいらっしゃるかということでお聞きしたときに、令和元年11月現在で868名というような御答弁をいただいているわけですけども、31年度、令和2年度、そのようなことで名簿の精査で市内全体の支援者の方が少なくなっているということですけども、そうすると、多摩川浸水想定区域の中にいらっしゃる区域内の要支援者の方も少なくなっているのかどうか、人数が大幅に変わっているようであれば、その人数をお示しいただきたいと思います。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 本年5月時点の数字で申し上げさせていただきますが、多摩川洪水浸水想定区域居住避難行動要支援者数でございますが、725人という数字でございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
詳細な数字示していただきました。意識していただいているんだなということで、そこもすごく安心いたしました。大体名簿の精査で減っている率とほぼ同じぐらい、私の想定していたぐらいの人数かなというふうに思います。
先ほど、レベル3相当になったら、支援が必要かどうか電話されるということでしたけども、725人の方全員に電話をするのでしょうか。そういうことであれば、どれぐらい、何人ぐらいの職員でどれぐらいの時間がかかると想定されていますでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 想定といたしましてですけど、例えば職員が10人なのか、あるいは20人なのかで所要時間も変わってきますが、半日ぐらいで終わらせたいというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 10人か、20人か、随分幅があるような気がするので、そういう意味では、半日で済むのか、一日かかるのか、ちょっと不安な気持ちになりました。
レベル3相当から4、もう4は全員避難になります。5はもう災害発生ですから、そうすると、そのレベルが3から4に移行する、進んでいくというタイミングが、それはそのときの状況次第だとは思いますけども、実際にはそんなに猶予がないでしょうし、3の場合はもう高齢者等避難ですよね。実際に動き出すタイミングだと思います。
そういう意味では、ちゃんと間に合うように連絡ができるのかなというような若干心配がありますが、いろいろとこういうタイミングで連絡のスタートをするとか、体制は考えていただいていると思いますので、そういった意味では、実際にどれぐらい、例えばお一人に確認するのにどれぐらい時間がかかるだろうなとか、それから避難が必要な方がもしいらっしゃれば、その方をどこに避難所に運んでもらおうかとか、災害対策本部とやり取りするようになるのかなと想像しますけども、そうすると、それを決める段取りがあって、それが決まったら今度はタクシー会社さんのほうに、この方をどこそこに移送してくださいということで実際に連絡する。タクシーで運んでいただいたときに、もちろん運転手さんも到着したらしかるべき誘導なりお手伝いしていただけるんだろうと思いますけれども、受け入れた側の避難所でも、誰がじゃそれを受け入れて、どういうふうに連絡をもらって待っているのか、そこまで細かい体制というのはしっかりとできていますか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 委員今おっしゃいました移送支援に関する訓練につきましては今まで実施しておりませんでしたが、今年度の総合防災訓練におきまして、実際にタクシーによる移送までは行いませんが、タクシーの手配から避難所までの受入れまでの手順や段取りの確認を行うなど、模擬訓練の実施を防災部局と検討しているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。私の言わんとしていることを読み取って、訓練をやる予定ですという御答弁までいただきましてありがとうございます。
ちょっといろいろと、私なりに想定されること、今申し上げながら、こういうとき、こういう手順、こういうことというのをいろいろと申し上げましたので、そこをぜひ細かくきちんと検証する意味の訓練になるようにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
体制いろいろ考えていただいていることについては感謝申し上げたいと思います。
続きまして、事項別明細書333ページ、行政評価444ページ、避難所機能の整備についてお伺いいたします。
この決算見ますと、避難所備蓄品交換業務委託料というのがあるかと思いますけれども、この委託料の中には交換に関する作業というか、そういう部分だけなのか、もしくは交換する備品、備蓄品自体の例えば入れ替えるものがあれば、そういうものも含めた費用なのか、この委託の内容についてお示しください。
◎防災課長(青木勇君) こちらのほう、定期的に入替えをするもの、こちらのほう、現地のほうで新しいものを入れていただいて、それを逆に言うと期限が来る、近くなってきたものについては外してもらう、それを含めたところになっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。では備蓄品自体のものも、例えば食べ物であれば賞味期限が切れたものは引き上げてもらって新しいものを入れていただくというようなことで、中まで含めているということが分かりました。
予算が2,155万5,000円で、決算が1,694万5,000円、この委託費ですけども……、すみません、不用額です。不用額が1,600ということで、要は執行率が20%ぐらい、非常に低いわけですが、先ほど御答弁いただいた中に、業務だけではなくて、備品も含んでいるということであれば、当初、予算として立てていたものから随分と少なくなったという、その理由についてお示しいただきたいと思います。
◎防災課長(青木勇君) 令和2年度の備蓄品の関係なんですけども、コロナがあったために非常にこちらが考えていた金額が、実際に入れたときには物品がもう市場に出回っているような段階で非常に安く済んでしまったものが多くありました。例えばマスクであったりとか、消毒液だったり、保存水だったり、こういうものが非常に当初考えていた金額とは全然違う金額になってしまったというのが大きな理由になっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) コロナの影響で安くなったと……、(「もう一度」と呼ぶ者あり)--もう一回お聞かせください。
◎防災課長(青木勇君) こちらのほう、コロナ対策ということで補正を組んで入れさせていただいたものですから、補正を組んだときには必要なときなので、非常に高額な見積りが出てきてしまったという状態です。
ただし、それから少したちますと一気に値段が変わってしまったために、実際の補正を組んだ金額から下がってしまったという状態になっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。当初予算ではなくて、補正で組んだので、コロナの真っ最中というか、起こり始めぐらいのときだったので高かったということで、よく分かりました。
それから、すみません、最後1点だけ、避難所の電源の確保についてちょっと関連してお伺いしたいと思います。
これも私ども公明党が以前から避難所の電源確保は最重要課題の一つだというふうに取り上げて、様々議会質問等でも取り上げさせていただいてまいりました。
平成31年度は、大規模改修した学校に発電機を入れていただいたりとか、LED投光器を配備していただいたりして、令和2年度は、この資料でも出していただきましたけれども、蓄電池の配備、各校2台ずつだったかと思います、大型の蓄電池、ポータブルのかなり容量の大きなものを入れていただいたかと思います。
また、協定として、給電車両の貸与を受ける協定というのも結んでいただいて、電気自動車なりが避難所に行って、そこから給電していただけるというような協定も進めていただいたかと思います。こちらもかなり進んでいるなという実感をしているところであります。
この協定のところでお聞きしたいんですけども、例えばどの程度の災害になったら電動車をお借りすることができるとか、また車両の受渡し、職員がどこかに取りにいくのか、事業者さんが指定したところに持ってきてくれるのかとか、そのあたり、協定の内容について概要を教えていただきたいと思います。
◎防災課長(青木勇君) こちらなんですけれども、実際に震災等が起こった場合に市のほうから要請させていただいて、自動車の会社の方、特に販売店舗が市内もしくは近隣にあるところから指定した場所に運んでいただけるというような形の協定となっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。なかなか災害時、職員の手も足りないというのは今まであったような状況だと思いますので、大変ありがたい協定だと思います。ありがとうございます。
それから、質問としては最後ですけれども、車両が物すごくたくさん借りられるわけじゃないと思います。そうすると、例えば地震の場合は一次避難所だけでも30か所開設されるというようなことになるかと思いますけども、どこに配備する、どこに持っていっていただくとか、そういう電動車の主要先の避難所というのはどのような基準でどのように考えていくのかお示しいただきたいと思います。
◎防災課長(青木勇君) 電動自動車についての配備ですけれども、詳細にはまだ決まっていないのが現状でございます。
ただし、避難者の多いところ、需要の多いところにできるだけ持っていく。通常私たちが入れています蓄電池の約10倍ぐらいの容量がございますので、そういうところから持っていくのがよろしいのではないかというふうに考えているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
全般的な防災対策、資料で出していただいて、本当に一歩一歩進めていただいてきた令和2年度だったんだろうなというふうに思っております。引き続き、市民の安全を守るためによろしくお願いしたいと思います。
以上です。
厚生産業委員会(令和3年9月21日)
特定事件 東京オリンピック・パラリンピックについて
◆委員(瀬順弘君) オリンピック・パラリンピック、大変感動的に私も見させていただいて、開催されてよかったなというふうに思ったところです。
また、オリンピック・パラリンピック準備室の皆様におかれましては、本当に1年延長とか感染症対策とか、様々な御苦労の中で支えていただいたのかなというふうに思いますので、その御苦労をねぎらいながら感謝申し上げたいと思います。
今、ほかの委員からも、今後のレガシーにつながる取組などについての質疑もありました。今回資料6で出していただいたゆかりのある選手ということで、こんなにたくさんの選手が立川にゆかりがあって、オリンピックに出場されたんだということも、都度都度ホームページやらいろんなところでお知らせをいただいて、この選手もそうなんだと思い拝見しながら、気持ちは心の中で応援させていただいたところです。
せっかくのこういった立川にゆかりのある方々、またパラリンピックの選手も立川にゆかりのある方がいらっしゃったというようなことで、ぜひこういった方々に一つのレガシーとして、これまで恐らくオリンピック・パラリンピック教育ということで小中学校に関係の選手とか関係の方々は行っておられるかと思いますけれども、ぜひそういった取組が続いていくといいなということで、先ほどちょっといろいろとほかの面も含めた今後ということもお話がありましたけれども、ちょっと教育の関係で、今所管が教育委員会ではないので可能な範囲のお答えで結構なんですが、例えばそういった選手たちを教育につなげていく。そういったことをうまく引き継いでいただくといいますか、そういった観点では何か取組があるのか。また、学校に向けてという点で、今後もしこういう形という取組で具体なものがあるようであれば、お示しいただきたいと思いますし、つなげていくに当たって、どういうことができるかというようなことで、ちょっと考えられることがありましたらお示しいただきたいと思います。
◎オリンピック・パラリンピック準備室長(下河辺康君) ゆかりのある選手の応援でございます。
これまでリオ大会から継続して応援させていただきました高宮なつ美選手をはじめ、在勤それから市内在住の選手、市内の企業所属の選手ということで、終わってみれば大変たくさんの選手の応援ができたと考えております。
本来であれば一堂に会して、大きなイベント等で皆さんに直接交流していただく機会が設けられればと考えてございましたが、こういった状況もありまして、ホームページやツイッターを活用しての応援ということになったところでございます。
ただ、今後でございますけれども、やはりこういった状況もございますが、できれば私どもも、選手の体験を子どもたちに聞いてもらいたいという思いは強く持ってございます。それぞれの選手はやはりオリンピック出場ということでございますので、例えばこれから教育のほうでは、選手を呼んでいただいて、仮に私ども組織がなくなって以降でもございますけれども、情報を我々がまとめて、引き継いでいくことをしていきたいと考えております。
また、具体の取組としては、まずは選手に、市のほうに表敬訪問という形で訪問していただいて、いろんなお話もお伺いしたいと考えてございますが、現状こういった状況下でございますので、いつ調整しようかと待っているという状況もございまして、具体の取組として決まっているものはございませんが、たくさんの選手がいらっしゃいますので、そういった機会を設けていきたいと考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
このオリンピック・パラリンピック準備室というのはずっと続く組織ではないかと思いますので、今御答弁ありましたけれども、本当にそれをうまく引き継いでいっていただく、そういう形で残していっていただければと思います。今、お考えもお聞かせいただいたので、ぜひ積極的に進めていただきたいなと思います。
それから、資料を頂いて、それぞれ成績も記載していただいておりますけれども、オリンピック・パラリンピックに出ることだけでもすごいんだろうなと、本当に選手はいろんなものを乗り越えてその場に立ち、そして全力を尽くして試合に臨まれた。その結果がどうであれ、そういったことをされてきた方々、なかなか我々凡人にはできないすさまじい努力やらいろんなことがあるかと思いますので、ぜひそういったものを御本人から語っていただくことが、本当に子どもの心に刺さっていくのかなというふうにも思いますので、ぜひともそこは、組織がなくなる前に教育委員会ともしっかりと連携していただいて、うまくつながっていくような取組、それから、教育委員会のほうでも、ここはちょっと教育委員会の話になると質問ではないですけれども、教育委員会のほうでもオリパラで特別の予算がついてできたことということもあるかと思いますけれども、ぜひそれは立川の子どもたちの将来のためにということなので、市全体としてぜひお考えいただきながら、一体となって進めていただきたいと思います。
以上です。
報告4 「立川市体育施設のあり方」検討状況について
報告1 中小事業者支援について
◆委員(瀬順弘君) 私もまず体育施設のあり方の検討のところからお聞きしていきたいと思います。
何人かの委員から質疑がありましたけれども、ちょっと体育施設の在り方をつくるそのものの方向性といいますかね、どの程度のものなのかというのが各委員で少し理解の仕方がばらついているのかなと個人的には思っています。
公共施設の再編を進めていく中では、あり方方針をつくって、再編計画をつくって、再編個別計画をつくって、施設整備計画をつくっていくというような流れで、大きな方向性を示して、そして少しまとまりの中で検討を進めて、最終的には具体的に一つ一つの施設がどうなっていくかというところに落ちていっているのかなという理解をしているんですけれども、まず、この体育施設の在り方について、今少しやり取りありましたけれども、体育施設の在り方、今回策定をしていくものが内容としてどの程度のものをまず在り方として示していくのか、確認させていただきたいと思います。
今、粂川委員とのやり取りの中で、今後の展開を示していくというような御答弁だったんですが、もう少し分かりやすく、例えば在り方の中には目次でいうとどういうことが載っていくのか。中身はまだこれからだと思いますが、素案、12月に出されるということはいろいろと準備されていると思いますので、まずこういうことを示して、こういう方向性まで示したところが在り方ですよというようなものがちょっとイメージが湧きやすいものをお示しいただけるとありがたいんですが。
◎スポーツ振興課長(中村達也君) 今回の検討状況の資料の中ではなかなかイメージがつきづらいなというのは議員のおっしゃるとおりだと思います。
この検討の方向性というのが、いわゆる政策の大きな方向性というか方針という形になっていくかと思います。この方向性について、また市民意見を踏まえて、今後の各施設、ちょっと繰り返しになりますけれども、各施設の現状と課題、これを照らし合わせて足りないところだったり改善策というのを市民意見として取り入れて、そこをまず素案の中に市民意見として載せていきたいと。
その後、今後市としてどんな各主な体育施設、それぞれの体育施設、あとジャンルごとの体育施設の検討の展開というか方向性というのを素案のほうにお示ししていければというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
今回の資料の4-1のところにある体育施設のあり方検討の方向性ということで示していただいていると思います。真ん中に枠を入れて、検討の方向性(案)ということで書いていますけれども、これが検討の方向性というよりも、この辺を少し取りまとめた今後の展開につなげるものが示されていく内容になっていくというような理解でよろしいんでしょうか。
◎スポーツ振興課長(中村達也君) この検討の方向性(案)につきましては、今後の市民意見のほうも踏まえまして、今後方向性についてお示ししていくというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
そういうことで、市民の皆様の意見を踏まえながら進めていくためにワークショップを開催されるということで、3回ワークショップを開催されると思いますけれども、それぞれ1回目、2回目、3回目でどういった内容を検討、協議する予定なのか、決まっていればお示しください。
◎スポーツ振興課長(中村達也君) まず1回目につきましては、この検討の方向性(案)、こちらの方向性(案)について御意見をいただきたいなというふうに考えてございます。
この方向性(案)につきまして、おおむねコンセンサスが得られましたら、2回目につきましては、各個別施設のよいところだったり足りないところ、また解決のアイデアというところをお示し、議論、ワークショップのほうで話し合っていただきたいなというところで考えてございます。
最後に、3回目に各施設、足りないところ、解決のアイデアをその方針と照らし合わせたときに、どんなふうなまとまりになっていくのかというのを言語化させていただいてまとめていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
施設も多岐にわたる施設で、市民公募の委員が10名、それから団体推薦の委員が10名ということで、先ほどの委員のやり取りで分かったわけですけれども、結構な人数で話をまとめていくことになるのかなと思うと、なかなか議論をしっかりとコントロールしながら進めていかないとまとまりができないのかなというふうに思います。
私、3回しかやらないのかなというふうに個人的には思ったんですが、しっかりと意見を出していただいて議論を深めてとなると、3回でやるのって非常に大変かなという気もするんですけれども、これは例えばもう少し増やして、場合によっては議論がなかなかまとまらなかったら、もうちょっと増やしてやるという可能性もあるんでしょうか。もう3回しか絶対ないよということなんでしょうか。
◎スポーツ振興課長(中村達也君) 委員の御指摘のとおり、3回でまとまるのかどうかというところも不確定な部分は確かにあるかとは思います。
ですので、参加者の方のやはり負担というところもありますので、参加者の中で、いやまだ議論が足りないよとか、そういったところがありましたら、そこは柔軟に対応してもいいのかなと思います。
ただ一方で、スケジュールというところもありますが、先ほど部長も答弁申し上げたとおり、丁寧に進めていかなければいけないというところもありますので、そこのスケジュール感も含めて庁内のほうに持ち帰って検討は進めてまいりたいと思います。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
ほかの委員からもありましたし、私も以前、一般質問でもぜひしっかり市民の声を反映していく。将来の体育施設の在り方を、方向を決めていくわけですから、しっかりと反映させたものにしていただきたいなというふうに思います。
あと、体育施設1点だけ、団体推薦の方なんかは、恐らく特定の競技団体にいらっしゃって、そこの施設についてはある意味非常によく知っていらっしゃる方も集まってくるのかなと思いますが、一般公募の方、いろんな視点でいろんな方が入っていらっしゃるかなという中で、大きなまとまりとしての体育施設の在り方を考えていくということでは、それぞれの施設の現状であったりというのを机上だけではなくて、ぜひ足を運んで、こういう施設、こういう課題があるとか、実際見てみるとこういうところもあるよね、いろんな目で見てもらうことが大事かなと思いますが、そういう御予定はありますか。
◎スポーツ振興課長(中村達也君) 現状につきましては、どういった形でお示しできるのかというのは、事務方でいろいろ話をしているところで、やはり皆さんが同じ情報を得た中で議論をしていかないと違う方向に行ったりとかすることもあるので、例えば動画とかそういったことを活用して、一番最初にこの施設のこういう状況というのを見てもらうとか、そういったところは工夫してまいりたいなというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ぜひしっかりと分かるような、現場行くのが難しいようであれば、資料なり、動画というお話もありましたけれども、ぜひいろんな工夫をしていただきたいなと思います。
行ければ行くのが一番かなと私は思っていますが、在り方の段階ではまだ必要ないのかあるのか、そのあたりも全体含めて、ぜひ今後の進め方の中でも考えていただければと思います。
それから、報告の最初のところに戻りまして、中小事業者支援についてのところでお伺いしたいと思います。
地域経済活性化キャンペーン事業ということで、今回第2弾を今やっていただいているところだと思います。
第1弾と第2弾でいろいろと変わっているところがあるかと思います。例えば還元率が違う、それから1回使用したときの上限の額が違う、一月の累計の上限額も違う。それから、加盟というか参加している店舗数も随分違うかなと思いますが、ちょっと1回目と2回目のそれぞれの数字をお示しいただけますでしょうか。
◎産業観光課長(奥野武司君) 1回目と2回目の違いです。
まず、ポイント還元率は、前回は最大20%という形でやっておりましたが、今回は30%に引き上げています。1回のポイント付与上限、前回は1決済当たり1,000円が上限でしたが、今回は3,000円に引き上げています。また、期間中1か月の付与上限は、前回は2か月にまたがるキャンペーンでしたが、一月ごとで上限1万円という形でしたが、今回は9月一月で付与上限が1万5,000円というような形を取っています。
また、加入されている対象店舗につきましては、前回立川市でのキャンペーン実施期間を通じて、キャンペーンを行う前と後で200店舗ほど取扱店舗が増えたという報告をいただいています。その後も事業者側でキャンペーンをやっていない期間も、当然対象店舗を増やすための営業活動をされていたかと思いますので、対象店舗は増えているものと思っていますが、正確な数字の報告はいただいておりませんので、確実に増えていっている状況にはあるというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
ちょっと私、ばっと見たら、1回目、20%のとき使えた店舗が約1,000で、今回、この間ホームページにリスト載っけていただいているのでずっと数えていくと1,500ぐらいあったかなと思いますので、今回のキャンペーンを活用していただいている事業者もかなり増えているのかなと思います。
私の聞ける範囲というか、非常に狭い範囲の中でキャンペーンに参加している事業者にちょっとお話を聞くと、配達に行って帰ってきたら商品がわっとなくなっているぐらいすごく使われていますというようなお話で、随分と売上げが上がっている、目に見えて上がっているというようなお話、幾つかの店舗でもおっしゃっておりましたので、大変な効果が今出ているのかな。先ほど、最初の説明のところでも御説明いただきましたけれども、第2弾、大変好評な状況だということだと思います。
私ども会派の伊藤幸秀議員も一般質問で1回目のキャンペーン終わった後に質問させていただいて、ほかの市では30%とかやっていると。何といっても20%と30%でインパクトが違うんだということを熱弁されて、次もしやるならもっと、30%でやるべきじゃないかという話をされていましたけれども、やっぱりお店の方に聞いても、30%というところにやっぱり響いてお客さんが吸い寄せられているというようなお話をされているお店もありましたので、そういった意味では非常にインパクトが大きいのかなというふうに思います。
今回、このキャンペーン事業は委託でされているかと思いますけれども、この第2弾の委託費2億7,900万円だと思います。この委託費の中にはポイント還元する分の費用と、それから事業者の事務経費みたいなのも含まれているのか。内訳がお示しいただけるようでしたらお願いいたします。
◎産業観光課長(奥野武司君) 委託料2億7,900万円の内訳ですが、ポイント還元分として想定しているのは2億7,000万円、いわゆる事務費に当たる部分が900万円という想定でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
先ほどの委員との質疑で、もし予算が残ったら第3弾もやりたいというようなお話があったかと思いますが、どれぐらい残ったらできるんでしょうかね。ちょっと何かイメージがあるならお示しいただきたいなというふうに思います。
それから、例えば今回第2弾も東京都の補助金が4分の3ぐらいですかね、入っているのかなというふうに思いますが、これ仮に少し予算が残って、第3弾やるのにプラスもうちょっと上積みをしようと思ったときに、仮にですよ、思ったときに、東京都の補助金というのはもうちょっとプラスで出るものなのかどうなのか、教えていただければと思います。
◎産業観光課長(奥野武司君) 東京都のこの事業に当たっている財源につきましては、残念ながらそういう仕組みにはなっておりませんで、もう既に各自治体への交付額が決定している状況です。
ですので、仮にキャンペーンをやることによってより使われた額が大きくなった際は、その分は市の単独で行うか、また、別途国のほうの交付金を財源として充てるということも可能性としてはなくはないかなといった状況でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
まだ第2弾やっている途中なんで何とも言えないと思いますけれども、消費者にとっても大変好評、そして事業者にとっても好評ということであれば、今回の成果を踏まえてまたしっかりと検証して、次も考えていただければなと思います。
これポイント還元されるのって1か月後ぐらいなんですよね。決済した翌日から30日後にポイントが付与される。ということは、この9月いっぱいキャンペーンをやった後の10月ぐらいからポイントが利用者には還元されていくということで、それをまた何かで使っていただくことで、ポイント分以上に、それからポイントと差し引いた消費喚起という部分でも大変大きな効果があるのかなと思っていますので、ぜひ終わったら速やかに検証していただいて、また次の経済対策というのも考えていただければと思います。
それから最後1点、先ほどほかの委員からの質疑でも、PayPayって何、PayPayどう使うのという方向けにいろいろと工夫していただいて、講習会みたいなのもしていただいているかと思います。
ホームページには、ソフトバンクショップで使い方を教えますよというふうに書いていますけれども、時々問合せを受けるのが、ソフトバンクの携帯じゃないと行っても教えてもらえないんでしょうかという御相談というか御質問を受けることがあるんですが、これはいかがでしょうか。
◎産業観光課長(奥野武司君) いわゆる携帯電話のキャリアが違うから説明を受けられないといったことはございません。ただ、お店側のやはり説明できるだけの体制だとかの問題もあるので、希望される方には一度伺いたいお店のほうに連絡を入れて、教えていただけるもんでしょうかということで言っていただくと、より確実に伺った際に御説明が受けられるかなというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ちょっとお願いですけれども、もしそういうことであれば、ホームページにソフトバンクの携帯じゃなくても御相談できますよとか、御案内受けられますよというのを書いていただくと、皆さん見て、ぱっと行けるかなと思います。
もうキャンペーン、残り10日ぐらいなので、もしそれが記載可能であれば早めにお願いできればと思います。
以上です。
報告11 子育て/健康複合施設整備について
報告14 児童館の指定管理者制度導入の検証及び今後の管理手法の検討について
報告23 新型コロナウイルスワクチン接種について
◆委員(瀬順弘君) 子育て/健康複合施設整備について伺いたいと思います。
6月の委員会で整備のスケジュールをお示しいただいたかと思います。そのときの流れでいくと、6月から8月、基本計画、8月の途中から1月が基本設計、12月の途中から令和4年度に少し入ったところが実施設計というスケジュールが一旦示されました。
今回の資料で、今後の予定のところ、おおむねそのときとほぼ同じですね。基本設計の検討と実施設計の検討ということで、今後のこと書かれていますが、まず1点伺いたいのは、基本計画、これ8月中に終わっているような予定になっていたかと思いますが、これは完成しているという認識でよろしいんでしょうか。
◎子ども家庭支援センター長(守屋雅章君) 今、委員から御指摘いただきましたとおり、6月議会の委員会におきましては、8月中に基本計画を策定するということで進めてきたところでございますけれども、大変申し訳ないんですが、いわゆる複合施設ゆえに複数案ありまして、それの絞り込みというところに若干時間を要している状況でございます。
今回につきましても、何らかの施設の概要なり図面なりといったことをお示しできればよかったんですけれども、申し訳ございませんが、今回は現在の調整といいますか取組を資料でお示しさせていただいたのですが、次回12月ぐらいには少し基本計画といった形でお示しさせていただきたいというふうに考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。じゃ、まだ完成していないということで、前回の資料を見ると、今回の委員会で出てくるのかなと期待というか、思っていたんですけれども、出ていなかったので、理由は分かりました。
この基本計画に基づいて基本設計が進んでいくということになるんだと思うんですけれども、そうすると、基本設計や実施設計というのが基本計画を待ってというか、後ろがずれていかないのかなという気がしたんですが、そのあたりはいかがでしょうか。
◎子ども家庭支援センター長(守屋雅章君) 基本計画と基本設計につきましては、いわゆるかぶっているといいますか、重複して進めている状況でございます。
基本計画は施設の骨格を決める大切な計画になりますので、複数絞り込みの中で並行して基本設計、そういったことで進めている状況でございます。
全体のスケジュールといった時間軸の中では、現在遅れているといったような状況とは考えてございません。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。12月議会で基本計画はお出しいただけるのかなということですが、基本設計はまだ途中なので、なかなかその時点では出てこないかなというふうに思います。
そうすると、そういった大枠から落とし込んでいく基本設計のところのなかなか議論をする機会がないのかなというような気がしておりまして、基本計画、12月議会を待たずに、できた時点でぜひ委員会の委員には情報提供いただきたいなというふうに思いますので、これ委員長に要望しておきますので、御配慮いただければと思います。
○委員長(松本あきひろ君) はい。
◆委員(瀬順弘君) それから、報告の14番、児童館の指定管理者制度導入の検証及び今後の管理手法の検討ということで、内容については拝見いたしました。
概要のほうの資料の一番最後に、ブロック化ということで2ブロック、南ブロックと北ブロックと二つのブロックに分けるということで、導入時期の予定が書かれておりますが、まず南ブロックが令和7年度、北ブロックが令和8年度からということで、1年ずらすということはその前のところの説明で理解するんですが、南が先で北が後という理由をちょっとお示しいただけますでしょうか。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 南ブロックと北ブロックの1年ずれているところのどちらが先になったかという理由のところですけれども、明確なことを申しますと、こういったことで分けた、先になったというところはございません。1年ずらすという考えの中で順番に振り分けたというところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。別にどっちが先であるべきということを私が言いたいわけじゃないんですけれども、現在の指定管理の期間とそれから一斉にブロック化していく段階まで事業者がころころ変わらないように、現在の指定管理者を特命でそこの期間まで持っていくという方向になっているかと思います。
この指定管理者の制度、その評価もいろいろと書かれていますけれども、基本的には指定管理者制度を導入している、また公募でやってきているということを考えると、一定の競争性を持ってやっていくというようなところ、サービス向上につなげていくということが今まで狙いであってやってきているということから考えると、特命で指定管理者を指定していくということは、本来すごく望ましいことということではないんだろうと思うんです。
ただ、このブロック化に合わせて期間をそろえるために一定の手法として特命でやっていくことがよかろうということだと思うんです。
そう考えると、北ブロックを先にして、南ブロックを後にすると、特命でやる期間の累計といいますかね、それに今考えられているものよりも差が出ないのかな。
要は、北ブロックの4館のほうが早く指定管理が、今の期間が切れるところがあるわけですよね。トータル的に見ると。なので、だったらそっちを先にやったほうがいいんじゃないかというような単純な考えなんですけれども、そのあたりは何か今後配慮できるようなことがあるのか。そこは特に配慮する必要がないというふうにお考えか。もし何か感想があればお聞かせください。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 北と南を逆にすることによってトータルの期間が少なくなるという話……(「じゃなくて均等に」と呼ぶ者あり)均等になる。失礼しました。
というところでございますが、一つは、今回南と北というふうに分けたところでございますが、ブロックとしては地域性というところで分けております。
期間のところにつきましては、先ほど申しましたように、特に南、北をどっちを先にするというところでのこだわりというか、意見、どのようにしたらいいかというところはございませんでしたので、このような形になっているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) すみません、ちょっと分かりづらかったと思うので、もう一回言いますと、この表でいうと、黒い矢印が現指定期間で、白い矢印は特命でそこまで延長するという期間だと思います。その白い期間を足していくと、要は先行する南ブロックは5年分なんですね、延べ。北ブロックは延べ11年分なんです。これ北と南を1年順番を逆にすると7と6になるのかな、ぐらいで、比較的特命として委託している期間というのが比較的均等になるのかなと。要は、そういうことなんです。ということを言いたかったので、後日御検討ください。
以上です。
報告25 立川市新型コロナウイルス感染症自宅療養者等への支援事業について
報告18 高齢者のつどいの開催について
報告21 地域包括支援センターの新たな相談体制整備について
◆委員(瀬順弘君) それでは、私も自宅療養者の支援事業について1点だけお聞きしたいと思います。
パルスオキシメーターの貸出ししていただいているということで、私の知り合いもこの3件のうちの一人なんだなと思いながら、活用させていただいている方がいらっしゃいますけれども、パルスオキシメーターは常時計測して、連続的に測って変化の兆候を見ることで、重症化の予兆を見るということで、以前借りていたんだけれども、ずっとつけていなかったとか、使い方が分からなくて、結局借りてそのまま家に置いていたなんていう話もニュースでやっていたような気がします。
今回貸出しに当たって、使い方であったりとか、常時装着しておいてくださいよとか、そういう説明みたいなものは貸出しのお願いのときにあるのか、もしくは物と一緒に少し丁寧な説明がついていたりするのか、そのあたりはいかがでしょうか。
◎健康推進課長(鈴木眞理君) 基本的にキットというか、その器械のところについている説明書というふうなところで、それ以上まではこちらでは詳しくというふうなところまではちょっといっていない部分があるかなと。多少これが使えますよというようなことで、そこまで詳しくはできかねているかなというふうに考えてございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ちょっとどういったものが入っているかとか御確認いただいて、使う方は一般庶民なので、医療関係の方ばっかりではないわけなので、ぱっと見て分かるかなという確認だけぜひやっていただければと思います。お忙しい中だと思いますけれども、少し分かりづらいようだったら、分かりやすい説明を加えることができるのかどうか検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、高齢者のつどいの開催についてお聞きいたします。
まず、1点確認ですけれども、中止になった場合ははがきで通知すると。やる場合でも抽せんの結果は当落の結果、そして当せんされた方は座席番号が入ったものをお送りするということですけれども、当せんされた方の通知というのも、はがきが行くということでよろしいでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 委員おっしゃいますとおりはがきでお知らせしたいと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ステージガーデンで実施するのは今回初めてになるかと思いますので、予算委員会のときも場所の周知、今までRISURUホールだったと思うので、場所が変わるので丁寧に周知してくださいというお願いをしましたが、場所の周知というのは、募集の段階でもうされているのか、今後どういう形でされるのかお示しいただきたいと思います。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 8月10日号でもお知らせしたところですけれども、メインは8月16日に2万4,469通、対象者の方に、こういったチラシを全員に送らせていただきました。その裏側に大きくステージガーデン、サンサンロードから行く場合と、北側からバスで行く場合とか、そういった御案内を差し上げているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。カラフルで分かりやすい地図を作っていただいたのかなと思います。安心いたしました。
それから、定員のことですけれども、コロナの影響で50%になっているということで、ここには1,200席というふうに記載されております。ステージガーデンのホームページを見ますと、感染症対策の座席を減らした案ということで、1,230席というようなモデルが出ておりましたけれども、おおむねそれに合わせて1,200という設定をされているという理解でよろしいでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 正確な数字で申し上げますと、ホームページ上は1階が1,008席、2階が754席、3階が686席、計2,448席というふうに書かれていると思うんですが、その50%で1,224席というふうに理解しておりますが、その他、車椅子を配置するスペースを確保するために、ある程度座席を減らさなければいけないというのがございまして、おおむね1,200を割ってしまうと思うんですけれども、一旦1,200席とさせていただきました。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。2階席の正面側の後方席が車椅子が入れる場所になるかと思いますので、車椅子は少し幅があったり、付添いの方がいらっしゃったりということで、席全体を使えないということで減るのかなという理解をいたします。
あと3階席の左右の席の2列目以降というのは見切れ席になるかと思うんですけれども、そこも恐らく1,200の定員を入れると、1,200人入れるということは、そこの席も使われるのかなと思いますが、見切れに関しては何か検討されていらっしゃるんでしょうか。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 特段そういった検討のほうはしてはございませんが、なるたけ3階は、ちょっと危険な箇所もございますので、半分使わない可能性もあるかなと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) すみません、半分使わないというのは、固定席の半分を使わないという意味合いでしょうか。多分3階席686席だと思うんですけれども、それを感染症対策して半分に減らした席のさらに半分という意味でしょうか。そのあたり、もう一度御説明をお願いします。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 基本的には先ほど申し上げましたとおり686席の半分、2分の1の343席を利用するつもりでございますが、現場を見て危ない箇所がある場合は、そこをちょっと検討しようかなというふうに現場を見て判断すると、すみません。
◆委員(瀬順弘君) 危ない席はないかと思うんですけれども、要は座席の勾配だったりとか角度で、前の席に人が座るとその頭でステージが見えなくなる。それを見切れ席と言いますけれども、そこが公式のステージガーデンのホームページで出ている資料でも、3階席の左右の席が何列かありますけれども、2列目以降、後ろの席というのは見切れ席ですよということになっているんです。ステージガーデンの場合は有効席数と実席数ということで、見切れ席を除く計算をするパターンの座席数というのも示されているわけなんです。せっかく当たって見に行ったのに、前の人の頭があって見えないわとなると、どうなのかなという気がしたので、そのあたりで、コロナ対策で座席を間引いているから、そんなに見えにくくないですよということなのかどうなのかなと思って質問をしたんですが、お願いいたします。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) すみません、私の理解が足りませんで、答弁がちょっとおかしくなりまして申し訳ございませんでした。
今回コロナ対策で1席空けるということをいたしますので、その間に入っていただければ見えるかなというふうに、そういった工夫はしていきたいと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
ごめんなさい、確認されたということですか、これから確認される、もしくは大丈夫だろうという想定、どういうことでしょう。もう一度御答弁をお願いします。
◎福祉総務課長(白井貴幸君) 来週の頭に打合せをすることになっていまして、そこで確認したいと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。自由席だったら、来た方からちゃんと見えるところに案内してあげればいいんだと思うんですけれども、指定席にするということは、最初からその席を使うか使わないか決めて当せんの通知を出されることになるかと思うので、ちょっと心配いたしました。ぜひ確認いただければと思います。大丈夫であればそのまま使っていただくということだと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、地域包括支援センターの新たな相談体制整備、これも1点だけお伺いいたします。
新たな相談の形態としてオンラインの面談を入れられるというようなことでありました。そのオンライン面談をするための環境整備、パソコンであったり、カメラやマイクであったり、またそこまでのネットワークの回線であったりとか、そのあたりは現状のもので対応できるのか、新たな予算措置が必要になるのかお示しいただけますか。
◎高齢福祉課長(小平真弓君) オンライン面談を行うための設備につきましては、現在地域包括支援センターに設置されておりますもので足りるというふうに理解しております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。市のほうでもいろんな相談事業をオンラインでなんていう話も一般質問やら、予算・決算の委員会でも出ていたかと思います。ある意味一つのモデルにもなるのかなという気もしていますので、ぜひ導入後の動きなんかも市のほうでもしっかりと把握していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後、ワクチン接種事業についてお伺いいたします。資料の裏面、3の接種率向上対策の三つ目に、予約不要ということで予約なしで接種できる会場を設けていただきました。状況が分かればお示しいただきたいと思います。
◎健康づくり担当課長(田村信行君) まず、9月の11、12の土日に行いました柴崎市民体育館での状況でございますが、土曜日は午後、日曜日は午前、午後と行いました。人数でいいますと、予約なしでいらした方が土曜日の午後で38名、日曜日は一日通じて104名の方が見えられました。状況からしますと、多分数日前から周知していましたので、その方の多くは土曜日に予約なしで来たのかなと。あと日曜日につきましては、防災無線と見守りメール、またツイッターで午前、午後2回ほど周知しました。来た方の声では、それを聞いて来たということでございました。当日受付窓口も特に心配するような混乱もなく、比較的円滑に済みました。
また、この予約なし接種につきましては、現在行っています女性総合センターでの夜間の接種でも行っています。周知を始めた頃は一桁台だったんですけれども、先週の後半あたりは20人ほど1日に来ている状況で、おおむね10人から20人の方が毎日予約なしでも来ている状況です。特に混乱もなく、円滑な接種はできている状況です。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。気軽に受けられるというような意味合いで活用されている状況、混乱のない形で進んでいるということで安心いたしました。
あと表面の資料で、年代別の接種人数と接種率を出していただいて、先日から少し細かい情報を議会のほうにも出していただいているかと思います。ありがとうございます。
これはVRSから引っ張ったデータを年代別にソートなりしてカウントできるということで、この数字が出るようになったという理解でまずよろしいでしょうか。
◎健康づくり担当課長(田村信行君) おっしゃるとおりでございます。
◆委員(瀬順弘君) では、そのデータに接種者の住所の情報というのも入っていますでしょうか。
◎健康づくり担当課長(田村信行君) 元のデータには入っているんですけれども、統計を取る集計の中で、そういった住所別の分類なりができるかというのは、ちょっとこの場では確認できないんですけれども、多様な分析ができるようにはできていると思いますが、今後、数値の集約とか今後に生きる分析については、今後ともちょっと検討してみたいと思います。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。必要ないデータをわざわざ引っ張ってくる必要はないですし、個人情報ですので扱いも非常に大事かなとは思います。
今回、年代別で出てくることで、今言われている若い方の接種がどうなんだとか、そういうところをこれでつぶさに見ていくことができるという意味では、大変意味のある情報かなというふうに思います。年代層に向けた新たな接種向上率のいろんな策を考える上で非常に大事なデータだな、こういうのを出して分析されているんだなということで、非常に感心しているところであります。
先ほどの住所のことですけれども、例えば地域的に接種率に差が出るのかどうか、例えばこの地域はちょっと接種率がよくないよねと。よく見ると接種できる医療機関がこの地域は少ないよね、やっぱり駅まで出てきて接種なかなかしないのかなとか、いろんな想定ができるかなと。その分析の一つとして、例えば名前とかほかの情報は一切必要ないと思いますので、住所だけのデータで引っ張ってくることができれば、そういう分析も可能なんじゃないかなというふうに思います。
例えば個別の医療機関が少ない。そして非常に接種率が低い地域があるとするならば、例えば以前やっていたような学校を使った地域での集団接種を設けるというようなことにもつながっていくのかなというふうに思いますので、情報をしっかりと活用していただきながら、いろんなことを工夫しながらやっていただいているというのは非常にありがたいなというふうに思っていますけれども、しっかりとターゲットを絞ってピンポイントでやっていくというようなことも大事かなと思いますので、ぜひ今どういうデータ取れるか御確認いただくような御答弁だったと思いますが、特にそこの御答弁は以降必要ございませんので、できるデータの分析の一つとして、そういうこともいかがかという提案だけさせていただきたいと思います。
以上です。
本会議・議案審議(令和3年9月30日)
議案第71号 令和3年度立川市一般会計補正予算(第7号)
〇新型コロナウイルス感染症対策事業について
〇地域学習館事業について
◆4番(瀬順弘君) 教育費で2点お聞きしたいと思います。
まず、新型コロナウイルス感染症対策事業、御説明で、小中学校各教室にCO2モニター、二酸化炭素の濃度を測定するというものを導入するということで御説明ありました。
確認ですけれども、これは全小中学校の特別教室も含む全教室という理解でよろしいのか、また今回購入する予算で幾つ、個数ですね、幾つ購入されるのかお聞きしたいと思います。
それから、ちょっと調べてみますと、電源がコンセント式だったり、USB式だったり、乾電池式というようないろいろな種類があるかと思うんですけれども、もしどういったタイプのものを買う予定か決まっていれば教えていただければと思います。
それから、納入の時期、各学校に配付される時期を目安としてお持ちであれば、そちらもお示しください。
次に、地域学習館事業についてお伺いいたします。
Wi-Fi環境の整備を進められるということで、先ほどの議員との質疑で、各館、アクセスポイント2か所ずつ設置というようなお話であったかと思います。これは各館それぞれ構造が違うかと思いますけれども、全館2か所のアクセスポイントで学習館の中の各教室等、全てをカバーできるというような形で理解してよろしいのかお示しいただきたいと思います。
それから、最後ですけれども、Wi-Fiの運用をどういったことで想定されているか、会館の利用者の方だけがつながるというような、パスワードを与えて接続させるのか、いわゆるフリーWi-Fiのような形で運用されるのか、運用のところも今想定しているところがありましたらお示しください。
以上です。
○議長(福島正美君) 教育部長。
◎教育部長(大野茂君) まずCO2センサーでございます。
これは1,000個買うということで今考えているところでございます。小中学校28校で普通教室については約420、あと特別教室、職員室、校長室、事務室等々合わせますと全体で1,000室になるということで、全ての教室、部屋にセンサーを設置するということで考えております。
電池なのか、コンセントなのかということで、今現在コンセントということで想定しているところでございます。
あとは納入の時期なんですけれども、ここで予算をお認めいただきましたら、契約課のほうと調整しまして、私どもとしてはなるべく早く入れたいというふうに考えているところでございます。
次に、学習館のWi-Fiについてでございます。
こちらにつきましては、現在アクセスポイントは2か所ということで、やはり建物の構造で鉄筋コンクリートで1階、2階とあれば、例えば無線LANですと飛ばないということもありますし、あとは教室ごとの界壁、壁の厚さにもよって無線が飛ばないということがございますので、今回の予算の中に電波の調査というのも入っておりますので、なるべく広く使えるようにはしたいんですけれども、全館全てが使えるということは難しいというふうに考えているところでございます。
今回の運用でございます。
こちらにつきましては、生涯学習の講座ですとか、会議ですとか、そういうので使うという前提がございますので、パスワードで管理したいということで、よくあるフリーWi-Fiで誰でも使えると、そういうものではないということでございます。
以上です。
○議長(福島正美君) 瀬議員。
◆4番(瀬順弘君) ありがとうございます。
まずCO2センサーのほうですけれども、1,000個ということでかなりの数、全諸室含めてされるということで、これは換気状況をよく把握するためのもので、こういった対応をしていただくことで保護者の方も少しでも安心して学校に子どもを送り出していただけるということにつながるかと思いますので、ありがとうございます。
納入時期も、個数がかなりの個数だと思いますので、ここは少しでも早くという御答弁ありましたけども、ぜひお取り組みいただきたいと思います。
それから、電源について、コンセント式を考えていらっしゃるということでしたけれども、例えば教室の中でも前方と後方で、多分センサーで測る直近のところの濃度しか出ないと思いますので、そういった意味では、ずっと持ち歩いて測るわけにもいかないとは思いますけれども、当初どの辺りが一番空気が滞留してしまうのかなとか、確認した上で適切な設置場所を決められるんだと思いますので、コンセントが近くにあるところであればいいんですけれども、そのあたりはちょっと配慮しながら設置場所についても決めていただければと思いますので、そのあたり、ちょっと購入の際にはぜひ御配慮いただきたいなと思います。
それから、学習館のWi-Fiについては承知いたしました。
2か所のアクセスポイントで、もしかするとちょっと入りづらい教室ができるかもしれないというようなことであったかと思います。そのあたり、電波調査されるということでしたけれども、例えばここの学習館はちょっとやはり二つだとあまり入り切れないなというような場合に、例えばアクセスポイントをもう一個増やすとかというところは、この見積り積算上、そういったところのある程度の柔軟性があるのかどうかお示しいただければと思います。
○議長(福島正美君) 教育部長。
◎教育部長(大野茂君) 学習館のアクセスポイントなんですけれども、これは1か所増やしますとかなり費用がかかりますので、現状の中ではアクセスポイントを増やすということは難しいとは考えております。
ですけれども、各地域学習館の運営協議会の意見ですとか利用者の意見を聞いた中で、2か所しか設置できないですけれども、なるべく皆様が使いやすいような形で設置していきたいと考えております。
以上です。