11月10日(木)、令和4年度第1回立川市議会議員研修会に参加しました。
今回の研修は東京医療保健大学立川看護学部の久保恭子教授を講師に、「ヤングケアラーについて」とのテーマで学びました。
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。具体的には、障がいや病気のある家族に代わり買い物・料理・掃除・選択などを家事を行う、家族に代わり幼いきょうだいの世話をする、目を離せない家族の見守りや声かけなどを行っている、アルコール・薬物・ギャンブルなどの問題を抱えている家族に対応している、などがあります。
このような世話や対応をすることで、本来受けるべき教育を受けられなかったり、周りとの人間関係を構築することが難しくなるなどの課題があり、子ども自身が心身に不調をきたしたり、進学・就職へ影響がでるなどから、近年社会的に注目されています。
研修では、ヤングケアラーの現状や課題などについて具体的な事例を通して説明いただき、周囲の人がどう接していけばいいのかやフォローアップのあり方、必要とされている取り組みなどについて、改めて学ぶことができました。
公明党はヤングケアラーの問題に対し、伊藤たかえ参議院議員が昨年3月の参院予算委員会で取り上げ、省庁間の縦割りを越えた支援体制の構築を訴え、首相は「省庁横断的に取り組む」と答弁、その後厚生労働省・文部科学省の合同プロジェクトチームが発足しました。
政府は昨年4月には中学生と高校生、今年4月には小学生を対象とした初めての実態調査の結果を公表しました。そして、今年度から3年間を集中取組期間と定め、支援を強化するとし、22年度予算などには、ヤングケアラーの早期発見・把握や広報・啓発などの支援策が盛り込まれました。
今後、公明党の国会議員と地方議員のネットワークを生かし、子どもたちが希望あふれる人生を描けるような取り組みを進めていきたいと思います。

