本年8月22日に立川市を襲った台風9号では、西砂町など市内北西部を中心に浸水被害などをもたらしました。また、台風に伴う雨の影響により、立川市にも土砂災害注意情報が発令され、市は急傾斜地崩壊危険箇所の住民に避難準備情報を出し、避難所を滝ノ上会館、柴崎会館、錦学習館に開設しました。
今回の市議会定例会では、これらの市の対応状況について質問し、対応の検証や取り組みなどについて指摘、要望をしました。この中で、今回市が出した避難準備情報について、この内容・意味をどれだけの市民の方が知っているのか、正確な情報を市民へ届けるよう申し入れましたが、皆様にも日頃の備えとして知っておいていただきたく、今回これらの情報について取り上げたいと思います。
避難勧告等の内容
避難勧告等は、災害の状況を総合的に判断し、「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」の3段階に分け、発令し市民へ周知することとなっています。それぞれの段階での状況や住民に求める行動は以下の通りです。
避難準備情報
【発令時の状況】
要配慮者等、特に避難行動に時間を要する者が避難行動を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が高まった状況。
【住民に求める行動】
要配慮者等、特に避難行動に時間を要する者は、計画された避難所への避難行動を開始する。通常の避難行動ができる者は避難準備を開始する。
避難勧告
【発令時の状況】
通常の避難行動ができる者が避難行動を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況。
【住民に求める行動】
通常の避難行動ができる者は、計画された避難所への避難行動を開始する。
避難指示
【発令時の状況】
前兆現象の発生や、現在の切迫した状況から、人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断された状況。人的被害の発生した状況。
【住民に求める行動】
避難中の住民は、確実な避難行動を速やかに完了する。未だ避難していない対象住民は、直ちに避難行動に移るとともに、そのいとまがない場合は生命を守る最低限(安全な自宅や隣接建物の2階への移動等)の行動をとる。
※立川市地域防災計画 第4部 応急計画(風水害対策編)
第4章 避難対策 第2節 水害に対する避難勧告等 (1)避難勧告等の内容 より転載
立川市は様々な災害に備え、立川市地域防災計画を策定し、防災・減災の取り組みや、災害時の行動などについてまとめています。これは行政が災害時に行動する際の最も基本となるものですが、同時に市民の皆様も知っておいていただきたいものでもあります。上の避難準備情報などについてもこの地域防災計画に記載されています。
大変ボリュームのある計画ですのでなかなか全てに目を通すのは大変ですが、立川市ホームページから閲覧できますので、ご興味ある方はお時間のある時にご覧いただければと思います。
◆立川市ホームページ 立川市地域防災計画を改定しました
※計画の内容は必要に応じて改定されることがありますので、立川市ホームページより最新版であることをご確認ください
※9月22日現在の最新版は「平成27年4月改定」です
急傾斜地崩壊危険個所は立川市洪水ハザードマップでご確認いただけます。
◆立川市ホームページ 洪水ハザードマップ
