【議事録】R02第1回定例会
【もくじ】
●文書質問
※新型コロナウイルス感染症対応のため一般質問2日以降は中止となり、代わって文書質問が行われました
●予算特別委員会(令和2年3月12日~3月16日)
●本会議・議案審議(令和2年3月18日)
文書質問
1.共生社会の実現に向けて
(1)パラリンピックについて
◆質問 パラリンピックを契機に、誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現へと、社会の意識を変容する大きなチャンスにしていかなければならないと考えるが、立川市の考えるパラリンピックのレガシーとは何か。
◎回答 本市では、これまで、体育協会やスポーツ推進委員などの様々な団体と連携して、障害のある方も継続して参加できる障害者スポーツの教室や、障害者スポーツを体験できるイベント、さらには、障害者スポーツの指導を行う際のノウハウを学ぶ研修会を開催してまいりました。本市が考えるパラリンピックを通じたレガシーは、これまでの取組の目的でもある「障害者スポーツの普及と障害者スポーツを通じた障害のある方への理解を促進」という点にあると考えております。
◆質問 パラリンピックの成功に向けては具体的にどのようなことに取り組んでいくおつもりか。
◎回答 オリンピックの終了後、パラリンピックにおいても、開会式に向けて聖火リレーが実施されます。パラリンピックでは、全国各地の火が東京で一つに集められ、パラリンピック聖火リレーの火となります。本市では、8月23日(日)に、パラリンピック聖火リレーが実施され、パラリンピックの聖火リレーを記念する銘板や大会マスコット増の設置のほか、市民が競技会場で応援できる観戦事業や、コミュニティライブサイトの開催について準備を進めており、パラリンピックの開催を通じて市民の心に残る取組としてまいります。
2.災害に強いまちづくりについて
(1)災害に対する対応について
(2)防災・減災対策について
◆質問 防災無線が聞こえない、聞こえづらいとの声が多く、前回定例会で「保守業者と調査実施に向け打ち合わせを行っており、解消方法についてもアドバイスいただく」との答弁であったが何か進展しているのか。
◎回答 昨年10月に関東地方を直撃した台風19号では、河川の氾濫など、各地に大きな爪痕を残しました。本市におきましても避難所を25か所開設し、最大で854名の方が避難されました。全庁を挙げての災害対応が大事であり、令和2年度からは、新たに「危機管理対策室長」の職を市民生活部長兼務で置き、市民や関係機関等への周知と共に、より一層の危機対応の充実を図ってまいります。
また、災害対応につきましては、議会や市民の方々などから、多くの意見等が寄せられたことを踏まえ、現在、庁内で構成する各班で具体的課題の洗い出しと検討を行っており、今後、これらをまとめ、議会への報告を経て、地域防災計画の改定につなげてまいります。
防災行政無線につきましては、保守点検業者による音達シミュレーションとともに、実際に最新のスピーカーを設置しての音達調査を行ったところであります。現在、難聴地域解消に向けた「防災無線の新設」や「最新のスピーカーの配置」の検討をしております。
◆質問 市民への情報発信ツールとして、メール、SNS、ホームページなどを活用されているが、台風19号の時に混乱が生じていたことから、前回定例会で、複数の情報媒体に一括送信できるシステムを紹介し導入を提案したが、その後の検討状況は。
◎回答 各ツールの一括送信につきましては、2月に先進自治体へ広報課を中心に視察を行い、本市のシステムで導入可能か検討を行っているところであります。
◆質問 大雨や洪水の恐れがある時に、市民の方が危険な川へ見に行かないで済むよう、河川を確認できるライブカメラの増設を要望していただきたいと前回定例会で求めたが状況はいかがか。
◎回答 多摩川及び残堀川のライブカメラの増設につきましては、国土交通省京浜河川事務所に多摩川のライブカメラの増設及び映像公開の要請を直接、所長に行うとともに、残堀川を管理する東京都に対し、滝下橋付近への増設の要望を行ってきております。
◆質問 避難に支援が必要な方への対策は喫緊の課題であり、前回定例会で「バスやタクシーなどの交通事業者に移動支援をしていただく協定を結べないか」と提案したが進捗はいかがか。
◎回答 避難行動要支援者の避難につきましては、地域住民や事業者等の支援や協力が必要であると考えており、啓発等に取り組んでいるところです。車を活用した支援につきましては、立川市内において、地震、風水害その他の災害が発生、または、発生するおそれがある場合、可能な範囲で要支援者を避難先に移送する支援協力を申し出ていただいたタクシー事業者1社と、令和2年3月10日に、災害時における災害活動等の支援に関する協定を締結いたしました。今後は、他の事業者へも働きかけを行ってまいります。
◆質問 ほとんどの避難所は車での避難ができず、車で行ける避難所 が欲しいとの声が多くあったが、検討状況はいかがか。
◎回答 これまで緊急車両や物資搬入車両の通行の妨げとなるため、避難に車を使わないように周知しておりましたが、台風19号の災害対応では、車で避難ができる避難所開設の要望が多かったため、第二中学校と第六中学校付近の市所有の駐車場を開放しました。
しかし、今回の台風のように学校が休みの時とは限らないことから、新たな学校以外の避難所を開設する方向で、現在、具体的な検討をすすめております。
3.姉妹市大町市について
(1)北アルプス国際芸術祭2020について
◆質問 2017年、北アルプス国際芸術祭の開催前に一般質問で、折角の機会なので交流を深めるきっかけとなるよう考えていただきたいと質問し、「協力・連携できることを模索していきたい」との答弁であったが、具体的に連携や協力はあったのか。
◎回答 大町市の「北アルプス国際芸術祭2017」につきましては、ファーレ立川アートのアートプランナー・北川フラム氏が総合ディレクターを務め、平成29年6月4日から7月30日までの57日間にわたり開催されました。
オープニングセレモニーには姉妹市の市長として参加するとともに、本市の公募市民40名が「大町アートレポーター」として、事前学習を経たのち、7月の2日間で同市を訪れ、芸術祭参加作品を巡りました。その後、参加者の報告レポートを8月の1週間、市役所多目的プラザで展示し、大町市へも送付いたしました。
また、「ファーレ立川アートミュージアム・デー2017春」(3月18日開催)でプレイベントとして、アートを通した交流の一環として屋外インスタレーションとワークショップを行い、作られた作品を同芸術祭で展示するなど、本市と大町市をアートで繋ぐイベントを行いました。
◆質問 連携・協力があったとすれば、立川市民や立川市にとって、どのような成果・効果があったと考えるのか。
◎回答 「北アルプス国際芸術祭2017」開催による本市にとっての成果や効果につきましては、芸術祭開催を契機に本市の市民が大町市を訪れ、食や観光など、様々な場面で交流を深めることができ、より両市の文化への理解や親睦が深まったものと考えております。また、ファーレ立川アートプランナーの北川フラム氏が芸術祭の総合ディレクターを務め、ファーレ立川アートの世界的な3人の作者が参加するとともに、交流大使の山下洋輔氏のコンサートも開催されたことなどから、文化芸術を通じたつながりや広がりにも寄与しているものと考えております。
◆質問 本年、北アルプス国際芸術祭2020が開催されることから、今回の芸術祭においても積極的に連携協力すべきと考えるが、何か考えておられるのか。
◎回答 「北アルプス国際芸術祭2020」につきましては、本年3月20日(金・祝)の「ファーレ立川アートミュージアム・デー2020春」にて、同芸術祭に関する展示等により、立川市民に向けた事前の周知・宣伝を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、両市の開催が見送りとなりました。そのため、北アルプス国際芸術祭2020につきましてはスケジュールの再調整を行っているところですが、本年秋頃に延期して開催予定をお聞きしていますので、本市のファーレ立川アートや観光等に関連するブースを出し、大町市民やアートファンの方々へシティプロモーションの一環として本市にも来訪してもらえるような取り組みを考えております。同芸術祭では、パフォーマンスの一つとして、旧多摩川小学校の運営事業者「たちかわ創造舎」の倉迫康史氏演出による屋外演劇も上演される予定と伺っていますので、立川を知っていただく機会が増えるものと期待しております。
予算特別委員会(令和2年3月12日~3月16日)
一般会計歳出予算 第2款・総務費
[パブリシティ関連事務について]
◆委員(瀬順弘君) それでは、4事業ほどお聞きしたいと思います。
まず初めに、事項別明細書93ページ、パブリシティ関連事務です。公明党請求の資料でナンバー2番、プレスリリースの件数を頂戴いたしました。毎年150~200件以上のプレスリリースをされているということで、そういう意味では情報提供を積極的に行っている数字かなというふうに感じました。
この中でプレスリリースをしたもの、ホームページに載せているものもあるかと思います。毎月、「何月のプレスリリース」ということでホームページに掲載されていますので、その30年度分全部足してみますと、161件ということで、プレスリリース201件されているうち、ホームページに161件掲載をされて、この差は以前委員会でお聞きをしまして、記者に対する事務的なお知らせなどについてはホームページには掲載しないということでありましたので、そういう意味ではこの161件というのは市民の方に直接お知らせすべき内容ということで厳選をされて掲載されているのかなと思います。
市のホームページには、報道発表資料というトップページのところからプレスリリースと、あと市長の記者会見の資料という、それぞれのページがあるかと思います。プレスリリースを出したり、市長が記者会見を開くというのは、報道機関にいろいろな情報を提供して取り上げていただいて、より多くの方に知っていただくというような意味合いでやっていると思いますけれども、この内容をホームページに掲載しているという、そもそもの目的をまず教えていただきたいと思います。
◎広報課長(澤田克巳君) 今の御質問のお答えですけれども、もちろん、市が発信している情報を広く一般の方といいますか、方にも発信をする、情報を提供して市の魅力といいますか、市の出来事を広く伝える意味でホームページに載せております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。報道に投げ込みとかしても必ず取り上げていただけるわけではないと思いますので、そういう意味ではホームページで直接市民に見ていただくということで、このページは意味があるのかなというふうに私は思っております。
このホームページに掲載することなんですが、まずこの作業は各投げ込みをした記事の内容の所管課がアップをするのか、広報課が一元的にアップをされているのか教えていただきたいのと、あと掲載をするタイミングというのはどういうタイミングで掲載をホームページにされているのかお示しください。
◎広報課長(澤田克巳君) 広報課で一元的にやっております。まとめて掲載をしております。
掲載するタイミングですけれども、なるべく早い段階では掲載したいところですが、中には二、三日遅れてしまうところもあります。なるべく情報発信は早めに迅速に行うということを心がけてはいるんですけれども、そういったケースもあります。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 今二、三日というお話がありましたけれども、3月9日の夕方に私はホームページを見ました。そのときに一番新しい情報というのがプレスリリースは2月13日にアップをしているもの、ページの更新日というのも2月13日になっていました。
あと今日の時点で--まあ、市長の定例記者会見って毎定例会前にされていると思いますので、そういう意味では今定例会の前、2月の中旬ぐらいにされているのかなと思いますが、この記者会見の資料というのはいまだにまだ掲載もされていないというような状況です。
今御答弁でなるべく早くということでおっしゃっていましたけれども、これは実は同じことを以前にも聞いたことがあって、なぜすぐ載らないんですかということをお聞きしましたら、要は事務が間に合っていないというようなことでした。
今こういう情報社会の中にあって、情報の中身ももちろん大事ですけれども、情報の鮮度というのもすごく大事だと思うんです。プレスリリースで出されているのは、例えばこういうイベントがありますよとか、市がこういう行事をやっていますよとか、そういうのもたくさん載っていますので、見たときに、もう終わっているものばっかりだということであれば、楽しみに見ていた人ももうそのうち見なくなっちゃうんじゃないかなというふうな気がします。
そういう意味で早くやっていただきたいなということなんですけれども、もう一つ今回疑問だったのが、昨日プレスリリースのページを見ましたら、2月13日以降のものが一遍にアップをされていました。たまっていたものを一気にアップされたのかなというふうに思いますけれども、ホームページの更新日が3月1日になっているんです。これはなぜアップした日が更新日になっていないのか、もし理由が分かればお答えください。分からなかったら分からないで結構です。
◎広報課長(澤田克巳君) 更新日が古い日付だというようなところでございます。実際ページを作る際に、当然新しい日付、その日で作成しているので、普通それで公開すればその日になるんですけれども、日付を変更もできる機能がありまして、今のお話ですと、恐らく日付を前にしたものをそのままで公開してしまったのかなと思います。すみません。
◆委員(瀬順弘君) なぜ早くするんでしょうか。
◎広報課長(澤田克巳君) すみません、申し訳ございません。確かに前にする理由はございません。すみません、私が間違ったことを言いました。申し訳ございません。
◆委員(瀬順弘君) 市のホームページってCMSになっていると思うので、アップしたら勝手にアップした日がちゃんと更新日になるのかなというふうに私はずっと思っていたんですが、遡ることもできるんだと思ったので、そこは仕組みとしてのことで、作業を問い詰めるつもりはありませんので、ちょっとその辺は今後気をつけてやっていただきたいなと思います。あれっ、何で遡るんだろうというのはちょっと素朴な疑問ですので、お願いします。
それで、事務作業もなかなか大変な状況で、多分私が前に聞いたのは、1年か2年前の決算の委員会か、予算の委員会だったと思うので、なかなか私も毎日毎日見ているわけじゃないですけれども、仕組み的にもし工夫できることがあるならば、例えば広報課にいっぱい集まってきて、なかなか作業が追いつかないよということであれば、各所管課でそんなにたくさん毎日毎日あるわけじゃないんでしょうから、例えば記者クラブへ行って投げ込みをしたら、席に戻ったらアップしましょうねとか、そういうことで改善できる方法がないのかなというふうに思ったものでちょっとお聞きをさせていただきました。
先ほどシティプロモーションが令和2年度、大事な視点の一つだというふうにお話もありましたけれども、改訂したシティプロモーション指針、改訂されたと思いますけれども、そこでもまず情報を知ってもらう段階の一つとしてプレスリリースというのがあったのかなというふうに思いますので、追いつかないのであれば作業手順とかルールとか、あとCMSの仕組みの中で改良できることがないのかどうか、ぜひ情報担当の部門とも御相談を頂きたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
[庁内情報基盤整備事業について]
◆委員(瀬順弘君) 続きまして、事項別明細の101ページ、それから103ページにわたりますけれども、庁内情報基盤整備事業のところで議事録作成・窓口対応支援サービス、これの通信費と使用料というものが載っていました。簡単で結構ですが、どのようなものでこの議事録の作成をする、窓口の対応を支援する--まあ、簡単な仕組みで結構ですので内容をお示しください。
◎情報推進課長(田邉好男君) お問合せの議事録作成・窓口対応支援サービスにつきましては、タブレット端末を利用しまして、一旦インターネット上のAIを活用し、タブレット端末のマイク等から音声を収集しまして、それをインターネット上に流しまして、AI等を活用しテキスト化したもの、返ってきたものをタブレットに表示するや、窓口におきましては外国語対応とか耳の聞こえの悪い方に対してもテキストでお示しするような仕組みを取り入れております。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。音声認識して文字化していくというようなものを使われるんだということだと思います。それがいろいろな作業の効率化であったりとか、また窓口で、例えば言葉のしゃべりづらい方に対し--耳の聞こえない方に対して職員がしゃべったものが文字になったらコミュニケーションが取れるというような、窓口対応も向上していくものということで、こういった費用が今回計上されたことは評価したいと思います。
文字認識で議事録を作っていくということでいいますと、今回の予算書の中をいろいろ見ていきますと、録音テープ翻訳料とか筆耕翻訳料というのがあって、これはいろいろな会議をやったときに録音して業者に文字起こしをして議事録を作ってもらうというような内容だと思いますけれども、ちょっと時間がなかったので一般会計しか拾えませんでしたけれども、全部この事業を拾ってみますと、録音テープ翻訳料が13事業で191万9,000円、筆耕翻訳料が12事業で205万8,000円ということで、合わせて約400万程度、議事録を作るための翻訳に使われているわけです。今回導入するシステム--システムというか、そういうものがこういったところに今活用というのはできないんでしょうか。
◎情報推進課長(田邉好男君) 今委員御指摘のとおり、こういったことに活用できればよろしいのですが、まだこちらの技術は発展途上の段階でございます。100%の--私もトライアルで試した結果ですと、まだ80~90ぐらいの間での文字認識になりますので、100%までは達していませんので、そういったところでの信用度からすると、まだ人間の耳、手による作業が必要かと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。計上されている費用から見ても、そんなに本格的なシステムではないのかな。私も音声認識アプリとか入れていますけれども、スマホで見るののプラスアルファぐらいなのかなという認識です。
ただ、先ほど申し上げたとおり、一般会計の事務事業だけでも400万近く年間で使っているというようなこともありますし、また費用のかけ方によってはかなり精度のいい議事録、翻訳ができるようなものもあるかと思います。そこはあとは費用対効果のことだと思いますけれども、今回そういった職員の方の、言わばメモ的なものであったり、打合せ的なものが簡単に文字化されるということでは職員の皆さんの負担軽減につながっていくと思うので、ぜひ大いに活用していただいて、その上で今度は経費削減につながるようなものもないのかなというようなことで、少し見据えた中でぜひ活用していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
[旧多摩川小学校活用事業について]
◆委員(瀬順弘君) 続きまして、事項別明細書の107ページ、旧多摩川小学校活用事業でお伺いをいたします。
最初に対馬委員でしたか、共通のところでもお聞きをされておりましたが、体育館に空調機がつくということで、御答弁の中では、この空調機の利用・活用については今後事業者と協議をしていくというようなお話だったと思います。
まず、この空調機を設置する、工事をしていく中で実際に体育館が使えなくなる期間というのがどれぐらい出るのかお示しいただきたいと思います。
◎地域文化課長(比留間幸広君) 使えなくなる期間ということですが、これから入札事業者が決まりましたら協議になると思いますが、大体2か月程度だと思っております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。それなりにやっぱり影響が出るのかなと思います。
たちかわ創造舎のホームページを見てみますと、撮影利用は4月1日~9月30日まで不可ですというのがホームページに出ていました。6か月もかかるのかなと思ったんですが、そのうちの2か月ぐらいというようなことなのかなということで理解をしたいと思います。なるべく利用者の方、また撮影で使われる方、影響の少ないようにぜひ御配慮いただきたいなと思います。
それから、空調機が設置をされて、どれぐらい使われるか、またどういったときに使っていいよとか、使って駄目よとか、そんなことは今後決まっていくのかなと思いますが、いずれにしても、使えばその分電気代が上がるのかなと思いますけれども、ここの電気代というのは今回の予算の中ではどこかに考慮されているんでしょうか。
◎地域文化課長(比留間幸広君) この電気代につきましては、令和2年度の予算につきましては計上してございません。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。施設管理が事業者になっていて、管理運営費補助金というのが出ている中でやっているのかなという理解をしているんですが、電気代はそこで出ているということの理解でよろしいでしょうか。
◎地域文化課長(比留間幸広君) 工事につきましては、恐らく夏ぐらいになると思います。ですので、実際に使うのは暖房等になると思います。
またほかの小学校につきましても、今回避難所の空調ということでつけることになってございますので、旧多摩川小学校につきましても避難所ということですので、それで設置することになります。
今後の空調費につきましては、事業者とどういった形で費用負担をしていくかというのはこれから協議していくところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。これから協議なんで、何ともそれ以上お話のしようもないですが、この管理運営費補助金というのは平成31年度の当初予算と同額だと思いますので、そういう意味では考慮されていないのかなと。
ここで運営事業者が急に光熱費がぼーんと上がっちゃうというのは、ちょっと大変なのかなというふうにも思います。その辺りは協議をということなので、ぜひ事業者ときっちりと、ルールが固まってからになると思いますけれども、しっかりとしていただきたいなと思います。
それから、旧多摩川小学校の有効活用事業は令和2年度が普通財産としての貸付けの最終年度になるかと思います。これからその先どうなっていくんだろうというのは、今の段階でも地域の住民の方々、また一緒に入っております、みらいパークの運営委員会の皆様方も--まあ、皆様方という総意ではないですが、関係されている方からもちらほらとお聞きをいたします。
今後の協議についてどのような感じで進んでいくのか、その辺りお示しいただけますでしょうか。
◎地域文化課長(比留間幸広君) 協議につきましては、契約上、半年前から協議するという形にはなってございます。ただ、現事業者につきましてはフィルムコミッションですとか演劇等、非常に一生懸命やってございます。評価といたしましても、特に周りの方からの評価もよろしゅうございますので、その辺につきましては継続的に協議をしていきたいと思っております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。契約書上は半年前からというようなことではありましたが、一定今事業者の評価もいいよというようなお話でした。指定管理じゃないので、単純に施設を管理するなら、どこかでぽこっと入れ替わっても、まあまあ何とかなる部分もあるのかなと思いますが、ここの場合はいろいろな有効活用した事業、それから一緒に入っている、みらいパークの皆さんとも仲よくやっていただかないといけない、そういう中での特異的な事業の形態になっているかと思いますので、ぜひ可能な限り早めに関係者の皆さんともいろいろな話を進めながら、続くならば今の事業がしっかりと安定的に続くように、また替わるようなことがあれば、スムーズに切り替わっていろいろなものが始まっていくように、そういう意味では早め早めにぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
[自治会等への支援事業について]
◆委員(瀬順弘君) 続きまして、事項別明細書121ページ、自治会等への支援事業でお聞きをしたいと思います。
先ほど自治会の防犯灯のお話がありまして、交通安全施設のほうの道路課が御答弁をされておりましたが、ちょっと確認をしたいと思います。
まず、自治会の防犯灯の調査は一応全数終わっているということでよろしかったのかどうか。それから、先ほど道路課の御答弁では、受けられるものは道路課で受けるというようなお話に私は聞こえたんですが、方向的にそういう方向で今進めているのかどうかお示しください。
◎協働推進課長(大須賀一夫君) 調査につきましては7月までという期限で今調査を行っているところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。では、まだ終わっていないというようなことだと思います。
先ほど道路課に移管云々の話がありましたけれども、そもそも自治会の防犯灯、各自治会の皆様、加入率も下がってきている、高齢化もしてきている、防犯灯の蛍光灯を高いところに上って換えるのが大変だとか、防犯灯の補助金をもらうけれども電気代足りていないよとか、いろいろなところで防犯灯の管理に苦労されている自治会も私も幾つもお聞きをしているところです。
そんなことで何とか支援の形ができないのかというようなことで以前お聞きをしたら、これから街路灯・園内灯のLED化に向けて調査があるので、まず実態を把握して支援の在り方を考えるというようなお話であったかと思います。
この支援の方向というのは、そういう意味ではまだ調査は終わっていないので、まだどういう方向で支援するというのは決まっていないということでよろしいでしょうか。
◎協働推進課長(大須賀一夫君) 繰り返しになりますけれども、7月までに集合住宅ではない戸建てのようなところに立っている自治会の防犯灯について調査を--まあ、オール立川ということでお願いしていることでございます。
それで、今共同住宅の関係の防犯灯につきましても、職員が今自前で現地調査を行って、スタンドアロンでシステムをつくっていくということでございますので、なるべく精緻なものをつくっていきたいということで努力をしていきたいと思います。
その後の方針につきましては、また御協議させていただいて、方針というものは決まってくると思います。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。今までこの件について、いろいろ私も何度もお伺いをしてきましたけれども、支援ということで言えば、先ほどの、いかに負担を減らすか、また経済的なところの支援をしていくのかというようなことになるのかなというふうに思います。
手段の一つとしては、道路課の街路灯に移管をする。で、市で管理してもらうというのも手段の一つとして以前も話があったのかなというふうに思っています。
また、ほかの自治体でいけば、自治会の防犯灯だけを、例えば市が一括でLED化をして、そこで例えば今までの補助金をなくして、それをそっちの費用に充てるとか、自治会から一定の費用を頂きながらもランニングコストを低く抑えるとか、いろいろな工夫をされて、自治会が持っている防犯灯の支援をしているというようなところもあるかと思います。
そういった意味では、様々な形を含めて、まずは実態ということですので、7月の調査完了を待ちたいと思いますけれども、その方向性というのはいつぐらいまでに決めていきたいという思いがもしありましたら、お示しください。
◎協働推進課長(大須賀一夫君) 現在、まだ方針について明確にお答えすることはできないんですけれども、調査が終わりました時点で、どのような形で防犯灯が存在しているかということが、およそ種別も分かれてきますし、現状がはっきり分かってきますので、その時点で関係課と御相談をしていきたいと思っております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) いつぐらいまでにという御答弁がなかったので、そこはまだ決まっていないのかなというふうに思いますが、しっかり結果が出たら進めていただきたいと思いますし、また各自治会の皆さんの生の声もしっかりと聞きながら支援の形を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
あともう一つ、自治会に絡んでちょっとお聞きをしたいんですけれども、お祭りで公園を使っていて、毎回臨時電灯で電気を取って、工事代がかかって大変だというお話をお聞きして、同様のお話はほかの議員からも以前ありました。そのときの議事録なんかを見ていると、1施設に1引込みというのが東電の原則なので、常設的に1個置いておくわけにはいかないので、引っ張るなら毎回つけ外ししないといけないというようなことだったと思います。毎回臨時電灯を引っ張ってやるのが大変だというようなことで費用負担が大きいんだよというようなお話でした。
例えば、今公園に園内灯がついていたりとか、トイレに、電気を使うトイレが設置されているというようなところがあると思いますけれども、例えば市が引き込んでいる電気をちょっと分けていただいて、使った分はちゃんとお金払いますというようなことでちょっと分けていただくということで、毎回毎回工事をしなくてもいいというような形で自治会を支援することができないのかなと思いますが、ちょっと漠然とした話かもしれませんけれども、そういうことを考えられないかどうか見解をお願いいたします。
◎協働推進課長(大須賀一夫君) 幾つかの自治会からそういった、夏祭りを運営するに当たって御苦労されているということは承知しております。
今委員が御質問されたことにつきましても、自治会から実際に御相談を頂きましたら、その現状を把握して、なるべく合法的な形でそれがまた可能であるかどうかということを関係課の者と相談をしながら、なるべく自治会の方を応援する形で御相談に乗っていけたらと思っております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。私もいろいろ考えながら、公園は園内灯とかだと定額電灯になっていたりして、それを使った分をどう測るんだとか、そんないろいろな問題もあるのかもしれませんけれども、例えば従量電灯に契約を切り替えて、差額分はちょっとそっちで持ってくださいよとか、そんなこともできなくはないのかなというふうに思います。分電盤つけて、電力量計をつけて、ブレーカーつけて、コンセントつけて、いろいろな工事もしないといけないと思いますし、その辺り誰が負担するのか、またメーターの確認を誰がするのか、様々な課題もあるかと思いますけれども、ぜひ公園緑地課とも御相談を頂きながら、そういった声のあるところについてはそういった方法もぜひ検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
一般会計歳出予算 第3款・民生費
[老人クラブ補助金について]
◆委員(瀬順弘君) それでは、事項別明細185ページ、老人クラブ補助金のことでお尋ねしたいと思います。
補助金を出しながら老人クラブの活動を支援していくということだと思います。その活動の中で、立川市老人クラブ連合会のほうでふれあい作品展というのを開催されていると思いますけれども、ちょっと過去を調べてみますと、平成28年度に優秀作品に市長賞、議長賞というのが授与されたというようなことがあったんですけれども、この市長賞、議長賞というのは現在も継続されていらっしゃるのか、お示しください。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) ふれあい作品展のほうには、市長に来ていただいて、いろいろ作品は見ていただいているところですけれども、今は賞のほうはしておりません。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。作品の募集がいつも広報の11月に出ていると思います。過去10年の広報を見ますと、この市長賞、議長賞が授与されますと書いていたのが平成28年度なんですね。その後、書いていないけれども、続いているのかどうなのかなと思って、今お聞きしました。
これは、そういう意味では、28年度だけあった理由、なぜ行われたのか。もしくは、それが分からないようでしたら、それ以降、なぜないのか、理由がもし分かればお示しください。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 申し訳ありません。私、昨年度から今の職に就いております。その辺の事情については伺っておりません。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
では、ちょっと次の質問も分からないかもしれませんが、市長賞、議長賞を出したときに、何か経費がかかっているのかどうか、分かりますか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) もしかして、賞状だけですと、書いていただくところの費用だけだと思いますが、記念品とか何かがついていたようですと、それに費用はかかっていたかと思います。賞状だけですと、代筆の費用だけだと思います。
◆委員(瀬順弘君) 28年度の決算を見ると、市としては連合会に補助金を出している形なので、特別、その市長賞、議長賞で経費がかかっているということはなかったです。もしかすると、連合会のほうで記念品なり賞状なりの予算を取ったのかなというふうにも思いますけれども、いずれにしましても、ちょっと私、地域の方からお話を頂いたのは、あのときは、やはり頂いた方も励みになったし、頂けなかった方も、来年は頑張っていい作品を創って、頂けるかなと思ったら、その次からはなかったというようなお話でした。そういった声自体がないのかどうか、またそういった話が連合会の方々から出ているのかどうか、そのあたり、ちょっとお示しいただけますか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 私のほうには直接、声はないのですが、このことに関して私のほうから聞いてはおりませんでしたので、今後、そういった声が上がっているかどうかは連合会のほうに聞いてみたいと思います。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。運営されているのは連合会の方だと思いますので、何らかの事情があってやめたんだということであれば、それは仕方ないかなというふうに思いますが、出展される方が楽しみにされていた、またそれを励みに出展される方が増えて、そういう活動がまた活発になっていくということにつながっていくのであれば、ぜひ復活させていただきたいと思いますし、必要に応じて必要な経費がもしあるようであれば、そういった部分の支援もできないのか、併せてお願いをしたいと思います。賞状があるだけでも、やはり頂かれた方は頑張って創ってよかったなというふうに思うのかなと思いますので、ぜひお声もよく聞いていただきながら検討していただきたいというふうに思います。
[学童保育所について]
◆委員(瀬順弘君) それから、事項別明細書の211ページ、また213ページで、学童保育所のことでお聞きしたいと思います。
クラウドのほうに令和2年度の立川市当初予算説明資料というのを上げていただきました。多分、市長の記者会見でも使われた資料かなというふうに思います。
これを見ますと、学童保育所の入所申請者の件数というのがグラフで出ておりまして、平成31年度、それから令和2年度については、期間内申請、1次申請の数だけということだと思いますが、ここの数だけ比べても、相当に申請者が増えているというような状況です。数でいうと177人増ということです。
この資料の中には、今後の整備予定ということで、受入れ数拡大等で増員を図っていくというようなことも載っておりますけれども、そういった意味では、4月当初でいうと、増員が約50、申請者の増が177。単純に差引きすると、昨年よりも120人以上は待機者が増えるのかな。この数字だけで見ますと、そういうことかなというふうに思います。去年の4月当初の待機者は211人だったと思うので、そういう意味では、今年の4月の時点では300人を超えるのかなというふうに、ちょっとこの数字だけ見ると思うんです。
ちょっとまだ正式な数は言えない段階だと思いますが、昨年よりかなり増えるという認識でよろしいのでしょうか。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 学童保育所の令和2年の申請ですが、かなり多くなっております。認識としましては、待機児は今年度よりも増えるだろうという認識でおります。
◆委員(瀬順弘君) ありがとうございます。先ほどの数字は1次の締め切った段階なので、昨年の12月20日の締切り分までということで、期間外の受け付けも、その後、若干増えるのかなというふうに思いますので、そういった意味では、では先ほどの数字ぐらいになるのかなと思うと、かなりの待機児が今年出てしまうのかなというふうなちょっと懸念をしております。
大体、1次選考、2次選考、終わってはいるかと思いますけれども、例えば、地域的にこの地域に特に待機児童が多いとか、ここの小学校区が多いとか、ちょっとあまり具体的に言えなければ、大まかな地域でもいいんですけれども、そういう待機児が続いているような地域とかという傾向がどんなふうに理解をされていますでしょうか。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 地域的なところでございます。平成31年度の時点では、錦町地区であったり、西砂町地区、高松町地区、このあたりが多くなっておりまして、令和2年度も同様の地域が多くなっていると見込んでおります。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。そういった傾向で、私もちょっと過去の待機児童の厚生産業委員会とかで出されている資料を見ますと、なかなか待機児童が多いところ、例えば小学校でいけば、ここはずっとそうだなというようなところ、年によって多少増減はあるのでしょうけれども、大まか、恒常的に待機児童の多い地域がやはりあるなというふうには見ております。
市のほうでも様々な対策を考えながら進めていただいていることは承知をしております。その中で、サマー学童保育所というのも一つの受皿として運営をされているのだと思います。
資料請求番号9番で、昨年度のサマー学童保育所の利用状況を出していただきました。こういうところでの受皿というのは、本当に待機になってしまった御家庭では助かっているのかなというふうに思っておりますし、利用の人数なんかも出していただいておりますが、学校によって違いますけれども、例えば第一小学校でいえば、1日当たり35人ぐらい利用をされているというような状況であるかと思います。
まず、このサマー学童についてですけれども、民間運営とシルバーにお願いしているところがあるかと思いますけれども、運営については、大きな事故、けがなどなく、順調にされているということでよろしいか、お聞きしたいと思います。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) サマー学童保育所の運営につきましては、特に大きな事故もなく、順調に運営できております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
それでは、サマー学童を第一小学校、平成29年度から増やしていただいて、今3校で実施しているという状況だと思いますけれども、このサマー学童を開設したことで、しっかりと効果が出ているというふうに認識されていますでしょうか。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) サマー学童保育所につきましてはこの3校となっておりますが、やはり待機児が多い地域で開始しておりますので、保護者の方は、夏休みの長期のお休みが不安という声が特に多いところでございますので、そういった意味では効果を出していると考えております。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。助かっているという部分と、あとは待機児の解消にどのようにつながっているのかというところも非常に重要なのかなというふうに思います。
ちょっと私、調べてみましたら、第二小学校、サマー学童をスタートしたとき、待機児童、その年度は34人いらっしゃって、平成31年度は6人になっている。けやき台小学校でスタートしたのが、当時、待機児童30人。今、ちょっと若葉台のほうに移っていると思いますけれども、31年度が待機児が10人。第一小学校、29年度スタートで、そのときの待機児童が42人、平成31年度19人ということで、年度ごとで、当然、必要なお子さんの数も変わってくるので、一概には言えないと思いますけれども、一定、この数字を見た上で、やはりサマー学童は非常に待機児童解消に向けた一つのツールとしてなっているのかなと、私はそういう理解をしております。
また、運営についても順調にされているということでありますので、そういった意味では、先ほどお聞きした待機児童が多い地域というのがもう明らかになっているということでありますので、このサマー学童をぜひ必要なところに開設を新規でやっていくべきではないかなというふうに思いますが、そのあたりの見解を伺います。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) 待機児童対策の一環としましては、サマー学童は有効であると考えておりまして、委員おっしゃるとおり、特に待機児が多い地域、こういったところは、今後もサマー学童保育所の新設等も含めて検討していきたいと考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。以前、一小で開設をしてもらいたいというようなお話をしたときには、場所の問題、お金の問題、そして運営を委託するなり、運営側の問題というような三つの課題を上げられていたかと思います。それぞれ三つ、しっかりとクリアしないとできないと思いますが、ぜひ進めていただきたいと思います。
ちなみに、例えば、やはり待機児がこれぐらいになった地域は何とかすぐに進めていきたいなとか、何かサマー学童を開設する目安というか、基準というか、そういったものはお持ちでしょうか。
◎子ども育成課長(竹内佳浩君) サマー学童保育所の開設に当たっての基準というのは、現段階では設けておりません。そのとき、その状況に合わせて検討していくというふうに考えております。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
31年度の資料でいくと、小学校単位で見ますと、20人以上の待機が出ているところが五つの小学校でした。平成30年度でいうと四つの小学校。その四つはそのまま31年度もというわけではないですが、30年度、31年度、続けて同じ学校で出ているところが3校あるのかなというふうに思います。20人を超えているところ、そういったところが必要性としては高くなっていくのかなというふうにも思いますので、ぜひしっかりと検討していただきながら、必要な手を打っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
一般会計歳出予算 第8款・土木費
[シルバーピアのエアコンについて]
◆委員(瀬順弘君) すみません、事項別明細書311ページです。一番上のほう、前のページから続いていますが、シルバーピア維持管理のところでお伺いいたします。
エアコン取替工事で46万8,000円計上されておりますが、何台分の費用でしょうか。
◎住宅課長(西上大助君) エアコンの工事の御質問でございます。
エアコンの工事につきましては、5台分の予算を計上してございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 31年度、まだ終わっておりませんけれども、31年度も5台分の費用を計上していただいていると思います。これで仮に令和2年度5台分完了したとして、これまでシルバーピアのエアコンの総取替え台数というのは分かりますでしょうか。
◎住宅課長(西上大助君) 申し訳ございません。ちょっとそこのところは把握してございません。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 73台になると思います。部屋が80部屋ありますので、少なくとも7台、まだ竣工してから取り替えられていないものがあると思うんですね。これは以前も取り上げましたけれども、古いやつから順番に取り替えたとして、既に25年以上使っているエアコンが、来年度の5台を完了しても、まだ7台残っているはずなんですね。エアコンが何年動くのか、元気よく25年動いてくれているんだと思いますけれども、申出があったときには機敏に対応していただいていると思いますけれども、仮に、1回交換したけれども、10年ちょっとでまた故障したとなって、同じ部屋のやつを2台替えていると、7部屋以上、随分長いこと使っているエアコンがあると思うんですね。
何を心配しているかというと、御高齢の方で、この最近の猛暑の中で、私がちょっと訪問をしたときに、エアコンを入れていなかったんですね、夏に。暑くないですかと言うと、いや、暑いけれども、古いエアコンだから電気代がかかって仕方ないんだということで、かければ多少効くんだけれども、我慢してつけていないというお話を聞いたので、お金もそうかもしれないけれども、健康のために、危ないのでぜひつけてくださいねなんていう話をしたことがあるんです。
ちょっとそのあたりの状況、申し出てくださる居住者の方であれば、効きが悪いですとか壊れちゃいましたと言ってくださったところには、機敏に対応していただいていると思うんですけれども、なかなかそうやって言い出せない方も中にはいらっしゃるんだろうなというふうに思いますけれども、ぜひそういう意味では、なるべく早く全てのエアコンを替えていただきたいなと思います。
これは、取替えを計画的にやるようになったのが平成14年度からだったと思いますが、14年度から16年度まで1台ずつ交換していただいていると思いますけれども、そのときに交換したやつも、そういう意味ではもう20年近くたってきていますので、なかなか今、年に5台分ということで頑張って増やしていただいているのは理解できますけれども、ちょっとこれをもう少しペースを上げてやっていただく、もしくは、なかなか声の上がってこないところでも、市のほうから、大丈夫ですか、エアコンちゃんと動いていますか、効いていますか、そんなこともぜひ機敏にやっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
◎住宅課長(西上大助君) エアコンの取替えのところ、まさに、瀬委員おっしゃったとおり、高齢者の方がお住まいになっていて、近年、猛暑が続いております。今のところ、お申出があったところを優先に取替えのほうを行っているところでございますが、こちらからも、最近のそういった気候のこととか、あと入居者の状況を、こちらからも、エアコン、暑さ対策というところでは気遣うと言ったらちょっと上からで申し訳ないんですけれども、そういった形で周知のほうをして、需要があるのかどうか、そういったところは調べていきたいと思います。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 少なくともという話ですけれども、来年度、5台替えていただいて、その完了した状態で、10年以上使っている部屋が34部屋、15年以上使っている部屋が14部屋、そのうち20年以上たつのが7部屋あるはずです。それ以上あるはずですので、ぜひしっかりと状況を把握していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
一般会計歳出予算 第9款・消防費
[避難所機能の整備について]
◆委員(瀬順弘君) それでは、事項別明細書321ページ、避難所機能の整備のところからお伺いしたいと思います。
主要施策の概要の97ページのところ、この中で、事業の内容で「段ボールベッドの配備を進める」ということで、次年度新たな取組をしていただくのかなというふうに思います。
この段ボールベッドの配備の数、それから納入の予定時期、また各避難所での保管場所がちゃんと確保されているのか、このことについてお示しください。
◎防災課長(青木勇君) 段ボールベッドにつきましては、年次的に順次配備のほうをさせていただいておるところでございます。今年につきましても段ボールベッドを入れさせていただく予定になっておりますが、時期につきましては、その年度内で出させていただいておるところで、できるだけ早くは入れたいというふうには考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) すみません、数は分かりますか。(「後で答えさせていただきます。すみません」と呼ぶ者あり)
では、後ほどお願いいたします。
次に、避難所の備蓄の件でちょっとお伺いしたいと思いますけれども、公明党として度々液体ミルクの備蓄を求めてまいりました。
事項別明細書で備蓄品という関係でいくと、避難所備蓄品交換業務委託というのがありますけれども、ここに液体ミルクの備蓄というのは入っていますでしょうか。
◎防災課長(青木勇君) 液体ミルクにつきましては、入っておりません。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) そうかなと思いました。
明細書に粉ミルクの保管料というのがあって、粉ミルクについては確保していただいているというのは、これまでの様々なやり取りでも承知をしております。非常にこの一点もありがたいなというふうには思っております。
現在、粉ミルクを保管しているのが青梅にある倉庫ということで、災害時に道路の状況、物流の状況ですぐ避難所に届かないという心配もあるのかなというふうに思っています。また、断水であったり停電であったり、ガスが来ないということで、お湯を作れないということも避難所の中では十分想定をされるのかなというふうに思います。
昨年12月、門倉議員が一般質問で、液体ミルクの備蓄をということで何度か目かになると思いますが求めたところ、「今後使用する乳児が増えた場合、備蓄品として検討したい」、こういう答弁があったんですけれども、使用する乳児が増えているかどうかという状況は把握されていますでしょうか。
◎防災課長(青木勇君) 今現在、増えてきているという状況について把握をしているところではございません。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) これどうやって把握するのか難しいなという感じで御答弁を私も聞いていたところですけれども、今年の2月に、ある民間企業が調査を行いました。子どものいる女性2,484人から有効回答を頂いて、液体ミルクについての調査ということで、「よく知っている」「まあ、知っている」という認知度を確認したところ、約9割の方が液体ミルクの存在を知っているということでした。そして、その中で「使用をされたことがある方」、これが37%ということで、ちょうど1年ちょっと前に同じような調査をしたときの約10倍の使用率ということになっているそうであります。
昨年10月、新聞報道では全国の少なくとも50以上の自治体がもう既に液体ミルクの備蓄を始めているということで、昨年台風がよく来ましたけれども、15号のときは千葉県の山武市、19号のときは栃木市が被災者に備蓄の液体ミルクをお配りして大変喜ばれたというようなことも報道でも出ておりました。
以前門倉議員も言っていましたが、全部を液体ミルクに替える必要はないと思います。賞味期限のこととか場所を取ることとかもいろいろ含めますと、課題も当然あるのは分かるわけですけれども、当面のものとして用意をしていただく、数日分でもいいのかなというふうに思いますので、ぜひ検討を続けていただきたいと思いますが、今年度も前向きに検討していただけるかどうかお示しください。
◎防災課長(青木勇君) 今委員のお話のあったとおり、実際に液体ミルク、いろいろなところで報道等もあるようになってきました。また、実際に賞味期限、この問題についても長いものが少し出てき始めたというところがございます。1年というのができてきたと思います。そういった中でいいますと、今後検討していかなければいけないと思いますし、また期限が切れた後どのように活用していくのか、これも検討していかなければいけないんではないかというふうに防災課としては思っておるところの次第です。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。御家庭で御自分のお子さんの分を確保していただくというのも、当然大事だと思います。ただ、例えばお出かけ中に被災をするとか、家の置いていたところが家具が倒れて取りに行けなくなっちゃったとか、いろいろな状況もあるかと思います。少数からでもいいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
次に、避難所に関連をいたしまして、車の避難のことをお聞きしたいと思います。
昨年の12月の一般質問で、台風のとき避難所、学校は車で行けないというようなことで非常に困ったというような話がたくさんありましたよということで、何とかそういった場所を確保できないかということでお願いをさせていただきましたが、何か検討いただいていますでしょうか。
◎防災課長(青木勇君) 昨年の台風19号のときに、避難をする市民の方から車での避難という要望が大変多く出ました。実際に市としましては、二中北側の駐車場、体育館のほうの駐車場という形で開設をしたわけですけれども、今現在、どういった形で避難をする、事業所で避難をする場所の置場も含め、少しでも快適に過ごせる避難所の開設に向けて検討を進めている段階でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。検討を進めていただいているということで、期待をしたいと思います。
これまでの一般質問でも、御答弁でもありましたけれども、二中、六中は車で行けますよということで開設しましたということでしたけれども、これはもう避難準備・高齢者避難開始、そして避難勧告出された時点でまだ開いていなかったんです。その後に開いているわけですから、ぜひ当初の開設する避難所として、ここの避難所は車で行けますよというところをぜひ開設をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
[避難行動要支援者対策事業について]
◆委員(瀬順弘君) 次に、避難行動要支援者対策事業、同じページですけれども、こちらについてお聞きしたいと思います。
これも昨年の12月の一般質問で、バスやタクシーの事業者と協定を結んで、風水害のときに移動避難の支援をしてもらえるようにできないかということで質問をさせていただきました。そうしたところ、ホームページのプレスリリースのページを見ておりますと、3月10日にタクシー事業者と協定を結んだということで、早速動いてくださって、そのような形に持っていっていただいたのかなということで大変感謝をしたいと思います。
まず、協定の概略についてお示しください。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) こちらのほうは、自然災害の中でも風水害、台風とかですと、気象庁のほうからの情報であらかじめ分かりますので、大分精度が高くなっておりますので、必要な避難所が開設された場合に、避難行動要支援者の中で、どうしても御自身では移動が困難な方を交通事業者の方に、安全がまだ確保されている段階のときに避難所への移動を支援していただくというような状況で考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 要支援者の方を移動支援していただくということであるかと思いますけれども、この避難行動要支援者の登録の対象というのはどういった方が対象になるんでしょうか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 高齢者ですとか障害をお持ちですとか、御自身では避難ができない方を対象としてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。要介護認定の3~5の方とか、いろいろな条件があってされていると思います。
これ市内には何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 3月10日現在のところですが、避難行動要支援者の人数が5,536名になってございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 先ほど御答弁の中で、特に風水害の場合にというようなお話も出ました。
昨年台風19号のとき、避難情報、避難勧告など出た地域が、富士見町は三丁目・六丁目・七丁目全域、四丁目・五丁目の一部、柴崎町が一丁目・四丁目の一部、五丁目・六丁目全域、錦町が五丁目・六丁目全域、羽衣町三丁目の一部という地域だったと思いますが、この地域にいらっしゃる要支援者は何名いらっしゃるか分かりますでしょうか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 今手元に細かいのはないんですが、19号のときは危険地域のところの方には全員、こちらのほうからまず電話連絡をする。それから、風水害のとき、特に特定されますので、この地域のところで特に危険。それからまた、恐らく多摩川のところが時間の経過によってはということですので、一斉にというよりは特定された地域の方たちに、個別に名簿がございますので、連絡していくというような状況になっていくと思います。
申し訳ありません、市内全域のところで、何地区が何人という細かい資料は名簿のほうに記載されていますが、今手元にないものですから、申し訳ありません。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。協定を結んでいただいて、支援をしていただく。非常にありがたいと思っています。
その中で避難をしなければいけない地域にどれぐらいの支援が必要な方がいらっしゃって、今協定を結んだ事業者で全部足りるのかどうか。人数が多くてとても1者で難しいようであれば、2者、3者に協力をいただくようなお願いをしていくべきではないかなというふうに思っていますが、今後協定を結ぶ交通事業者を増やしていこうという考えはありますでしょうか。
◎福祉総務課長(亀井寿美子君) 今回このお話が1者の方から御厚意を得て成立しましたので、こういう形で結ぶことができましたということで、改めてほかの事業者の方にも御協力の依頼をしていきたいと考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。事業者も持っている車全部を市の支援者のためにというわけにもいかないでしょうし、大きな災害であれば、そもそも事業者の車が走れる状態なのかと、そういうこともあるかと思いますので、ぜひ広げられるところがあるようでしたら、どんどんと広げて少しでも安心な体制をつくっておいていただきたいと思います。
それから、今回の対象は要支援者の方ということでありましたけれども、これも前の一般質問でも申し上げましたが、この対象にならない方でも遠過ぎて行けないとか、坂を上るのが本当に大変だという方もいらっしゃるので、まずは一歩踏み出していただいたことは大きく評価をさせていただきますが、今後事業者の増と併せて対象者についても増やしていくようなことができないのか、これは引き続き検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
[防災対策の推進について]
◆委員(瀬順弘君) 続きまして、事項別明細の317ページ、防災対策の推進についてお伺いをいたします。
主要施策の概要の概要版のほうの41ページのところに、「ブロック塀等撤去工事等助成金、これについて国産木材を使用した木塀を追加する」というふうにありました。これは今ある木塀が危なくて撤去するのに出すのか、改修をして木塀を新たにつけますよというものに出すのか。この木塀というのがどういった場合の助成になるのか、まずお示しいただきたいと思います。
◎防災課長(青木勇君) この事業自体が危険なブロック塀の撤去というところに主眼がございますので、今まで建築基準なり適合していないブロック塀、これを撤去した後に木塀を造る場合に補助を出していくという考え方になっております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。木塀というのを新たにということですけれども、なぜ木塀を新たに補助の対象にするのか。そういった要望があったのか。何かの関係で新たに追加するのか。その追加する理由をお示しください。
◎防災課長(青木勇君) 木塀につきましては、この制度の中、東京都の制度のほうを使わせていただいてやっているわけなんですけれども、先ほどの公園のほうでもありましたけれども、東京都のほうでも木材の活用というところ、東京都ないし全体の木塀の活用、あと木の活用ということで力を入れているというところがございまして、立川市の事業の中にもそれを導入していきたいというふうに考えた次第でございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。東京都も国産木材を活用した塀等の設置のガイドラインというのを出したりしていると思います。いろいろな面でこういうのを推奨しているというようなことかなというふうに思います。これに制度として加えるということでありましたので、承知をいたしました。
次に、資料請求させていただきましたナンバー14番、ブロック塀等撤去工事等助成金ということで、これまでの実績の数字を出していただきました。相談件数、例えば四半期ごとで見てみますと、昨年の1月~3月、制度スタート時点では30件、4月~6月が13件、7月~9月が7件、10月~12月3件、それ以降も数字は出していただいておりますが、この相談件数がだんだん減ってきているのかなというふうに思います。制度がスタートして最初の周知、それから自分の家もそうだなというところ。そして、このブロック塀の改修については大阪北部地震で悲惨な事故が起こった、こういうことがきっかけになっているのかなと思いますが、そこから少し日にちがたって、そういう感覚も少しずつ薄れてきている部分ももしかするとあるのかなというふうに思います。そういった意味では、今後広報・周知というのをもう一度やっていく必要があるかなと思いますが、何か令和2年度、取組のお考えがありましたらお示しください。
◎防災課長(青木勇君) 委員のお話のとおり、昨年の1月にこの制度を導入して、最初のときには非常に多くの御相談のほうがありました。それで、昨年になりましたらば、だんだんに数が落ち着いてきてしまっているという現状があります。
確かに、最初のときには制度がどういうものか分からないということで数多くの問合せがあり、事前の相談はあったわけなんですけれども、適合しないものも多かったという状況もありました。しかし、今現在ですと、ほぼ相談をしたものについては申請ができるようなところまでは来ておりますが、数が減ってきてしまっているということについては課題だというふうに考えております。
そういった意味では、今回木塀も入れたということもございますので、周知のほうを図っていきたいというふうに考えております。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。
頂いた資料を見ますと、平成31年度--まあ、まだ3月終わっておりませんので、ここの数字は入っておりませんが、助成額としては290万……まあ、約300万ぐらいになっていると思います。令和2年度予算としては1,000万取っていただいているということで、これは大いにしっかりと予算を確保するわけですから活用をしていただいて、安全なまちになっていただくという決意も籠もった数字かなと私は解釈をしておりますが、令和2年度、この金額を活用しながら何件ぐらい、もしくは今年度にプラス何%ぐらいとか、何か目標がありましたらお示しください。
◎防災課長(青木勇君) 予算の積算のところにもなるわけなんですけれども、当初制度を始めたときには上限いっぱいいっぱい、48万が、撤去と新設合わせると上限は48万だったわけなんですけれども、それを掛けることの件数という形で30件という形で検討を進めてやってきたわけですけれども、実際制度を約1年間回す中で20万を超える補助金が出る場合というのがほぼなく、平成31年度の今現在でも2件ほどしか20万を超えるものが実際はなかったという形になっております。そういった中では、予算積算をする中では、20万掛けることの50件という大きな数字の目標を立てて進めていきたい、大阪北部地震にあった悲惨な状況が起こらないようにしていきたい、そのように考えている次第でございます。
以上です。
一般会計歳出予算 第10款・教育費
[中学校施設改修事業について]
◆委員(瀬順弘君) それでは、何点かお聞きしたいと思います。
まず事項別明細書367ページ、中学校施設改修事業でお伺いをいたします。第八中学校プール改修工事というのが入っております。工事の内容についてお示しください。
◎教育総務課長(庄司康洋君) 八中プールの改修内容でございます。
八中のプールは老朽化が進んでおりまして、底面と壁面が剥がれやすく、剥離しておりまして滑りやすくなっている上に危険な状況が続いております。そのため、内壁の下水処理及び塗装改修工事を行うことを目的としてございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
更衣室は改修工事の中に入りますか。
◎教育総務課長(庄司康洋君) 予定はしてございません。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 更衣室もかなり老朽化しているというお話もありました。ちょっと機会を捉えて、ぜひやっていただきたいなと思います。
それから、第八中学校のプールは以前から何度もお話ししておりますが、隣の住宅に近接しているということで、特に女子生徒、プールが少し嫌だなと思っている方がいらっしゃるというようなお話、何度も出ておりますが、ここについての何か対応というのは今回の工事で含まれますでしょうか。
◎教育総務課長(庄司康洋君) 今のところ予定はございません。昨年度--というか、今年です。今年の夏、学校用務員が、これは植物ですね。ゴーヤを育てようとして緑のカーテン的に何か遮断するような、視線を遮断するような取組をしていましたが、ちょっとうまくいかなかったということがございますので、もう一度チャレンジしたいというところを聞いております。そういったような、ちょっと別の方策でいろいろ対応してみたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。されている、されるというようなお話も聞いて、保護者の方なんかにも聞いてみましたが、そんなのあったっけって子どもが言っていましたというような声もお聞きをしております。
今回かなりの金額で、当然先ほど頂いた内壁の改修が主だと思いますけれども、ぜひこういうチャンス、なかなかないのかなと思うので、検討はいただいたのかどうかお答えください。
◎教育総務課長(庄司康洋君) 一旦は工事の内容、この内容でしていきたいということでございますので、具体的に例えば塀を立てるとか、そういったことまでは検討してございません。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 何回か聞いて、私以外の議員の方も聞いたことがあると思いますし、それから随分前から話が出ていますけれども、今回検討に入れていただいていない。せっかくのチャンスかなと私は思っているんですが、これは必要ないという判断でしょうか。
◎教育総務課長(庄司康洋君) 過去の答弁でもお話をしてございますが、水路とプールの間がすごく狭くて、技術的に塀を立てることができないということは私のほうでも認識しているところでございます。ですので、代替方法としてそういったことを用務員からも提案があったり、私も提案させていただいたりしたことがございます。
ですので、認識としては技術的に難しいというところの認識は持っているところでございます。
以上でございます。
◆委員(瀬順弘君) 難しいというのは前から聞いております。大きな工事をしないとできないというような雰囲気の、いつも御答弁でしたので、今回これだけの額をつけた工事が行われるということでちょっと期待をしたところなんです。機敏な、心の多感な時期ですので、ぜひ考えてほしいなと思います。
今回これで予算上がっているわけですけれども、これ仮に入札差金とか出て、ちょっと何とかできる方法が見つかったらできるという可能性はないんでしょうか。
◎財政課長(齋藤真志君) 今回当初予算として案としてお願いしている内容については内壁というところで、財務のほうでもその内容で査定等させていただいております。
また、予算の執行状況のところを踏まえまして、また必要性等については主管部のほうとお話のほうを聞く機会があればというふうには考えてございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) よろしくお願いいたします。これまでプールの改修工事というと、大規模改修のときに一緒にやるような事案も多かったと思いますが、平成31年度2件、平成30年度1件、プールの内壁工事であったり全体改修、プールサイドの工事、これが行われていますが、全て落札率は55~60%ぐらいの実績で来ています。これでいけば今回の予算、その程度の実績でいけば1,000万近くの費用がもしかして差金で出てくるのかなと思います。
先ほど財政課長からもお答え頂きましたけれども、これに別に期待をするというよりも、せっかくの今回の機会というところに私は非常に期待をしておりましたし、保護者の皆さん、また子どもたちにきちんと説明できることを考えていただきたいなと思いますので、しっかりと検討をぜひお願いしたいと思います。
[コミュニケーション能力向上講座について]
◆委員(瀬順弘君) 続きまして、事項別明細書の333ページになるかと思います。教育事業事務の中にいじめ・不登校の関係が含まれるのかなというふうに理解をしております。
文教委員会で毎回第1回定例会で、いじめ・不登校への取組という資料をいつも出されていると思います。31年度、それからついこの間も令和2年度に向けた取組ということが書かれています。この中で平成31年度に向けた取組の中では、子ども、教師のための演劇表現を用いたコミュニケーション能力向上講座というのが記載されておりましたけれども、今回の定例会の文教委員会で出された資料には、それは入っておりませんでした。令和2年度、このコミュニケーション能力向上講座というのはされないのでしょうか。
◎指導課長(前田元君) 令和2年度につきましてはコミュニケーション能力向上講座については、いじめ・不登校対策の手だてとしては含めないことといたしました。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) いじめ・不登校対策としてはしない。では、事業自体は実施をされるのか。また、どういった目的で、もしするとすればされるのかお示しください。
◎指導課長(前田元君) 失礼いたしました。事業として今回計上はしていないところでございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) すみません、これちなみに昨年度、予算計上されていますでしょうか。
◎指導課長(前田元君) 昨年度については予算計上しておるものと、しております。(「間違った答弁じゃ困りますよ」と呼ぶ者あり)--はい。昨年度というのは……(「31年度」と呼ぶ者あり)--31年度でよろしいわけですよね。計上してございます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 幾らになるか教えてください。(「後ほど答えさせてください」と呼ぶ者あり)--分かりました。
では、令和2年度、予算計上せずに実施をされないということですが、これまで実施をされた学校、小学校で言うと何校中何校か分かりますでしょうか。
◎指導課長(前田元君) 今、手元に資料がございませんので、後ほど調べて御回答させていただきます。
以上です。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。
この事業を指導課長なり部長なり、実際に見学をされたかどうか。また、されていても、されていなくても、この事業自体というのをどのように評価されているのかお示しください。
◎教育長(小町邦彦君) この事業は、たしか私の中では文化庁の補助金も頂きまして、そんな中で展開した事業かなというふうに思っております。なかなか全国的に倍率が高くて、全て希望をかなえるというのはなかなか難しいというふうな事業でございます。
事業の中身に関しましては私も参加させていただきまして、子どもたちがふだん自分がクラスの中で出している顔と違う、演劇的な役割を担うことによって自己表現をして、それによってコミュニケーション能力を高めるという、まさに本市が狙っているところの市民性にも結びつくことかなというふうに思って高く評価しているものでございますけれども、なかなか費用もかかる。単独市だけではなかなか難しい。国の補助をかなり入れていただかないとという中で、希望が多くて毎年取れるというものではない。ただ、ノウハウは教員の中に共有するということで、それは還元するということで、資料として他校もそれを生かした、そういった取組を特別活動含めまして展開しようということで取り組んだ事業でございます。
◆委員(瀬順弘君) 分かりました。先ほどいじめ・不登校の対策だけではない展開というようなことと今教育長からも、このコミュニケーション能力を上げていくというところはそこだけではなく、大きく子どもの成長にというようなお話もあったと思います。
今社会の中で子どもが置かれているコミュニケーションというのは、もう内向きのコミュニケーションになったりとか、また身体性のないコミュニケーション、一方的なものがコミュニケーションと思っている。そういうこともあってこういう--まあ、演劇に限らず音楽とか、そういう表現を使ったコミュニケーションの育成というのは非常に大事だと思います。文化庁の予算が大きく入っていたからできたという部分はあるかとは思いますけれども、しっかりとぜひこれはうまく工夫をしながら、年間何校って少し絞ってやるとか、いろいろなやり方もあるかと思いますので、ぜひ令和2年度、実際に事業を進めていく中でぜひそういったことも検討しながら取り組んでいただきたいと思います。
以上です。
本会議・議案審議(令和2年3月18日)
議案第36号 平成31年度立川市一般会計補正予算(第7号)
[市民会館路面補修工事について]
◆5番(瀬順弘君) すみません、1点だけお伺いしたいと思います。
4ページ、繰越明許費の補正がされております。この中で、総務費のところで市民会館西側道路路面改修ということで、理由は入札不調であったということでお伺いいたしました。これはインターロックのがたつきを改修する工事費だと思います。
まず、入札は何回行われて、不調になったのか。それから、もし理由が分かっていれば、お示しください。
○議長(佐藤寿宏君) 産業文化スポーツ部長。
◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 西側通路の工事の件でございます。
入札は2回行いまして、2回とも業者辞退ということで、参加者がなく、不調に終わっております。
2回不調になったために、この後、どのようにしたらいいかということで事業所のほうに理由を聞いてみたところ、インターロックの発注等を含むにしては、工期の設定がやや短いというような御指摘もありまして、現在、スケジュールを再調整しているところでございます。
○議長(佐藤寿宏君) 瀬議員。
◆5番(瀬順弘君) 分かりました。理由も確認していただいて、しっかりと工事を取っていただけるようにという工夫もされているのはよく分かりました。
そういったことで、繰越しして入札してみないと分からないとは思いますが、なるべく早い時期にやっていただきたいなと思いますが、次の入札で取れる見込みといいますか、そういったところがもしあれば、お示しいただけますでしょうか。
○議長(佐藤寿宏君) 産業文化スポーツ部長。
◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 事業者にお話を聞いた際には、やはり年度末で非常に工事系が立て込んでいたというような御事情も伺っています。
また、子どもたちの通学に支障がないということで、今回は夜間の工事も見込んでいたんですが、やはり冬場の夜間というのはなかなか人集めの難しさがあるというような御事情も伺いましたので、このあたりも加味しながら、夏場に工事が行えるよう調整をしてまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(佐藤寿宏君) 瀬議員。
◆5番(瀬順弘君) 分かりました。なるべく早く進めばいいなというふうに期待をしております。
それから、あと1点だけ。がたつきがあるということなので、工事が行われるまでの間、暫定的に対応していただいていると思いますが、そのあたりで危険がないのか、安全な状態というのを常にちゃんと確認できているのかだけ、お示しください。
○議長(佐藤寿宏君) 産業文化スポーツ部長。
◎産業文化スポーツ部長(矢ノ口美穂君) 工期が延びてしまったことで、なお傷みが目立つ箇所なども出てくることを想定していますので、指定管理者を含め、丁寧に点検等を行っていきたいというふうに考えています。
以上です。