立川市議会平成31年第1回定例会は、2月22日(金)に本会議を開き、議案審議と合わせて平成31年度一般会計・特別会計歳入歳出予算、及び関連する議案の提案説明が市長から行われました。これを受け、各会派の代表質問が2月27日(水)に行われ、公明党を代表して高口靖彦幹事長が質問を行いました。この質問の概要を3回に分けてご報告いたします。



【高口】全国で児童虐待に関する悲しい事件が後を絶たない。子どものわかりにくいSOSをどう把握していくのか。保護者の側へのアプローチは現状どのようなことをされているのか。
【市長】児童福祉法に基づく要保護児童対策地域協議会を立川市子ども支援ネットワークとして設置し、要保護児童等の支援に関する情報交換及び連携、児童虐待の予防、早期発見及び対応などの活動を行っている。本市の特徴として、市内を六つの地区に分け、各地区に関係者が参加するブロック会議があり、地域において要支援児童などの見守りや支援を行っている。また、毎年11月の児童虐待防止推進月間にあわせて公共施設でポスターの掲示を行っているが、虐待発見時の通告先をお知らせするポスターを掲示するとともに、チラシの配布を行っていく。また、児童虐待防止マニュアルを再点検し、市民への児童虐待の防止の協力と関係機関との連携を強化していく。
【子ども家庭部長】保育園や学童保育所、児童館、保育の広場など、保育の場において普段から様子をよく観察し、サインに気づくことができるよう職員に研修等を実施している。様子が気になるときに、着がえの際にあざや不自然な傷がないかなどを確認することもある。保護者へのアプローチについては、妊娠期からさまざまな子育て講座において正しい知識の普及啓発とともに、子育てに関する不安の軽減や困ったときの相談先の周知など念頭においてそれぞれ実施している。特に子ども家庭支援センターでは、親支援としての講座を実施している。
 
【高口】平和首長会議についての考えは。
【市長】平和首長会議は、核兵器廃絶の市民意識を喚起し、世界恒久平和の実現に寄与することを目指す趣旨に賛同し、平成30年1月に加盟した。4年に一度開かれる総会が次回は2020年8月に広島市で開催予定であり、同年は市制80周年に当たることから、どのような取り組みが可能か、周辺市との連携も含め、さまざまな取り組みを研究したい。
 
【高口】文化芸術のかおり高いまちづくりを進めていくとのことが、どのようなビジョン、構想か。
【産業文化スポーツ部長】前期基本計画の文化芸術振興の基本方針として、文化芸術に触れる機会の充実、文化活動の支援、文化芸術の発信、伝統的文化の継承の四つの方針を掲げており、第3次文化振興計画に取り組み方針を掲げまちづくりに取り組んでいる。文化芸術のまちづくり条例に基づき、市民の誰もが主体的に活動できる文化とやさしさのあるまちづくりの推進に努めている。
 
【高口】東京2020大会は文化の祭典でもあるが、どのような文化プログラムをお考えか。アール・ブリュットとの関連も考えていただきたい。
【産業文化スポーツ部長】東京都が、大会機運の醸成と魅力の発信に向け市区町村と連携を図るため、TOKYO TOKYO FESTIVAL連携事業の事務取扱要綱を平成31年策定し、募集を開始したところ。どの文化事業を申請するか、今後東京都や関係団体と調整していく予定。アール・ブリュットについても十分考えていきたい。
 
【高口】東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会については、市民や市の未来につながる財産を創出していくと述べられているが、31年度はどのようなことを考えているのか。また、近代五種でゆかりのある選手などの応援は具体的にはどのようなことを考えているのか。
【産業文化スポーツ部長】ベラルーシ共和国新体操ナショナルチームの事前キャンプ決定をきっかけに、現在、ベラルーシ共和国や新体操ナショナルチームを紹介する展示の準備を進めているほか、子どもたちが学習できるリーフレットの作成や、食文化を学ぶ学校給食の取り組みなどについて調整を進めている。子どもたちは事前キャンプで選手と交流し、交流した選手をオリンピックで応援することで心に残る貴重な経験ができることから、教育委員会や体育協会と連携して交流の調整を進めている。近代五種などオリンピック出場が期待される選手の応援では、本年6月に日本で初めて開催される近代五種ワールドカップにおいて選手の応援を展開するほか、近代三種立川大会では選手と子どもたちの交流を図り、2020年東京オリンピックの応援につなげていく。大会の記憶や感動が市民、特に子どもたちにとってかけがえのない心の財産となるよう、さまざまな分野で関係者と連携して効果的に取り組みを進めていく。
 
【高口】消防団員の確保に向けた取り組みなどは。
【市民生活部長】平成29年度から学生消防団員認証制度の創設を行い、就職活動等のインセンティブとして、立川市学生消防団活動認証証明書発行による支援を行ってきた。平成30年度は、在勤・在学者も消防団員の対象者とする任用基準の緩和を行った。平成31年度は機能別分団を新設し、大規模災害時の際に活動する分団として、市内にある東京医療保健大学の学生を対象に、大学で習得した知識、技能を生かし、救命活動等を行っていただくことを想定している。
 
【高口】本年1月から容器包装プラスチックと製品プラスチックを分別して収集することとなったが、市民への周知状況、分別状況はいかがか。また、意見や苦情は寄せられていないか。分別に迷ってしまい、混在してごみを出された場合の収集は。
【ごみ減量化担当部長】分別と収集日の変更については、広報などで周知に努めてきたところ。いただいた意見として主に、なぜ2種類に分別し洗って出さなくてはならないのか、収集日をなぜ変更するのかという意見をいただき、個別に説明してきた。変更直後の1月は分別の誤りがあったが、収集できない旨の声かけ、チラシ投函、掲示を行った上で収集をしてきた。2月からは、誤りがあった場合、それはお伝えした上で、シールなどを張った上で通常どおりの取り残しをさせていただいている。
 
【高口】ロール式指定収集袋の切り離しセットの販売はどのように実施されるのか。
【ごみ減量化担当部長】10枚を切り離しまして束ね直したセットを福祉作業所に委託し、福祉関連施設で取り扱っていただきたいと考えている。袋の大きさと品ぞろえについては、通常の指定袋の実績も踏まえ研究、検討してまいりたい。
 
【高口】街路灯及び園内灯のLED化事業について、LEDは光が一定の方向に集中して出る特性を持っており、人によっては、明る過ぎる、まぶし過ぎるとの声もお聞きする。住宅地や商業地、農地などの影響を把握し、設置時に配慮する必要があると思うが。
【基盤整備担当部長】街路樹の明るさにつきましては、調査の中で事例、実態を把握し、商業地や交差点は住宅地にくらべて明るくしたり、農地のある場所で遮光板を設置した農作物への影響を抑えるなど、状況に応じた工夫をしていく。


つづく

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