10月31日に、岐阜県岐阜市で立川市議会文教委員会行政視察を行いましたのでご紹介します。
視察先: 岐阜市立長森東小学校
調査項目:ICT教育について
岐阜市ではICTを教育に積極的に活用し、タブレット端末や電子黒板などを導入していることから、その活用状況などについて調査研究するため視察を行った。
【調査概要】
市立長森東小学校にて、授業での活用の様子を見学し、その後導入の経過などについて説明をいただき、質疑応答を行った。
■授業での活用見学
タブレット端末を活用している理科の授業を中心に見学。他のクラスにおいても、電子黒板、実物投影機、プロジェクター、デジタル教科書などのICTを活用した授業を見学させていただいた。
タブレットの活用は児童も慣れている様子で、操作に関する質問や、機器の不具合などは特に見られなかった。端末は一人一台ではなく、2~5名のグループで1台を使用し、操作は主に班長が中心となっていた。
電子黒板、デジタル教科書も多くのクラスで活用されているが、全てを機器に頼るのではなく、理解させるために効果的と思われる場面で活用するなど、教員もうまく使いこなしている感じを受けた。
■導入の経緯など
平成21年度にICT教育研究事業として導入の検討が始まり、平成25年度に大型テレビとデジタル教科書が導入、平成26年度に一部学校に無線LANを敷設、平成28年度にタブレットPCが導入された。
タブレット端末は各小学校に40台、各中学校に80台導入され、充電保管庫で管理されている。無線LANアクセスポイントは実証研究校には全教室に整備されたが、その他の学校については可搬型のアクセスポイントを使用時に教室に設置する。
【主な質疑】
Q.タブレットPCは連続使用するとバッテリーがもたないのでは?
A.授業中ずっと使用している訳ではなく、1日授業でも使用できる。また、一人一台ではなくグループで使用することで小学校では1クラスで8台使用するので、同時に5クラス使用することもできる。
Q.可搬型のアクセスポイントはどのように設置するのか?
A.各クラスとも電子教科書や画像を大型テレビに映すため以前からパソコンを利用している。その為既に有線のインターネット環境は全教室にきており、そのケーブルをアクセスポイントへ繋ぐだけで簡単に設置できる。
Q.授業への活用については何か支援を受けているのか?
A.ベネッセと提携して活用支援していただいている。
【所感】
教育委員会はICTの積極的活用を進めているが、あくまでも教育のためのツールということを強調されており、全く同感であった。
電子黒板は立川市ではまだ導入されていないが、活用した授業を見る限り利便性や効率は向上するものと思われ、今後検討していく必要があると思う。
教員の研修も充実しているようで、先生も生徒もすっかり馴染んでいる様子であった。




