【議事録】R3第2回定例会


 
【もくじ】
本会議・一般質問(令和3年6月4日)
厚生産業委員会(令和3年6月15日)
 


令和3年6月4日 本会議・一般質問


◆4番(瀬順弘君) 公明党の瀬順弘でございます。それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。
 まず一項目め、動物との快適な共生についてお伺いをいたします。
 昨年末、一般社団法人ペットフード協会は、2020年までの5年間の全国犬猫飼育実態調査の結果を発表しました。この中で1年以内新規飼育者の飼育頭数は特に2020年に増加しており、コロナ禍にあってペットとの生活から癒やしを求めたり、家族内でのコミュニケーションを深めている傾向がうかがえるとしています。
 ペットは家族の一員との考えも大きく広がっている一方で、無責任な飼育放棄や虐待などが社会問題となっており、人とペットが共生する豊かな社会を目指す必要があると考えます。
 一方で、地域社会にはペット以外にも様々な動物がおり、「迷惑鳥獣」と呼ばれる動物、鳥がいることも事実であります。
 先日、他の議員からも同様の質問があり、重なるところもありますけれども、私のほうからも質問をさせていただきます。
 まず立川市内の現状を確認させていただきたいと思います。
 1点目のペットについてですけれども、マナーを守って飼育していただくことが当然でありますが、残念ながら、犬のふんや尿が家の前や道路に落ちている、かけられているとの声をよくお聞きします。
 そこで、市はペットに関する苦情また相談はどの程度あるのか、またその主な内容はどういったものかお示しいただきたいと思います。
 次に、アライグマやハクビシンまたタヌキについても少し触れたいと思います。
 これらを目撃したというだけではなく、飼っているペットの餌を食べられた、ベランダの金魚鉢を荒らされた、農作物を食べられた。また、自宅の屋根裏にすみついて、ふん尿や夜中の足音などで困っているなどの御相談を伺いました。
 御相談いただいた方から写真も頂きましたので、御覧いただきたいと思います。
 スライドを使用いたします。
 こちらは柴崎町で目撃されたものです。なかなか、出てくるのを待ち構えているわけではありませんので、撮影するのも難しかったかと思いますが、とっさにスマートフォンで撮っていただいたもの。少しぶれておりますが、尻尾の先が黒いですので、恐らくタヌキではないかなというふうに思われます。
 次に、こちらは富士見町の民家の庭に入ってきたアライグマです。かなり鮮明に写っているかと思います。ここは度々来られるということで家の方もカメラを、待ち構えて、こういった形で侵入をしてくるというところを撮影していただいたものであります。
 スライドの使用を終わります。
 現状、アライグマやハクビシンなどについての市への相談また問合せ件数はどの程度あるのか。また、駆除等の御要望があった場合、市としてどのような対応をされているのかお示しください。
 次に、カラス対策についてお伺いいたします。
 カラスによってごみが荒らされている、道路にまき散らされている状況を見た市民から、景観上また衛生上もよろしくないのではないかとのお話を複数いただきました。カラスに関する市への相談件数はどの程度あるのか、お示しいただきたいと思います。
 次に、大きな項目2番目、文化芸術とスポーツの振興についてお伺いいたします。
 コロナ禍において私たちの生活は大きく変化いたしました。そして、感染による健康被害や感染への不安、また活動の制限、経済的困窮などにより「コロナ鬱」とも呼ばれる心の不調を訴える人が増えています。また、自粛生活による運動不足、病院へ足を運ばなくなり持病が悪化するなど、身体への影響も及んでいるところであります。
 これら一つ一つは根本的な要因を解決していく必要がありますけれども、市民の皆様の心身、健康を守るため、市として何ができるのか、できることをしっかりと取り組んでいく必要があると感じております。
 そこで、心の健康のために文化芸術、体の健康のためにスポーツ活動という視点で質問をさせていただきたいと思います。
 まず、市民の文化芸術活動への支援について伺います。
 昨年来、立川文化芸術振興議員連盟で市民の皆様の文化芸術活動の再開や継続のための支援をしてもらいたいと要望をさせていただいたところでございますが、市としてどのような検討をしていただいたのか、お示しいただきたいと思います。
 次に、文化芸術活動の施設利用について伺います。
 市民の文化芸術活動の場として学習館や学習等供用施設などの公共施設が活用されております。しかし、新型コロナの拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を受け、市の公共施設も使用の制限をせざるを得ない場面があったかと思いますが、これまで市として具体的にどのような対応をされているのかお示しください。
 次に、小項目3番目、スポーツ施設のあり方と今後について伺います。
 これはコロナ禍だけではなく、平常時においても身体を動かすことは心身の健康を保つために重要であり、そのための環境、スポーツ施設について市はどうお考えか伺いたいと思います。
 市では、体育施設の将来の在り方について検討を進めており、第1回定例会の厚生産業委員会において、立川市体育施設の現状と課題について(中間報告)が出されましたが、これまでの検討の概要、また今後の検討の進め方はどのようにお考えかお伺いいたします。
 3点目、熱中症対策について伺います。
 そろそろ熱中症に十分注意を払わなければならない季節となってまいりました。熱中症を引き起こす要因として、「環境」「からだ」「行動」、この三つが挙げられます。
 「環境」は、気温や湿度また風、日差しなど。
 「からだ」は、高齢や乳幼児また持病、低栄養などの状態。
 「行動」は、運動や屋外作業などのことを指します。
 これらに十分注意を払い、熱中症を予防することが重要であり、市民のお一人お一人がしっかりと対策を講じていただくとともに、市としても市民の皆様を熱中症から守る取組を一層進めていかなければならないと考えております。
 まず、市民への周知として、市内における熱中症の状況についてお伺いしたいと思います。
 市内での近年の熱中症による救急搬送の件数をお聞かせください。
 また、市民の健康を守るという観点で市がこれまで行ってきた熱中症対策の取組をお示しいただきたいと思います。
 次に、小中学校における対策について伺います。
 熱中症を引き起こす三つの要因を先ほど述べましたが、学校生活における集団行動では個々で判断がしづらい場面もあるかもしれませんし、子どもたち、特に小さければ小さいほど、自分自身で注意が及ばないこともあるかと思います。児童生徒へ自身での注意を促すことや、また環境、行動面で様々な配慮をすることが重要と考えます。
 そこで、小中学校において熱中症に対し、児童生徒へどのような指導や配慮をされているのか、学校における熱中症への対策についてお示しいただきたいと思います。
 以上で1回目の質問を終わります。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 市長。

◎市長(清水庄平君) まず文化芸術活動に関する補助制度についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により活動の自粛や縮小を余儀なくされた市民団体に対し、活動の再開や継続を下支えすることを目的として、文化芸術の支援機関である立川文化芸術のまちづくり協議会を通じて臨時的な支援を行うこととしました。
 支援金の給付に当たっては、同協議会からの意見も聞き、申請の手続が簡便であること、より多くの市民団体が享受できること、イベントや配信などのアウトプットがなくても申請できることなどの御要望を参考に、検討してまいりました。
 こうした結果、今回の新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対応方針(第4弾)の一つに掲げ、今議会の補正予算案として御審議をお願いしております。
 次に、スポーツ施設の市の考え方についてでございます。
 後期基本計画に掲げた施策の一つである「スポーツの推進」においてスポーツ環境の充実を基本事業とし、身近な施設で継続的にスポーツができるよう、安全で利用しやすい環境を整備していくこととしております。
 市民の誰もが、いつでも・どこでも・いつまでもスポーツに親しむことができるまちを目指し、引き続きスポーツ環境の充実に取り組んでまいります。
 その他、担当から答弁をいたします。

○副議長(中山ひと美君) 環境下水道部長。

◎環境下水道部長(小倉秀夫君) ペットについての御質問でございます。
 令和2年度における犬や猫などのペット関連の苦情・相談の件数は、全体で67件となります。また、主な内容につきましては、犬や猫のふん尿に関するものが3分の1程度と多くなってございます。
 次に、アライグマ・ハクビシンについての御質問でございます。
 令和2年度におけるアライグマ・ハクビシンに関する苦情・相談の件数は、目撃情報を含め、アライグマ28件、ハクビシン56件となっております。
 また、駆除の御相談についてですが、お問合せがあった場合は、市のほうで把握している駆除業者をお伝えしてございます。
 次に、カラスについての質問でございます。
 令和2年度におけるカラスに関する苦情・相談件数は、ごみ対策課で受けたごみに関連するものが3件、それ以外の内容で環境対策課で受けているものが18件となっております。しかし、今年度になってからは、いずれも昨年度を上回るペースで増加をしてございます。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 教育部長。

◎教育部長(大野茂君) 緊急事態宣言に伴います学習館、学供施設の利用制限等についてでございます。
 学習館及び学習等供用施設については、国の緊急事態宣言に伴い、本年1月9日から3月21日まで施設の夜間区分の貸出しを停止いたしました。
 緊急事態宣言解除後は4月11日までの間は21時まで、まん延防止等重点措置期間の4月12日から4月24日までの間は20時まで、利用者に利用時間の短縮をお願いいたしました。
 本年2回目の緊急事態宣言となる4月25日から5月11日までの間は施設貸出しを停止し、緊急事態宣言が延長された5月12日からは施設貸出しを再開しましたが、利用時間を20時までといたしました。
 なお、利用人数については各部屋の定員の50%以下に制限しております。
 次に、学校における熱中症対策についてでございます。
 学校におけるコロナ禍の熱中症対策といたしましては、室内では窓を開け、風通しをよくするとともに、空調により室温を下げ、高温・多湿環境にならないように配慮するとともに、小まめに水分補給をするよう指導しております。
 また、暑さに体を慣らしていくことも重要であるため、湿度の高い蒸し暑い日が発生するまでに、無理のない適度な運動をするように外遊びを呼びかけているところでございます。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 産業文化スポーツ部長。

◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 立川市体育施設に係るこれまでの検討につきましては、主に屋外体育施設の在り方について市政アドバイザーからの意見聴取や関係部署による庁内検討を進めてまいりました。
 昨年来、市民体育館などの屋内施設におきましても老朽化による不具合等が頻発し課題となっていることから、令和3年度は立川市の体育施設の在り方について改めて庁内検討委員会を立ち上げ検討を深めるとともに、今後ワークショップ等において市民や競技団体からの御意見を伺いながら、今年度中に「立川市体育施設のあり方」をまとめてまいりたいと考えております。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 近年の熱中症による救急搬送の件数等でございます。
 救急搬送の件数につきましては、東京消防署より発表される熱中症搬送人員情報により把握しております。
 過去3年間の市内の救急搬送件数は、平成30年158件、平成元年99件、令和2年は77件となっております。
 これまでの市の取組としましては、事業者の協力をいただき、「ひと涼みスポット」の開設やマップ、チラシを作成し配布を行うとともに、広報紙やホームページでの熱中症予防情報の発信、ごみ収集車や防災無線、防災メールでの注意喚起などを行ってきているところでございます。
 以上です。
 失礼いたしました。1件、訂正をお願いします。
 先ほど年数、「平成元年」と申しましたけれども、「令和元年」の間違いです。大変失礼いたしました。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。

◆4番(瀬順弘君) それでは、お答えいただきましたので、2回目の質問をさせていただきます。
 まず、動物との快適な共生について。ペットに関する質問であります。
 先ほど苦情の件数など、また主な内容としては、ふん尿に関する御相談が多かったというようなこと、お答えをいただきました。
 ペットのふんについては、当然飼い主がきちんと処理していただかなければならず、基本的なマナーでありますけれども、それでもこういったお声が私にも寄せられますし、市のほうにも来ているというような状況だと思います。飼い主へのマナーの周知について市としてこれまでどのように行ってきたのか、また今後マナーの周知についてはどのように取り組んでいかれるお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
 次に、アライグマ・ハクビシン対策についてであります。
 先ほど件数、お答えをいただきました。私も確認をしたところでは、平成29年の時点ではハクビシンが29件、アライグマが8件の御相談だったような記憶がございます。それから、3年ほどで倍近くの、そしてアライグマについては3倍以上の件数になっているのかなというふうに思います。
 このアライグマ・ハクビシン、外来種による被害というのは民家も切実な被害を受けているわけでありますけれども、農家は経営に直結する一層深刻な被害ではないかなというふうに思います。
 先ほど御答弁いただきましたけれども、この件数の中には農家の数も含んでいるのかどうなのか。農家、大変切実であるというようなお声も届いているところであります。このアライグマ・ハクビシンについての農家に特化した中での御認識を改めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、アライグマ・ハクビシンについての被害、先ほど1回目の質問でも御紹介をさせていただきましたが、そのほかにもノミやダニなどの衛生害虫をまき散らすとか、また人獣共通感染症への感染リスクもあるというふうに言われておりまして、東京都はアライグマ・ハクビシン防除実施計画を策定して、東京都全域で防除を行うということとしております。これらの防除を行うためには、東京都の見解では、
   都単独での事業展開には限界があり、地域レベルでの取組との連携が欠かせない。行政区域を越えて広範に移動・拡散する外来種への対策は早期に防除の取組を開始するとともに、一部の地域だけでなく都内全域で取り組んでいくことが重要。
--との認識を示し、都内区市町村の取組に対して財政的支援、技術的支援を東京都が行っております。
 ここで、スクリーンを使用したいと思います。
 こちらは多摩地域の市町村で昨年5月現在、東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画に基づいて市町村で防除事業を行っている自治体に色を塗ったものであります。これは先日の議員からも、多くの市町村が取り組んでいるということで御紹介がありました。これを図式図化したものがこちらとなります。
 真ん中に立川市も少し違う色で塗っておりますが、立川市はまだ取組を行っていないところであります。
 こちらを見ていただいても、立川市の周辺地域、多くのところでこのアライグマ・ハクビシンの防除に対しての様々な制度を用意しているということが分かります。
 また、アライグマ・ハクビシンは、移動については河川敷などの水際を好むというふうにもされておりまして、立川市は多摩川、残堀川、玉川上水という川で近隣の市とつながっているわけであります。
 隣接のほとんどの市がこのようにアライグマ・ハクビシンの防除事業を実施し、例えば捕獲などに補助を出す。そのような制度を、東京都の制度を利用して実施をしているわけであります。立川市もぜひこの都の補助を活用して補助制度を創設すべきであると考えます。
 スライドの使用を終了いたします。
 以前より我が会派の議員からも質問で取り上げ、また会派の予算要望でもアライグマ・ハクビシン駆除の費用の助成制度創設を求めてまいりましたが、検討状況はどのようなものかお示しいただきたいと思います。
 次に、カラス対策についてであります。
 相談の件数、お示しをいただきました。今年度は昨年を上回る数の御相談が入っているというようなことであります。季節的なもの、時期的なものというのもあるかと思いますが、カラスについては被害に遭わないように一人一人がしっかりと未然に防ぐ、そのような取組も重要であるというふうに言われております。市民や事業者がごみを出すときに注意すべきことなどありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
 次に、文化芸術とスポーツの振興についてお伺いいたします。
 まず市民の文化芸術活動への支援については、緊急対応方針の第4弾で臨時支援を行うと、そのようなことをお示しいただき、先ほど御答弁でも、少し概要について触れていただきました。しっかりと予算を確保し、市民の文化芸術活動を支援していく、そのようなことについては感謝と敬意を表したいと思います。
 今定例会の補正予算で提案されているところでありますが、支援のもう少し内容、概要について、またスケジュールなどお答えいただける範囲で結構ですのでお示しください。
 次に、文化芸術活動の施設利用についてであります。
 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を受け、施設も様々な制限が行われてきたわけであります。市としても、市民の皆様に利用していただくための公共施設ということでありますので、利用を制限せざるを得ない状況、これは市としても大変心苦しいものがあったのかなというふうにも思います。
 先ほど施設の貸出し停止であったり、また夜間の時間制限、こういったところの御説明をいただきましたが、利用内容、利用条件、こういったところに関する制限はなかったのでしょうか。もしあれば、どのような制限があったのかお示しいただきたいと思います。
 次に、スポーツ施設について伺います。
 市の考え方、そして令和3年度にしっかりと方針をまとめていく、そのような御答弁をいただきました。ちょうどサッカーをされている方、また指導されている方々から、立川市はサッカーのできる場所が少ない、そのようなお話をお聞きしました。現状、サッカーができる市の体育施設はどのような状況なのか。また、近隣他市と比較してどのような状況か、お示しください。
 また、市の施設以外でサッカーのできるような環境がほかにあるのでしょうか、御存じでしたらお示しいただきたいと思います。
 次に、熱中症対策についてお伺いをいたします。
 これまでも市でも積極的な取組を行ってきていただいたかと思います。御答弁にもありました「ひと涼みスポット」も年々、その会場といいますか、場所も拡充をされているのかなと思いながら毎年拝見をしております。
 先ほど御答弁をいただきました緊急搬送の件数についても、年々、この3年、着実に減ってきている状況もお示しをいただきました。ここで油断することなく、引き続きしっかりと対策、また市民への周知を行っていく必要があるのではないかなというふうに感じます。
 今年度の熱中症対策、どういったことを考えていらっしゃるのか、何かございましたらお示しいただきたいと思います。
 次に、小中学校における熱中症対策についてであります。
 窓開け、また空調の活用、水分補給など、様々小まめに配慮をしていただきながら学校運営をしていただいている状況であることはよく分かりました。
 国は熱中症予防のため、「暑さ指数」というものを発表しています。暑さ指数は人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射などの周辺の熱環境、気温の三つを取り入れた指標で、気温と同じ摂氏度で示されます。暑さ指数と熱中症患者発生率の関係から、暑さ指数が28度を超えると熱中症患者が著しく増加することが分かっており、日常生活や運動に関する指針が学会や団体等で示されております。
 ここでスライドを使用いたします。
 少し小さくて見づらいですので、イメージとして見ていただければと思います。
 日常生活においては21度以上25度未満が「注意」、25度以上28度未満が「警戒」、28度以上31度未満が「厳重警戒」で、外出時は炎天下を避け、屋内では室温上昇に注意。また、31度以上は「危険」として、外出はなるべく避け、涼しい室内に移動とされております。
 また、この表の右側、運動に関する指針、運動に特化した指針ですけれども、ここを少し拡大したいと思います。
 25度以上28度未満の「警戒」のところでは、積極的な休憩、水分・塩分補給、28度以上31度未満の「厳重警戒」では激しい運動や持久走などの運動は避ける。31度以上では運動は原則中止。特別な場合以外は運動を中止。特に子どもの場合は中止すべきであるというふうにされております。
 スライドの使用を終わります。
 昨年7月から関東甲信地方で熱中症警戒アラートが試行され、暑さ指数が33度以上と予測された場合にアラートが発表され、今年度は全国を対象に運用が開始されました。
 こういった情報を学校における熱中症対策として活用することも大事かと思いますが、いかがでしょうか見解を伺います。
 以上で2回目の質問を終わります。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 環境下水道部長。

◎環境下水道部長(小倉秀夫君) まず、ペットのマナー周知についての御質問でございます。
 犬の登録の際には啓発のチラシを配布してございます。また、ホームページでの周知やマナー掲示板の配布、注意書きのダウンロード利用などを行い啓発に努めてございます。
 今後につきましては、現在の啓発方法に加え、集合注射での啓発等、別の方法も工夫してみたいというふうに考えてございます。
 次に、アライグマ・ハクビシンに関する制度についての御質問でございます。
 東京都の防除計画が今年度改定作業を行うと聞いておりますので、現時点では改定内容を注視していきたいと考えております。
 また、近隣市の事例などは承知しておりますので、資料などは拝見しております。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 産業文化スポーツ部長。

◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) まず、アライグマ・ハクビシン等によります農家での被害状況についてお答えをいたします。
 市では例年、野生鳥獣による農作物の被害状況について調査を行い、東京都に報告を行っております。
 令和2年度を対象とした調査では、農家からの報告は27件、被害総額は約102万円でございました。前年の平成31年度は23件で、被害総額が約84万円であったこと、またそれ以前の調査では報告は一桁、被害も少額であった状況を考えますと、農作物への被害は明らかに増加傾向にあると捉えております。
 特にハクビシンによるものが顕著であり、収穫期の梨やブドウが被害に遭ったケースでは、被害総額が数十万円に及ぶ農家もいらっしゃるのが状況でございます。
 続きまして、文化芸術活動への支援についてお答えをいたします。
 支援の具体的内容でございますが、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた文化芸術団体に対し、感染症対策や活動費の一助として、緊急支援的に2万円程度給付するものでございます。
 対象となるのは、令和2年3月以前から市内で営利を目的としない文化芸術活動を継続して行っている5人以上の市民団体とし、給付を受けた後も活動を継続する意思があることを条件にしたいと考えています。
 今後のスケジュールにつきましては、補正予算をお認めいただいた後、来月7月に開催予定の文化芸術のまちづくり協議会の総会議決を経て、募集要領の詳細を決定し、秋には支給できるように進めてまいりたいと考えています。補助金の予算規模は200万円ですので、仮に一律2万円となった場合には100団体に支給できるものと見込んでおります。
 最後に、市内サッカー場の状況についてお答えをいたします。
 市内でサッカーができる場所としましては、立川公園新堤防運動広場に少年サッカー場が1面、中里多目的運動広場に1面、砂川中央地区北多目的運動広場に1面がございます。
 そのほかサッカーができる環境として、自治大学校多目的運動広場についても、年間一定の利用枠を借り受け、サッカー利用に供しております。
 また、市内小中学校におきましても教育活動に支障のない範囲で、使用申請に基づき、スポーツ団体が校庭や体育館でスポーツ利用をすることを許可しておりますので、少年サッカーチーム等の練習の場として御活用いただいています。
 近隣他市の公共体育施設の配置状況と比較をいたしますと、本市においてサッカーができる多目的運動広場は、やや少ない状況であると認識をしております。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) ごみ減量化担当部長。

◎ごみ減量化担当部長(小宮山克仁君) カラスがごみをあさる場合の注意すべき点ということでございます。
 まず、カラスは食べ残しや野菜くずが大好物でございますので、食品ロスを減らすこと、生ごみをなるべく出さないようにすることが重要だというふうに考えております。
 また、実はプラスチックごみなども持ち去るケースが見受けられます。恐らく繁殖期などに巣作りに使うということで持ち帰るようでございます。その際も含めまして、カラスは視覚で餌を探しますので、籠や網で視覚を遮断するということが必要だと考えてございますので、市としましてもごみ出しの際は防鳥ネットを使用することやポリバケツの蓋を確実に閉めることなど、具体的な対策をお願いしております。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 教育部長。

◎教育部長(大野茂君) 学習館、学習等供用施設の利用、活動の制限についてでございます。
 利用時間を制限しました1月9日から4月24日までの間は活動に制限は行いませんでしたが、本年2回目の緊急事態宣言が延長された5月12日からは学習等供用施設のカラオケ機器利用を停止しているところでございます。
 続きまして、小中学校における熱中症対策ということで、暑さ指数の活用についてでございます。
 教育委員会で環境省の熱中症予防サイトから、午前7時時点での暑さ指数の情報を入手しまして、校務パソコンを通じて全校の全教員に周知しているところでございます。
 その数値を日本スポーツ協会が定めた熱中症予防運動指針等に照らし合わせ、各学校が自校の実態に応じて運動の内容や実施の可否を判断しているところでございます。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 保健医療担当部長。

◎保健医療担当部長(吉田正子君) 今年度の熱中症対策でございます。
 令和3年度の熱中症対策につきましては、これまでの取組を継続するとともに、協力いただいています事業者と連携し、熱中症予防の声かけの輪を広げてまいりたいと考えております。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。

◆4番(瀬順弘君) それでは、3回目の質問をさせていただきます。
 まず大項目1点目、動物との快適な共生についてであります。
 ペットのマナー周知について、また犬のふん尿の課題についてということで、今後啓発をより進めていくというような御答弁をいただきました。
 ここで1点、提案をさせていただきたいと思います。スクリーンを使用いたします。
 道路に放置された犬のふん対策として、イエローチョーク作戦というものを行っている自治体がたくさんあります。これは、平成30年第2回定例会で山本みちよ議員が取り上げ、紹介をしたものですが、改めて紹介をさせていただきたいと思います。
 用意するものは黄色のチョーク1本。放置されている犬のふんを発見しましたらチョークで丸く囲い、その横に発見日時を書いて、ふんは片づけず、しばらくそのまま様子を見ます。これによって放置されたふんが強調され、飼い主への警告、また困っている住民がいることのサインにもなりますし、また誤って踏んでしまうことも防止ができます。
 時間を変えて現場を確認し、まだ残っていたら確認日時を改めて重ねて記入いたします。そして、なくなっていたら「なし」ということで記入をする。
 こうすることで、ふんが放置された時間もある程度分かりますので、これを繰り返すことで、ふんの放置が減少するというようなものです。
 スライドの使用を終わります。
 このイエローチョーク作戦は京都府宇治市が発祥というふうに言われておりまして、今では全国の多くの自治体で取り組まれております。
 小平市では実証実験を行い、効果を確認した上で、2018年5月から本格実施をされております。多摩地域では、小平市のほか、試行中の1市を含めて9市が既に取組をしております。
 必要なものは、先ほども述べましたチョーク。そして、先ほどの印をつけるというような説明のチラシぐらいで、多額の予算も必要なく、そういった意味では費用対効果が大変高いのではないかなというふうに思います。本市でもすぐに取り組んでいただきたいと思いますが、見解を伺います。
 アライグマ・ハクビシン対策についてであります。
 東京都が計画の改定をしているということで、その作業を見守るというような、注視をされるというようなことであったかと思います。ただ、農業では大変な被害。しかも、それが年々増えている状況であるということでは、できるだけ早く補助の制度をつくって駆除、防除できるようにしていただきたいと思いますが、改めて見解を伺います。
 カラス対策については、様々な取組、また視覚的な遮断が重要であるというような御指摘をいただきました。そういった意味では市民の皆様、また事業者の皆様に、こういったところをしっかりと丁寧にお伝えをし、協力をお願いし、そしてまちぐるみで防止していく必要があるのではないかなというふうに思います。市民の皆様、事業者の皆様への一層の周知というのはどのようにお考えか、お答えください。
 次に、文化芸術活動とスポーツの振興についてお伺いをいたします。
 文化芸術活動、市民団体への支援については制度についても御案内をいただきました。予算上では100団体ぐらいまで支援ができそうだというような形での計画をしていただいているということであります。また、秋頃には支給をされたいという時期も明示をいただきました。これからコロナ禍、どういうふうになっていくか分かりませんが、ワクチン接種も着々と進んでいる状況の中で、少しでも早く皆様の活動が再開をし、また感染防止をしながらも継続をしていただく、そのような後押しになっていくものと期待をしますので、着実な実施、よろしくお願いいたします。
 文化芸術活動の施設の利用について、内容面での御利用の制限。学習等供用施設においては、カラオケ機器の使用については停止をされたということで御案内をいただきました。よく学供施設を使って活動されている方から、実はこのようなお話をいただきました。このカラオケの利用が中止をしている、そのような理由についてお示しをいただきたいと思います。
 スポーツ施設についてお伺いをいたします。
 サッカー場については他市と比べて少し少ない状況ではあるということでありました。自治大学校や、また学校の校庭の利用などで様々な場面、うまく使っていただきながら今活動されているのかなというふうには思います。
 立川市サッカー協会が清水市長へ、サッカー場の整備に関する要望を出されたというふうにお伺いをいたしました。市の施設でサッカーのできる場所、先ほど挙げていただきましたけれども、水はけが悪い、晴れた日には砂ぼこりが舞うと、凸凹があって石が出ていて、けがをするおそれがあるというようなことで環境の整備を求めたということで伺いました。市として、この要望についてどのように受け止めておられるのか。また、要望の項目について課題などあるとすれば、どのようなことかお示しいただきたいと思います。
 熱中症対策について伺います。
 今年度、昨年までの取組を継続しながら、声かけの輪を広げていくということで御答弁をいただきました。「ひと涼みスポット」、たくさん御用意をいただいているわけでありますが、特に昨年から感染症対策ということでは、あまり一つの場所に密集をするというのも少し課題があるのかなというふうにも考えます。
 そういった中では、少しでもたくさんの場所ができて人が分散をしていくということも回避をしていく一つかと思いますので、一層の取組、期待をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 小中学校における対策について、教育委員会のほうで暑さ指数、また熱中症警戒アラート、活用をもう既にされているというような御答弁をいただきました。
 スライドを使用いたします。
 先ほども説明いたしましたけれども、暑さ指数、28度以上で激しい運動は中止、31度以上で運動は原則中止ということで、こういった指針も活用されながら、授業の内容を工夫していただいているものかというふうに思います。
 これぐらいの数字になるのが年間どれぐらいあるのかということで、少し気になりましたので、過去3年分の5月1日から10月31日まで、立川から一番近い観測地点、府中の実測値を確認いたしました。
 暑さ指数、28度以上、31度以上も含めて一くくりにいたしましたけれども、昨年は6月5日から9月18日の間で61日間ありました。一昨年は59日間、その前は71日間、28度以上の日があったということであります。
 学校は夏休みがありますので、これが全部授業がある日ではないわけでありますが、仮に40日ほど引いたとしても、年間20日から30日ぐらい警戒を非常にしなければならない中で学校の授業が行われるということになります。特にこういった中ですので、学校生活としては体育の授業がどうなんだろうなということで心配の声も一部いただくところがございます。
 先ほどもありましたとおり、数値も参考にしながら工夫はしていただいているかと思いますが、学校には体育館にもエアコンをつけていただきましたので、こういったものも十分活用ができるかと思いますし、また各学年ごと、年間で体育の授業で取り組む種目・競技、こういったものはもう決まっている中でカリキュラムを組んでいかれるということであるかと思いますので、屋外でしかできないこと、屋内でしかできない、またもしくは屋内でもできること、こういったことをこういった季節、環境も考慮して年間単位で考えていただく、このような配慮も必要かと思いますが、見解についてお伺いをいたします。
 スライドの使用を終わります。
 以上で3回目の質問を終わります。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 環境下水道部長。

◎環境下水道部長(小倉秀夫君) イエローチョーク作戦に関しての御質問でございます。
 近隣市でイエローチョーク作戦を実施しているのは承知してございます。以前にも山本みちよ議員より御紹介いただいており、大変面白い試みだと思いますので、現在の啓発方法に加え、工夫していってみたいというふうに考えてございます。
 次に、アライグマ・ハクビシン等の防除計画の件でございます。
 市での防除実施の前提となる都の防除計画が改定されることは聞いておりますが、時期や内容等、詳細についてはこれから明確になってくるものと思われます。
 現時点では市が事業を実施することは決まっておりませんが、仮に事業を実施する場合には、都の計画に基づき、市の計画等も策定する必要がありますので、都の防除計画の改定を注視しながら、近隣市の例を参考に事業の研究をしてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) ごみ減量化担当部長。

◎ごみ減量化担当部長(小宮山克仁君) カラスの被害に関しまして、市では特にカラス被害が多く発生しております地域の事業所に対しまして、ごみ出しの際に注意するポイントなどを記載したチラシを作成して訪問配布するとともに、同様の内容を市ホームページに掲載するなど取り組んでございます。引き続き周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 教育部長。

◎教育部長(大野茂君) 学習等供用施設でカラオケ機器の利用停止をした理由についてでございます。
 地域には、カラオケ利用について賛否の声がございますが、本年5月7日付の新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等において、「集会所等でのカラオケ設備使用の自粛を要請」と記載があることから、本市では市民の命と健康を守ることを第一に考え、新型コロナウイルス感染症対策本部において、学習等供用施設のほか、福祉会館等においてもカラオケ機器の利用を停止したところでございます。
 続きまして、学校における熱中症対策についてでございます。
 暑さ指数が高い場合に、各学校で体育の授業を行う場合の工夫についてでございます。
 各学校では日本スポーツ協会が定めた熱中症予防運動指針に基づき、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避けるとともに、運動する場合には積極的に日陰で休息を取り、水分補給を行うように指導しているところでございます。
 以上です。

○副議長(中山ひと美君) 産業文化スポーツ部長。

◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) サッカー協会からの御要望についてお答えをいたします。
 御紹介いただきました要望書の内容については貴重な御意見であるとして拝読し、サッカーができる運動環境の充実が待望されているところと真摯に受け止めております。
 要望書において御提案いただきました中里多目的運動広場と砂川中央地区北多目的運動広場につきましては、国有地をお借りしてスポーツ利用に供しているものであり、恒常的な構造物の設置等が難しいなど制約も多いため、スポーツ環境を充実させるには国とも協議、調整が必要でございます。
 今年度に進めている「立川市体育施設のあり方」の検討に当たっては市民ワークショップも予定しており、その中で当該団体を含め、市民の皆様の御意見を伺いながら体育施設の在り方の議論を深めてまいりたいと考えております。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

○副議長(中山ひと美君) 瀬議員。

◆4番(瀬順弘君) ありがとうございました。最後に何点か要望を述べさせていただきたいと思います。
 まず、ペットのマナーについてはイエローチョーク、工夫をしていきたいということで御答弁いただきました。先ほども申し上げましたが、費用もそんなにかからない、消耗品の、持っている予算の範囲でもできるかなと思いますので、まずはやってみようというような気持ちでぜひ始めていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、アライグマ・ハクビシン対策についてです。
 東京都の状況を見ながらというのもよく分かりますが、農家の状況も先ほどお示しをいただきました。ぜひ情報を密に交換しながら、共に取組を進めていただきたいなと思いますので、要望いたします。
 それから、文化活動の施設利用、カラオケの利用中止についてであります。
 今明確に、都の緊急事態措置の文言を受けて判断をしたということで御説明をいただきました。このようなことをしっかりと各皆様に御理解いただけるような、また御案内をぜひお願いしたいと思います。御答弁でもありましたけれども、利用されたい方もいらっしゃいますし、またそれに不安をお持ちの方というのも私も同様にお声を聞いております。お互いが納得できる、また理解できる、そして協力をしながらこのコロナ禍を乗り越えていく、そのような取組にぜひつなげていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、施設利用についてもう1点お願いをさせていただきたいのは、施設を利用する市民の皆様の、団体の中で、例えば中止ですよとか、始まりますよとか、様々な御連絡を態様によってしていかなければならないわけでありますので、少しでも早く施設がどうなるのか知りたいというお声、よくいただきます。国が発表して、恐らく、今まででいきますと、政府の発表と同時に、その日の夜に東京都が措置の内容を発表しているかと思います。再々延長、再延長のときは、その3日後に立川市が発表されている。これ実は土日を挟んでいたのかなという、そういった事情があるのかなとは思いますが、市民の皆様は少しでも早くその状況を知りたいという声がありますので、ぜひ今後工夫をしていただければと思います。
 最後にスポーツ施設について、市のほうで受け止めていただいた状況、よく分かりました。多目的運動広場はサッカーだけでなく様々な利用もされているような状況もあるかと思います。そして、市全体での在り方の検討と併せてしっかりと御検討いただくというようなことでありました。ぜひ要望書の内容、お話も丁寧に協議を進めながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

 



令和3年6月15日 厚生産業委員会


 

特定事件 東京オリンピック・パラリンピックについて
報告6 東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーについて


◆委員(瀬順弘君) それでは、私のほうからもお伺いしたいと思います。
 中止をすべきだとか、また、実施をすべきだというような様々な意見がある、こういったことは報道等でもされているとおりだと思います。
 いずれどこかでしっかりと、しかるべきところが判断をしていくというような状況の中で、市としては当初の予定から含めて、大変、長い期間にわたって様々な準備に当たっていただいていると、ましてやこの延期の1年間、ふだんでは考えなくてもいいようなことをいろいろと考えながら進めていただいているということについては、まず敬意を表したいなというふうに思っております。
 その上で、現在は状況として実施をする前提で、当然いろいろと進んでいるという中で、やはり懸念材料としての感染拡大であったりとか、また選手そして競技会場の周辺住民も含めた安全・安心をいかに確保するのかというところに、全力を注いでいただいているのかなというふうに思います。
 その中で、しっかりとそういった対策を万全に行っていくというのが、やはり関係する全ての方々の責務でもあり、また、一緒につくり上げていく市民にとってもそこにしっかりと協力をしていくというような形での実施ができれば、本当に先ほどおっしゃられたレガシーも残していけるのかな、立川の市民の皆様の一つの希望になっていくのかなと、私は思っております。
 その意味で、今回頂いております聖火リレーの資料の中で、まず組織委員会が発行している聖火リレーにおけるガイドライン、こういったものがありますということで記載をしていただいていますので、この主な内容で結構です、感染防止のための取組、どういったものがこのガイドラインに掲載されているのか、1点、お示しいただきたいと思います。
 それから、オリンピックまたパラリンピックと、セレブレーション、ミニセレブレーションが実施される予定ということで、ここには入場は事前予約制というふうに記載をされております。
 こちらも、万全の感染防止対策を当然行って、やっていただくんだと思いますけれども、この事前予約であったりとか、またセレブレーション、ミニセレブレーションにおける感染対策、どういったことを考えられているのか、お示しいただきたいと思います。

◎オリンピック・パラリンピック準備室長(下河辺康君) まず、オリンピック聖火リレーの新型コロナウイルスへの感染対策ということでございます。
 ガイドラインが、発出されてございまして、東京2020オリンピック聖火リレーにおける新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドラインという名称でございます。これは同じものがパラリンピックでも発行されてございます。
 主な内容でございますけれども、まずは密集、密接、密閉の回避で、3密の回避ということはうたわれてございます。また、飛沫の感染ですとか接触感染防止、それから殺菌、消毒の徹底ということがうたわれておりまして、具体的な措置としましては、体調の悪い方は観覧には来ないでいただきたいということですとか、沿道で観覧される際にはお住まいの地域を超えて移動しないように、お近くで御覧くださいということ、また、沿道ではマスクの着用ですとか、大声を出さずに拍手で応援してくださいということが書かれている内容になってございます。
 また、セレブレーション、ミニセレブレーションの入場に関しましては、今、事前申込制ということになってございます。また、その感染対策といたしましても、施設側、我々運営に携わる側としましては会場定員を半数以下にいたしましたり、また、場内においてはマスクの着用ですとか、基本的な感染対策というところの部分では聖火リレーのガイドラインにものっとっている形になっております。
 感染対策では以上のようになってございます。
 以上でございます。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
 様々な対策を講じながらということで、市の職員の皆様もまた関係する業者なんかももしかするといらっしゃるのかもしれませんが、本当に来られる方、そして運営する側もしっかりと感染防止をしながら、安全・安心なリレーに、そして大会へとつながっていけばいいのかなというふうに思っております。
 まだ、引き続き様々な御努力をいただくようになるかと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

 

報告5 泉市民体育館プール室コンクリート劣化への対応について
報告1 新型コロナウイルス感染症に関連する中小事業者支援について


◆委員(瀬順弘君) それでは、泉市民体育館のプール室の件、お聞きしたいと思います。
 木毛セメント板がスラブのところに設置されているということですけれども、これ、そもそも何のためについているのかというところと、固定方法ですね、どういった形で固定されているのか、分かったらお示しください。

◎スポーツ振興課長(中村達也君) 結果としてなんですけれども、木毛セメント板を張ったことによって、コンクリートの中性化が防げたという状況が見受けられます。
 固定方法については、申し訳ございません、木毛セメント板とスラブの間を圧着しているということで、どのような、方法につきましては、今ちょっとすみません、持ち合わせはございません。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 木毛セメント板、いろんな機能的な建材で、吸湿性とか、保湿も合わせてできるんですかね、あと遮音性とか、いろいろ機能があると思うんですが、普通の家屋ではなくて、ああいう構造の体育館という中で木毛セメント板を使用している意味というのが、当然必要であったり機能上、理由があって選ばれてるんだとは思うんですけれども、ちょっとその辺と、今回ネットを今後落下防止のために設置していくとなると、私のイメージでは、落下防止のネットって今、ちょっと場所は違いますけれども、今RISURUホールの大ホールは、地震に対して天井板の崩落から危険を取るために、天井板の落下防止ネットを張ってると思うんですね。
 ちょうど地域文化課長もいらっしゃるのであれですけれども、ああいう高さのある建物でそれなりの重さのものを支えるとなると、ネットを単純に張るといってもかなりの費用がかかるんじゃないかなという気がしていて、これは素人考えなので、また詰めていっていただければと思うんですが、木毛セメント板じゃない建材であったりとか、あとその機能をほかのもので補えて安価な形で何かできる方法がないのかとか、そんなことも併せて考えていただけるといいのかなと思いますけれども、何か所感がありましたらお示しください。

◎スポーツ振興課長(中村達也君) 今回専門家の意見もいただいた中で、今劣化が、劣化というか浮きが生じている木毛セメント板、この箇所を全て除去、撤去してしまうと、かえって耐力、木毛セメント板が落ちやすくなってしまうんじゃないかというようなお話もいただいたところです。
 それよりは、ネット等ということで今回報告はさせていただいたところなんですけれども、今都内の学校で施工されている落下防止策については、膜、いろんな膜を施工している例がありまして、その費用について、どの程度かというのはこれから検討してかなければいけないんですけれども、そのほうが安価ではないかというような意見もいただいた中での今回の判断になります。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 ほかの手法も考えた中でということですので、あとはプロと皆様にお任せしたいと思います。
 安全に、またできるだけ効果の高いもの、費用もできれば抑えれればいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、ちょっと戻りまして、報告の1番です。
 新型コロナの中小事業者支援についてのところで御報告いただきまして、中小事業者応援事業の御報告、詳細と、あと質疑もありましたので、おおむね状況は分かったわけですが、これ、当初、当初というか予算、先ほど想定800件ということであったかと思いますけれども、予算はお幾ら取られていたのかお示しください。

◎産業観光課長(奥野武司君) 支援金の予算としては、1億6,000万円でございます。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 これ、先ほどから質疑でもありましたけれども、立川市は国やまた東京都などの支援から漏れるような事業者であったりとか、違う部分で市としてきめ細やかな支援をしていくという中でつくられた補助制度の一つだというふうに理解しております。
 これ、補正予算で上げて事業を決定していただいたと思いますけれども、そのときも20%以上50%未満、前年度売上げ比でということで、私もいろんな事業者のお話を聞いてますと、持続化給付金、50%まで行かないから、あれはもらえないんだよねと。でも、40%でも30%でも、前年比、それだけ落ちたらやっぱりきついんだよというお話を私も何件かお聞きしていて、物すごくいいところというか、本当に国や東京都でできない部分の支援を考えてくださったすごくいい制度を、支援をやってくださるんだなと、すごく期待しておりました。
 で、こういう結果になって、別にこの結果を責めるつもりも何もないんですけれども、せっかく1億6,000万の予算をつけて、これ、たしか全額一般財源だったと思うんですが、実績としては240万になっているということで、コロナ禍が長引いてる中では、様々な支援をまた今後も必要に応じて考えていかないといけないという中で、今回の申請、給付が少なかったところの検証をしっかりしていかないといけないのかなというふうに思ってます。
 質疑もいろいろあった中ですけれども、しっかりとこの制度が対象となる方、なるであろう方に届いていたかどうかなというところは、周知の仕方であったりとか、そういうところはどのように感じてらっしゃいますでしょうか。

◎産業観光課長(奥野武司君) 我々も、この応援金を立ち上げた時点で一番の課題が、やはり制度の周知と、御理解いただいて申請いただく、そこの部分かなというふうなことは認識しておりまして、当然、これまでにも様々な支援策で行ってきたホームページや広報等の周知と併せて、様々な業界の団体ですとか、恐らくフリーランスに近いような形の契約をされているであろう事業者の皆さん、あとはアーティスト活動とか文化的な活動をしているというような方へ向けた周知方法等、試行錯誤しながらこの間やってきたところです。
 周知に関しては、正直、これ以上どういう形でやればいいのかなというぐらいやったというような状況ではあるんですが、なかなか言いづらい部分ではあるんですけれども、一方で、申請に当たって、我々もコロナの影響が出る前の平成31年度、31年度というか平成31年1月1日から令和元年の12月まで、その1年間の売上げの状況、それに応じて応援金をという、額が決定するわけなんですけれども、結局そこの売上げを証明するものとして、確定申告等の申告をされていて、また、直近での売上げがこれだけ落ちているということの証明も書類等でそろう状況を当然審査の過程でお願いしていたと。
 で、この対象になった方々が、状況によってはその申告等を全て行えてないと。で、これからその手続も踏むとなるとちょっとという形で、二の足を踏んだ方がひょっとしたらいたのかなということもございます。
 ですので、周知の部分で果たして我々がやったのが全てであったのかというのはなかなか自信を持って言えないところでありますけれども、一方ではそういった、申請するに当たって、申請する側の問題も事情としてあったのかなというのも感じているところでございます。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
 広報と周知というのは、どこまでやったら100%だとか、そういうこともないでしょうし、今御答弁の中でも、フリーランスの方にもということで、この制度自体が対象にしていただいてたので、一つそういうところもしっかりと配慮して、工夫していただいたのかなというふうに思いますので、別に周知が悪かったということで問い詰めているわけではないので御理解いただければと思いますけれども、そのように周知も頑張っていただいた、そして結果を見れば、なかなか利用されなかった。
 今おっしゃられたような理由もあったりとか、それから大きな考え方としては、持続化給付金を頂いてたところが意外と多かったのかなというような感触も持たれているような、最初の説明でもございましたけれども、これを、じゃ、どうきちんと把握していくかというのが非常に難しい。先ほども質疑がありましたけれども、非常に難しい。
 ただ、難しいというまま終わるわけにもなかなかいかないと思いますので、例えば事前のリサーチという調査もあるでしょうし、逆に、結果を踏まえてピンポイントでいろんな状況をお聞きするとか、また様々、金融機関であったり経済団体の皆様とも緊密に日頃から連携されながら事業をされているかと思いますので、そういったところから、後からでもしっかりともらえる情報をいただきながら、少し深めた分析をぜひしていただきたいなと思います。
 ちょっとあと2点だけお伺いしたいんですが、この事業についてはフリーランスも対象ということで、チラシにもフリーランスの方も対象ということで明記していただいてたかと思いますけれども、今回交付決定された10件の中で、フリーランスという方はいらっしゃったんでしょうか。

◎産業観光課長(奥野武司君) 交付決定10件の内訳ですが、業種でいうとサービス業が4件、小売業が3件、医療等が2件、土木・建築工事が1件でございました。そのうちフリーランスに当たると思われる方というのは2件でございました。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。この中に意図していた方も含まれてはいたというようなことだと思います。分かりました。
 それから、これ、前年の売上げに対しての比較ということで、たしか私も委員会で質疑させていただいた気がしますが、比較する前年1年間、丸々営業してなくて、途中で新規創業された方、そういった方が、じゃ、1年間の売上げで見ると比較できなくて、対象にならないですねと。要綱自体も対象にならない、1年間ちゃんと営業していたという前提があったと思います。
 で、状況を見ながらそこは臨機応変にできないかということで、要望として申し上げたような記憶があるんですけれども、このまま制度としては締切りまでこの形で行かれたと思いますので、それは構わないんですが、そういった、新規創業なんだけれども、要は要件を満たさないんだけれども申請は無理ですかとかという相談はありましたでしょうか、なかったでしょうか。

◎産業観光課長(奥野武司君) そういった申請の対象になっていない、そこの部分での相談、問合せ等はなかったものと理解してます。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
 そこにどれだけの要因があったかどうかもなかなか計り知ることはできませんけれども、3月、4月、5月と3か月間募集していただいた中で、少し工夫できるところがあったのか、なかったのかなという気がしてます。
 先ほどちょっと別の話で出ていました雇用調整助成金なんかも、制度がスタートした後に上限額が引き上がったり助成率が引き上がったりということで、随時見直しをしながら最適化していくというような事例というのは国の制度でもたくさんあったかと思いますので、今後またいろんな支援をしていくという中にあっては、時には状況を見据えながら、こういう形に少し変えるともうちょっと対象者が増えるんじゃないかとか、本当は困ってるんだけれども応募できない方が救われるんじゃないかとか、ぜひそういう視点も細かく持っていただきながら、今後引き続き市内の事業者、市民の皆様の支援をお願いできたらと思います。
 以上です。

◎施設課長(伊東佐知子君) すみません、先ほど瀬委員の質問にありました木毛セメント板なんですけれども、何のためについてるかということで、天井の仕上げ材になります。
 どのように取り付いてるかということですが、コンクリート打設時に既に設置してあるので、コンクリートと一体となっていると考えていただいてよろしいかと思います。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

 

報告9 高等職業訓練促進給付金の要件緩和について


◆委員(瀬順弘君) 高等職業訓練促進給付金についてお尋ねしたいと思います。
 今回、要件緩和して、対象を拡大していくのかなというような気がしますけれども、これは例えば前年度、令和2年度、また平成31年度の申請の給付の件数と実績額というのはお分かりになりますでしょうか。

○委員長(松本あきひろ君) 暫時休憩いたします。
   〔休憩 午後2時21分〕
   〔開議 午後2時23分〕

○委員長(松本あきひろ君) 会議を再開いたします。

◎子育て推進課長(五箇野豊君) 平成31年度の給付実績なんですけれども、21名の方に給付しております。あと、現在進行形で、今年度当初予算で継続中の方としては、合計で10名の方が継続していらっしゃいます。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) はい、ありがとうございます。
 すみません、31年度21名で、令和2年度は分かりますか。

◎子育て推進課長(五箇野豊君) すみません、ちょっと2年度の数字を、今手元に持ち合わせておりません。申し訳ありません。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ちょっと急に聞いたので、すみません。
 今回、要件緩和されることで、受給される方が増える可能性が当然出てくると思うんです。それで、令和2年度と令和3年度で、当初予算というのは、令和3年度減っていると思うんですね、令和2年度よりも。
 そんな中で、要件が緩和されると、予算が大丈夫なのかなという気がしていますけれども、これは状況に応じて、適宜、適切に対応いただくんだとは思いますけれども、そういった理解でよろしいでしょうか。

◎子育て推進課長(五箇野豊君) まず、今年度当初予算、前年度より確かに継続の方が減っている関係で、予算自体は減少しております。ただ、当初予算の中で、新規の方8名見込んでおりまして、現状新規で申し込まれている方が5名いらっしゃいます。また、今後、仮に申請があったとしても、今の現有予算の中でまず対応させていただいて、必要に応じて、補正予算等で対応していければと考えております。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

 

報告12 令和3年度学童保育所待機児童について
報告15 「児童館の指定管理者制度導入の検証及び今後の児童館の管理運営手法」の検討状況について


◆委員(瀬順弘君) 学童保育所の待機児童について、私もお伺いいたします。
 表を出していただきまして、地域であったり、また年度ごとであったり、そして、それぞれ各学年での希望者になるんでしょうけれども、大きく変わるようなこともあったりして、待機児童が多い。しかし、この表でいきますと4月1日現在空きが200あると、なかなかマッチングが難しいんだなというのが感想です。
 とはいえ、過去5年の推移出していただいていますけれども、やはり昨年度200から、今年度は少し減りましたけれども、200から300近くの間ということで、これについてはしっかりと対応していかないといけないんだろうなというふうに感じております。
 様々工夫をしたり努力していただいているのかなと思いますが、長年待機児童が非常に多かった第一小学校区、柴崎町においては、第二学童が7月から民間の社会福祉法人のほうで開設をしていただけるということで、地域にとって大変ありがたいお話かなと思います。
 今年度についても、当初の待機児童21名と、また恐らくはサマー学童の利用で何とかしのごうというような保護者の方もいらっしゃるかと思いますが、間もなく7月に開設ということで、もう既に募集は締め切られていらっしゃるかと思いますけれども、ここの募集状況というのはどうでしょうか、お示し、今日ここでお聞きして、お答えいただけるものでしょうか。

◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 5月の半ばまで募集しておりまして、6月1日現在の数字でございます。合計16人の児童が申請をして、入所が決まっております。申請につきましては、まだ今後も空きがありますので、引き続き募集は進めていくということになっております。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。待機児童が21名で、応募が16名ということで、そっくりそのままかどうか分かりませんけれども、当初入れなくて、何らかの手段で子どもの放課後の時間の過ごし方というのを見つけられている保護者もいらっしゃるかなというふうな気がしますが、いずれにしても、こういった中で多くの待機児童の相当数の児童を受け入れていただけるということは、非常にありがたいなというふうに思いますので、着実な運営されていくように、市としてもしっかりと御支援いただければというふうに思います。
 それから、ランドセル来館について、先ほども御質疑ありました。受入れの承認をしている児童数というのが、定員よりもはかるに多いところもあるというような中で、ただ、一日の実利用者としては4割から6割程度だというような先ほど質問、御答弁があったかと思いますが、これ細かい数字はいいんですが、各児童館でどれぐらいというような形で把握されてますでしょうか。

◎子ども育成課長(竹内佳浩君) すみません。各館ごというのはちょっと手元に持ち合わせてございません。ただ、データとしては各館の利用率ございますので、各館にどのような違いがあるかというのは、検証していくことは可能です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。今数字は大丈夫ですので、それぞれの館ごとに持っていらっしゃるということなので、あと曜日であったりとか長期休業中であったりとか、それぞれの利用形態によっての状況もあるかと思いますので、そこはよく細かく見ていただいて、各児童館受け入れていただいているところのフォローもお願いできればというふうに思います。
 それから、2枚目の一番下の表のところで、入所希望者数年度ごとに出していただいていまして、令和2年度から令和3年度希望者数が減少したというようなことになるかと思います。申し込んだ方が減ったというようなことだと思いますけれども、これどのように見ていらっしゃるか。
 少子化の影響がここで出ているんだというようなことなのか、単年度的な出来事であろうと思っていらっしゃるのか、ちょっとこの傾向、先も含めてどのように見ていらっしゃるか見解を伺います。

◎子ども育成課長(竹内佳浩君) こちら減った理由というのは、なかなか調査等もできず難しいところではございます。ただ、現行学童保育所に通っている児童たちも、4月からだんだんと通っている人数が減っていくという傾向があるんです。
 その中の理由というのを見ていると、一番多いのは留守番等ができるようになったというのが多いんですけれども、最近は新型コロナの対策ということで在宅勤務になったと。その中で自宅で子どもを見ることができるという理由も多くなっております。
 ですので、そういったコロナの中の一つの現象ではないかと。また、コロナによって離職してしまった方というのもいらっしゃると思いますので、そういったところは影響しているのかと考えております。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ちょっとなかなかつぶさな把握というのも難しいのかなというふうには思いますけれども、学童保育については、学齢前の子どもたちの各年齢の子どもの人数が、基本的にはそのまま1年ごとに上がっていくんであろうということで、自然減とか社会増減多少はあると思いますけれども、ある程度予測もしていけるのかなというふうに思います。
 長期的な視点もしっかりと分析していただいて、なかなか緊急的な対応、すぐに解消しないといけないという部分と長い目で少し見ていける部分、いろいろと見極めをしながら、今後も対策をお願いしたいなというふうに思います。
 次に、児童館の件、管理運営手法についての質問させていただきます。
 先ほど八つの児童館、ブロック化をして、各ブロックで連携をして、サービスを提供していくような形を模索しているというようなお話でした。どう分けるか、これからの検討になるというようなことだったと思いますけれども、西立川児童会館、ここは指定管理者ではなくて民間、地域の方で運営をしていただいている。位置づけとしては、市としては九つ目の児童館だという思いで様々な支援もしていただいている中だと思います。
 こういった中でブロック化して、広域的な視点で運営していく。それから児童館同士の連携をつくっていくという中で、西立川児童館は指定管理者じゃないので、どういうふうにされていくおつもりか、今ここまでの検討の中では、そういった議論ありましたでしょうか。

◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 西立川児童会館につきましては、私立の児童会館ということで、長年地域の方々による活動を行ってきたということであります。ですので、まずはそういったこれまでの成り立ちというのは尊重していき、また近年、学童保育所もはじめランドセル来館なども委託事業ということでお願いしているところもございますので、指定管理者のブロック化というところでは、少しちょっと考え違いますが、運営の部分ですね、この中では連携して立川の児童館の一つということで、携えて進めていきたいと思っております。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。
 どうしても、例えば8館が一つのブロックになれば、1事業者になっちゃう。プラス西立川、二つに分かれても4、4なのか、5、3なのかと一つの館になるということで、しっかりと市のほうで情報の共有の形であったりとか、連携をしていく中で間に立ってあげるとか、いろいろな工夫をちょっとしてあげないと、同じ事業者として中に入っているわけではない形になるかと思いますので、その辺はぜひうまく配慮していただけるようなことをお願いしたいと思います。
 以上で終わります。

▲このページのトップへ戻る

 

報告19 桜の木(腐朽木)の伐採について
報告23 新型コロナウイルスワクチン接種について


◆委員(瀬順弘君) 一番福祉会館の桜の木について伺いたいと思います。
 今後の対応で、予算措置ができ次第、台風シーズンが来る前に根元の部分から伐採ということでありますが、台風シーズンっていつぐらいでしょうか。

◎福祉総務課長(白井貴幸君) 私がイメージしている台風シーズンというのは、8月ぐらいを考えていたんですけれども、そこまで伐採を延ばすわけにはいきませんので、できれば6月中には切りたいと考えております。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。要はいつぐらいまでにされるのかなというのを聞きたかったんですが、分かりました。
 これは、予算は流用とか何かで対応できるのか、補正を上げられるのか。6月中にやりたいということでもし補正が必要であれば、最終日の補正に上がってくるのかどうかお示しください。

◎福祉総務課長(白井貴幸君) 当初、補正も検討いたしましたが、今年度庭園管理ということで委託料が通常予定価格より低く落札いたしまして、そういったことで差金更正という形を取らせていただく予定でございます。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。ありがとうございます。
 あと、この該当の木は、松中北通りのほうに面している木ということでよかったでしょうかと思うんですが、伐採って敷地内だけで完了できるのか、公道のほうに出て少し場所を取らないといけないのか、そのあたりとそれに伴う安全管理が必要になってくるのかどうかお示しください。

◎福祉総務課長(白井貴幸君) 松中北通り沿いの桜の木が該当の木でございます。
 それから、伐採につきましては、道路に大きいクレーン車の類いを駐車させまして、枝を1本ずつ、細い枝は何本かをワイヤーでまとめてクレーンでつりながら伐採をしていくということを予定をしております。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。クレーン車が横についてという作業になるということです。歩行者とか子どもが通ったりということもあるかと思いますが、安全管理についてはどのように計画されていますでしょうか。

◎福祉総務課長(白井貴幸君) 伐採につきましては、安全・安心に行わなければいけないと考えておりますので、6月中には伐採したいというふうに考えておりまして、伐採する日にちが決まり次第、管内及び桜の木の前にフェンスがございますが、そちらのほうでも丁寧に伐採の日を予告してまいりたいと考えております。
 以上です。

◆委員(瀬順弘君) 分かりました。周知、そういう形でやっていただいて、ガードマンの配置とか安全管理も当然にやっていただけるものだと思います。事故なく終わるように、よろしくお願いいたします。
 それから、ワクチン接種の件、1点だけお伺いしたいんですが、先ほど質疑の御答弁の中で、昨日現在の予約率、1回目74%、2回目52%ということで御答弁あったかと思います。
 6月10日から1回目の方3週間先まで、2回目の予約については6週間先までということで、接種を終えなくても2回目の予約まで全部できるということは、接種を受けたい方というのは、今の状況でいけば1回目も2回目も予約ができているはずということで考えると、この予約率というのが、皆さん2回取れていれば限りなく近くなるのかなと思いますが、そういう意味では20%程度以上の差が出ているということで、2回目がまだ取れていない方がそれなりにはいらっしゃるのかな。
 これが仕組み上はできるようになったけれども、それだけまだ2回目が取れていない方がいらっしゃる。この要因は、要は2回目まで取れるようになったよということを御存じない方がいらっしゃるのか、もしくはネットも使えなくて、電話も回線は増えたけれども、つながりづらくて取り切れない方がいらっしゃるか、ほかの原因があるのか、これはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

◎健康づくり担当課長(田村信行君) 予約の状況、特に2回目ですけれども、先ほど言いましたとおり、6月末日までの予約日で取ったのが52%の状況です。ちなみに、おっしゃいましたとおり、2回目は6週間先まで取れますので、昨日時点で6週間先まで予約を取った方ということでいいますと、63%の方が2回目の予約を取れている状況でございます。
 聞いた話の中の一部を紹介しますと、比較的予約が取れるようになったので、割と早いときに取らないで、割と近くなって都合の確定した中でも取れるというような方も中にはいらっしゃいました。日々、特に1回目はそれほどたくさんの予約が入らないですけれども、2回目については日々予約は入っている状況でございます。
 以上です。

▲このページのトップへ戻る

瀬のぶひろ X
サイト管理者
立川市 瀬順弘
se_nobu@yahoo.co.jp