要配慮者の避難支援について
すずき心一です。
第4回定例会は20日(火)に終了しました。一般質問では「要配慮者の避難支援について」質問しました。
要配慮者の避難支援について…先月発生しました福島県沖の地震で、多くの住民が高台に駆け上がるなどの避難行動をされておりましたが、そのことはテレビ等でも報道され皆さまもご存知だと思います。そのなかで独り住まいの高齢者の姿もありました。その方は「近所のひとが私の手を引いて一緒に避難してくれまして、ほんとうにありがたかった」と率直に気持ちを述べられていました。東日本大震災ではそのようなご高齢の方や身体等障害がある方など「要配慮者」の数多くが、避難行動をとれずに尊い命を失ってしまいました。そのことから平時における「要配慮者の支援」というもの、普段の地域における見守り活動の大切さが注目されるようになりました。船橋市においては市社会福祉協議会のもと、地区社会福祉協議会において、民生児童委員の皆さまが展開している「地域福祉」の充実で行う「安心登録カード事業」を、先ほどご紹介したような助け合いによる避難行動の支援が、地域においてゆきわたり、より実効性のある避難支援・行動ができるようにと「地域防災計画」と整合を図りつつ、展開されることになりました。
このガイドラインが今年の春に出来上がり、新しい基準…まさに地域において避難行動の支援が必要なお方に市から通知が行っております。避難支援を希望することを「手上げ」と呼びますが、その「手上げ」をされた方に、民生児童委員が行っている地域の見守り活動へ反映がされていき、より実効性のある避難行動ができるようにするものです。
大事なことは、基準を見直した為、手上げした要配慮者と支援者の人間関係をいかに作るかです。そしてより有効な避難行動ができるようにどのように取り組むかです。新しい人間関係の交流をよりしやすくすることと、個別的かつ具体的になる避難行動をより円滑にできるようにするには…(ハンディとなる病名・障害等の把握、支援のしかた、一時的な常備薬の持ち出し等々…)
そのために「ヘルプキット」の本格的導入について訴えました。これは兵庫県尼崎市において展開されているツールで、プラスチックの筒で500ミリリットルのペットボトルと同程度の大きさのものです。この配布によりお互いの対話が弾み、人間関係の構築に期待が持てるとみております。また安心登録カードをそのようなツールにしまっておくことや、保管場所なども取り決めできます。船橋市は避難行動時に安心登録カードを持ち出して避難するように決めていますが、その場所についてはある程度の範囲の定めとしており、どうやら地域性を尊重しているようですが、しっかりと決めておいた方が良いと考えます。尼崎市ではヘルプキットは冷蔵庫に収蔵すべきものとしており、いざ支援者が家に駆けこんだときにそのようなものを持っていこうとするときに分かりやすくなっています。また冷蔵庫はどんな家庭にも存在し、災害にも強いものです。加えてヘルプキットは常備薬を収納可能な他、保険証や診察券などコピーしたものも収納してもよく、工夫によっては要配慮者が避難生活をする上で役に立つキットになると確信します。
船橋市としては、地域の皆さまと話し合いの上で検討していく。ということでした。これが地域で標準化され、より実効性のある避難行動ができるようになることや、地域の見守り活動の活性化に繋がればと念願しております。
心ひとつに働きます!公明党・すずき心一
