10月31日に、静岡県浜松市で立川市議会文教委員会行政視察を行いましたのでご紹介します。

視察先: 浜松市教育委員会
調査項目:学校を元気にする委員会について


浜松市では、学校を元気にする委員会が設置され、教職員が学校を元気にする活動に取り組んでおり、活動の主旨や内容などを学ぶことで立川市における学校教育現場の参考とするため視察を行った。

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【調査概要】

浜松市教育委員会事務局にて取り組みについての説明をいただいた。

平成23年度、不祥事根絶のための取り組みの一つとして学校を元気にするプロジェクトが立ちあげられ、「学校を元気にする委員会」が設置された。不祥事への対応というとどうしてもネガティブなイメージがあるが、教職員が自覚と使命感を持って学校組織の改善などを考え、教職員が前向きに元気になることで、子ども達も元気になり、学校・家庭・地域・社会が元気になる好循環を作り出すことを目指している。

同委員会の委員は、校長・教頭・主幹教諭・教務主任・養護教諭・事務職員・学校栄養職員・教育研究会・20代教職員・30代教職員・40代教職員・50代教職員のそれぞれの立場の代表各2名で構成される。またアドバイザーとして、カウンセラー・臨床心理士・医療関係者・PTA代表・弁護士・警察関係者なども加わる。

立ち上げの平成23年度から平成25年度までを第1期、平成26~27年度を第2期、平成28年度から第3期とし、それぞれの期で一定の成果を目指した活動が行われている。これまで、提言の作成、リーフレットの作成、教職員多忙化解消アイデア募集と表彰、アンケート実施、教職員川柳募集などがおこなれた。

【主な質疑】

Q.教育委員会事務局は委員に入らないのか?
A.事務局として深く関わっており、今のところ入る予定はない。

Q.提言では教職員の多忙化解消も含む様々な取り組みや考え方が示されているが、実務へ反映できたものはあるのか?
A.学校事務補助員の増加は提言から実現している。

Q.各年代の代表が立候補で委員になるということだが立候補はどれぐらいいたのか?
A.1期目はほとんどなかった。委員会自体の周知・理解が無かったからだと思う。2・3期目は定員以上の応募があった。

Q.今後の主な課題は?
A.教職員の多忙感をどう解消していくか。それも含めた望ましい部活動のあり方。

【所感】

委員会の情報は学校間ネットワーク、センターサーバーによる教職員グループウェアの掲示版などで周知されているとのこと。校務支援システムは10年以上前から導入されており、環境的には進んでいるようであった。
多忙化というよりも多忙感の解消と説明の中でも言われていたが、すごく仕事が多くても子どもと直結したことであれば多忙と感じない教員が多いのではないかとのこと。つまり教員は使命感を持って子ども達に接してくれており、多忙を感じるのは子ども達と直接つながらない事務などなのかも知れないとも話しており、大いに納得した。多忙な中での委員会活動は、余計に多忙を感じるのではないかと思ったが、職場環境の改善や教職員が元気になることで子ども達も元気なってくれることなどから、委員会活動を負担とは思わずに活動しているとのことであった。
詳細の提言や取り組みについても説明いただいたので、今後の立川の学校教育に生かしていきたい。

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