立川市議会平成29年第1回定例会で設置された予算特別委員会の委員となり、3月1~7日の委員会において多岐にわたる質疑を行いました。
この委員会での私の質疑の概要について、数回に分けてのご報告とさせていただきます。
初回の今回は、「広報発行等事務、文化行政の推進事務、文化施設の整備事業」についてです。
(掲載の概要は発言の主旨が変わらない範囲で一部修正している箇所があります)
平成29年度立川市一般会計予算 質疑項目
●歳出第2款[総務費]:広報発行等事務、文化行政の推進事務、文化施設の整備事業、公衆無線LAN整備事業、自転車走行環境整備
●歳出第3款[民生費]:学童保育所民間運営事業、訪問理美容サービス
●歳出第8款[土木費]:道路維持管理、公園管理運営、市営住宅管理運営
●歳出第9款[消防費]:防災対策費
●歳出第10款[教育費]:教育事業事務
広報発行等事務
AR動画について
【質問】広報発行等事務で、AR(拡張現実)を活用した記事掲載を試行的に導入するとのことだが、経費はどうなっているのか。
【答弁】試行については、編集委託業者から昨年と同じ額での提案があった。
【質問】AR導入については、コンテンツをつくるのが大変と思うが、それも今までの金額の中でやっていただくのか。
【答弁】1月10日号で試行導入したものは広報課職員が動画を作成し、アプリへのアップは編集委託業者にやっていただいた。
【質問】今後、どのように活用していくのか。
【答弁】具体的なアイデアはまだないが、広報と立川市動画チャンネルとの連携も考えられ、そちらとの比較等もしていきたい。
【質問】今後どのように周知していくのか。
【答弁】周知につきましては、広報、ホームページには掲載したが、その他の周知については進んでいない。
【要望】繰り返しやらないと周知されない。ARを導入することで二つの効果があり、一つは若い世代や広報をふだん見ない方に興味を持ってもらうきっかけになり、もう一つは紙面の制約がある中でプラスアルファの情報となる。繰り返しやっていく中で広がっていくだろうから、年2回ではなくもっとやっていただきたい。
※広報へのAR技術の導入は私が以前一般質問で取り上げ、今年1月に初めて試行として導入されました。詳しい内容は以下のブログをご覧ください。
◆一般質問(平成27年第4回定例会)「広報たちかわへのAR技術の活用について」
◆広報たちかわにAR技術導入
文化行政の推進事務
文化プログラムについて
【質問】文化プログラム等の実施という記載中に「シアタープロジェクト」とあるが、どういったものなのか。
【答弁】平成28年度に立川市地域文化振興財団、たちかわ創造舎を運営するNPO法人アートネットワーク・ジャパン、市で実行委員会を組んで立ち上げたプロジェクト。舞台芸術の創作、上演環境の整備、作品の質の向上に取り組み、地域の劇場文化の活性化や世界に羽ばたく人材の育成を図ることを目的にしている。
今年度は、音楽劇「アラビアンナイト」を創作し、昨年12月23・24日にたましんRISURUホールで上演した。また、関連ワークショップや、講座を実施して物語の世界を深める取り組みも行った。
【質問】私も見たが、多くの家族連れのお客様が来場していた。また、立川以外でも上演されるということで、立川で文化を創造し、立川から発信もしていくということで、今後も大変期待したい。
このシアタープロジェクトが東京オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムとして実施されるとのことだが、他に市として文化プログラムはどのように考えているのか。
【答弁】東京オリンピック・パラリンピックの競技大会の文化プログラムについては、組織委員会による「東京2020公認プログラム」「応援プログラム」、文化庁の「beyond 2020」、都の東京文化プログラム助成を受けたものがある。
該当となりそうな事業については、認証や助成を受けるように手続をしたいと考えており、認証や助成を受けていなくても、日本ならでは、また地域ならではの文化の発信、また文化を通じた障害者や高齢者、子ども、外国人などさまざまな人々の参加、交流を図れるもの、文化を通じて地域の活性化を目指すことができるような事業についたものも文化プログラムの趣旨を踏まえた取り組みであると考えている。
【要望】こういった契機を捉えて、我が市でも文化の向上に取り組んでいただきたい。
※東京オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典であると同時に文化の祭典でもあるとオリンピック憲章に謳われています。ロンドンオリンピックでは多彩な文化プログラムが、オリンピック開催までの4年間に繰り広げられたことも大きな話題となりました。2020東京大会においても文化芸術を盛り上げる契機とすべきと考え、昨年の市議会定例会でも取り上げましたので以下のリンクからご覧ください。
◆一般質問(平成28年第1回定例会)「2020年に向けた文化振興の取り組みについて」
所蔵絵画展について
【質問】所蔵絵画展の委託料が明細に記載をされているがどこに委託をされるのか。
【答弁】立川市地域文化振興財団に委託する予定。財団が毎年行っている市民公募の「たちかわアートギャラリー展」と同時開催でお願いする。
【質問】今年5月に開催した以降はどう考えている。
【答弁】今後もできれば数年おきに実施できればと考えており、会場も、たましんRISURUホール以外の場所も含めて検討したい。
【要望】多くの市民の方が絵画に触れる機会がふえていくという期待を持っており、よろしくお願いする。
※市所有の絵画を、より多くの市民の方々に観ていただく機会を作るべきと一般質問で取り上げ、市も開催を調整しているとの答弁がありました。早速H29年度の予算に計上され、5月に開催される方向ですので、是非皆様もこの機会に市所蔵絵画をご覧ください。この時の質問・答弁概要は以下のリンクをご覧ください。
◆一般質問(平成28年第4回定例会)「芸術作品を鑑賞する機会の確保について」
文化施設の整備事業
西地下道壁面アート化について
【質問】西地下道壁面アート化の費用が委託料となっているが、委託先はどういった想定をしているのか。
【答弁】委託先については武蔵野美術大学を考えている。
【要望】アール・ブリュット実行委員会の皆様にもさまざまな御協力をいただくと思うが、少ない人数でボランティでご苦労しながら活動されている。しかし、こういった動きが立川の一つの文化の特徴になればいいと思うので、団体をしっかりと支援し育成をしていく、継続した活動ができるよう、ぜひ御配慮いただきたいと思う。
平成14年に完成した壁画はNPO、地域、地元の子どもたちが協力し完成させた。実際の現場作業では、通行者との関係や、絵をどっち側から描いたほうがいいかなど、現場での経験というのをNPOさんもお持ちと思うので、必要に応じて意見を聞き、参考にしながら進めていただきたい。
※JR立川駅の南北を繋ぐ西地下道が、平成28年度から改修工事が行われています。この地下道の壁面は落書き防止や地下空間に明るさをもたらすため、平成14年に子どもたちが描いた壁画が完成しました。完成から年数が経って劣化していること、今回改修工事が行われることから、工事終了後に新たな壁面アートを作る計画となっています。地下道改修工事については以下のリンクをご覧ください。
◆ブログ「西地下道改修工事中!」
