1月18日(日)、立川市子ども未来センターで「公共下水道立川市単独処理区の流域下水道北多摩二号処理区への編入事業説明会」に参加してきました。

立川市の公共下水道は右図のように4つの処理区に分かれています。このうちの「立川市単独処理区」では、市が独自で錦町下水道処理場を運営し下水の処理を行っています。
この錦町下水処理場は昭和42年10月に供用が開始され、既に45年以上が経過し老朽化が進んでいます。そこで、東京都の「北多摩二号水再生センター(国立市)」で立川市単独処理区の下水を処理するようにするのがこの流域編入事業です。
流域編入事業を行うことによって、
(1)錦町下水処理場の老朽化対策
(2)スケールメリットによる更新費・維持管理費縮減
(3)下水処理水の水質向上
(4)震災時対応
を図ることとなります。
具体的には、現在立川市単独処理区域の下水は錦町下水処理場へと集められていますが、この錦町下水処理場に集まった下水をポンプで北多摩二号水再生センターへ送ろうというものです。つまりこの流域編入事業は、“錦町下水処理場にポンプ場を造ること”と、“下水を送る接続幹線を地下に造る”事業となります。
接続幹線はシールド工法が予定されており、規模は延長約3.3km、外径3350mmの予定となっています。シールド工法とすることで道路への規制をすることなく、交通に支障なく工事を行うことができるそうです。また、自然環境への影響を最小限とするため、接続幹線は地上から最深部で約24m、最浅部でも約8mを確保するとのことでした。

スケジュールとしては、
H26・27年度 接続幹線及びポンプ施設の詳細設計に向けた準備
H28年度 接続幹線及びポンプ施設の詳細設計
H29~33年度 整備工事
H34年度 送水開始
となる予定です。
【説明終了後の参加者からの質疑】
Q.錦町処理場跡地はどうなるのか?
A.ポンプ場及び雨天時対応施設は残るが、あとの跡地はまだ未定
Q.北多摩二号水再生センターは処理量が大幅に増えるが大丈夫か?
A.定期修繕にあわせて増強する
Q.市民が負担する下水道料金に影響はあるのか?
A.流域変更を理由とする下水道料金への影響はない
Q.ポンプ場は必要なのか?
A.下水は本来は自然流下が望ましいが難しいためポンプで圧送することとなる
