市内全小中学校に「運営支援員」が配置
(2013/2/18付 公明新聞 抜粋)
子どもが喜ぶ図書館へ 「運営支援員」が好評
市内全小・中学校に配置
雰囲気が一変 貸出冊数も増加/公明市議の提案実る
子どもたちの読書離れが指摘されている中、長崎県諫早市は学校図書館の積極的な活用を進めるため、今年度2学期から、市内に42ある小・中学校の全てに「学校図書館運営支援員」を配置しているが、貸し出し冊数が増加するなど成果を挙げている。
市内の全小・中学校に運営支援員の配置を訴えてきた同市議会公明党の山口喜久雄、松岡真弓の両議員と、津田清・党市委員は7日、市立長里小学校と同高来中学校の図書館を訪れ、支援員らと意見を交わした。
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運営支援員は、専任司書や教員免許所持者、図書館勤務経験者ら42人で、1人1校を受け持ち、1日4時間の勤務。
担当教諭と連携し、読書に興味を持つような設営や、図書案内などの読書環境の整備、読み聞かせなどの読書活動に取り組んでいる。
以前は、4人の専任司書が巡回していたが、体制の拡充が望まれていた。
この日、一行は、長里小学校で同支援員のまとめ役の一人である専任司書の中亜美支援員や、教員免許を持ち、同小学校を担当する深堀千広支援員らから話を聞いた。
深堀さんは、書架の整理や本の貸し出しをはじめ、返却などの事務作業以外に、「総合学習の調べものについてのアドバイスや、本の読み聞かせもしている」と説明。
中さんは、「子どもたちが興味を持ちやすい図書の紹介や読書活動を通して、親しみやすく明るい図書館づくりを進めている」と話していた。
同小学校の牟田幸雄教頭は「図書館の雰囲気が一変し、訪れる児童が増加し、貸し出し冊数も増えた」と、“支援員の効果”を高く評価していた。
また、一行は、高来中学校では、図書館勤務を経験した松本由美支援員と懇談。
松本さんは「学校図書館は、本が置いてある“書庫”の機能だけではなく、子どもたちの“オアシス”にもなるように心掛けている。
子どもたちの相談も聞いてあげられる支援員になりたい」と語っていた。
山口、松岡の両議員は、支援員は児童や生徒が本に親しむために欠かせない存在だとして、05年7月、06年3月議会などを通し、再三、市内全ての小・中学校に配置するよう訴えてきた。

