視察より学ぶ
すずき心一です。8月は様々な視察や講習会、研修会と参加をして来ました。
その一つ宮城県蔵王町の介護予防事業をご紹介したいと思います。
宮城県蔵王町は人口約30,000人の町。いま県下で介護保険料が一番安い町だと。つまり介護保険料を他の自治体より使わないという結果なんですが、それだけ高齢者の方が元気で活き活きしているということです。そんな蔵王町。どんな「介護予防」の取り組みがなされているのか…
「生涯ピンピン教室」という事業に「頭いきいきコース」というのがあります。これは読み・書き・計算等のドリルやゲームを通し、脳のトレーニングをしながら、参加者同士が切磋琢磨(?)。ボランティアさんと楽しく交流するサロン。人気あるそうです。
また「わいわい食を楽しむ会」これは男性の高齢者が生活上、独居になってしまうケース。これをなんとかしたいと。奥様が先に逝ってしまうと大変なんだそうで。それだけ女性への依存度が高いんですね…どこも同じかもしれませんが(^^;) そこで「男の料理教室」というものを開講。料理が出来る男性を育てようとするもの。結果、上手に天ぷらを揚げてしまえるようになると!…(・□・;) 男もやれば出来る!
…このような取り組みのなか、教室や食事会に孫を連れてきたりする方も出てきて、高齢者の方々は非常に元気になるそうです(*^^*)…
それを見た職員が、「子どもの居場所・遊び場」をサロンに混ぜて。頭イイ☆
またそこに趣味をもった方の参加があったりとか、お手伝いを申し出る潜在的な人材が出てきたり等の盛り上がりが…
予想もしない「副産物」というか、それが参加者の喜びになって、サロンやまちの活気に繋がって☆☆☆
行政職員が必死になって地域のボランティアや潜在的な人材と対話をして、なんとか地域で楽しく暮らせるまちを作りたい…という思いが結実した内容でした。
サロンの行き詰まり感がある昨今、そして町会自治会や老人会、地域の人材・市民力が伸びないなか、住まいや地域の未来は、人間の可能性を信じる中にこそある!というものを改めて感じた視察となりました。
蔵王町の町長はじめ保健福祉課の皆さん。ありがとうございました。
