鹿島川と大町の大自然11月6~7日、立川市と姉妹都市の長野県大町市へ視察及び議員交流へ行ってきました。

昭和62年9月に立川の市民が「都市と農村を結ぶ交流事業」で大町市を訪問したのを契機に、それ以後も立川市のイベントへの大町市の参加、スポーツや文化交流などが行われるようになりました。そして平成3年3月、大町市において姉妹都市の締結が行なわれ現在に至っています。

今回の大町訪問は、(1)地域包括ケアシステム構築に向けた介護予防プロジェクト、(2)山村留学<八坂学園>の視察が中心でした。また大町市議会議員の皆さんとの交流を兼ね、健康増進にも役立つと大町市民に大人気のマレットゴルフを体験させていただきました。マレットゴルフは福井県で誕生したスポーツですが、現在もっとも盛んに行われているのが長野県だそうです。楽しみながらも歩いて動きますので、短時間でしたがいい運動になりました。


【(1)介護予防プロジェクト】

平成24年に立川市の地域包括支援センターから講師を招いて研修会を行ったのが地域包括ケアシステム構築のスタート。県の補助を受けてのモデル事業や、今年度は大学との包括連携協定としての事業などを実施しながら、段階的に地域包括ケア体制を構築する計画が立てられていました。
介護保険の認定者の人口比率は昨年のデータによると、65~74歳で3.1%、75歳以上で28.4%であり、将来予測では要介護者数が平成25年の1,628人から、平成37年には2,159人と推計されています。そこで目標を設定するにあたり、介護が必要な人の割合が大きい後期高齢者に着目し、現在の介護保険認定者の割合を1%減少させることで平成37年にも現在と同程度の要介護者数とすることができると導きました。1%という実現可能性の見える数字を目標とすることで、具体的な対策に取り組みやすくなったとのことでした。
更に、介護が必要となった原因疾患の分析を行うと、予防事業で減少できる病気が多いことが分かり、「介護予防の推進」「高齢者を地域で支える仕組み」「家族介護者の支援」「高齢期の生活支援」を柱に事業を展開しているそうです。その中で介護予防の推進では「おおっ!マーチde体操」という健康体操を作り、介護予防と健康づくりを進める「たいそうサポーター」の養成講座も行うことで、健康づくりと合わせて地域での顔の見える関係づくりや閉じこもりの防止に役立っているそうです。


【(2)山村留学<八坂学園>】

大町市の八坂地区(旧八坂村)では、自然の中で学び育つ事で子どもたちに自ら持つ可能性に気づかせ、健全育成及び生涯学習の推進を図ることを目的に山村留学が行われています。運営は公益財団法人育てる会。法人の事業としては山村留学の他、自然体験キャンプや国際交流活動なども行なわれています。この八坂村が日本における山村留学の発祥だそうです。
ここでの山村留学では、四季を通じた多様な自然体験(農作業やキャンプ、伝統行事、ハイキングなど)を体験することで、豊かな心や自らの可能性に気づき、生きる力を養っていくそうです。留学中の学校教育については、留学の期間児童は住民票を移すことで地元の学校に通い公教育を受けいるそうです。留学の期間は原則として1~2年、対象は小学3年~中学3年で、青少年野外活動センター(やまなみ山荘)での集団生活と農村でのホームステイを月の半分ずつ繰り返しています。地元の八坂小学校までは片道4km、八坂中学校までは片道7kmを歩いて通うそうです。心もそうですが、体力的にもかなり鍛えられるようです。


ちなみに、私は前職(立川市地域文化振興財団)で大町市との様々な交流事業に携わらせていただき、度々大町市を訪ねさせていただきました。市からの受託事業として山の下草刈りや鳥の巣箱設置などを行った「森林保全隊」、吹奏楽フェスティバルなどを中心とした「姉妹都市提携20周年記念事業」、「大町市市民合唱祭」へ立川の合唱団出演など、思い出と親しみ深い大町へ久しぶりの訪問となりました。

※上記事業の一部は以下の立川市ホームページで詳細がご覧いただけます
【森林保全隊】
【姉妹都市提携20周年記念事業】


【おまけ】

左の写真は大町市内のバス停です。バス停の看板の上に何やら“ゆるキャラ”がいますね。これは大町市キャラクターの「おおまぴょん」です。この「おおまぴょん」は、カモシカ(市の獣)をモチーフに、頭は北アルプスを、青い色はおいしい水をあらわしているそうです。大町市内を歩いていると、まちの至るところで“おおまぴょん”に遭遇します。

普段は大町市役所入口に飾られて(?)いるのですが、今回訪問した時には「出張中」の札が出ており残念ながら会えませんでした。しかし!11月8日に行われた「たちかわ楽市」に登場、思わず一緒に写真(右写真)を撮ってもらいました。

おおまぴょんにご興味ある方はこちらをクリックしてください。

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