鈴鹿市 池上しげき

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一見勝之・三重県知事❗

未分類 / 2022年4月15日

一見勝之・三重県知事が寄稿
「政権に公明」は心強い
冬柴国交相(当時)の秘書官務める
2022/04/15 2面
 「秘書官としてお仕えした冬柴鉄三元国土交通相(公明党、故人)であります」。三重県の一見勝之知事は、2月の県議会定例会で「尊敬している人は」と問われ、答えた。「人間的にも政治家としても立派な方でした」と続けた知事。その心を寄稿してもらった。
私が冬柴大臣の秘書官を務めたのは2006年9月~08年8月の2年間です。全くの偶然ですが、同じ三重県亀山市がふるさとで、小中学校を亀山市で過ごされたことを知り、親近感を抱いていましたが、身近に接し、本当に尊敬できる人だと思いました。大臣が大切にされていた言葉は「後進を大事にせよ」です。その言葉を自ら実践し、私はじめ国交省の職員を本当に大切にしていただきました。秘書官としての私の失敗にも、決して声を荒らげることはありません。正すべきことは正していただきましたが、部下と話すときも「○○さん」と呼び掛け、対等に温かく接する人でした。一方で「正しいものは正しい」と信念を貫く人でもありました。
当時、道路財源の一般財源化が国会で議論になり、国交省として非常に大変な時期でした。国交省の職員が、他省の大臣から激しく叱責された際、同席していた冬柴大臣が立ち上がり「私の部下に何を言うんだ。発言を取り消しなさい!」と抗議されたことを同僚から聞きました。温厚な人柄からは想像できないことでした。「私たちを守るのに真剣なんだ」と胸を熱くしたのを覚えています。
残念ながら、11年に兵庫県尼崎市で亡くなられました。地元の秘書さんから訃報を聞いた時のショックは忘れられません。その時、くしくも私は関西国際空港に勤務しており、葬儀会場で、お別れの会のお手伝いをさせていただきました。今思えば、冬柴元大臣に呼んでいただいたんだと思います。「一流の指揮官は、師を持つ人だ」。秘書官になる前に読んだ本で、強く記憶に残った一文です。昨年、知事に選出していただき、県政を指揮する立場になりました。政治家のあり方など、今こそ冬柴元大臣にお聞きしたいことがたくさんありますが、直接お伺いすることは、もうかないません。それでも、心の中で「大臣やったら、どうされますか」と相談し、県政運営に当たっています。尊敬できる人物を持つことが、人生にとって幸福なことではないかと思います。

国交省の職員時代、公明党出身の歴代大臣と仕事をさせていただきました。どの方も“国民のため”という視点が一貫していました。政党の価値観が貫かれているのだと思います。

公明党はブレません。大衆の声を聴き、国民のために仕事をし続ける政党だと信頼しています。政権に公明党がいることは、日本にとって心強いことだと思っています。

【略歴】三重県亀山市出身。東京大学法学部卒。海上保安庁次長、国土交通省自動車局長など歴任。昨年9月、三重県知事に初当選。59歳。