立川市は、災害時の避難支援に関する協定を新たにタクシー事業者2社と8月30日に締結しました。
◆立川市ホームページ 災害時における災害活動等の支援に関する協定を締結しました
令和元年の台風19号の際、遠い避難所まで歩いていけず、避難所に車も停められないことから、多摩川洪水浸水想定区域内でも自宅に残らざるを得なかった方々がいらっしゃいます。令和元年12月の市議会一般質問で、避難が困難な方の移動支援に協力をいただけるよう、交通事業者と協定を結ぶべきと提案をしました。
その後、これまでにタクシー事業者2社と協定を締結、先月30日に新たに2社と協定が締結されました。
これまでの移送支援協定締結事業者
令和2年3月10日 大和自動車交通立川株式会社
令和2年8月6日 日本交通立川株式会社
令和3年8月30日 新立川交通株式会社、立川観光自動車株式会社
この協定により、避難行動要支援者の避難がより充実することとなりますが、支援が必要な方の確認、タクシーの手配、受入れ避難所の確認、避難所での受入れなど、一連の支援体制をしっかりと整えておく必要があります。令和3年9月の決算特別委員会での質疑を通し、以前担当課との意見交換で提案していた訓練の実施について、今年度の市総合防災訓練で行うよう検討しているとの答弁がありました。